スラヴェン・ビリッチ Slaven Bilic

ポジション 監督
国籍 クロアチア
生年月日 1968年09月11日(55歳)
利き足
身長
体重
ニュース クラブ 監督データ
ニュース一覧

元ウェストハム&クロアチア代表監督のビリッチ、サウジのアル・ファトフ指揮官就任

サウジアラビアのアル・ファトフは8日、クロアチア人指揮官のスラヴェン・ビリッチ氏(54)を新指揮官に招へいしたことを発表した。 ビリッチ氏はこれまでクロアチア代表監督やウェストハム、WBAなどを指揮。直近ではチャンピオンシップ(イングランド2部)のワトフォードを率いるも成績不振により3月に解任されていた。 アル・ファトフは昨季のサウジ・プロッフェショナルリーグで6位、元スペイン代表FWクリスティアン・テージョらが在籍している。 2023.07.09 07:00 Sun

電撃退任のポステコグルー監督の後任は誰に? 横浜FMのマスカット監督も急浮上、セルティック監督候補は多数

電撃的にセルティックの監督を退任し、トッテナムの指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルー監督。セルティックは2シーズンで大きな成果を残した指揮官の後任探しに追われている。 2021年夏、横浜F・マリノスの監督を退任し、セルティックにやってきたポステコグルー監督。ヴィッセル神戸から日本代表FW古橋亨梧を獲得すると、チームのスコアラーとして躍動。冬には、日本代表FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介を獲得し、リーグ優勝とリーグカップの2冠を達成した。 2年目の今シーズンは、さらにチームが進化。古橋はリーグ得点王の活躍を見せ、MVPも受賞。旗手、前田も大きく活躍すると、冬に加入したDF岩田智輝、DF小林友希もチームの一員としてプレー。前年を上回る国内3冠を達成していた。 栄光の日々を取り戻したセルティックだが、ポステコグルー監督は3冠達成の歓喜が冷めやらぬうちにチームを離れ、トッテナムの監督に就任。その結果、セルティックの監督人事が大きな騒ぎとなっている。 予てから候補にあがっていたのはウェストハムのデイビッド・モイーズ監督。スコットランド人であることもあり、就任の可能性も騒がれたが、ウェストハムでのキャリアを続けることが濃厚だ。 その他には、マンチェスター・シティのアシスタントコーチを務めるエンツォ・マレスカ氏やレスター・シティの監督を解任されてフリーのブレンダン・ロジャーズ氏、チェルシーの監督を解任されてフリーのグレアム・ポッター氏などの複数の名前が浮上。また、元セルティックのエースでもあるヘンリク・ラーション氏や元クロアチア代表監督でもあるスラヴェン・ビリッチ氏なども候補にあがっている。 イギリス『デイリー・レコード』によれば、ビリッチ氏は就任にかなり前向きとのこと。どの監督を連れてくるかは注目に値するが、驚きの名前もあがっている。 それが横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督だ。 ポステコグルー監督のセルティック監督就任を受け、横浜FMの監督に就任したマスカット監督。チームを引き継ぐと、2年目の2022シーズンは見事に明治安田生命J1リーグで優勝を果たしている。 イギリス『デイリー・メール』によれば、横浜FMでも似たスタイルのサッカーを披露し、徐々に自身のスタイルにシフトしていったが、セルティックも同じ流れを組みたいと考えているとのことだ。 また、前田や岩田は横浜FM時代に指導したこともあり、チームの中心でもある日本人選手を知っていることもプラスに働くと見られている。 ポステコグルー監督も電撃的にチームを去ったが、マスカット監督も同様に引き抜かれてしまうのか。ただ、レンジャーズで現役時代にプレーした経験は足枷になるとも見られており、あくまで候補の1人とのこと。果たして、セルティックは誰がチームを率いるのだろうか。 2023.06.07 22:38 Wed

1年でのプレミア復帰を逃したワトフォードが新監督にイスマエル氏を招へい

チャンピオンシップ(イングランド2部)のワトフォードは、フランス人指揮官のヴァレリアン・イスマエル氏を新監督に招へいした。 昨シーズンのプレミアリーグを19位で終え、2季ぶりのチャンピオンシップを戦うこととなったワトフォード。1年でのプレミアリーグ復帰を目指す中、開幕から苦戦を強いられるとロブ・エドワーズ、スラヴェン・ビリッチ、クリス・ワイルダーと4人の指揮官の下で戦ってきたが、最終的には16勝15分け15敗の11位でシーズンを終えた。 その後、ワトフォードは10日に3月からチームを率いていたクリス・ワイルダー監督の解任を発表した。その後任として指名されたのが、現役時代にセンターバックとしてストラスブール、ブレーメン、バイエルンで活躍したイスマエル氏。 2009年に現役を引退したは同氏は、2011年11月から指導者キャリアをスタートさせると、これまでニュルンベルクやヴォルフスブルク、LASKリンツ、WBAの指揮官を歴任。直近ではベシクタシュの指揮官を務めたが、2022年10月に成績不振で解任されていた。 2023.05.11 23:34 Thu

プレミア昇格目指すワトフォードが今季2度目の監督交代、シェフィールド・ユナイテッドを昇格させたワイルダー監督を招へい

ワトフォードは7日、スラヴェン・ビリッチ監督(54)の解任を発表した。なお、後任にはクリス・ワイルダー氏(55)が就任することとなる。 チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うワトフォードは、昨年9月にロブ・エドワーズ監督(39)を解任。ビリッチ氏を新監督に招へいしていた。 プレミアリーグ昇格を目指す中、10位と中位に甘んじていたワトフォードの立て直しを期待されたビリッチ監督だったが、公式戦26試合を指揮して10勝7分け9敗の成績。特に今年に入ってからは、リーグ戦10試合を戦い、3勝5分け2敗の成績に。チームも10位と変わらずにいた。 首位バーンリーとの勝ち点差は26、自動昇格が可能な2位のシェフィールド・ユナイテッドとの勝ち点差は16、プレーオフに進む6位ノリッジ・シティとの勝ち点差は4という状況。まだ昇格の可能性を残す中、立て直しを図るために監督交代を決断した。 クラブは監督解任について説明している。 「我々は皆、今シーズンの成功に野心的です。そのため、昇格の機会がまだ現実にあるうちに、何か新しいものが早急に必要とされています」 「1月の移籍市場が終わった今、終盤の試合に向けてエネルギーを取り戻すために利用できる唯一の選択肢は監督を代えることです」 後任に就くワイルダー監督は、シーズン終了までの契約を結んでいる。 ワイルダー監督は、シェフィールド・ユナイテッドをリーグ1(イングランド3部)からプレミアリーグ昇格まで導き、昇格1年目は9位という成績を残していた。 2021年11月からはミドルズブラを指揮。2022年10月に解任されていた。 2023.03.08 14:36 Wed

日本戦ではアシストのDFロブレンがクロアチア代表を引退、W杯はロシアで2位、カタールで3位「言葉では言い表せない」

リヨンに所属するDFデヤン・ロブレン(33)が、クロアチア代表からの引退を発表した。 ディナモ・ザグレブのアカデミーで育ったロブレンは、クロアチアのインテル・ザプレシッチへのレンタル移籍を経て、2010年1月にリヨンへ完全移籍。2013年7月にサウサンプトンへと完全移籍すると、2014年7月にはリバプールへと完全移籍した。 リバプールではプレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)で優勝を経験。2020年8月にゼニトへ完全移籍すると、今年1月に古巣のリヨンへ9年半ぶりに復帰していた。 クロアチア代表としては世代別の代表チームで順調にキャリアを重ね、2009年10月8日のカタール代表とのフレンドリーマッチでデビュー。2011年9月2日のユーロ2012予選・マルタ代表戦では代表初ゴールを記録。ケガのために出場できなかったが、ユーロ2012出場に大きく貢献していた。 ワールドカップでは、2014年の南アフリカ大会に初出場。2018年のロシア大会では決勝を含む全7試合にフル出場し、準優勝に貢献。2022年のカタール大会でも準決勝までの全6試合にフル出場。日本代表とのラウンド16ではアシストも記録していた。 クロアチア代表としては通算78試合で5ゴールを記録。W杯では16試合に出場し1アシスト。ユーロはケガなどの影響もありユーロ2020にしか出場したことがなく、2試合の出場に終わっていた。 ロブレンはクロアチアサッカー連盟(HNS)を通じて代表引退に際して手紙を綴った。 「あまり嬉しくないニュースを伝えたいと思うが、信じて欲しい。僕は心を開き、よく考えてからこの決定を下した。これは僕にとって非常に難しく、これを書いている間は泣かないようにしているが、みなさんは僕が心に偽りのない感情を持った人であることをすでによく知っている」 「クロアチア代表チームに別れを告げなければならない日が来た」 「僕は子供の頃、チェッカーボードが描かれた最も美しいシャツを着て、大きな大会でプレーすることを夢見ていた。赤と白の四角形を初めて着たのは9歳のときで、スーパーマンのマントをかぶったような特別な感覚を決 して忘れることはない。僕のヒーローであるスーパーマンのように、僕は力強く、自信に満ち、大胆不敵だと感じた」 「言葉では言い表せない」 「2009年10月8日、僕の故郷での正式なデビュー日を永遠に覚えている」 「ユースの代表はすべて経験したが、A代表チームというピラミッドの頂点を感じたいとずっと思っていた。これは、僕の真のスキルを全世界に実際に示すことができる場所だ」 「正直なところ、最初は自分自身にもっと期待していた。自分のパフォーマンスに何度も失望した。もっと多くのことができると思っていたが、いくつかのことは足りなかった。正直に言うと、僕は早く離れることさえ考えたこともあった。若者の狂気、僕自身にあまり忍耐がなかった。親愛なるファンのみんなのおかげで、最終的に僕は自分の心に耳を傾け、続けてきた」 「すべての若いサッカー選手に伝えたいのは、クロアチア代表チームを他の何よりも違った見方をするべきだということだ。彼らを自分のスーパーヒーローとして見て欲しい」 「僕にとって、この代表的なストーリーの最も美しい側面は、過去5年間で達成したすべてのことだ。正直なところ、僕にとってはまだ大きな夢のようなものでもある。特に2018年と2022年には、説明しきれないほど多くの感情が僕を通り過ぎていった。僕はそのような瞬間を生き、最大の誇りを持って経験した。僕はそれらを決して忘れないし、それらを僕の心に永遠に留まらせる」 「僕の最初のスラヴェン・ビリッチから始まり、イゴール・シュティマッツ、ニカ・コバチ、アンテ・チャチッチ、そしてズラトコ・ダリッチまで、すべての監督の協力に感謝したいと思う。みんなから何かを残してもらい、みんなから多くのことを学んだので、僕は永遠に感謝する」 「素晴らしく忘れられない旅をしてくれたすべての元および現在のチームメイトに感謝したいと思う。僕たちは浮き沈みを経験し、一緒に笑ったり泣いたりしたが、僕の心には永遠にみんながいる。10年以上一緒にプレーしてきた人もいる。僕はみんなを兄弟のように感じている。本当に苦労していたとき、僕のためにそこにいてくれた。どうもありがとう」 「初日から舞台裏にいるすべての人にも感謝する。全員の名前を順番に挙げることはできないが、僕たちはこれらの人々が誰であるかをよく知っている。この代表チームの中核であり、ニュースの見出しには載らず、あまり注目されていないかもしれないが、僕を信じて欲しい。あなたたちがいなければ、僕たちは何者でもない」 「最後に、新しいファンが1人増えたことを伝えたいと思う。これまでと同じように、僕たちは互いに支え合っている。僕たちの団結は、クロアチア代表チームにとって計り知れないほど重要であり、それが僕たちの最大の強みだからだ。心より感謝する」 <span class="paragraph-title">【動画】クロアチア代表が別れを告げるロブレンへ送る特別ムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Pride. <a href="https://t.co/XKgmRhgHmw">pic.twitter.com/XKgmRhgHmw</a></p>&mdash; HNS (@HNS_CFF) <a href="https://twitter.com/HNS_CFF/status/1628728048781561858?ref_src=twsrc%5Etfw">February 23, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.23 20:57 Thu

プレミア復帰を目指すワトフォードが監督交代、ビリッチ氏を招へい

ワトフォードは26日、ロブ・エドワーズ監督(39)の解任を発表。新監督にクロアチア人指揮官のスラヴェン・ビリッチ氏(54)を招へいしたことを発表した。 なお、ビリッチ監督との契約期間は1年半となる。 エドワーズ監督は今シーズンからワトフォードの監督に就任。これまではウォルバーハンプトンの下部組織で監督を務めた他、U-16イングランド代表の監督も務めていた。 ビリッチ新監督は、母国のハイドゥク・スプリトやクロアチア代表の監督を務めた他、ロコモティフ・モスクワ、ベシクタシュを指揮。その後、ウェストハム、アル・イテハド、WBA、北京国安で指揮を執っていた。 2022年1月で北京国安の監督を退任。これまではフリーだった。 ワトフォードはプレミアリーグ復帰を目指す中、チャンピオンシップ(イングランド2部)で10位と中位に甘んじている状況だった。 2022.09.26 22:20 Mon

チェルシー、ギャラガー&ギルモアの今冬呼び戻しはなし

チェルシーは今冬の移籍市場においてプレミアリーグのクラブにレンタル中の2選手の呼び戻しに動くことはないようだ。 マンチェスター・シティ、リバプールに次ぐリーグ3位に位置するチェルシーは、熾烈なリーグタイトルの真っ只中にいる。また、チャンピオンズリーグ(CL)、EFLカップでも順調に勝ち進んでおり、年明けにはFAカップの戦いもスタートする過密日程を強いられる。 加えて、現在チームは新型コロナウイルスのクラスター発生によって多くの主力を欠く状態にあり、今後の有事に備えて今冬の移籍市場において補強に動く可能性も取り沙汰されている。 そういった中、最も手っ取り早いのが、他クラブにレンタル中の若手プレーヤーの呼び戻しだ。とりわけ、バックアッパーとしてだけでなく、新たなオプションとしても機能しそうなのが、クリスタル・パレスのイングランド代表MFコナー・ギャラガー、ノリッジ・シティのスコットランド代表MFビリー・ギルモアの2選手だ。 今シーズン、WBAから修行先をパレスに変更したギャラガーはここまでのリーグ戦16試合に出場し、6ゴール3アシストを記録。この活躍が評価され、先日にはイングランド代表にも初招集されていた。一方、ギルモアは昨シーズンほどのインパクトを残せていないが、ここまでリーグ戦10試合出場と定期的にプレー機会を得ている。 そのため、今冬の移籍市場ではチェルシーが両クラブの間で結んだとされる契約条項によって、2選手、あるいは1選手を来年1月に呼び戻す可能性が取り沙汰されていた。 しかし、チェルシーのローンプレーヤーを管理するカルロ・クディチーニ氏は、イギリス『Ladbrokes』でその可能性を否定している。 「コナーにとって重要なのは、今いる場所でシーズンを終えることだ。ビリー・ギルモアも同様だ」 「これまで何度も言ってきたことだが、レンタル移籍は必ずしも多くの時間プレーしていれば成功するというものではない。特にあの年代は、チームに入れないときにも同じように学ぶことがある」 「昨シーズン、WBAに移籍したコナーは、監督がスラヴェン・ビリッチからサム・アラダイスに代わり、難しい局面を迎えたことを思い出す。コナーはアラダイスの下で何試合か欠場したが、私は彼と話し、『このような状況や監督交代にどう対処するかを学んでいるのだから、これはポジティブな瞬間だと受け止めるべきだ』と念を押さなければならなかった」 「それは監督が自分に何を望んでいるかを理解することの問題だった。また、自分にとって適切なクラブを選ぶことについても同様だ。そういった中、我々はクリスタル・パレスがまさに彼にとって適切なクラブであると感じている」 多くのチェルシーファンにとっては、フランス代表MFエンゴロ・カンテやクロアチア代表MFマテオ・コバチッチが細かい離脱を繰り返し、スペイン代表MFサウール・ニゲスが期待外れのパフォーマンスに終始していることもあり、とりわけギャラガーの帰還を望む声も挙がっていたが、その勇姿を拝めるのは来シーズン以降となりそうだ。 2021.12.24 00:09 Fri

ビッグ・サムは初降格に…WBAは2番目に多い11度目の降格、あの強豪は過去10回も降格

アーセナルに敗れたことでチャンピオンシップ(イングランド2部)への降格が決定したWBA。これが11度目の降格となり、史上2番目の多さとなってしまった。 WBAは2017-18シーズンのプレミアリーグを最下位で終えて降格。2シーズンをチャンピオンシップで過ごすと、2019-20シーズンは2位で自動昇格を掴んだ。 今シーズンはスラヴェン・ビリッチ監督の下でシーズンをスタートさせたが、成績不振で昨年12月に解任。その後に、サム・アラダイス監督が引き継いでいたが、残り3試合で降格が決定してしまった。 これが11度目の降格となり、歴代2番目の多さに。一番多いのはバーミンガム・シティの「12」回となっており、WBAと並んでレスター・シティが「11」回。ボルトンと今シーズンのプレミアリーグ制覇に近づいているマンチェスター・シティが「10」回と続いている。 また、アラダイス監督はボルトンやニューカッスル、ブラックバーン、ウェストハム、サンダーランド、クリスタル・パレス、エバートンなど17シーズンにわたってプレミアリーグで指揮を執ってきたが、今回が自身の監督キャリアで初のプレミアリーグからの降格を味わうこととなった。 ◆プレミアリーグからの降格回数 12回:バーミンガム・シティ 11回:WBA 11回:レスター・シティ 10回:ボルトン 10回:マンチェスター・シティ 2021.05.10 16:40 Mon

北京国安、新指揮官に昨年12月にWBAを解任されたビリッチ氏を招へい

中国スーパーリーグの北京国安は6日、クロアチア人指揮官スラヴェン・ビリッチ氏(52)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2年間となる。 2020年シーズンの中国スーパーリーグを3位で終えた北京国安は、昨年12月31日に2019年7月からチームを率いてきたブルーノ・ジェネジオ前監督の退任を発表していた。その後任としてビリッチ氏が就任することとなった。 現役時代にハイデュク・スプリトやウェストハム、エバートンなどでプレーしたビリッチ氏は、2000-01シーズンを最後に現役を引退すると、2001年11月に古巣ハイデュク・スプリトの暫定監督して指導者のキャリアをスタート。 その後、クロアチア代表やベシクタシュ、ウェストハムなどで監督を歴任。2019年6月からは当時チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたWBAの指揮官を務めると、就任1年目にしてチャンピオンシップを2位でフィニッシュさせ、2017-18シーズン以来のプレミアリーグ昇格に導いた。 だが、今シーズンここまではプレミアリーグ13試合を戦い1勝4分け8敗の勝ち点7で降格圏の19位に低迷。12月15日に行われたマンチェスター・シティとの一戦では、守備を固める戦い方が奏功し1-1のドロー。リーグの強豪相手に善戦したが、その翌日に解任が発表された。 2021.01.06 23:45 Wed

百戦錬磨の“ビッグ・サム”がWBAの残留に意気込み 「ただベストを尽くすだけ」

WBAの新指揮官に就任したサム・アラダイス監督がプレミアリーグ残留に向け、意気込みを語っている。クラブ公式サイトが伝えた。 今季、プレミアリーグに昇格したWBAだったが、開幕から低空飛行が続き、13試合を消化した現時点で19位。ここまでの白星は最下位のシェフィールド・ユナイテッドから挙げた1勝のみとなっており、クラブは16日にスラヴェン・ビリッチ前監督を解任した。 プレミアリーグ残留のため、WBAが白羽の矢を立てたのが“ビッグ・サム”の愛称で知られるアラダイス監督だ。これまでボルトンやウェストハム、ニューカッスル、ウェストハム、クリスタル・パレスなどのクラブを渡り歩き、通算512試合で指揮。プレミアリーグでの戦い方を熟知する指揮官の1人だ。 就任のインタビューに応じたアラダイス監督もまだWBAがプレミアに残留できる可能性はあると語り、チームの立て直しに自信を見せた。 「今の時点では、何ができて何ができないかは予測できない。ただベストを尽くすだけだ。過去に他のクラブで成功したように、ここでも成功したいね。そうなれば、シーズン終了時には全員が幸せになるだろう。来シーズン、WBAがプレミアリーグでプレーしていたら、私は大喜びさ」 「トレーニンググラウンドにいる全員が、選手の能力を最大限に引き出す手助けをできる。私は、選手たちがどんな人間か知りたいし、練習の雰囲気がどんなものなのかを見てみたいね。序盤の私の究極の目的は、できるだけ早く試合に勝ち、気分を盛り上げることだ。それは、自分一人では決してできない。周りの人たちの助けやサポートが必要になる」 「今以上の何かを成し遂げるため、皆を鼓舞していきたい。選手たちには会ったばかりだが、彼らは良い結果を出したいと思っているグループだと感じているよ。もう少し自信をつけていけば、ポジティブな結果が出てくるかもしれない」 また、アラダイス監督はインタビューのなかで、自身がWBAの本拠地ウェストブロムウィッチの近くにある街ダドリーの出身であることに言及。子供時代から馴染み深いクラブで仕事ができる喜びを語っている。 「私はダドリーのすぐそばで生まれたので、少年時代にはザ・ホーソンズでの素晴らしい思い出があるんだ。何年もスタジアムで試合を見ていた。今、監督になれる喜びと機会を得られて、とても楽しみにしているよ」 「私はなじみの深い地元に戻ってきた。このクラブの歴史は知っているし、ファンが持っている情熱も理解している」 2020.12.18 17:39 Fri
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2000年7月1日 ハイデュク・スプリト 引退 -
2000年1月1日 エバートン ハイデュク・スプリト 完全移籍
1997年7月1日 ウェストハム エバートン 完全移籍
1996年1月1日 カールスルーエ ウェストハム 完全移籍
1993年7月1日 ハイデュク・スプリト カールスルーエ 完全移籍
1989年6月30日 HNKシベニク ハイデュク・スプリト レンタル移籍終了
1988年7月1日 HNKシベニク レンタル移籍
監督履歴
就任日 退任日 チーム 種類
2023年7月8日 アル・ファティフ 監督
2022年9月26日 2023年3月7日 ワトフォード 監督
2021年1月6日 2022年1月8日 北京FC 監督
2019年7月1日 2020年12月16日 WBA 監督
2018年10月5日 2019年2月24日 アル・イテハド 監督
2015年6月9日 2017年11月6日 ウェストハム 監督
2013年6月28日 2015年5月30日 ベシクタシュ 監督
2012年7月1日 2013年6月18日 ロコモティフ・モスクワ 監督
2006年7月25日 2012年6月30日 クロアチア 監督
2004年7月1日 2006年6月30日 クロアチアU21 監督
2001年11月21日 2003年5月4日 ハイデュク・スプリト 監督