ユベントス悲願のCL制覇へ! 米国産の“万能戦士”MFマッケニーが備えるアメフト仕込みの走力

2021.02.17 21:25 Wed
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
“貴婦人”という愛称を持つイタリアの名門クラブ、ユベントス。世界的に見ても強豪クラブの1つであり、イタリア国内では圧倒的な強さを見せる。

セリエAで優勝すること36回。これは国内最多であり、2011-12シーズンからは9連覇中と圧倒的な成績を残している一方で、ヨーロッパの舞台ではなかなかタイトルに恵まれない辛さを味わっている。


最後にチャンピオンズリーグを制したのは1995-96シーズン。フランス代表でもキャプテンとして活躍したディディエ・デシャンやイタリア代表として活躍したジャンルカ・ヴィアリ、ファブリツィオ・ラヴァネッリ、そしてクラブの象徴にもなったアレッサンドロ・デル・ピエロらを擁し、決勝では若手のスターが揃っていたアヤックスを下して優勝した。

そこから25シーズン目を迎えるユベントス。決勝に行くこと、その間5回と何度も優勝のチャンスがあった中、夢目前で敗れるという悔しさを何度も味わってきた。

選手としても決勝を戦ったアンドレア・ピルロ監督が率いる今シーズンのユベントス。マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリーで個人で5度もCL優勝を果たしているクリスティアーノ・ロナウドを擁し、悲願のビッグイヤー獲得を目指す中で、注目したい選手がいる。それが、MFウェストン・マッケニーだ。

シャルケの下部組織で育ったマッケニーは、今シーズンからレンタル移籍でユベントスへと加入。長い歴史を持つユベントスにとって、初めてのアメリカ人選手となったことでも話題となった。

セントラルミッドフィルダーとしてプレーするマケニーは、ユーティリティ性も備えており、シャルケ時代にはストライカーやセンターバックとしてもプレーした経験がある。

その持ち味は何と言っても走力と運動量だ。ボックス・トゥ・ボックスプレーヤーとして、攻守にわたってチームを支えることができるマッケニー。ユベントスは一定の条件で買い取り義務が発生するレンタル契約だったが、その条項に関係なく、完全移籍で獲得する動きを見せるほど、チームからの信頼も厚いものとなっている。

C・ロナウドを始め、代表クラスのスター選手が揃うクラブにおいて、汗をかける選手というのは非常に重要な存在となっている。すでにセリエAでも18試合に出場し3ゴール2アシスト。チャンピオンズリーグの舞台でも5試合に出場し1ゴールを記録している。

そのマッケニーの走力と運動量は、幼少期にプレーしていたアメリカンフットボールと言える。

軍人だった父に連れられ幼少期にドイツへとわたったマッケニーだが、その後にアメリカへと帰国。テキサス州で育ったマッケニーは、周りの子供たちと同様に自然とアメフトへ興味を持ち始める。

幼少期はアメフトとサッカーを両立させ、1日にどちらの試合にも出場したほど。現在でもアメフト好きは変わらないが、サッカーの中にもアメフトで培った走力は生かされている。

そのマッケニーは、今シーズンのチャンピオンズリーグでデビュー。さらに、グループステージ第6節のバルセロナ戦では初ゴールを記録した。

その初ゴールは持ち味とは少し違う部分を見せる。ボックス手前中央でパスを受けると、そのままサイドへと展開。するとボックス内に侵入しクロスをジャンピングボレーで叩き込んだのだ。

あまり派手なプレーは見せないものの、機を見た攻撃参加は特徴的。よりそのプレーを出すことで、相手を混乱に陥らせることはできるはずだ。

ラウンド16で対戦するのはポルトガルの雄であるポルト。リーグ戦ではいつになく結果が出ていないユベントスだが、悲願のCL制覇に向けてはチームを支えるマッケニーのような存在が重要となるだろう。

関連ニュース
thumb

ベッカムがメッシとC・ロナウド獲得の仰天プランを明かす「最高の選手を引き入れたい」

インテル・マイアミの共同オーナーを務めるデイビッド・ベッカム氏が、壮大なプランを語った。 新シーズンの開幕を控えているメジャーリーグ・サッカー(MLS)。インテル・マイアミは、新シーズンのユニフォームを発表したが、それ以上の衝撃発言がベッカム氏からなされた。 スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、ベッカム氏は2月27日に行われた新ユニフォームのプレゼンテーションの場で、将来の壮大なプランを明かし、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを迎え入れたいと語った。 「マイアミでは、ファンがビッグスターを見たいと思っていることを理解している。ゴンサロ・イグアインやブレーズ・マテュイディのような、すでに輝きと魅力をもたらしてくれる選手がいるが、将来的には有名な選手を呼び込むチャンスが欲しいと思っている」 「レオ(リオネル・メッシ)とクリスティアーノ(・ロナウド)が言及されている。彼らは彼らのレベルのトップであり、過去15年間で最高だった。私は最高の選手を引き入れたい」 「マイアミはどこよりも大きな魅力があり、これらは我々が連れてきたい選手だ」 メッシは、昨夏にバルセロナからの退団を希望。マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンなどとともに、インテル・マイアミも獲得に動いていた。今シーズン限りで契約が満了を迎えるため、フリーで獲得することが可能となる。 また、クリスティアーノ・ロナウドは、ユベントスとの契約が2022年6月までとなっており、残り1年半。契約を延長しなければ、アメリカでまさかの2大スターの共演が見られるかもしれない。 2021.03.01 20:55 Mon
twitterfacebook
thumb

ユーベ指揮官ピルロ、追いつかれてのドローに「残念だ」

ユベントスのアンドレア・ピルロ監督が落胆した。クラブ公式サイトが伝えている。 セリエA首位のインテルを8ポイント差で追う3位のユベントスは27日に敵地で行われた第24節で9位のヴェローナと対戦。後半開始早々にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの今季19得点目となる一発で先制したが、77分に追いつかれ、引き分けた。 主力に故障者が相次いで苦しい台所事情での一戦だったといえど、スクデット争いに向けて手痛いドローに終わってしまったユベントス。ピルロ監督は試合後、悔しさを滲ませた。 「タフになるとわかっての試合だったが、良い戦いができ、何とかリードできてもいたから残念だ。追いつかれてからはアグレッシブさが足りなかった。相手を封じ込めておくべきだったね。そうした細かな部分が違いを生む」 「後半はテンポが悪くなり、少しペースも落ちたところで相手にサイドのスペースを突かれた。4バックを用いるための選手がおらず、(フェデリコ・)キエーザと(メリフ・)デミラルのサイドでアグレッシブさを少し失ってから相手に何度かクロスの形まで持っていかれてしまった」 「多くの選手が欠けており、ロナウドとアレックス・サンドロのような経験豊富な選手たちに意見を伝えていくよう頼んだ。ヴェローナのようにプレッシャーをかけてくるチームとの試合は簡単じゃない」 「ボールを受ける前に何をすべきかを理解しておく必要がある。ピッチが良くなかったのもさらに難しくなってしまった」 2021.02.28 10:30 Sun
twitterfacebook
thumb

ケガ人続出のユベントス、ヴェローナに低調ドロー《セリエA》

ユベントスは27日、セリエA第24節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、1-1の引き分けに終わった。 前節クロトーネ戦をC・ロナウドの2発で勝利し公式戦連敗を止めた3位ユベントス(勝ち点45/1試合未消化)は、主力に多数欠場者を抱える中、C・ロナウドとクルゼフスキの2トップとする[3-5-2]で臨んだ。 9位ヴェローナ(勝ち点34)に対し、前からプレスをかける入りとしたユベントスは、7分にピンチ。ファラオーニのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKシュチェスニーが好守で凌いだ。 その後、14分にキエーザがボックス右から際どい枠内シュートを浴びせたものの、これ以降は膠着状態に持ち込まれてしまう。 結局、ヴェローナのタイトな守備の前に思うように攻撃の形を作れなかったユベントスはゴールレスで前半を終えた。 それでも迎えた後半開始4分、ユベントスが先制する。ラムジーの縦パスをボックス左で受けたキエーザが中に折り返し、最後はC・ロナウドが蹴り込んだ。 均衡が破れた後はヴェローナがより前がかったことからオープンな展開となった中、77分に同点とされる。ボックス左のザッカーニのクロスをバラクにヘッドで決められた。 さらに85分にはラゾビッチに決定的なシュートを許した中、1-1のままタイムアップ。ユベントスは低調ドローに終わり、スクデット戦線からさらに後退する結果となっている。 2021.02.28 06:41 Sun
twitterfacebook
thumb

復帰できないディバラ、バルセロナでヒザの専門医に会うも「手術の必要なし」

ユベントスのアンドレア・ピルロ監督が、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの状況を語った。 ディバラは1月10日のサッスオーロ戦で左ヒザ内側側副じん帯を負傷。公式戦ここ11試合はメンバー外となっていた。 しかし、17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグのポルト戦でメンバー入り。試合には出場していなかったが合流していた。 そのディバラだが、なかなかヒザのケガが治らないことから、バルセロナのヒザの専門医であるラモン・クガート医師と会ったとのこと。しかし、手術の必要はないとのことだ。 「パウロにとって、できるだけ早くプレーできるようにするために最善の解決策を探している」 「ディバラは手術の必要はない。彼は相談を受け、今、最良の治療方法が何であるかを見つけている」 「残念ながらディバラが復帰するまでの時間は延長されており、彼らを復帰させることはできなかった」 今シーズンのディバラは、ここまで公式戦16試合に出場し3ゴール2アシストを記録していた。 2021.02.27 17:55 Sat
twitterfacebook
thumb

ユベントスが2020-21シーズン上半期の決算を報告、コロナ禍により約80億円の減収

ユベントスは25日、2020-21シーズン上半期の決算を報告した。 新型コロナウイルスにより無観客で試合を行っていたため、昨季上半期と比べ収入が減少している。昨季上半期は3億2230万ユーロ(約418億円)の収入があったユベントスだったが、今季上半期は2億5830万ユーロ(約335億円)に減収となった。 一方で人件費等の支出は2億6340万ユーロ(約342億円)を計上。昨季の2億6000万ユーロから僅かに微増している。 人件費のカットに踏み込み辛いクラブにとって、コロナ禍による経営の厳しさを示す決算となった。 2021.02.26 01:30 Fri
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly