ルーカス・トレイラ、今冬にレンタル先を変更か フィオレンティーナが興味
2021.01.11 16:03 Mon
アーセナルからアトレティコ・マドリーにレンタル中のウルグアイ代表MFルーカス・トレイラ(24)だが、今冬に移籍先を変更する可能性があるようだ。
トレイラは2018年7月にサンプドリアからアーセナルへと完全移籍。ウナイ・エメリ監督の下では主力としてプレーしていたものの、ミケル・アルテタ体制発足後は出場機会を減らし、昨夏に1年間のレンタルでアトレティコへ移籍していた。
コンスタントな出場機会が欲しかったトレイラだが、アトレティコでも好況とは言えず、ここまで公式戦12試合の出場で先発出場は格下との対戦となったコパ・デル・レイの2試合を含めた4試合のみ。昨年11月には、自身の愚行も浮き彫りとなったウルグアイ代表でのクラスター発生による新型コロナウイルス感染も重なり、完全に向かい風が吹いてしまっている。
前から移籍の噂があったトレイラだが、現在は具体的な名前が出されており、フィオレンティーナが半年間のレンタルに興味を持っていると、イタリア『ラ・ナツィオーネ』が伝えている。一方ではトリノも関心を示していると言われているが、より積極的な姿勢を示しているのはフィオレンティーナなのだという。
他方ではアルテタ監督が復帰を望んでいるという噂もあったが、その可能性は限りなく低いと見られている。
トレイラは2018年7月にサンプドリアからアーセナルへと完全移籍。ウナイ・エメリ監督の下では主力としてプレーしていたものの、ミケル・アルテタ体制発足後は出場機会を減らし、昨夏に1年間のレンタルでアトレティコへ移籍していた。
コンスタントな出場機会が欲しかったトレイラだが、アトレティコでも好況とは言えず、ここまで公式戦12試合の出場で先発出場は格下との対戦となったコパ・デル・レイの2試合を含めた4試合のみ。昨年11月には、自身の愚行も浮き彫りとなったウルグアイ代表でのクラスター発生による新型コロナウイルス感染も重なり、完全に向かい風が吹いてしまっている。
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