【ラ・リーガ第26節プレビュー】優勝行方左右するマドリード・ダービー!

2021.03.05 19:00 Fri
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先週末に行われた第25節では上位6チームによる3つの上位対決が行われた中、アトレティコ・マドリー、バルセロナが勝利を飾った一方、レアル・マドリーはレアル・ソシエダとドローに終わる勝ち点逸となった。3月最初の一節となる今節では今季のラ・リーガの優勝争いを大きく左右する首位のアトレティコ(勝ち点58)と、3位のレアル・マドリー(勝ち点53)による、今季2度目のマドリード・ダービーが開催される。


アトレティコは前節、ビジャレアルとの上位対決をオウンゴールとFWフェリックスのゴールによって2-0のスコアで快勝。公式戦連敗をストップすると共に、公式戦9試合ぶりのクリーンシートを記録する実りある結果となった。さらに、今節からは賭博問題による母国FAからの処分によって10週間の出場停止を科されていたDFトリッピアーが戦列に復帰することになり、一部主力をケガで欠くものの、ほぼ盤石の状態で宿敵との大一番に臨める。

対するレアル・マドリーは前節、ソシエダとの上位対決を1-1のドローで終えた。試合を通して上々の試合運びを見せたが、後半に指揮官が施した3バックへの変更で流れを失い、先制を許すと、試合終了間際にFWヴィニシウスのゴールでドローに持ち込むことが精いっぱいという難しい一戦となった。この結果、ラ・リーガでの連勝が「4」でストップし、敵地でのダービーを5ポイント差で迎えることになった。また、一時復帰の可能性が期待されたFWベンゼマとFWアザールの回復具合が芳しくない上、FWマリアーノが新たに負傷者リスト入りと、厳しい状況で勝ち点3必須のダービーに臨むことになりそうだ。

そのマドリードの2強の潰し合いを期待しつつ連勝を狙う2位のバルセロナ(勝ち点53)は、12位のオサスナ(勝ち点28)と対戦。先週末に行われた前節、ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準決勝2ndレグでは難敵セビージャ相手に連勝。とりわけ、コパでは初戦を0-2で落としていた中、1-0で迎えた後半ラストプレーでDFピケが値千金のゴールを決めて延長戦に持ち込むと、延長戦ではFWブラースヴァイトのゴールで勝ち越し、大逆転での決勝進出を決めた。

その奇跡のレモンターダによってチームの雰囲気は非常に明るいが、来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン戦を控えていることもあり、今回のオサスナ戦ではターンオーバーの採用が濃厚だ。前回対戦では4-0で快勝も、DFアラウホに加えてDFピケが負傷離脱した最終ラインや疲労が溜まる一部主力のコンディションは気がかり。FWトリンコンや比較的フレッシュなFWグリーズマンら控え組の活躍は必須だ。

熾烈な残留争いに身を置く日本人選手所属3チームでは、13位のヘタフェ(勝ち点27)が17位のバジャドリー(勝ち点22)、16位のエイバル(勝ち点22)が15位のカディス(勝ち点25)、最下位のウエスカ(勝ち点20)が11位のセルタ(勝ち点30)と、いずれもボトムハーフの相手に勝ち点3奪取を狙う。
MF久保建英は前節、バレンシア相手に4試合連続途中出場となった中で試合終了間際にポスト直撃の決定的なシュートを放つなど、若干の見せ場を作ってチームの7戦ぶりの白星に貢献。ただ、ポジション奪取に向けては引き続き途中出場からのアピールが求められるところだ。

8戦未勝利という泥沼の状況が続くエイバルで苦闘が続くMF乾貴士とFW武藤嘉紀は、前者がウエスカとの前節で出場機会なしに終わった一方、後者は2試合連続途中出場中だ。乾に関してはMブライアン・ヒルに加えて、MFペドロ・レオン、MFアレイシ・ガルシアとのポジション争いで苦戦。武藤に関してはFWセルジ・エンリクの不調によって、そろそろ2トップの一角での先発復帰が期待されるところだ。

そのエイバル戦でリーグ16試合ぶりに出場機会なしに終わったFW岡崎慎司は、パチェタ監督が[3-4-2-1]、[3-5-2]と前線の構成に試行錯誤していることもあり、レギュラーポジション確保に向けて決定的なアピールが求められる。セルタ戦ではゴールやアシストという目に見える結果だけでなく、主砲ラファ・ミルとの良い絡みを見せたい。

その他では直近公式戦連敗中の4位セビージャ(勝ち点48)や、バレンシアvsビジャレアルの自治州ダービーにも注目したい。

《ラ・リーガ第26節》
▽3/5(金)
《29:00》
バレンシア vs ビジャレアル

▽3/6(土)
《22:00》
バジャドリー vs ヘタフェ
《24:15》
エルチェ vs セビージャ
《26:30》
カディス vs エイバル
《29:00》
オサスナ vs バルセロナ

▽3/7(日)
《22:00》
ウエスカ vs セルタ
《24:15》
アトレティコ・マドリー vs レアル・マドリー
《26:30》
レアル・ソシエダ vs レバンテ
《29:00》
アスレティック・ビルバオ vs グラナダ

▽3/8(月)
《29:00》
ベティス vs アラベス
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【ラ・リーガ第33節プレビュー】日本人3選手が優勝争うマドリード勢と対峙! 久保は保有元とのダービー!

先週末に行われた第30節では全世界注目のエル・クラシコを制した昨季王者のレアル・マドリーが2位に浮上。一方、ベティスとの上位対決に望んだアトレティコ・マドリーは痛恨のドローに終わり、辛くも首位をキープしたものの悲願の優勝に向けて厳しい立場に立たされている。 コパ・デル・レイ決勝の開催に伴い、前倒しでの開催となる第33節は決勝を戦うアスレティック・ビルバオとバルセロナが28日に試合を行うことになり、それ以外のチームは日曜の一斉開催に臨む。 その中で注目を集めるのが、首位のアトレティコ(勝ち点67)と、2位のレアル・マドリー(勝ち点66)が日本人選手所属クラブと対峙する2つのカードだ。 首位キープを狙うアトレティコは、13戦未勝利で最下位に沈んだエイバル(勝ち点23)とホームで対戦。前節はFWスアレスとMFジョレンテをサスペンションで欠く中、MFカラスコの開始早々のゴールで先制に成功も、前半半ばにFWテージョにゴラッソを叩き込まれて追いつかれると、後半は互いに決定機を作り合う展開となるも、最後までGKブラーボの牙城を破れなかった。 3戦ぶりの白星を目指す今回の一戦では負傷のFWスアレスとベティス戦で足首のケガを再発させたFWフェリックスを引き続き欠くことになるが、同じくベティス戦で負傷交代したDFトリッピアーがMFレマルと共に戦列に復帰できる見込み。前節ゴールまであと一歩という場面が目立ったFWコレアの奮起と共に、ジョレンテやMFサウールといった中盤の選手がいかにゴールに絡めるかが勝利のカギを握る。 対するエイバルではFW武藤嘉紀が4試合連続ベンチ外と負傷が長引く中、MF乾貴士はレバンテ戦でスタメン出場し、後半半ばまでプレーもチームは0-1で敗戦。泥沼の状況が続く敵地での首位チーム相手の一戦では勝ち点を持ち帰ることが最優先となることもあり、乾には守備面のハードワークが第一に求められるところだ。その中でカウンターから一刺しを狙いたい。 そのアトレティコを1ポイント差で追うレアル・マドリーは、15位のヘタフェ(勝ち点30)との自治州ダービーでラ・リーガ5連勝を狙う。前節、バルセロナとのクラシコをFWベンゼマ、MFクロースの2ゴールによって競り勝ったジダン率いるチームは、直近のチャンピオンズリーグ(CL)では敵地アンフィールドで0-0のドローに持ち込み、昨季プレミア王者リバプールを破ってベスト4進出を決めた。 今季の行方を左右する重要な3連戦を無敗で終えたチームだが、その代償にMFルーカス・バスケス、DFメンディの負傷離脱、今節ではMFカゼミロとDFナチョをサスペンションで欠く上にリバプール戦に強行フル出場したMFバルベルデの足の状態も気がかりなところだ。そのため、このヘタフェ戦ではDFミリトン、DFオドリオソラ、DFマルセロのトップ3選手にカンテラーノを加えた急造最終ラインでの戦いを余儀なくされる。 対するヘタフェは5戦未勝利と低迷が続く。その中でMF久保建英は前節にセカンドトップで先発出場も、ボールが自身の頭上を越えていくロングボールの蹴り合いという展開の中で見せ場を作れず、後半序盤に無念の途中交代。そして、チームもオウンゴールで与えたゴールが決勝点となり、厳しい敗戦となった。格上相手により守備的な運びが予想される中、久保はベンチスタートが濃厚と思われるが、相手の守備が急造であることを考えれば、保有元相手に決定的な仕事ができる可能性は十分にあるはずだ。 FW岡崎慎司を擁する16位のウエスカ(勝ち点27)は、前節のエルチェ戦をFWラファ・ミルのドブレーテの活躍で3-1の快勝。今季初の連勝でついに降格圏を脱出。ただ、降格圏との勝ち点差はわずかに1ポイントとなっており、今節でも勝ち点奪取が必須となる。19位に沈むアラベス(勝ち点24)とのシックスポインターでは絶好調のラファ・ミルを中心に改善傾向のある攻撃力で押し切りたい。なお、4戦連続出番なしが続く岡崎は引き続きベンチスタートが濃厚だ。 その他のカードでは勝ち点差は14ポイントも、5位のレアル・ソシエダ(勝ち点47)と、4位のセビージャ(勝ち点61)が激突する上位対決に注目。直近4試合未勝利でヨーロッパリーグ出場権争いで正念場にいる昨季コパ王者に対して、直近4勝1分けで優勝争いに絡む勢いを見せるアンダルシアの雄の一戦は激戦必至だ。 《ラ・リーガ第33節》 ▽4/18(日) 《21:00》 オサスナ vs エルチェ レアル・ソシエダ vs セビージャ 《23:15》 アラベス vs ウエスカ アトレティコ・マドリー vs エイバル 《25:30》 ベティス vs バレンシア カディス vs セルタ 《28:00》 ヘタフェ vs レアル・マドリー レバンテ vs ビジャレアル ▽4/28(水) 《未定》 アスレティック・ビルバオ vs バジャドリー バルセロナ vs グラナダ 2021.04.18 12:00 Sun
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【セリエA第31節プレビュー】日曜にナポリvsインテル、アタランタvsユベントスの上位対決

前節は首位インテルが降格圏に位置するカリアリに勝利し、11連勝を記録。2位ミランとの11ポイント差を維持し、スクデットへまた一歩近づいた。迎える第31節、日曜にナポリvsインテル、アタランタvsユベントスの上位対決が開催される。 まずはナイトゲーム開催のナポリvsインテル。5位ナポリ(勝ち点59)は前節、DF吉田のサンプドリアに辛勝とし、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位アタランタとの2ポイント差を維持した。VARに救われる場面はあったが、しっかりと勝ちきってCL出場権争いに食らいついている。インテルの連勝を止め、アタランタとユベントスが潰し合う間隙を縫ってCL圏浮上を果たせるか。 一方、後半終盤のDFダルミアン弾でカリアリを押し切った首位インテル(勝ち点74)は、残り8試合で4勝すれば11年ぶりのスクデット獲得が決まる状況となった。カリアリ戦で途中出場だったFWラウタロとMFハキミは休養十分でナポリ戦に挑めるため、彼らの活躍に期待が懸かる。 続いてアタランタvsユベントス。アタランタ(勝ち点61)は前節、フィオレンティーナとの打ち合いを制して4位を死守。2点のリードを追い付かれるまずい展開となったが、しっかりと勝ちきって見せた。地力あるところを見せ付けた中、得意のホーム戦(9勝3分け3敗)でユベントスとの上位対決を制し、3位浮上を目指す。 一方、前節ジェノアに快勝とし、ナポリ戦に続きここ2試合好パフォーマンスを見せている3位ユベントス(勝ち点62)。ピルロ監督のクビが飛びかけた中での復調となっているが、アタランタとの上位対決でも真価を発揮できるか。 主審への暴言によりFWイブラヒモビッチが退場するアクシデントがあったものの、降格圏のパルマに勝ち切った2位ミラン(勝ち点63)は、13位ジェノア(勝ち点32)とのホーム戦に臨む。逆転スクデットは現実的ではない状況になっているが、ジェノア戦ではイブラヒモビッチを欠く中、2位死守のために勝利が必須となる。 ローマ勢では前節ヴェローナ戦を後半追加タイムの劇的弾で辛勝した6位ラツィオ(勝ち点55)が16位ベネヴェント(勝ち点30)とのホーム戦を、ヨーロッパリーグ準決勝進出の7位ローマ(勝ち点54)が17位トリノ(勝ち点27)とのアウェイ戦を戦う。ラツィオはインザーギ監督兄弟対決第2ラウンドに注目だ。 そして前節負傷欠場した11位ボローニャ(勝ち点34)のDF冨安は14位スペツィア(勝ち点32)とのホーム戦を、3試合ぶりに先発に復帰したDF吉田の10位サンプドリア(勝ち点36)は、9位ヴェローナ(勝ち点41)とのホーム戦に臨む。なお、冨安は今節も欠場予想となっている。 ◆セリエA第31節 ▽4/17(土) 《22:00》 クロトーネvsウディネーゼ サンプドリアvsヴェローナ 《25:00》 サッスオーロvsフィオレンティーナ 《27:45》 カリアリvsパルマ ▽4/18(日) 《19:30》 ミランvsジェノア 《22:00》 ボローニャvsスペツィア ラツィオvsベネヴェント アタランタvsユベントス 《25:00》 トリノvsローマ 《27:45》 ナポリvsインテル 2021.04.17 07:00 Sat
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【プレミアリーグ第32節プレビュー】FA杯との兼ね合いで変則日程に トップ4入りを目指すエバートンとトッテナムが激突

今節を入れて残り7試合となったプレミアリーグ。マンチェスター・シティが首位を独走する一方、3位と4位のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いは節を追うごとに激化している。 その中で迎える第32節は、FAカップとの兼ね合いでイレギュラーな日程に。現在ベスト4に残っているチェルシー、マンチェスター・シティ、レスター、サウサンプトンの試合は、それぞれ20日以降に行われる。なお、サウサンプトンvsクリスタル・パレスのスケジュールは現時点で未定となっている。 そんな一節の先陣を切るのは、共に上位進出を目指す8位エバートンvs7位トッテナムだ。第1節に組まれた同カードは、アウェイのエバートンが0-1で勝利。今節勝てば、プレミアリーグでは初めてトッテナムにダブルを達成することになるが、前回決勝点を挙げたキャルバート=ルーウィンはそけい部の問題で欠場が決まっている。 今回の舞台となるグディソン・パークで行われた過去4回の対戦では、エバートンが8ゴール、トッテナムが14ゴールの計22ゴールが生まれており、2月のFAカップ5回戦ではエバートンが5-4で延長戦までもつれ込んだ壮絶な打ち合いを制している。 その試合でトッテナムのエース・ケインは無得点に終わっているが、グディソン・パークでは直近6試合で6ゴールを挙げており、さらにエバートン戦はここ11試合で10ゴールとお得意様だ。 リーグ戦5試合ぶりの勝利を目指すエバートンと、前節のマンチェスター・ユナイテッド戦の敗戦を払拭したいトッテナムによる、上位進出をかけた一戦は16日の28時にキックオフを迎える。 前節にはそのトッテナムに快勝し、15日に行われたヨーロッパリーグ(EL)でもグラナダを退け準決勝進出を決めたユナイテッドはバーンリーをホームに迎え撃つ。現在、公式戦19試合でわずか1敗と絶好調だが、ことホームにおけるバーンリー戦は4試合勝てておらず、昨年1月の対戦では0-2で敗れている。 また、バーンリーで今季リーグ戦最多得点のクリス・ウッドはオールド・トラフォードで2年連続ゴール中。3年連続となれば、ジミー・フロイド・ハッセルバインク、マーク・ビドゥカ、エマニュエル・アデバヨール、セルヒオ・アグエロ、ギルフィ・シグルズソンに続く6人目の快挙となる。 CLでレアル・マドリーに敗れ、今季の無冠が決定したリバプールはアウェイのリーズ戦に臨む。ホームでの不調が目立つリバプールだがアウェイの成績は良く、ここ6試合でも5勝、ヨークシャーへの遠征では4連勝中だ。また、プレミアリーグにおいてリーズとは25回の対戦で52ゴールを挙げており、最も得点している相手となっている。 だが、リーズは前節シティを1-2で破っており、首位チームとディフェンディングチャンピオンに連勝するようなことがあれば、2010年2月にチェルシーとユナイテッドを破ったエバートンに続くプレミアリーグ史上2番目のチームになる。 ◆プレミアリーグ第32節 ▽4/16(金) 《28:00》 エバートン vs トッテナム ▽4/17(土) 《20:30》 ニューカッスル vs ウェストハム 《28:15》 ウォルバーハンプトン vs シェフィールド・ユナイテッド ▽4/18(日) 《21:30》 アーセナル vs フルアム 《24:00》 マンチェスター・ユナイテッド vs バーンリー ▽4/19(月) 《28:00》 リーズ vs リバプール ▽4/20(火) 《28:00》 チェルシー vs ブライトン ▽4/21(水) 《28:15》 アストン・ビラ vs マンチェスター・シティ ▽4/22(木) 《28:00》 レスター・シティ vs WBA ▽未定 サウサンプトン vs クリスタル・パレス 2021.04.16 18:00 Fri
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【ブンデス第29節プレビュー】ヴォルフスブルクvsバイエルンの上位対決、EL出場権を懸けた遠藤ダービーも

前節はバイエルンがウニオン・ベルリンに引き分けた一方、2位ライプツィヒがブレーメンに快勝したことで両チームの勝ち点差は5に縮まった。そしてMF鎌田が1ゴール1アシストを記録したフランクフルトがヴォルフスブルクとの上位対決を制している。迎える第29節、首位バイエルンは3位ヴォルフスブルクとの上位対決に臨む。 バイエルン(勝ち点65)は前節、ウニオン・ベルリン相手に逃げ切り失敗に終わり、痛恨のドローとなった。負傷により主力を欠いたことでMFダンタスやDFスタニシッチといった若手を先発に抜擢したが、守備に徹するウニオンを崩しきることができなかった。そして火曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン戦ではGKノイアーの活躍もあって1-0と勝利したがアウェイゴール差で及ばず、準々決勝敗退となった。リーグ戦一本となった中、気持ちを切り替えることができるか。 一方、ヴォルフスブルク(勝ち点54)はフランクフルトとの打ち合いの末、3-4で敗れた。前がかるあまりバランスを崩した印象だが、バイエルン相手に修正を図れるか。 2位ライプツィヒ(勝ち点60)は金曜に12位ホッフェンハイム(勝ち点31)とのホーム戦に臨む。ライプツィヒは前節ブレーメン相手にFWセルロートのドッペルパックなどで4-1と快勝。前半の3ゴールで勝負を決め、楽な試合を演じた。ここ4試合で3敗を喫している不調のホッフェンハイムを下し、バイエルンに圧力をかけたい。 ヴォルフスブルクとの上位対決を制し、初のCL出場が見えてきた4位フランクフルト(勝ち点53)は、8位ボルシアMG(勝ち点40)とのアウェイ戦に臨む。そのフランクフルトは今週、ヒュッター監督が来季ボルシアMGの指揮官に就任することが発表された。その相手といきなりの対戦となるが、フランクフルトは勝利できるか。今季5ゴール10アシストとした鎌田の活躍に引き続き期待だ。 土曜にはMF遠藤渓太の所属する7位ウニオン(勝ち点40)とMF遠藤航の所属する9位シュツットガルト(勝ち点39)による日本人対決が行われる。遠藤渓太は前節バイエルン戦で3試合ぶりにスタメン出場を果たし、守備に奔走。チームの勝ち点1獲得に貢献したが、ヨーロッパリーグ出場権をを争うシュツットガルトとの重要な一戦でも先発の機会を得られるか。 対するシュツットガルトは前節、ドルトムントに2-3で打ち負けた。とはいえ、1ポイント差のウニオンとのシックスポインターを制すことができればEL出場権獲得が現実味を増してくる状況。遠藤航とすれば、カウンターを狙ってくることが予想されるウニオンの速攻をケアすることが求められる。 来季のCL出場が厳しい5位ドルトムント(勝ち点46)はFW大迫の13位ブレーメン(勝ち点30)とのホーム戦を日曜に戦う。水曜に行われたCLマンチェスター・シティ戦では1stレグに続き1-2と惜敗し敗退が決まった。フランクフルトとの勝ち点差は7ポイントあり厳しい状況だが、可能性のある限り勝利をもぎ取り続けたい。 一方、前節ライプツィヒ戦では勝負の付いた試合終盤に出番の回ってきた大迫。疲弊しているドルトムント相手に先発の機会を得られれば、今季のリーグ初弾を狙いたい。 そしてMF奥川がオウンゴールを誘発してフライブルクに競り勝ち、残留プレーオフに回れる16位に浮上したビーレフェルト(勝ち点26)は、11位アウグスブルク(勝ち点32)とのアウェイ戦に臨む。連勝として降格圏から離れたいところだが、奥川と堂安にはゴールを貪欲に狙うことを期待したい。 ◆ブンデスリーガ第29節 ▽4/16(金) 《27:30》 ライプツィヒvsホッフェンハイム ▽4/17(土) 《22:30》 ボルシアMGvsフランクフルト フライブルクvsシャルケ ウニオン・ベルリンvsシュツットガルト ヴォルフスブルクvsバイエルン アウグスブルクvsビーレフェルト 《25:30》 レバークーゼンvsケルン ▽4/18(日) 《22:30》 ドルトムントvsブレーメン 《25:00》 マインツvsヘルタ・ベルリン 2021.04.16 18:00 Fri
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【ELプレビュー】窮地アーセナル、激戦必至のローマvsアヤックスに注目! 4強懸けた運命の第2戦

ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグが15日に開催される。ベスト4進出を懸けた4つのビッグマッチの見どころを紹介していく。 ◆準々決勝2ndレグ◆ ▽4/15(木) 《28:00》 マンチェスター・ユナイテッド vs(AGG:2-0) グラナダ スラビア・プラハ vs(AGG:1-1) アーセナル ローマ vs(AGG:2-1) アヤックス ビジャレアル vs(AGG:1-0) ディナモ・ザグレブ ★3選手サスペンションもユナイテッドの逃げ切り濃厚 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210414_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 優勝候補筆頭のマンチェスター・ユナイテッドと、今大会初出場ながら快進撃を見せるグラナダの初対決は、ユナイテッドが地力の差を見せつけ、敵地で2-0の先勝を飾った。 グラナダの健闘もあって試合内容自体に大きな差はなかったが、DFリンデロフとFWラッシュフォードの見事な連携プレー、MFブルーノ・フェルナンデスが決めたPKによるゴールによってユナイテッドがきっちり勝ち切った。 この快勝によって大きなアドバンテージを手にした今回の2ndレグに臨むプレミアリーグ2位チームは先週末のリーグ戦ではトッテナムとのビッグマッチをMFフレッジ、FWカバーニ、FWグリーンウッドのゴールによって鮮やかな逆転勝利で飾り、公式戦3連勝を達成した。グラナダとのリターンマッチに向けて唯一の懸念材料は、いずれもサスペンションとなるDFマグワイア、DFショー、MFマクトミネイと3選手の欠場。とりわけ、逃げ切りを図る上で最終ラインの主力2選手の欠場は不安要素だが、代役を担うDFトゥアンゼベやDFテレスらの奮闘を期待すると共に自慢の攻撃力で押し切りたい。 一方、逆転に向けてかなり厳しい立場にいるグラナダだが、直近のリーグ戦ではバジャドリー相手に試合終盤のFWモリーナ、DFキニの連続ゴールによって劇的な逆転勝利を収め、公式戦の連敗を「4」でストップしている。格上相手に失うものがないメンタル面のアドバンテージを武器に開き直ったアグレッシブな戦いを期待したい。 ★窮地のアーセナル勝負強さ発揮できるか <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210414_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 優勝候補に挙がるアーセナルと、レスター・シティ、レンジャーズのイギリス勢を連破してきたスラビア・プラハの初戦は白熱の1-1のドロー決着となった。 試合を通してボールの主導権を握ったアーセナルは前半半ばにMFサカ、DFホールディング、後半立ち上がりにFWラカゼットに絶好の先制機が訪れたが、いずれもイージーなフィニッシュを決め切れず。その後、選手交代で流れを引き寄せたホームチームはFWペペのゴールによって土壇場で先制に成功。だが、後半ラストプレーで与えた右CKの流れからDFホレシュに劇的同点ゴールを決められて逃げ切り失敗となった。 この拙い試合運びによって公式戦4戦未勝利となったアーセナルだが、週末のリーグ戦では最下位のシェフィールド・ユナイテッド相手にラカゼットの2ゴール、FWマルティネッリの今季初ゴールによって3-0の完勝。公式戦15試合ぶりのクリーンシートまで達成し、良い流れで敵地での2ndレグに臨む。FWオーバメヤンやMFウーデゴールに欠場の可能性がある中、サカやラカゼット、ブレイズ戦で本来のパフォーマンスの一端を示したMFトーマスらの奮起でベスト4進出を果たしたい。 一方、持ち味の粘り強い戦いぶりでアウェイゴールを持ち帰ることに成功したスラビア・プラハは、スパルタ・プラハとのダービーとなった週末のリーグ戦も2-0で快勝。最高の形で逃げ切りを図るホームでの大一番に臨む。前回対戦では右サイドから内に入ってくるサカの対応に苦慮していただけに、布陣や人選の変更なども含めてきっちり修正したい。それ以外は前回対戦の戦いを踏襲し、ゴールの匂いを感じさせるセットプレーでゴールをこじ開けたい。 ★ローマ優位も激戦必至 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210414_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今ラウンド屈指の好カードとなったローマとアヤックスの名門対決の初戦は互いにミスから1失点ずつ喫した中、アウェイのローマが試合終盤のゴールによって敵地で2-1の先勝を飾った。 戦前は公式戦24試合無敗中のアヤックス優位との見方が多く、試合全体を見てもハイライン・ハイプレスで主導権を握ったオランダ王者がより優位に試合を運んだ。そして、前半終盤には相手のバックパスのミスを突きMFクラーセンが先制点を挙げると、後半立ち上がりにも押し込んだ形からPKを獲得。2点目のチャンスを得たが、FWタディッチの中央を狙ったシュートをGKパウ・ロペスが見事な反応で阻止。 この直後にMFペッレグリーニの直接FKをアヤックスGKスヘルペンがファンブルしローマに同点ゴールが生まれると、以降はアヤックスの猛攻をローマ守護神が再三のビッグセーブで阻止。さらに、試合終了間際には左CKからDFイバニェスに圧巻の左足ボレーでのゴールが決まり、やや大味だった初戦はローマに軍配が上がった。 アウェイゴールだけでなく望外の勝利を持ち帰ることに成功したローマは、先週末のリーグ戦でもボローニャ相手にFWマジョラルのゴールでウノゼロの勝利。リーグ戦でも4試合ぶりの白星を手にした。今節ではMFスピナッツォーラを負傷、MFブルーノ・ペレスを欠くことになるが、サスペンション明けのDFカルスドルプに加え、負傷明けのMFムヒタリアンの復帰は朗報だ。加えて、FWジェコら主力もボローニャ戦で温存されており、休養十分でこの大一番に臨めるはずだ。初戦ではジェコを起点としたカウンターが機能した一方、GKと最終ラインのビルドアップでミスを重ねており、その改善が4強進出のカギを握る。 一方、ショッキングな形で2021年初黒星を喫したアヤックスだが、週末のRKC戦では多くの主力を起用した中で今大会登録外のFWアラーのゴールによって1-0で勝ち切り、リバウンドメンタリティを示した。敵地での逆転突破を狙う一戦ではMFレンシュがサスペンションとなるが、古巣対戦のGKステケレンブルフに復帰の可能性があり、経験豊富なベテランの復帰は追い風だ。初戦ではハイプレスが機能した一方、最終ラインと相手の攻撃陣の力関係で劣勢を強いられたことで、一度プレスを剥がされると、即ピンチというリスキー過ぎるスタイルの弱点も露呈。当然、アドバンテージを持つローマはプレス回避のプランを準備しているだけに修正が求められるところ。また、レフティーが並ぶアタッカー陣のノッキングも顕著だっただけに前線の人選にも注目したい。 ★試合巧者ビジャレアルが逃げ切り狙う <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210414_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> EL3度制覇のエメリ監督率いるビジャレアルの経験と、トッテナム撃破の勢いを持つディナモ・ザグレブの第1ラウンドは、試合巧者のスペインの強豪が敵地で1-0の先勝を飾った。 試合内容自体は互いに決定機を作り合う非常に拮抗した展開となったが、GKルジの再三の好守とDFアルビオルを中心とする繊細なラインコントロールなどエメリ仕込みの堅守が光ったビジャレアルがホームチームにゴールを割らせず。 逆に、やや幸運なハンドで得た前半終了間際のPKをエースFWジェラール・モレノがきっちり決めてアウェイゴールを奪取。流れの中では決定機をモノにできなかったものの、要所を締めたビジャレアルが老獪な試合運びで初戦をモノにした。 ホームで逃げ切りを図るビジャレアルだが、先週末のラ・リーガのオサスナ戦ではジェラール・モレノを温存するなど、大幅なターンオーバーを敢行した結果、ホームで1-2の敗戦。公式戦の連勝が「6」でストップとなった。主力不在のエクスキューズはあったものの、この敗戦が今回の大一番にどのような影響を与えるか。 一方、前ラウンドのトッテナム戦同様に初戦を落としたディナモ・ザグレブだが、週末のロコモティヴァ戦は2-0で快勝きっちりバウンスバックを果たしている。トッテナム戦での逆転劇はホームでの戦いだったが、ビジャレアル相手の初戦では最後の精度を除き互角以上に戦えていただけに、臆せずアグレッシブな戦いを期待したい。トッテナム撃破の立役者であるFWオルシッチに加え、攻撃の起点を担うMFマイェルのパフォーマンスに注目だ。 2021.04.15 19:00 Thu
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