「なぜ彼を呼んだのか理解していない」イングランド代表指揮官が、17歳ベリンガム招集の理由を明かす
2020.11.12 16:22 Thu
イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督は、初招集となったドルトムントのMFジュード・ベリンガムに大きな期待を寄せている。イングランドサッカー協会(FA)が伝えた。
ベリンガムは今夏チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のバーミンガム・シティから、移籍金2500万ポンド(34億7000万円)でドルトムントへ完全移籍。17歳ながら急激なステップアップとなったが、ここまで公式戦10試合に出場しており、ドイツのビッグクラブでもポジションを確保している。
イングランドはケガ人の増加に悩まされており、MFジェームズ・ウォード=プラウズやDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが、今回のインターナショナルマッチウィークでは負傷を理由に不参加となった。
そんな中、サウスゲイト監督は、代役として多くの選択肢があるなかでU-21イングランド代表歴のあるベリンガムを選択。10日に代表追加招集が発表された。
この決定に対しては批判の声もあり、現在プレミアリーグで好調なMFロス・バークリーや、MFジェームズ・マディソンを招集するべきだったという意見も出ている。しかし、サウスゲイト監督はそうした批判を気にしていないと語り、ベリンガムを招集した理由を明かした。
「我々は、彼がビッグクラブやチャンピオンズリーグ(CL)でプレーしていると簡単に言うこともできるが、実際にはそれ以上の理由がある。ジュードは、ポジションではドルトムントで中盤の2枚(ボランチ)としてプレーしている。[4-2-3-1]や[3-4-3]でプレーしており、それはまさにウォード=プラウズの代わりに求められることなんだ」
「ただ、彼を招集したのには、若い選手に代表で一緒に仕事する機会を与え、共に過ごし、時間を投資しているという大きな意味もある。彼は数日間、ここで素晴らしい経験をすることになるだろう。加えて、もし試合に出場できれば、それはボーナスになる」
「これは、我々が長期にわたって若い選手の育成に取り組んできたことの一部だと考えている。これはイングランド代表で取ったアプローチであり、それが非常に役立っている。若い選手に経験を積ませることになり、将来的にはイングランド代表にとって有益なものになるだろう」
また、サウスゲイト監督は今回ベリンガムを優先したものの、それは決して招集されなかった選手が劣るわけではないことを念押ししている。
「今回はジュードを選んだが、だからと言って彼が年上の選手と比べて優れていると決めつけたわけではない。彼がプレーする予定のポジションに、今回呼ばれなかった選手は適していなかっただけだ」
「人々は中盤のポジションを一括りにしてしまうが、中盤にはそれぞれ非常に特定された役割があるんだ」
ベリンガムは今夏チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のバーミンガム・シティから、移籍金2500万ポンド(34億7000万円)でドルトムントへ完全移籍。17歳ながら急激なステップアップとなったが、ここまで公式戦10試合に出場しており、ドイツのビッグクラブでもポジションを確保している。
そんな中、サウスゲイト監督は、代役として多くの選択肢があるなかでU-21イングランド代表歴のあるベリンガムを選択。10日に代表追加招集が発表された。
この決定に対しては批判の声もあり、現在プレミアリーグで好調なMFロス・バークリーや、MFジェームズ・マディソンを招集するべきだったという意見も出ている。しかし、サウスゲイト監督はそうした批判を気にしていないと語り、ベリンガムを招集した理由を明かした。
「選手を選んだ時に起きる反応を見るのはいつも興味深い。なぜジュード(・ベリンガム)を呼んだのかを理解せず、すぐに他の選手の話をするよね」
「我々は、彼がビッグクラブやチャンピオンズリーグ(CL)でプレーしていると簡単に言うこともできるが、実際にはそれ以上の理由がある。ジュードは、ポジションではドルトムントで中盤の2枚(ボランチ)としてプレーしている。[4-2-3-1]や[3-4-3]でプレーしており、それはまさにウォード=プラウズの代わりに求められることなんだ」
「ただ、彼を招集したのには、若い選手に代表で一緒に仕事する機会を与え、共に過ごし、時間を投資しているという大きな意味もある。彼は数日間、ここで素晴らしい経験をすることになるだろう。加えて、もし試合に出場できれば、それはボーナスになる」
「これは、我々が長期にわたって若い選手の育成に取り組んできたことの一部だと考えている。これはイングランド代表で取ったアプローチであり、それが非常に役立っている。若い選手に経験を積ませることになり、将来的にはイングランド代表にとって有益なものになるだろう」
また、サウスゲイト監督は今回ベリンガムを優先したものの、それは決して招集されなかった選手が劣るわけではないことを念押ししている。
「今回はジュードを選んだが、だからと言って彼が年上の選手と比べて優れていると決めつけたわけではない。彼がプレーする予定のポジションに、今回呼ばれなかった選手は適していなかっただけだ」
「人々は中盤のポジションを一括りにしてしまうが、中盤にはそれぞれ非常に特定された役割があるんだ」
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