20年ぶりの決勝T進出を目指すラツィオ、指揮官は「プレッシャーの対処は得意」と決戦に意気込み

2020.12.08 17:55 Tue
Getty Images
ラツィオシモーネ・インザーギ監督がチャンピオンズリーグ(CL)での大一番を前にチームのラウンド16進出を信じていると語った。クラブ公式サイトが伝えている。

CLグループFで勝ち点9を獲得し、2位につけるラツィオは8日に行われる最終節で3位のクラブ・ブルージュと対戦。引き分け以上で決勝トーナメント進出が確定する状況であり、勝てば他会場の結果次第で首位突破の可能性も残している。

仮にラツィオが決勝トーナメント進出となれば、1999-00シーズン以来の出来事となり、クラブやファンにとって待ち望んだ快挙となるのは確実だ。
チームへの期待とプレッシャーも高まっているが、試合前の公式会見に臨んだインザーギ監督はこうした状況への対処は得意だと語った。

「明日は決勝戦のような試合になるだろう。ここ数年、我々はプレッシャーへの対処を得意としてきた。CLのラウンド16に20年ぶりに戻るため、決定的な試合になるだろうね」
「明日がどんな試合になるかはわかっている。選手には自分たちが強いチームなんだと意識して、明確な心構えと正しい方法で試合に臨んでほしい。CLでの歩みは期待していた以上のものだと思うが、私はこのチームの資質を知っているからこそ、強く信じていたよ」

また、インザーギ監督は自身が2016年にトップチームの監督に就任してから、ここまでの歩みについても言及。その上で、チームが新たなステップに踏み出していけるはずだと意気込んだ。

「我々は常に改善してきた。ここまでの4年半で成し遂げてきたことを、忘れて欲しくはないね。我々は重要なトロフィーを獲得したし、CLにも出場できた。明日、勝てば、我々はまた別のメダルを獲得できる。私はこのラツィオで、新たなターンを迎えられると信じているよ」

「我々は今回のような決勝戦で、いつもうまく戦えてきた。私はこれまで見せてきたチームの団結力やコンパクトさが本当に好きだったよ、我々は常にピンチを乗り越えてきたんだ」

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ラツィオがチェルシーの逸材MFカサデイ獲得で合意か、母国帰還へ

ラツィオがチェルシーのU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(22)獲得で合意したようだ。買い取りオプション付きレンタルになる見込み。イタリア『Sportitalia』が報じている。 同メディアによると、移籍金1300万ユーロ(約21億円)+25%のセルオンで合意したとのこと。 2023年のU-20ワールドカップ(W杯)で得点王&MVPのダブル受賞し、将来を嘱望されていたカサデイ。クラブレベルでは2022年夏にインテルからチェルシーに移籍したが、思うように出番は得られず。 エンツォ・マレスカ新監督のもとで迎えた今季もここまで公式戦6試合の出場のみ。プレータイムにして424分にとどまり、プレミアリーグの方は1試合も出番がない状況だった。 ユベントスからも関心があったとされる中、よりプレー機会の得られそうなラツィオで新たなキャリアを歩むことになりそうだ。 2025.01.28 10:45 Tue
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ソシエダサポーター9名が遠征先で刺されるなどのケガ…ラツィオ過激サポーターの襲撃か

対戦したラツィオとレアル・ソシエダだが、観客に負傷者が出てしまったようだ。 両チームは23日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節で激突。『CNN Sports』によると、試合前にスタジアム近くにて、ソシエダのサポーター70名がラツィオのウルトラス80名に襲撃されたという。 現地警察の広報いわく、ソシエダのサポーター9名は現地の病院に搬送され、入院者も。そのうちの3名がナイフなどで刺されたほか、残りの者も金属製の鎖、ハンマー、革のストラップ等で殴打されたようだ。 警察も捜査を開始したというなか、ソシエダは声明。観戦で現地入りのジョキン・アペリバイ会長が負傷者のもとを尋ねたとし、現地警察、欧州サッカー連盟(UEFA)、ラツィオとともに究明すると綴った。 ラツィオもこの件について「クラブとしてあらゆる暴力を非難し、警察に最大限の協力を申し出るとともに、捜査で関与のサポーターが確認されたなら、最も厳格な措置を取る」との方針を明確にしている。 このソシエダ戦も3-1で勝利し、リーグフェーズ首位の座をキープでラウンド16進出が決定のラツィオだが、一部の過激サポーターによって喜びきれない試合となってしまった。 2025.01.24 14:03 Fri

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