裁判が歯止めに?バルセロナの元SDアビダル氏が告白「ネイマールを獲得できたはず」
2021.03.23 16:30 Tue
2018年夏から2020年夏までの間、バルセロナでスポーツ・ディレクター(SD)を務めていたエリック・アビダル氏。この度、イギリス『テレグラフ』の独占インタビューに応じ、リクルートに関する裏話を明らかにした。
アビダル氏によると、最も獲得に近づいたのは2019年夏のこと。当時のことをこのように明かしている。
「移籍市場が閉じる10日前に、バルセロナのCEO(オスカル・グラウ)と一緒にレオナルドSDとの会談のためにパリへ向かった。CEOが来たということは、彼(ネイマール)と契約できるという意味だった。そうでなければ、我々はもっと早くに(アントワーヌ・)グリーズマンと契約していたはずだ」
「私はネイマールと再契約を結べると100%信じていた。当時の我々はウインガーの獲得を望んでおり、彼はこのチームで信じられない業績を残していたからだ。誰が優れているかではなく、補強が必要なポジションだった」
バルセロナがネイマールと再契約を結ばなかったのは、当時進行していた裁判が関係していたとアビダル氏は語る。PSGが契約解除金を支払う形でバルセロナから移籍したネイマールだが、ボーナスの支払いが残っているとして古巣を提訴。結局、バルセロナが勝訴する結果となったが、この裁判が歯止めとなっていたようだ。
「反対意見のひとつにあったのは、もし復帰させるのであれば、裁判を止めなければならないということだった。それはもはや私の仕事の範疇ではなかった。私の意見では、それでも契約は結べていたかもしれないが、そうはならなかった」
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元SDが語ったのは、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属し、かつてバルセロナでも活躍したブラジル代表FWネイマールに関して。今ではPSGとの契約延長交渉が進み、バルセロナ移籍の噂は下火となっているが、少し前まで古巣は本腰を入れて復帰を狙っていた。「移籍市場が閉じる10日前に、バルセロナのCEO(オスカル・グラウ)と一緒にレオナルドSDとの会談のためにパリへ向かった。CEOが来たということは、彼(ネイマール)と契約できるという意味だった。そうでなければ、我々はもっと早くに(アントワーヌ・)グリーズマンと契約していたはずだ」
「私はネイマールと再契約を結べると100%信じていた。当時の我々はウインガーの獲得を望んでおり、彼はこのチームで信じられない業績を残していたからだ。誰が優れているかではなく、補強が必要なポジションだった」
「チームは真のウインガーを望んでいた。会長がサインしたのはグリーズマンだったがね」
バルセロナがネイマールと再契約を結ばなかったのは、当時進行していた裁判が関係していたとアビダル氏は語る。PSGが契約解除金を支払う形でバルセロナから移籍したネイマールだが、ボーナスの支払いが残っているとして古巣を提訴。結局、バルセロナが勝訴する結果となったが、この裁判が歯止めとなっていたようだ。
「反対意見のひとつにあったのは、もし復帰させるのであれば、裁判を止めなければならないということだった。それはもはや私の仕事の範疇ではなかった。私の意見では、それでも契約は結べていたかもしれないが、そうはならなかった」
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