スパーズが最下位ブレイズに快勝! ケイン2戦連発にエンドンベレが驚愕のロブショット!《プレミアリーグ》
2021.01.18 00:54 Mon
プレミアリーグ第19節、シェフィールド・ユナイテッドvsトッテナムが17日にブラモール・レーンで行われ、アウェイのトッテナムが1-3で勝利した。
前節、格下フルアム相手に逃げ切りに失敗して痛恨のドローに終わった6位のトッテナムは3位浮上のチャンスを逸した。仕切り直しの勝利を目指すこの一戦では前節18戦目にして今季初白星を手にした最下位のブレイズとのアウェイゲームに臨んだ。
そのフルアム戦からは先発3人を変更。ダビンソン・サンチェス、ウィンクス、ムサ・シソコに代えてベン・デイビス、ロドン、ベルフワインを起用。システムを[3-4-3]に変更した。また、パリ・サンジェルマン行きの可能性が報じられるデレ・アリはベンチ外となった。
2戦ぶりの白星を目指して勢いを持った入りを見せたアウェイチームが押し込む入りを見せる。開始4分にケインとのコンビネーションからベルフワインが決定的な枠内シュートを放つが、これはGKラムズデールの好守に阻まれる。だが、このプレーで得た左CKの場面でキッカーのソン・フンミンが入れた正確なクロスを、ニアでボーグルに競り勝ったオーリエが頭で合わせ、いきなりゴールをこじ開けた。
畳みかけるトッテナムは直後の8分にもケインの絶妙なスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したソン・フンミンが、ボックス右で飛び出したGKの脇を抜くループシュートを放つが、これは右ポストの外側を叩き電光石火の追加点とはならず。
その後はトッテナムが圧倒的にボールを握って試合を落ち着けることに成功。相手のプレスをうまくいなしてアタッキングサードまでボールを運ぶ。だが、ボックス付近にしっかりと人数をかけるブレイズの守備を前にパスの出し手と受け手の呼吸がなかなか合わず、決定機には至らない。また、幾度かカウンターチャンスを得たものの、こちらも最後の質を欠く。
それでも、このまま1-0で前半終了かに思われた40分に待望の追加点が生まれる。GKラムズデールのスローからのリスタートにソン・フンミンが猛烈なプレスバックで圧力をかけると、これにホイビュルクが連動して2人でボールを奪い切る。そして、ホイビュルクからボックス手前のケインの足元にパスが繋がり、イングランド代表FWが絶妙な右足のグラウンダーシュートをゴール右下隅に流し込み、2試合連続となる今季12点目とした。
課題の追加点を奪い切って試合を折り返したトッテナムは後半に入って相手にボールを持たせながらカウンターで3点目を狙う。50分と55分にはケインが際どいシュートを続けて放つが、ここはGKラムズデールのセーブに遭う。
すると、59分には一瞬の隙から左サイドのフレックをフリーにして正確なクロスを入れられると、ゴール前にタイミング良く飛び込んできたマクゴールドリックに豪快なヘディングシュートを叩き込まれて1点を返される。
この失点によって嫌な空気が漂うアウェイチームだったが、フランス代表MFが圧巻の個人技によるゴールで払しょくする。ボックス手前で相手の不用意な横パスを引っかけ、ベルフワインとのパス交換からエンドンベレがボックス左へ抜け出す。相手に寄せられた上、シュート角度はなかったが、右足アウトで叩いたロブショットをゴール右隅に流し込んだ。
エンドンベレの芸術的なゴールでブレイズを引き離したトッテナムは再び落ち着きを取り戻してここから冷静にゲームをコントロール。これに対してブレイズはブライアン、ブリュースター、シャープを投入し、後ろを1枚削ってリスクを冒して反撃に出る。
4点目こそ奪えないものの試合の主導権を握り続けるトッテナムは、試合最終盤にベルフワイン、ソン・フンミン、レギロンを下げてルーカス・モウラ、ヴィニシウス、D・サンチェスをピッチに送り込み、このまま試合をクローズ。最下位相手の快勝で2戦ぶりの白星を手にしたトッテナムは暫定4位に浮上した。
前節、格下フルアム相手に逃げ切りに失敗して痛恨のドローに終わった6位のトッテナムは3位浮上のチャンスを逸した。仕切り直しの勝利を目指すこの一戦では前節18戦目にして今季初白星を手にした最下位のブレイズとのアウェイゲームに臨んだ。
そのフルアム戦からは先発3人を変更。ダビンソン・サンチェス、ウィンクス、ムサ・シソコに代えてベン・デイビス、ロドン、ベルフワインを起用。システムを[3-4-3]に変更した。また、パリ・サンジェルマン行きの可能性が報じられるデレ・アリはベンチ外となった。
畳みかけるトッテナムは直後の8分にもケインの絶妙なスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したソン・フンミンが、ボックス右で飛び出したGKの脇を抜くループシュートを放つが、これは右ポストの外側を叩き電光石火の追加点とはならず。
ここ数試合、追加点が課題に挙がる中で最初のチャンスを逸したトッテナムはここからブレイズの反撃に晒され、12分には左CKの場面でバシャムに打点の高いヘディングシュートを許すが、これはベン・デイビスが何とかはじき返した。
その後はトッテナムが圧倒的にボールを握って試合を落ち着けることに成功。相手のプレスをうまくいなしてアタッキングサードまでボールを運ぶ。だが、ボックス付近にしっかりと人数をかけるブレイズの守備を前にパスの出し手と受け手の呼吸がなかなか合わず、決定機には至らない。また、幾度かカウンターチャンスを得たものの、こちらも最後の質を欠く。
それでも、このまま1-0で前半終了かに思われた40分に待望の追加点が生まれる。GKラムズデールのスローからのリスタートにソン・フンミンが猛烈なプレスバックで圧力をかけると、これにホイビュルクが連動して2人でボールを奪い切る。そして、ホイビュルクからボックス手前のケインの足元にパスが繋がり、イングランド代表FWが絶妙な右足のグラウンダーシュートをゴール右下隅に流し込み、2試合連続となる今季12点目とした。
課題の追加点を奪い切って試合を折り返したトッテナムは後半に入って相手にボールを持たせながらカウンターで3点目を狙う。50分と55分にはケインが際どいシュートを続けて放つが、ここはGKラムズデールのセーブに遭う。
すると、59分には一瞬の隙から左サイドのフレックをフリーにして正確なクロスを入れられると、ゴール前にタイミング良く飛び込んできたマクゴールドリックに豪快なヘディングシュートを叩き込まれて1点を返される。
この失点によって嫌な空気が漂うアウェイチームだったが、フランス代表MFが圧巻の個人技によるゴールで払しょくする。ボックス手前で相手の不用意な横パスを引っかけ、ベルフワインとのパス交換からエンドンベレがボックス左へ抜け出す。相手に寄せられた上、シュート角度はなかったが、右足アウトで叩いたロブショットをゴール右隅に流し込んだ。
エンドンベレの芸術的なゴールでブレイズを引き離したトッテナムは再び落ち着きを取り戻してここから冷静にゲームをコントロール。これに対してブレイズはブライアン、ブリュースター、シャープを投入し、後ろを1枚削ってリスクを冒して反撃に出る。
4点目こそ奪えないものの試合の主導権を握り続けるトッテナムは、試合最終盤にベルフワイン、ソン・フンミン、レギロンを下げてルーカス・モウラ、ヴィニシウス、D・サンチェスをピッチに送り込み、このまま試合をクローズ。最下位相手の快勝で2戦ぶりの白星を手にしたトッテナムは暫定4位に浮上した。
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