DF安藤淳が36歳で現役引退「理由は怪我」、京都やC大阪、松本、愛媛でプレー

2021.01.14 15:33 Thu
©︎J.LEAGUE
京都サンガF.C.は14日、DF安藤淳(36)が現役を引退することを発表した。なお、京都サンガF.C.ブランドアンバサダーに就任することも発表された。

安藤は静岡学園高校から関西大学を経て、2007年に京都に入団した。2011シーズンの天皇杯は5試合に出場し、準優勝に貢献。2013シーズンまで京都でプレーすると、2014年にセレッソ大阪へ完全移籍した。

C大阪では1シーズ半プレー。2015年6月に松本山雅FCへと完全移籍すると、2018年に愛媛FCへと移籍し、2019年に京都へ復帰していた。
J1通算99試合5得点、J2通算222試合出場、リーグカップで8試合に出場、天皇杯で22試合3得点を記録していた。

安藤はクラブを通じてコメントしている。
「このたび2020シーズンを持ちまして現役を引退する決意をしました。理由は怪我でサッカーをプレーすることが難しい状態になったためです。報告がシーズン後になったのは最後までサッカーをプレーできる可能性に懸けていたのと自分の状況をしっかり把握してから伝えたかったからです。期待の声を掛けていただいていた皆さん、申し訳ございません。やりきれなかった想いや悔しさはありますし、自分が望んでいた形の引退ではありませんが、この決断に迷いはありません。これも運命です。現実を受け入れて前に進みたいと思います」

「自分のプロ生活を振り返ると、困難の連続で決して華やかな選手生活ではありませんでした。それでも、今までプロサッカー選手として過ごした14年間は夢のような時間でした。子どもの頃から愛しているサッカーを職業にして、仲間と共に目標に向かって切磋琢磨する、そして多くの方々の声援を受けスタジアムでプレーする。そんな最高の日々がなくなるのは本当に寂しいです。辛いこともたくさんありましたが、プロ生活を振り返って真っ先に頭に浮かぶのは、試合でプレーする喜びや興奮です。僕はプロサッカー選手になることができて本当に幸せだったと感じています」

「学生時代に所属した、野洲JFC、セゾンFC、静岡学園高校、関西大学での経験のおかげでプロサッカー選手になることが出来ました。大人になってから、本当に素晴らしい指導を受けてきたのだと実感しています。ありがとうございました。また、所属したそれぞれのクラブでは、選手としても人としても成長させていただいたと感じています」

「プロのキャリアをスタートした<京都サンガF.C.>
かけがえのない経験、出会いを与えてくれた<セレッソ大阪>
人の温かさを感じた<松本山雅FC>
怪我で苦しんでいた僕に価値を与えてくれた<愛媛FC>
そして再び必要としてくれた僕の心のクラブである<京都サンガF.C.>」

「自分がスタートしたクラブで現役生活を終われることはとても幸せです。全ての時間が僕の財産であり、誇りです。ありがとうございました!僕は本当に周りの人に恵まれてきました。ここまで出会った、指導者、チームメート、サポーター。サポーターの皆さんとはたまに喧嘩もしましたね(笑)。クラブを支えていただいたスタッフやスポンサーの方々、友人など挙げればきりがありませんが、皆さん本当に感謝しています!」

「そして何より僕の夢を全力で応援してくれた両親、いつも近くで見守ってくれて支えてくれた妻、プレーする活力を与えてくれた息子、家族のおかげで辛いときも乗り越えられました。本当にありがとう!」

なお、新たに就任する京都サンガF.C.ブランドアンバサダーにでは、サンガのブランドイメージの向上とファン層の拡大を図るべく、ホームタウン活動やクラブの情報発信、アカデミー選手教育など幅広く業務にあたる。新たな役割にも意気込みを語った。

「また、このたび京都サンガF.C.ブランドアンバサダーに就任することになりました。クラブの新たな挑戦に関われる事をとても嬉しく思います。私にとっても新たなチャレンジであり、楽しみにしています。京都サンガF.C.のブランドイメージ向上を目的とし、京都サンガF.C.の価値を高める為に活動していきます。そして、地域の皆さんと共に京都サンガF.C.を盛り上げて行きたいと思います」

「私はサポーターの力を知っています。サンガスタジアム by KYOCERAという素晴らしい舞台で一人一人が主役となり、最高の雰囲気で試合を開催し、そして選手がそれに呼応するように最高のプレーをする。そんな姿をみんなで実現しましょう!そして京都に最高の週末を作りましょう!」

「立場は変わりますが、今シーズンも京都サンガF.C.の為に全力を尽くしたいと思います」

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「大輔のゴールに絡めて良かった」2点演出のカズ、引退試合の主役・松井大輔との思い出は「一緒に寮で暮らしていた」

アトレチコ鈴鹿の元日本代表FW三浦知良が、MF松井大輔との思い出を振り返った。 三浦は15日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われた『松井大輔引退試合-Le dernier dribble-~STARSEEDS SPECIAL MATCH~』に参加。「MATSUI FRIENDS」の一員として先発し、自らのシュートで松井の先制点を演出。18分にもゴール前でのキープが主役の2点目に繋がった。 「大輔のゴールに絡めて良かったです」とゴール関与について語った三浦は、後輩の引退試合への思いにも言及。 「特別な準備はないですけど、楽しく、大輔をちゃんと送り出せたら良いかなと思って。20分間という出場でしたけど、最後20分間、大輔と一緒のピッチに立てて良かったなと思いました。立ちたいなと思っていたので、それが実現して良かったです」 横浜FCでもチームメイトだった三浦だが、後輩がプロデビューした京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)時代を回想。元韓国代表MFパク・チソンにも触れつつ、当時を懐かしんだ。 「大輔が1年目の2000年は一緒に寮で暮らしていたことがすごく懐かしいです。その時は面倒も見ましたし、パク・チソンもいました。豪華なメンバーで。サッカーはもちろんですけど、生活も含めて常に一緒にいました。やっぱり鮮明に覚えていますね」 一方、21日には元日本代表GK南雄太の引退試合にも参加する三浦。「これからまた大阪の方に戻らなければいけない」「20日までやって、21日のイベントに出ます」と、忙しい合間を縫っても仲間の晴れ舞台に駆けつける、さすがの心遣いを見せている。 <span class="paragraph-title">【動画】カズの左足シュートから松井大輔の先制点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報] <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AB%E3%82%BA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#キングカズ</a> から <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E5%A4%A7%E8%BC%94?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#松井大輔</a> で先制!<br><br>/<br>キングカズが打ったシュートのこぼれ球に<br>松井大輔が反応し主役が先制点を決める!<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E5%A4%A7%E8%BC%94%E5%BC%95%E9%80%80%E8%A9%A6%E5%90%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#松井大輔引退試合</a><br>-Le dernier dribble-<br>~STARSEEDS SPECIAL MATCH~<br> <a href="https://t.co/9ioJ3RDzDV">https://t.co/9ioJ3RDzDV</a><a href="https://twitter.com/yokohama_fc?ref_src=twsrc%5Etfw">@yokohama_fc</a> <a href="https://twitter.com/matsui_ld_1215?ref_src=twsrc%5Etfw">@matsui_ld_1215</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%9E%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E7%A5%AD%E3%82%8A?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アベマサッカー祭り</a></p>&mdash; アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1868167071118590188?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.15 22:56 Sun

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