【セリエA第17節プレビュー】3位ローマvs2位インテルの上位対決

2021.01.09 17:00 Sat
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
水曜に行われた前節、ミランvsユベントスの大一番はユベントスが3-1で快勝し、首位ミランに今季初黒星を付けた。また、2位インテルがサンプドリアに不覚を取り、ナポリも格下スペツィアに敗れる波乱が起こった。そしてDF冨安が今季2ゴール目を挙げている。迎える第17節、3位ローマ(勝ち点33)と2位インテル(勝ち点36)の上位対決が行われる。

ローマは前節クロトーネ戦をFWマジョラルのドッピエッタで3-1と快勝し、3連勝とした。インテル戦に向けてはFWジェコやMFヴェレトゥ、MFペッレグリーニら主力を温存できており、万全の状態で臨める。ここで勝ち点で並び、一気に2位浮上といきたい。


一方、サンプドリアの堅守とFWサンチェスのPK失敗が響いて痛い敗戦となったインテルは連勝が8でストップ。負傷を抱えていたFWルカクも後半半ばに投入した中、2点のビハインドを追いつけずに黒星となってしまった。ローマとは対照的に多くのエネルギーを投入した中、上位対決でバウンスバックとなるか。ジェコとルカクによる重量級FWの共演にも注目だ。

ユベントスに敗れて今季リーグ初黒星となったミラン(勝ち点37)は、17位トリノ(勝ち点12)とのホーム戦で首位キープを目指す。ユベントス戦では負傷者やコロナ感染者によって戦力が乏しく、じり貧となってしまったミラン。それでもインテルがお付き合いしてくれたことで首位をキープできたことをポジティブに捉え、トリノ戦に切り替えたい。

そのミランに勝利したユベントスは1試合消化が少ない中、7ポイント差としてスクデット戦線への生き残りを果たした。大一番を制して勢いに乗れた中、今節は5位と躍進するサッスオーロ(勝ち点29)とのホーム戦に臨む。FWディバラが更なる復調をアピールする2アシストを決めた他、攻守に充実の内容でミランに勝利したチームは今季のサプライズチームであるサッスオーロ撃破となるか。

対するサッスオーロは前節ジェノア戦を2-1と競り勝ってアタランタ戦の大敗を払拭した。粘り強く勝利を手繰り寄せる戦いが続いている中、ユベントス相手にも真骨頂を発揮できるかに注目だ。

前節ウディネーゼ戦でセットプレーから今季2点目を決めた冨安の12位ボローニャ(勝ち点17)は、19位に沈むジェノア(勝ち点11)とのアウェイ戦に臨む。自身得点試合で白星が付かずもどかしいところだが、本職の守備でも安定したプレーを続けており、自信を深めているはずだ。引き続き右サイドバックでの先発予想となっているが、攻守両面での活躍に期待だ。

そしてインテル撃破に貢献したDF吉田の11位サンプドリア(勝ち点20)は、月曜に16位スペツィア(勝ち点14)とのアウェイ戦に臨む。右サイドバックで3試合連続先発となった吉田は守備面で安定をもたらす役割を果たしているが、格下のスペツィア戦では攻撃面での活躍が見られるかに注目したい。

◆セリエA第17節
▽1/9(土)
《23:00》
ベネヴェントvsアタランタ
《26:00》
ジェノアvsボローニャ
《28:45》
ミランvsトリノ

▽1/10(日)
《20:30》
ローマvsインテル
《23:00》
ヴェローナvsクロトーネ
ウディネーゼvsナポリ
パルマvsラツィオ
《26:00》
フィオレンティーナvsカリアリ
《28:45》
ユベントスvsサッスオーロ

▽1/11(月)
《28:45》
スペツィアvsサンプドリア


関連ニュース
thumb

ローマがジェノアにウノゼロで暫定4位浮上! マンチーニ豪快弾で格下相手に2連勝《セリエA》

セリエA第26節、ローマvsジェノアが7日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが1-0で勝利した。   前節、フィオレンティーナとの接戦を伏兵ディアワラの劇的な終盤のゴールで勝ち切った5位のローマ(勝ち点47)は、13位のジェノア(勝ち点27)を相手に連勝を狙った。中3日での連戦に向けて先発4人を変更。負傷のヴェレトゥ、サスペンションのクンブラに代えてペドロ、スモーリング、ベンチスタートのスピナッツォーラとムヒタリアンに代わってカルスドルプ、エル・シャーラウィが起用された。   立ち上がりから球際のバトルを強調するジェノアに対して、攻撃のリズムを掴み切れないローマだが、スモーリングやマンチーニが制空権を握るセットプレーを軸に相手ゴールを脅かしていく。   以降はペドロ、マジョラルのスペイン人コンビを起点に前線でのダイレクトプレーで揺さぶりをかけ続けるホームチームは20分過ぎにセットプレーからゴールをこじ開ける。24分、右CKの場面でキッカーのペッレグリーニが滞空時間の長いボールを入れると、これをマンチーニが打点の高いヘディングで合わせた。   良い時間帯に先制に成功したローマは直後の27分にもペドロがボックス手前で鋭い仕掛けを見せて強烈な左足のシュートを枠の右隅へ飛ばすが、これはGKマルケッティのビッグセーブに阻まれる。その後は相手の攻撃をスモーリングを中心に撥ね返しながら要所でカウンターを仕掛けたが、エル・シャーラウィやマジョラルがシュートチャンスを生かし切れない。   1点リードで試合を折り返したローマは後半も相手に主導権を譲らず、危なげなく試合をコントロールしていく。60分にはエル・シャーラウィ、ディアワラを下げてムヒタリアンとビジャールを同時投入。   すると、66分にはカウンターから中央を持ち上がったビジャールに決定機。ボックス手前から右足を振り抜くが、このシュートは惜しくも右ポストを掠める。さらに、74分にはボックス右へ抜け出したカルスドルプからの絶妙なグラウンダークロスをペドロがバックヒールで合わせ、左ポストを叩いたこぼれ球をマジョラルがゴールネットへ押し込む。だが、2点目かに思われたこの場面はペドロの抜け出しがわずかながらオフサイドラインを越えており、ゴールは認められず。   その後も再三のカウンターチャンスを決め切れず、試合を殺すことができないローマは、試合終盤の87分に最前線のマジョラルを下げてDFファシオを投入する守備的な交代策でウノゼロでの逃げ切りを図る。   そして、スカマッカ、デストロと古巣相手に恩返し弾を狙う相手アタッカー陣を何とか最後まで封じ切ってこのまま試合をクローズ。追加点を奪えなかったことでやや難しい展開となるも、格下相手にきっちりと勝ち切ってリーグ2連勝。暫定ながら4位に浮上した。 2021.03.07 22:28 Sun
twitterfacebook
thumb

ローマに痛手…チームトップスコアラーのヴェレトゥが太もも負傷で約1カ月の離脱へ

ローマのフランス人MFジョルダン・ヴェレトゥが、太もものケガで1カ月以上の離脱を余儀なくされるようだ。イタリアの複数メディアが報じている。 ヴェレトゥは3日に行われたセリエA第25節のフィオレンティーナ戦で負傷。60分の失点直前のスプリントで足を痛めて続行不可能となっていた。 元々4日に検査を受ける予定だったが、状態が悪く、5日に延期されていたとのこと。『カルチョメルカート』によると、離脱期間はおよそ35日間。程度2のケガとなってしまったようだ。 この結果、ヴェレトゥはヨーロッパリーグ・ラウンド16のシャフタール・ドネツクとの2試合や、21日に行われるセリエA第28節のナポリ戦の欠場が濃厚となった。 今季のヴェレトゥは、セリエAではここまで24試合に出場し、チームトップの10ゴール2アシストをマークしていた。 2021.03.05 20:01 Fri
twitterfacebook
thumb

ローマ、セリエA屈指の若手CBイバニェスと2025年まで契約延長!

ローマは4日、U-23ブラジル代表DFロジェール・イバニェス(22)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。 ローマとの新たな契約にサインしたイバニェスは、クラブ公式サイトを通じて喜びのコメントを残している。 「今回の契約延長は僕にとって本当に大きな意味があるんだ。このクラブを代表してプレーすることに値することを示そうと、ここまでハードワークを続けてきたからね」 「自分自身、改善を続ける必要があることを理解しているけど、1つだけ確かなことがあるんだ。それは将来のために、僕が持っているすべてのものをローマに捧げることだ」 また、ローマでゼネラル・マネージャーを務めるチアゴ・ピント氏は、伸びしろ十分のイバニェスが過去に在籍した偉大なるブラジル人プレーヤーの系譜を受け継ぐ存在になると確信している。 「ロジェールは、このクラブが現在と将来の双方で共に築き上げたいと考えている、若くて才能のあるプレーヤーの1人だ」 「ローマに加入して以来、一貫して改善を続けているが、彼にはまだまだ成長の余地があることを確信している」 「また、歴史的にクラブで大きな成功を収めてきたローマのブラジル人プレーヤーの誇り高い伝統を継続できることを嬉しく思う」 2020年1月にアタランタから買い取り義務付きの1年半のレンタルで加入したイバニェスは、ここまでローマで公式戦36試合に出場し1ゴールを記録。今季ここまでは公式戦26試合に出場するなど、3バックのレギュラーに定着している。 ラツィオとのデルビー・デッラ・カピターレでは2失点に絡む失態を犯したが、機動力と出足の鋭さを生かした守備範囲の広さ、元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスを彷彿とさせる高精度のフィードや持ち上がりといったビルドアップの質も高く、セリエA屈指の万能型センターバックとしての評価を高めている。 2021.03.05 02:10 Fri
twitterfacebook
thumb

劇的ゴールで勝利のローマ、フォンセカ監督は白星に安堵「タフだったが勝利に値する試合」

ローマのパウロ・フォンセカ監督が、リーグ戦での重要な勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 ローマは3日に行われたセリエA第25節で、フィオレンティーナと対戦。前節ミランに敗れトップ4から陥落したローマだが、この日は後半先制に成功。一度は追い付かれたものの、88分にMFアマドゥ・ディアワラが決勝弾を記録し、2-1のスコアで勝利した。この結果、3試合ぶりの勝利を挙げたローマは5位のまま順位は変わらなかったものの、トップ4争いに踏みとどまることには成功している。 試合後のインタビューに応じたフォンセカ監督は、前節の敗戦から立ち直ったチームを称賛。そのうえで、現在抱えている課題についても語っている。 「今日は本当にタフな内容だったが、勝利に値する試合だったと思う。チャンスを作り出せており、守備もソリッドだった。ここでの勝利は、我々にとって本当に重要なものだったと感じている」 「これで物事が全て楽になったとは言い難いが、間違いなく重要ではあった。勝てなかった後、改善するために何をすべきかに気づくことが大切だったのだ。チームは正しい姿勢を見せ、勝利が必要な試合で勝つことができた」 「我々が強豪相手に勝てていないのは事実だ。相手がチャンスを作っているというより、自分たちがミスをしているシーンがよく見られる。ライバルとの試合であっても良いことはたくさんあったが、いつも何かしらの点で不足していた。最高の相手と対戦したときには、チームは改善する必要がある」 また、フォンセカ監督は勝利の立役者であるディアワラについてコメント。負傷から復帰した選手の活躍を喜んでいる。 「彼は長期間欠場していたが、復帰後は良いプレーを見せているね。今日は、ゴール以外でも素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた。私は自由に起用できる選手の選択肢を得られて、とても嬉しいよ」 2021.03.04 13:44 Thu
twitterfacebook
thumb

伏兵ディアワラの劇的弾でローマがヴィオラに競り勝つ! トップ4争いに踏みとどまる《セリエA》

セリエA第25節、フィオレンティーナvsローマが3日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、アウェイのローマが1-2で勝利した。 前節、ミランとの上位対決に競り負けたローマ(勝ち点44)はアタランタに抜かれてチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に転落。CL圏内再浮上に向け勝ち点3奪取必須のアウェイゲームでは14位のフィオレンティーナ(勝ち点25)と対峙した。ミラン戦からは先発3人を入れ替えてファシオ、カルスドルプ、ビジャールに代えて負傷明けのクンブラ、ディアワラとブルーノ・ペレスが起用された。 立ち上がりから主導権を握ったローマはディアワラ、ムヒタリアンとボックスの外からミドルシュートを放って相手守備をけん制。以降は左サイドのスピナッツォーラのドリブル突破を起点に攻め手を窺うが、マジョラルやムヒタリアンへのボールの収まりが今一つで攻撃に迫力が出ない。 逆に機動力のあるリベリとヴラホビッチの2トップを起点にカウンターを狙う相手の形に持ち込まれ、幾度かボックス内を陥れられる場面も目立った。 前半半ばから終盤にかけては膠着状態が続く。何とか前半のうちにリードを奪いたいアウェイチームは45分、ペナルティアーク付近でマジョラルからパスを受けたペッレグリーニが低い弾道のミドルシュートを枠の左に飛ばすが、これはGKドラゴウスキの好守に阻まれた。 攻撃のリズムを掴み切れぬまま試合を折り返したローマだが、後半開始早々に先手を奪う。49分、ボックス手前右でマンチーニが浮き球のパスをゴール前に入れると、左サイドから斜めのランニングで飛び出したスピナッツォーラが絶妙な右足のダイレクトシュートでニアを破り、前回対戦に続く今季リーグ2点目とした。 一方、先にゴールを許したフィオレンティーナは、失点直後にカストロヴィッリが足を痛めてプレー続行不可能に。前半のイゴールに続く負傷交代となり、嫌な流れが漂うが意外な形から同点に追いつく。60分、相手CKのロングカウンターから左サイド深くに抜け出したヴラホビッチの高速クロスが戻りながらの対応となったスピナッツォーラのオウンゴールを誘った。 不運なオウンゴールで追いつかれたローマは、さらに失点前の流れでスプリントした際にハムストリングを痛めたヴェレトゥがプレー続行不可能となり、ペドロを緊急投入。さらに、67分には疲労が見えたムヒタリアンを下げてエル・シャーラウィをピッチへ送り出した。 その後は一進一退の攻防が続く中、82分にはヴラホビッチに決定的な枠内シュートを許すが、ここはGKパウ・ロペスのビッグセーブで凌ぐ。すると、守護神の好守で流れを引き寄せたローマは伏兵が劇的ゴールを奪う。 88分、相手を押し込んでボックス手前中央のディアワラがボックス右でフリーのカルスドルプに斜めのパスを通してゴール前に走り込むと、カルスドルプからの絶妙な折り返しをワンタッチで合わせてゴールネットを揺らした。当初、オフサイドの判定が出るも、VARのレビューの結果、オンサイドでのゴールが認められた。 そして、ディアワラの今季初ゴールを最後まで守り切ったローマが苦しみながらも敵地で勝ち切ってトップ4争いに踏みとどまった。 2021.03.04 07:06 Thu
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly