代表復帰のイブラヒモビッチが意気込み! 息子に関する質問で涙ぐむ場面も
2021.03.23 07:00 Tue
4年9カ月ぶりにスウェーデン代表復帰を果たしたFWズラタン・イブラヒモビッチが、代表チームへの熱い想いを語った。スウェーデン『EXPRESSEN』が伝えている。スウェーデンサッカー協会(SvFF)は16日、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選と国際親善試合に臨むスウェーデン代表メンバー26名を発表。
このメンバー発表の中で最大のトピックとなったのが、2016年6月のユーロ終了後に代表引退を発表していたイブラヒモビッチの復帰だった。
代表通算116キャップで歴代最多の62ゴールを誇る39歳の元エースは、22日に母国で行われた公式会見の場で、今回の電撃復帰の経緯を説明。
14歳の長男マキシミリアン、12歳の次男ヴィンセントの代表復帰への反応に関する質問を受けた際には、「ヴィンセントは俺と別れるときに泣いたんだ」と思わず涙ぐむエモーショナルな様子を見せた。
また、以前に起用法などを巡って批判したヤンネ・アンデション監督との確執、今回の復帰に至るまでのやり取りに関しても包み隠さず明かしている。
「俺たちは部屋で一対一で初めて会った。そして、これまでのすべてについて話し合った。とても前向きな話し合いをすることができて、最終的にはスウェーデンにとって最適なことを選択した」
「俺たちは互いに代表チームにとって何が最善かを理解している。そして今日、俺はあんたらの前に座っている。俺がここにいるのは、自分の名前がズラタン・イブラヒモビッチだからではなく、ここにいるに値するからだ」
「俺がこれまでやってきたことすべては現時点で何の意味もない。俺は良いコンディションで、このチームに関わりたいと思っている。そして、今でも自分がこのチームに貢献できると感じている」
「ただ、俺はあくまでパズルの一部だ。仮に、あんたらが尋ねてきたとすれば、自分が世界最高だと答えるよ。ただ、そのことはここで役に立つわけではないんだ」
「自分の経験をチームが自由な形で利用できるようにしたい。もちろん、監督には俺自身が決定的な存在になることを約束した。だが、今はピッチでそれを証明する必要がある」
また、ミランでは“神”や“王様”として君臨するイブラヒモビッチだが、前述の「パズルの一部」というコメントのように特別扱いを要求するつもりはなく、個人的にはDFアンドレアス・グランクビストにキャプテンを任せる意向を持っている。
その一方で、背番号に関してはミランで着用する背番号11の着用を望んでおり、すでにFWアレクサンダー・イサクに番号変更を求めたことを認めている。
「俺の頭の中では、キャプテンはアンドレアス・グランクビストだ。もちろん、それを決めるのは監督次第だ」
「俺はアレクサンダーに11番のユニフォームをもらえるかどうか尋ねたよ。彼は6、7年以内にそれを取り戻すことができるならば、俺に譲るのをOKしてくれたよ」
「フォルスベリはその前に10番を譲ってくれると言ってくれたが、その申し出は断ったよ。これは俺にとって新たな章となるし、彼が背負うのが正しいと思っている」
「それに正直なところ、番号なんてそこまで重要なものじゃないからな」
スウェーデン代表は、25日にW杯欧州予選の初戦でジョージア代表とホームで、28日にはコソボ代表とアウェイで対戦。31日には、エストニア代表と国際親善試合を戦う。
代表通算116キャップで歴代最多の62ゴールを誇る39歳の元エースは、22日に母国で行われた公式会見の場で、今回の電撃復帰の経緯を説明。
14歳の長男マキシミリアン、12歳の次男ヴィンセントの代表復帰への反応に関する質問を受けた際には、「ヴィンセントは俺と別れるときに泣いたんだ」と思わず涙ぐむエモーショナルな様子を見せた。
「代表チームでプレーすることは、フットボーラーにとって非常に大きいことだ。彼ら(スウェーデン代表)をフォローしているうちに、自分の中で、彼らを助けることができるのではないか、何かできるのではないかと感じていたんだ」
また、以前に起用法などを巡って批判したヤンネ・アンデション監督との確執、今回の復帰に至るまでのやり取りに関しても包み隠さず明かしている。
「俺たちは部屋で一対一で初めて会った。そして、これまでのすべてについて話し合った。とても前向きな話し合いをすることができて、最終的にはスウェーデンにとって最適なことを選択した」
「俺たちは互いに代表チームにとって何が最善かを理解している。そして今日、俺はあんたらの前に座っている。俺がここにいるのは、自分の名前がズラタン・イブラヒモビッチだからではなく、ここにいるに値するからだ」
「俺がこれまでやってきたことすべては現時点で何の意味もない。俺は良いコンディションで、このチームに関わりたいと思っている。そして、今でも自分がこのチームに貢献できると感じている」
「ただ、俺はあくまでパズルの一部だ。仮に、あんたらが尋ねてきたとすれば、自分が世界最高だと答えるよ。ただ、そのことはここで役に立つわけではないんだ」
「自分の経験をチームが自由な形で利用できるようにしたい。もちろん、監督には俺自身が決定的な存在になることを約束した。だが、今はピッチでそれを証明する必要がある」
また、ミランでは“神”や“王様”として君臨するイブラヒモビッチだが、前述の「パズルの一部」というコメントのように特別扱いを要求するつもりはなく、個人的にはDFアンドレアス・グランクビストにキャプテンを任せる意向を持っている。
その一方で、背番号に関してはミランで着用する背番号11の着用を望んでおり、すでにFWアレクサンダー・イサクに番号変更を求めたことを認めている。
「俺の頭の中では、キャプテンはアンドレアス・グランクビストだ。もちろん、それを決めるのは監督次第だ」
「俺はアレクサンダーに11番のユニフォームをもらえるかどうか尋ねたよ。彼は6、7年以内にそれを取り戻すことができるならば、俺に譲るのをOKしてくれたよ」
「フォルスベリはその前に10番を譲ってくれると言ってくれたが、その申し出は断ったよ。これは俺にとって新たな章となるし、彼が背負うのが正しいと思っている」
「それに正直なところ、番号なんてそこまで重要なものじゃないからな」
スウェーデン代表は、25日にW杯欧州予選の初戦でジョージア代表とホームで、28日にはコソボ代表とアウェイで対戦。31日には、エストニア代表と国際親善試合を戦う。
An emotional Zlatan Ibrahimovic says 'playing in the national team is the biggest thing you can do', on his return to the Sweden team pic.twitter.com/FHljVukLM4
— The Sun Football (@TheSunFootball) March 22, 2021
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