来季フランクフルト加入のトルコ逸材FWがクラブから無期限の出場停止処分…理由は“非倫理的な移籍”

2021.02.03 22:40 Wed
Getty Images
来シーズンからフランクフルト加入が決定しているU-21トルコ代表FWアリ・アクマン(18)が所属するブルサスポルから無期限の出場停止処分を科された。

かつてガラタサライで活躍した元トルコ代表MFのアイハン・アクマン氏を叔父に持ち、ブルサスポルの下部組織からトップチームデビューを飾ったアクマンは173cmのテクニックと決定力に長けたストライカー。

17歳でプロデビューを飾った逸材は今季のトルコ2部リーグで18試合に出場し、得点ランキング2位の10ゴールを挙げる活躍を見せていた。
今シーズン限りでブルサスポルとの契約が満了する逸材FWは1日、フランクフルトへのフリートランスファーが決定。来季からの4年契約を締結している。

しかし、このフランクフルト移籍を巡ってブルサスポルとの間に深刻な問題が発生していたようだ。
ブルサスポルは2日、アクマンの非倫理的な移籍とプロフェッショナルに相応しくない振る舞いを理由に、無期限の出場停止処分を科すことをクラブ取締役会を通じて決定したと発表した。

この短い声明ではアクマンの問題行為に関する詳細に関して言及されていないが、フランクフルト移籍に関する話し合いの中で何らかの問題が起きていたようだ。

フランクフルトにとっては、来季から加入するアクマンが今後半年に渡って飼い殺しの状態になった場合、コンディションや試合勘という部分で懸念材料となりそうだ。

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