最終節でCL決勝T進出を決めたシメオネ監督「決して当たり前ではない」

2020.12.10 13:07 Thu
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アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出を決めたチームを誇っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

アトレティコは9日に行われたCLグループA最終節でレッドブル・ザルツブルクと対戦。グループ2位とグループ3位の直接対決となり、アトレティコは引き分け以上でラウンド16進出が決定する一戦となった。

試合はザルツブルクに主導権を握られ、アトレティコは苦しい時間帯が続いたが、39分に得意のセットプレーから先制。後半は勝つしかないザルツブルクにいくつかの決定機を作られるが耐え切ると、86分にMFヤニク・フェレイラ・カラスコがカウンターから追加点を挙げ、2-0で勝利を収めた。
この結果、アトレティコはグループ2位が確定し、ラウンド16進出が決定。試合後の記者会見でシメオネ監督は、難しい相手への勝利を喜んだ。

「我々は簡単な試合になるとは決して思っていなかった。ザルツブルクが昨季リバプールと対戦している姿を見たが、非常に高いインテンシティを持っていたからね。彼らは前半のスタートが重要だと考えていたのだろう。我々はリズムをつかめず、スペースを探している状況だった。セットプレーのゴールがあって、後半はリズムが良くなったね」
「サッカーは面白いもので、(アウェイでの)バイエルン戦では明確なチャンスがあったのに0-4、ホームのバイエルン戦でも勝つチャンスはあったがドローだった。良いプレーをしてチャンスを作っても得点に結びつかないときがあれば、今日のように得点に結びつくこともあるんだ」

「後半は我々にも、相手にもチャンスがあった。チームは前半と比べてより良い試合運びをしてくれたし、結果として求めていた場所に私を連れて行ってくれた。CLラウンド16のような重要な試合に臨めることを、楽しみたい」

2011-12シーズンにアトレティコの指揮官に就任したシメオネ監督は、今回の結果により8年で7度CLのグループステージを突破することになった(就任初年度はELに参加)。この成績についてシメオネ監督は、これが決して当たり前のことではないと語っている。

「私はここに来てからの9年間で、CLのグループステージを7度突破したと思う。この成績について、とても喜んでいるよ。多くの人にとってそれは当たり前に思うのかもしれないが、私にとっては当たり前ではないんだ。8年間、常にベストを尽くす必要があったんだからね」

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「クボとの対峙は楽なことではない」 シメオネ監督がガランの出来を語るなかで久保建英の名

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が振り返った。スペイン『マルカ』が報じている。 アトレティコは6日のラ・リーガ第9節でレアル・ソシエダとアウェイで対戦。開始1分のフリアン・アルバレス弾で逃げ切りを図ったが、84分に追いつかれ、1-1のドローに終わった。 ソシエダでは久保建英が右ウイングでフル出場。果敢に仕掛けでハビ・ガランだけでなく、アントワーヌ・グリーズマンとのマッチアップでも好勝負を演じたりと存在感を発揮した。 これで先のマドリードダービーに続くドローだが、シメオネ監督は「終盤の、ライバルの素晴らしいゴール。引き分けは妥当だ。攻めたいチームとよく守ったチーム。チャンスは多くなかった」と話す。 また、今季初の先発試合となり、左ウイングバックとして久保とマッチアップしたハビ・ガランのプレーぶりに関する質問にこう返した。 「彼はとても良い試合をした。クボとの対峙は楽なことではない。彼にはトレーニングでやっていることを試合でもやるよう要求していく」 <span class="paragraph-title">【動画】グリーズマンとマッチアップ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">ラ・リーガ 第9節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%80?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・ソシエダ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アトレティコ・デ・マドリー</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/0PoHidBl77">pic.twitter.com/0PoHidBl77</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1843024819249664126?ref_src=twsrc%5Etfw">October 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】久保建英の果敢な仕掛け! ソシエダとアトレティコは互いに譲らず</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="jS3NW1r9XzY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.07 11:50 Mon
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アトレティコの本拠地が「リヤド・エア・メトロポリターノ」に変更、メインスポンサーのリヤド航空と2033年まで契約

アトレティコ・マドリーは9日、メインスポンサーでもあるリヤド航空との契約延長を発表。スタジアムのネーミングライツも取得したことを発表した。 アトレティコとメインスポンサーであるリヤド航空は、2033年までネーミングライツ契約を締結。9年間に渡り、スタジアムは「リヤド・エア・メトロポリターノ」になるとのことだ。 リヤド航空は、2023年8月10日にアトレティコのメインスポンサーとなり、胸スポンサーであるだけでなく、スタジアムにも名前をつけることに。両者の関係がより強化されることとなった。 以前は「ワンダ・メトロポリターノ」と呼ばれ、2022-23シーズンからは「シビタス・メトロポリターノ」と呼ばれていた。なお、10月20日のレガネス戦から、スタジアムが「リヤド・エア・メトロポリターノ」に変更される。 <span class="paragraph-title">【動画】リヤド航空がアトレティコの本拠地のネーミングライツ取得</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="qme" dir="ltr"> <a href="https://t.co/8pXkBG4pWU">pic.twitter.com/8pXkBG4pWU</a></p>&mdash; Atlético de Madrid (@Atleti) <a href="https://twitter.com/Atleti/status/1843940735617273999?ref_src=twsrc%5Etfw">October 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.09 22:40 Wed
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「常に最も危険を生み出した」「正しいプレーをした」アトレティコ相手に攻撃牽引、フル出場の久保建英はまずまずの評価

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がまずまずの評価を受けている。 6日、ラ・リーガ第9節でソシエダはホームにアトレティコ・マドリーを迎えた。 今シーズンはラ・リーガでわずかに2勝と苦しい状況のソシエダ。久保はこの試合も右ウイングで先発出場を果たした。 しかし、アトレティコは久保を徹底マーク。ボールを持てば2人が寄せて対応され、なかなか個の突破を見せることができない。それでも、クロスからいくつかチャンスの糸口を見出そうとしていく。 1-1に追いついてからは久保が鋭いカットインから左足でミドル。しかし、これはわずかに枠を捉えられず。1-1のドローに終わった。 相手の対応に苦しみながらも、攻撃を牽引していた久保に対しては、地元メディアもまずまずの評価を与えていた。 <span class="paragraph-subtitle">◆スペイン『Noticias de Gipuzkoa』/6点(10点満点)</span> 「彼の献身性と我慢強さに異論はない」 「あまり良い結果にはつながらなかったが、それでも常に最も危険を生み出していた」 <span class="paragraph-subtitle">◆スペイン『El Desmarque』/6点(10点満点)</span> 「試合中に素晴らしいパフォーマンスを見せたもう1人の選手」 「しかし、真実は、彼が正しいパフォーマンスをしたということだ。それは常に危険を生み出していた」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英から何度もチャンス。ソシエダvsアトレティコ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="jS3NW1r9XzY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.07 18:40 Mon

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