チェルシーが今季初の連敗…ウルブスに終盤被弾で痛恨の逆転負け…《プレミアリーグ》
2020.12.16 05:18 Wed
プレミアリーグ第13節、ウォルバーハンプトンvsチェルシーが15日にモリニュー・スタジアムで行われ、ホームのウルブスが2-1で逆転勝利した。
立ち上がりからチェルシーがボールを握る時間が長いものの、相手の守備ブロックをなかなか揺さぶり切れず、効果的な攻めを仕掛けることができない。
その後もこう着状態が続く中、15分を過ぎてようやく試合が動き始める。まずは20分、チェルシーが右CKの場面でチルウェルが入れたクロスをゴール前フリーのジルーが頭で合わすが、これは惜しくもクロスバーの上を越える。直後の22分にはボックス手前左でファビオ・シウバのパスを受けたペドロ・ネトが左足のミドルシュートをゴール左隅に飛ばすが、ここはGKメンディの好守に阻まれた。
互いに一度ずつ決定機を作り合ったことで、ここから試合が活性化されるかに思われたが、前半半ばから終盤にかけては再びこう着状態に戻る。前半のうちにゴールをこじ開けたいアウェイチームはプリシッチとヴェルナーのサイドを入れ替えるなど試行錯誤を繰り返す。前半終了間際の44分にはマウントの右CKをズマが打点の高いヘディングで合わすが、このシュートは惜しくもクロスバーを叩き0-0のイーブンで前半が終了した。
ホームで先制を許したウルブスはすぐさま反撃。55分にはネヴェスのラストパスに抜け出したファビオ・シウバがゴールネットを揺らすが、ここは惜しくもオフサイドの判定。その後、61分にはファビオ・シウバを下げて切り札のアダマ・トラオレをピッチへ送り出す。
すると66分、セットプレーの二次攻撃からボックス左でオタソウィの頭での落としを受けたポデンセが巧みなシュートフェイントでDFを外して右足のシュートを放つと、これがゴール左隅に決まった。
公式戦4試合連続の失点を喫して追いつかれたチェルシーは72分に2枚替えを敢行。ジルーとハヴァーツを下げてエイブラハム、コバチッチを投入。だが、この選手交代ですぐに流れを変えることはできず。逆に84分にはボックス付近で仕掛けたペドロ・ネトをDFリース・ジェームズが倒してしまい、主審はPKを宣告。だが、オンフィールドレビューの結果、判定が覆り事なきを得た。
その後もウルブスペースで試合が進む中、何とか1-1のイーブンを保っていたチェルシーだったが、最後の最後にゴールを割られる。95分、ウルブスのロングカウンターからヴィティーニャのパスがペドロ・ネトに繋がると、このまま左サイドをドリブルで運ばれてボックス左から打たれたシュートがゴール右隅に決まった。
試合最終盤にはGKメンディまで攻撃参加させたセットプレーで勝ち点1を奪いにかかるが、相手の守備に撥ね返されて試合はこのままタイムアップ。敵地で痛恨の逆転負けとなったチェルシーは今季初の連敗となった。
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直近2連敗中の13位ウルブスと、前節リーグ10戦ぶりの敗戦を喫した5位のチェルシーによる一戦。難敵相手のアウェイゲームで2戦ぶりの白星を目指すランパード監督率いるチームは不覚を取ったエバートン戦からコバチッチに代えて負傷明けのプリシッチを起用。また、ハヴァーツを右インサイドハーフ、ヴェルナーを右ウイングに配置するマイナーチェンジを施した。その後もこう着状態が続く中、15分を過ぎてようやく試合が動き始める。まずは20分、チェルシーが右CKの場面でチルウェルが入れたクロスをゴール前フリーのジルーが頭で合わすが、これは惜しくもクロスバーの上を越える。直後の22分にはボックス手前左でファビオ・シウバのパスを受けたペドロ・ネトが左足のミドルシュートをゴール左隅に飛ばすが、ここはGKメンディの好守に阻まれた。
互いに一度ずつ決定機を作り合ったことで、ここから試合が活性化されるかに思われたが、前半半ばから終盤にかけては再びこう着状態に戻る。前半のうちにゴールをこじ開けたいアウェイチームはプリシッチとヴェルナーのサイドを入れ替えるなど試行錯誤を繰り返す。前半終了間際の44分にはマウントの右CKをズマが打点の高いヘディングで合わすが、このシュートは惜しくもクロスバーを叩き0-0のイーブンで前半が終了した。
後半も引き続き堅い展開が予想されたが早々に動く。49分、左サイド深くでヴェルナーがタメを作って外を追い越したチルウェルにボールが繋がる。ここでチルウェルの高速クロスに反応したジルーがDFボリの手前で左足で合わせたボレーシュートがニア下に向かう。これはGKルイス・ネトにかき出されそうになったが、ゴールラインテクノロジーによってゴールインが認められた。
ホームで先制を許したウルブスはすぐさま反撃。55分にはネヴェスのラストパスに抜け出したファビオ・シウバがゴールネットを揺らすが、ここは惜しくもオフサイドの判定。その後、61分にはファビオ・シウバを下げて切り札のアダマ・トラオレをピッチへ送り出す。
すると66分、セットプレーの二次攻撃からボックス左でオタソウィの頭での落としを受けたポデンセが巧みなシュートフェイントでDFを外して右足のシュートを放つと、これがゴール左隅に決まった。
公式戦4試合連続の失点を喫して追いつかれたチェルシーは72分に2枚替えを敢行。ジルーとハヴァーツを下げてエイブラハム、コバチッチを投入。だが、この選手交代ですぐに流れを変えることはできず。逆に84分にはボックス付近で仕掛けたペドロ・ネトをDFリース・ジェームズが倒してしまい、主審はPKを宣告。だが、オンフィールドレビューの結果、判定が覆り事なきを得た。
その後もウルブスペースで試合が進む中、何とか1-1のイーブンを保っていたチェルシーだったが、最後の最後にゴールを割られる。95分、ウルブスのロングカウンターからヴィティーニャのパスがペドロ・ネトに繋がると、このまま左サイドをドリブルで運ばれてボックス左から打たれたシュートがゴール右隅に決まった。
試合最終盤にはGKメンディまで攻撃参加させたセットプレーで勝ち点1を奪いにかかるが、相手の守備に撥ね返されて試合はこのままタイムアップ。敵地で痛恨の逆転負けとなったチェルシーは今季初の連敗となった。
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