百戦錬磨の“ビッグ・サム”がWBAの残留に意気込み 「ただベストを尽くすだけ」

2020.12.18 17:39 Fri
Getty Images
WBAの新指揮官に就任したサム・アラダイス監督がプレミアリーグ残留に向け、意気込みを語っている。クラブ公式サイトが伝えた。
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今季、プレミアリーグに昇格したWBAだったが、開幕から低空飛行が続き、13試合を消化した現時点で19位。ここまでの白星は最下位のシェフィールド・ユナイテッドから挙げた1勝のみとなっており、クラブは16日にスラヴェン・ビリッチ前監督を解任した。プレミアリーグ残留のため、WBAが白羽の矢を立てたのが“ビッグ・サム”の愛称で知られるアラダイス監督だ。これまでボルトンやウェストハム、ニューカッスル、ウェストハム、クリスタル・パレスなどのクラブを渡り歩き、通算512試合で指揮。プレミアリーグでの戦い方を熟知する指揮官の1人だ。
就任のインタビューに応じたアラダイス監督もまだWBAがプレミアに残留できる可能性はあると語り、チームの立て直しに自信を見せた。

「今の時点では、何ができて何ができないかは予測できない。ただベストを尽くすだけだ。過去に他のクラブで成功したように、ここでも成功したいね。そうなれば、シーズン終了時には全員が幸せになるだろう。来シーズン、WBAがプレミアリーグでプレーしていたら、私は大喜びさ」
「トレーニンググラウンドにいる全員が、選手の能力を最大限に引き出す手助けをできる。私は、選手たちがどんな人間か知りたいし、練習の雰囲気がどんなものなのかを見てみたいね。序盤の私の究極の目的は、できるだけ早く試合に勝ち、気分を盛り上げることだ。それは、自分一人では決してできない。周りの人たちの助けやサポートが必要になる」

「今以上の何かを成し遂げるため、皆を鼓舞していきたい。選手たちには会ったばかりだが、彼らは良い結果を出したいと思っているグループだと感じているよ。もう少し自信をつけていけば、ポジティブな結果が出てくるかもしれない」

また、アラダイス監督はインタビューのなかで、自身がWBAの本拠地ウェストブロムウィッチの近くにある街ダドリーの出身であることに言及。子供時代から馴染み深いクラブで仕事ができる喜びを語っている。

「私はダドリーのすぐそばで生まれたので、少年時代にはザ・ホーソンズでの素晴らしい思い出があるんだ。何年もスタジアムで試合を見ていた。今、監督になれる喜びと機会を得られて、とても楽しみにしているよ」

「私はなじみの深い地元に戻ってきた。このクラブの歴史は知っているし、ファンが持っている情熱も理解している」

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