ビッグクラブからのオファーを断り続けたアッレグリ…恩師が明かした理由とは
2021.03.11 17:45 Thu
2019年夏のユベントス監督からの退任以降、現場から遠ざかっているマッシミリアーノ・アッレグリ氏だが、それにはある理由があったようだ。
2014年夏に就任したユベントスで、チームを2011-12シーズンから続くセリエA連覇記録を8連覇まで伸ばしたアッレグリ氏。だが、18-19シーズンを最後に退任して以降は、どのクラブも率いることなく、今夏で2年が経とうとしている。
この間、アーセナルやチェルシー、レアル・マドリーやパリ・サンジェルマンなどそうそうたるビッグクラブからオファーがあったというが、イタリア人指揮官はどれも断りを入れていた模様。親交の深いジョヴァンニ・ガレオーネ氏がイタリア・ナポリのメディア『Radio Kiss Kiss』で明かした。
「理由は単純だ。母親をめぐる深刻な家族問題を抱えていたからだ。そのため、彼はクラブからのオファーにノーと言わざるを得なかった。マックスはチェルシーやアーセナル、レアル・マドリーやPSGからのオファーを断ったのだ」
その中でマドリーからのオファーを拒否したのは、PSGのオファーを断った直後だったようで、その時アッレグリ氏は「私はピエロではない。他のクラブのノーと言ったそのわずか10日後に、別のオファーを受け入れることはできないさ」と話し、ガレオーネ氏を驚かせたという。
しかしながら現在は、再びサッカー界に復帰する準備が整っているとのこと。噂されているナポリについてガレオーネ氏は「アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はマックスを非常に好んでおり、相互尊重があることは確かだ」とコメント。また、「ラファエル・ベニテスをテクニカルマネージャーやゼネラルマネージャーに迎えることは素晴らしいアイデアだ」と、具体的な意見も明かし、指揮官就任の可能性があることをほのめかしている。
2014年夏に就任したユベントスで、チームを2011-12シーズンから続くセリエA連覇記録を8連覇まで伸ばしたアッレグリ氏。だが、18-19シーズンを最後に退任して以降は、どのクラブも率いることなく、今夏で2年が経とうとしている。
この間、アーセナルやチェルシー、レアル・マドリーやパリ・サンジェルマンなどそうそうたるビッグクラブからオファーがあったというが、イタリア人指揮官はどれも断りを入れていた模様。親交の深いジョヴァンニ・ガレオーネ氏がイタリア・ナポリのメディア『Radio Kiss Kiss』で明かした。
その中でマドリーからのオファーを拒否したのは、PSGのオファーを断った直後だったようで、その時アッレグリ氏は「私はピエロではない。他のクラブのノーと言ったそのわずか10日後に、別のオファーを受け入れることはできないさ」と話し、ガレオーネ氏を驚かせたという。
「アッレグリは正直な人であり、紳士であり、素晴らしいプロフェッショナルだ」とガレオーネ氏は語る。
しかしながら現在は、再びサッカー界に復帰する準備が整っているとのこと。噂されているナポリについてガレオーネ氏は「アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はマックスを非常に好んでおり、相互尊重があることは確かだ」とコメント。また、「ラファエル・ベニテスをテクニカルマネージャーやゼネラルマネージャーに迎えることは素晴らしいアイデアだ」と、具体的な意見も明かし、指揮官就任の可能性があることをほのめかしている。
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