周囲のチーム批判は“ジェラシー”によるもの ユナイテッド主将「世界最大のクラブだから」
2020.11.09 17:15 Mon
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが周囲からのチーム批判に言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
ユナイテッドは直近に敵地で行われたプレミアリーグ第8節のエバートン戦を3-1で制したが、今季のここまで7試合を消化して3勝1分け3敗の14位。1試合未消化分(バーンリーとの開幕節)を残すが、暫定首位のレスター・シティを8ポイント差で追いかけている。
また、2季ぶりに参戦のチャンピオンズリーグ(CL)においては初戦のパリ・サンジェルマン(PSG)戦に続いて次戦のRBライプツィヒ戦も白星で飾り、首位を走るが、最も力が劣るとみられるイスタンブール・バシャクシェヒルに敗戦。不安定な戦いを露呈している。
そうした状況のチームに厳しい目が注がれ、オーレ・グンナー・スールシャール監督に対する風当たりも強まるなか、自身も不安定なプレー内容が原因で批判の矛先が向けられがちなマグワイア。チームへの非難の声に関して、根底に“嫉妬心”があると考えているようだ。
「このクラブに来て1年半が経ち、気づいたことがひとつある。世界で最も話題に挙がるクラブだということだ。何故か? 世界最大のクラブだからだ。人々は僕らにうまくやってほしいと思っていないんだ。きっと僕らが過去に成功を収めてきたからだろうね」
ユナイテッドは直近に敵地で行われたプレミアリーグ第8節のエバートン戦を3-1で制したが、今季のここまで7試合を消化して3勝1分け3敗の14位。1試合未消化分(バーンリーとの開幕節)を残すが、暫定首位のレスター・シティを8ポイント差で追いかけている。
また、2季ぶりに参戦のチャンピオンズリーグ(CL)においては初戦のパリ・サンジェルマン(PSG)戦に続いて次戦のRBライプツィヒ戦も白星で飾り、首位を走るが、最も力が劣るとみられるイスタンブール・バシャクシェヒルに敗戦。不安定な戦いを露呈している。
「このクラブに来て1年半が経ち、気づいたことがひとつある。世界で最も話題に挙がるクラブだということだ。何故か? 世界最大のクラブだからだ。人々は僕らにうまくやってほしいと思っていないんだ。きっと僕らが過去に成功を収めてきたからだろうね」
「僕らはそれ(周囲の批判)と付き合っていき、しっかりとリアクションして、トレーニング場のなかにそういうネガティブなものを持ち込んでしまわないようにしていかないといけない。選手からすれば、それが難しく感じられるときもあるけどね」
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