3連勝のトゥヘル監督、苦戦認めるもチームの姿勢に満足感
2021.02.08 13:46 Mon
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督がシェフィールド・ユナイテッド戦を振り返っている。クラブ公式サイトが伝えた。
7日にプレミアリーグ第23節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦したチェルシー。トゥヘル監督就任後、リーグ戦3試合無敗を維持し、ここ2試合は連勝中と監督交代の効果はポジティブな方向に及んでいる。
試合は組織された守備に手を焼いたチェルシーだったが、前半終了間際にMFメイソン・マウントのゴールで先制。後半に入ってDFトニー・リュディガーのオウンゴールで新体制初失点を喫したものの、直後に獲得したPKをMFジョルジーニョが沈めて勝ち越し。最下位相手の辛勝ながら3連勝を収めた。
トゥヘル監督も苦戦したことを認めつつも、チームの姿勢や結果に満足感を示している。
「エネルギーと勇気に満ち溢れたチームと対戦すると、まるでカップ戦のような気分になる。非常にダイレクトでフィジカルなチームを相手にした時は、簡単な瞬間などないことを受け入れなけらばならないが、我々はそうすることができた」
指揮官はまた、突如欠場となったFWクリスチャン・プリシッチと、前節に負ったケガで離脱中のDFチアゴ・シウバについても言及している。
「クリスチャンは解決しなければならない家族の問題があった。いつだって家族が第一だ。だから彼に休暇を与えた」
「チアゴはFAカップ(11日のバーンズリー戦)まで戻らない。もう数日時間を要する。(20日の)サウサンプトン戦に狙いを定めているよ。現実的だと思うが希望でもある」
「我々はあらゆることを講じているし、チアゴも早期復帰のために努力している。筋肉系の問題でリスクは冒せない。完全に治さなければならない」
7日にプレミアリーグ第23節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦したチェルシー。トゥヘル監督就任後、リーグ戦3試合無敗を維持し、ここ2試合は連勝中と監督交代の効果はポジティブな方向に及んでいる。
試合は組織された守備に手を焼いたチェルシーだったが、前半終了間際にMFメイソン・マウントのゴールで先制。後半に入ってDFトニー・リュディガーのオウンゴールで新体制初失点を喫したものの、直後に獲得したPKをMFジョルジーニョが沈めて勝ち越し。最下位相手の辛勝ながら3連勝を収めた。
「エネルギーと勇気に満ち溢れたチームと対戦すると、まるでカップ戦のような気分になる。非常にダイレクトでフィジカルなチームを相手にした時は、簡単な瞬間などないことを受け入れなけらばならないが、我々はそうすることができた」
「克服しなければならない難しい場面もあったが、ペナルティで1-0とならずに済んだのはラッキーだった。しかし、全体的には当然の勝利だった。この結果で自信を得られて私は満足だ」
指揮官はまた、突如欠場となったFWクリスチャン・プリシッチと、前節に負ったケガで離脱中のDFチアゴ・シウバについても言及している。
「クリスチャンは解決しなければならない家族の問題があった。いつだって家族が第一だ。だから彼に休暇を与えた」
「チアゴはFAカップ(11日のバーンズリー戦)まで戻らない。もう数日時間を要する。(20日の)サウサンプトン戦に狙いを定めているよ。現実的だと思うが希望でもある」
「我々はあらゆることを講じているし、チアゴも早期復帰のために努力している。筋肉系の問題でリスクは冒せない。完全に治さなければならない」
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