【セリエA第7節プレビュー】CL出場クラブが激突、アタランタvsインテル、ラツィオvsユーベ開催
2020.11.06 18:00 Fri
前節、DF吉田がフル出場したジェノヴァ・ダービーは1-1の引き分け決着となった。そしてナポリとの上位対決を制したサッスオーロが首位ミランを2ポイント差で追走している。迎える第7節ではチャンピオンズリーグ(CL)に出場している4クラブが激突する。
まずは日曜に行われるアタランタvsインテル。アタランタは前節クロトーネ戦をFWムリエルのドッピエッタで3試合ぶりの勝利を飾った。連敗を止め、4勝2敗としたアタランタだったが、火曜に行われたCLではリバプールの前に粉砕された。自信を喪失しかねない大敗を喫した中、インテル相手に気持ちを切り替えてリーグ戦連勝となるか。
一方、前節パルマ戦を2点のビハインドを負った中、何とか引き分けに持ち込んだインテルは3勝2分け1敗スタートとなった中、火曜に行われたCLではレアル・マドリー相手に2-3と競り負けてしまった。コンテ監督の欧州カップ戦での勝負弱さが浮き彫りとなっている中、FWルカクが復帰見込みのインテルは、難敵アタランタを下すことができるか。
続いて日曜のランチタイムにキックオフとなるラツィオvsユベントス。前節トリノ戦を後半追加タイムでの大逆転劇で勝利をもぎ取ったラツィオ。3勝1分け2敗スタートとした中、水曜に行われたCLではFWインモービレとMFルイス・アルベルトを欠いた中、1-1の引き分けに持ち込んだ。CLで粘り強い戦いを見せられている中、再陽性判定となったインモービレの出場は微妙な状況だが、ゼニト戦で貴重な同点弾を決めたFWカイセドの活躍に期待したい。
対するユベントスは前節スペツィア戦を復帰したFWロナウドの途中出場により流れを変え、3試合ぶりの勝利とした。ピルロ監督の首が飛びかねない試合を何とか制したユベントスは、水曜に行われたCLではロナウドが先発した中、フェレンツヴァーロシュ戦をFWモラタとFWディバラの2発で快勝とした。CLでは2勝1敗とまずまずの戦績となっている中、コロナに苦しむラツィオ相手にリーグ戦2連勝として代表ウィークに入れるか。
対するナポリは前節サッスオーロ戦を落とし、実質今季初黒星を喫した。攻撃陣の主力を欠いたサッスオーロに敗れたのは痛恨だったが、木曜に行われたヨーロッパリーグ(EL)ではリエカ相手に2-1の逆転勝利。やや手こずりはしたものの、グループステージ突破のための勝利を挙げ、良い流れでリーグ戦を戦えそうだ。
FWイブラヒモビッチの後半終盤でのバイシクル弾でウディネーゼを押し切ったミランは首位をキープ。そのミランは3勝2分け1敗スタートのヴェローナとのホーム戦に臨む。木曜に行われたELではリール相手にまさかの完敗に終わって今季の公式戦初黒星を喫したが、気持ちを切り替えて首位キープとなるか。
そして優勢に試合を進めながらもダービーを引き分けたDF吉田のサンプドリアは、カリアリとのアウェイ戦に臨む。ダービーでも安定したプレーを続け、ここ4試合で3勝1分けのチームを支える吉田は、FWジョアン・ペドロやFWシメオネと得点力のあるアタッカーを擁するカリアリを抑え込むことはできるか。
その他、金曜には首位奪取を狙うサッスオーロがウディネーゼとのホーム戦を戦い、前節フィオレンティーナに快勝し、ELでFWマジョラルに移籍後初ゴールが生まれたローマはジェノアとのアウェイ戦を戦う。
◆セリエA第7節
▽11/6(金)
《28:45》
サッスオーロ vs ウディネーゼ
▽11/7(土)
《23:00》
カリアリ vs サンプドリア
《26:00》
ベネヴェント vs スペツィア
《28:45》
パルマ vs フィオレンティーナ
▽11/8(日)
《20:30》
ラツィオ vs ユベントス
《23:00》
ジェノア vs ローマ
トリノ vs クロトーネ
アタランタ vs インテル
《26:00》
ボローニャ vs ナポリ
《28:45》
ミラン vs ヴェローナ
まずは日曜に行われるアタランタvsインテル。アタランタは前節クロトーネ戦をFWムリエルのドッピエッタで3試合ぶりの勝利を飾った。連敗を止め、4勝2敗としたアタランタだったが、火曜に行われたCLではリバプールの前に粉砕された。自信を喪失しかねない大敗を喫した中、インテル相手に気持ちを切り替えてリーグ戦連勝となるか。
一方、前節パルマ戦を2点のビハインドを負った中、何とか引き分けに持ち込んだインテルは3勝2分け1敗スタートとなった中、火曜に行われたCLではレアル・マドリー相手に2-3と競り負けてしまった。コンテ監督の欧州カップ戦での勝負弱さが浮き彫りとなっている中、FWルカクが復帰見込みのインテルは、難敵アタランタを下すことができるか。
対するユベントスは前節スペツィア戦を復帰したFWロナウドの途中出場により流れを変え、3試合ぶりの勝利とした。ピルロ監督の首が飛びかねない試合を何とか制したユベントスは、水曜に行われたCLではロナウドが先発した中、フェレンツヴァーロシュ戦をFWモラタとFWディバラの2発で快勝とした。CLでは2勝1敗とまずまずの戦績となっている中、コロナに苦しむラツィオ相手にリーグ戦2連勝として代表ウィークに入れるか。
また、今節はDF冨安の所属するボローニャがナポリをホームに迎える一戦も注目だ。ボローニャは前節カリアリ戦をFWバロウのドッピエッタで3-2と競り勝った。冨安が失点に絡み、リーグ戦39試合連続失点を喫して5大リーグにおける不名誉記録をさらに更新してしまっているボローニャだが、リーグ最高の攻撃力を誇るナポリを止めることができるか。
対するナポリは前節サッスオーロ戦を落とし、実質今季初黒星を喫した。攻撃陣の主力を欠いたサッスオーロに敗れたのは痛恨だったが、木曜に行われたヨーロッパリーグ(EL)ではリエカ相手に2-1の逆転勝利。やや手こずりはしたものの、グループステージ突破のための勝利を挙げ、良い流れでリーグ戦を戦えそうだ。
FWイブラヒモビッチの後半終盤でのバイシクル弾でウディネーゼを押し切ったミランは首位をキープ。そのミランは3勝2分け1敗スタートのヴェローナとのホーム戦に臨む。木曜に行われたELではリール相手にまさかの完敗に終わって今季の公式戦初黒星を喫したが、気持ちを切り替えて首位キープとなるか。
そして優勢に試合を進めながらもダービーを引き分けたDF吉田のサンプドリアは、カリアリとのアウェイ戦に臨む。ダービーでも安定したプレーを続け、ここ4試合で3勝1分けのチームを支える吉田は、FWジョアン・ペドロやFWシメオネと得点力のあるアタッカーを擁するカリアリを抑え込むことはできるか。
その他、金曜には首位奪取を狙うサッスオーロがウディネーゼとのホーム戦を戦い、前節フィオレンティーナに快勝し、ELでFWマジョラルに移籍後初ゴールが生まれたローマはジェノアとのアウェイ戦を戦う。
◆セリエA第7節
▽11/6(金)
《28:45》
サッスオーロ vs ウディネーゼ
▽11/7(土)
《23:00》
カリアリ vs サンプドリア
《26:00》
ベネヴェント vs スペツィア
《28:45》
パルマ vs フィオレンティーナ
▽11/8(日)
《20:30》
ラツィオ vs ユベントス
《23:00》
ジェノア vs ローマ
トリノ vs クロトーネ
アタランタ vs インテル
《26:00》
ボローニャ vs ナポリ
《28:45》
ミラン vs ヴェローナ
アタランタの関連記事
セリエAの関連記事
|
アタランタの人気記事ランキング
1
【2023-24セリエAベストイレブン】インテルから最多6選手を選出
2023-24シーズンのセリエAが2日に終了しました。本稿では今季のセリエAベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKヤン・ゾマー(35歳/インテル) 出場試合数:34(先発回数:34)/失点数:19/出場時間:3060分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> オナナの抜けた穴を埋める以上の活躍で選出。足元に関しても問題なくビルドアップでも貢献できている。ショットストップ能力に関しては言わずもがな。安定感抜群だった。 DFフェデリコ・ガッティ(25歳/ユベントス) 出場試合数:32(先発回数:30)/得点数:4/出場時間:2640分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍2季目にして大ブレイク。3バックの右でレギュラーを獲得し、ソリッドな守備で堅守ユベントスを支えた。攻撃面においても4ゴールと攻守に活躍したシーズンとなった。 DFグレイソン・ブレーメル(27歳/ユベントス) 出場試合数:36(先発回数:36)/得点数:3/出場時間:3234分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 現ユベントスの堅守の象徴。伸び盛りのガッティ、同胞のダニーロと共に強固な3バックを形成。圧倒的な対人能力を武器に最終ラインで存在感を示した。 DFテオ・エルナンデス(26歳/ミラン) 出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:5/出場時間:2795分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 相次ぐ負傷離脱によりセンターバックもこなした。能力の高さで何の問題もなくプレーしたことが彼のポテンシャルを現している。左サイドバック時には相変わらずの攻撃センスでFWレオンと共に打開役を担っていた。 DFフェデリコ・ディマルコ(26歳/インテル) 出場試合数:30(先発回数:29)/得点数:5/出場時間:2104分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今やセリエA屈指の左足の精度を誇るキック職人として認知されるようになった。アシスト数は6。インテルの左サイドがディマルコによってストロングポイントとなった。 MFヘンリク・ムヒタリアン(35歳/インテル) 出場試合数:36(先発回数:35)/得点数:2/出場時間:2804分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 35歳と円熟の時を迎え、インテリジェンス溢れるプレーでチャルハノールと共に攻撃を組み立てた。インテルが安定した試合運びを実現できているのはチャルハノールと共にムヒタリアンが居るからこそ。ゴールにもよく絡み6アシストを記録。 MFハカン・チャルハノール(30歳/インテル) 出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:13/出場時間:2576分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季からブロゾビッチ不在時にはアンカーを務めていたが、今季も継続して安定したパフォーマンスを披露。インテルの新たな心臓として欠かせない存在となっている。 MFトゥン・コープマイネルス(26歳/アタランタ) 出場試合数:34(先発回数:29)/得点数:12/出場時間:2631分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> これまではプレーメーカーのイメージが強かったコープマイネルスだが、今季はよりゴール前に近いポジションで起用され、見事ガスペリーニ監督の期待に応えた。昨季の10ゴール4アシストを越える12ゴール5アシストと申し分ないスタッツを残し、チームをCL出場、EL優勝に導いた。 FWマルクス・テュラム(26歳/インテル) 出場試合数:35(先発回数:34)/得点数:13/出場時間:2707分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍初年度であっさりチームにフィット。生まれ育ったイタリアで一皮剥けた。13ゴール13アシストと決定力、チャンスメークともに十分な働き。 FWラウタロ・マルティネス(26歳/インテル) 出場試合数:33(先発回数:31)/得点数:24/出場時間:2667分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季より正式就任の主将としてチームも牽引。一流のストライカーとして完成されつつある。後半戦はペースが落ち9試合ゴールのない期間があったが、それでも24ゴールと十分なスタッツ。自身初の得点王を獲得した。 FWジョシュア・ザークツィー(23歳/ボローニャ) 出場試合数:34(先発回数:32)/得点数:11/出場時間:2774分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進のボローニャを攻撃面で大きく支えた。大柄ながら卓越した技術を駆使してのキープ力で味方の押し上げを促した。後半戦は4ゴールと少々ペースは落ちたが、ゴール数以上の存在感でチームのCL出場権獲得に貢献した。 2024.06.05 18:05 Wed2
【2024-25セリエA前半戦ベストイレブン】アタランタとインテルから3選手を選出
2024-25シーズンのセリエAの折り返しとなる第19節が5日に終了しました。本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKダビド・デ・ヘア(34歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:15(先発回数:15)/失点数:15/出場時間:1350分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1年のブランクを経て元スペイン代表GKがイタリアの地で真価を発揮。衰えを感じさせないセービング能力で幾度もビッグセーブを連発し、好調フィオレンティーナを最後尾で支えた。 DFアンドレア・カンビアーゾ(24歳/ユベントス) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1240分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 決して派手さはないものの、ユベントスらしい実に気の利いた好選手。両サイドバックをこなせ、モッタ監督が求める偽サイドバックの動きもそつなくこなす。堅実なユベントスに相応しいここまでの活躍から選出。 DFアミル・ラフマニ(30歳/ナポリ) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1710分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コンテ監督が掲げる堅守を体現する存在。一昨季、DFキム・ミンジェと共にナポリをスクデットに導いたセンターバックは、今季輝きを取り戻し抜群の安定感を誇った。フルタイム出場。 DFイサク・ヒエン(25歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:0/出場時間:1080 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨冬にアタランタに加入して以降、3バックの中央で頼もしいディフェンスリーダーとなった。対人の強さ、統率力と申し分なく今やリーグ屈指のセンターバックの評価を獲得。来夏のインテル行きが噂されている。 DFフェデリコ・ディマルコ(27歳/インテル) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:3/出場時間:1267分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セリエA屈指の左サイドプレーヤーから世界でも指折りのクロッサーとなった。正確無比な鋭いキックでチャンスを創出。後方のバストーニと形成する左サイドは攻守に隙がない。 MFニコロ・バレッラ(27歳/インテル) 出場試合数:14(先発回数:14)/得点数:3/出場時間:1101分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ムヒタリアン、チャルハノールと共にセリエA最強の中盤を形成。右サイドに流れての正確なアーリークロスはバレッラのトレードマークとなった。ここまで3ゴール4アシストと攻撃にもよく絡んでいる。 MFエデルソン(25歳/アタランタ) 出場試合数:18(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1514 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アタランタのタイトなマンツーマンを実現させているダイナモ。広範囲をカバーできる正にボックス・トゥ・ボックスの体現者は、攻守に質の高いプレーでアタランタのクオリティを担保する存在。何をやらせてもハイレベルなエデルソン抜きに現在のアタランタは語れない。 MFタイアニ・ラインデルス(26歳/ミラン) 出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:5/出場時間:1273分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チームとしてまとまりのないミランにおいて一貫してハイレベルなプレーを続けていたラインデルスを選出。今季加入のMFフォファナと良好な縦関係を築き、攻撃面でとりわけ大きなインパクトを残した。 FWマルクス・テュラム(27歳/インテル) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:12/出場時間:1367分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季セリエAに活躍の場を移して以降、飛躍を続けるフランス代表FW。厳しいと噂される父リリアンに見守られ、生まれ故郷イタリアでの進化が続く。ここまで12ゴール6アシスト。 FWモイゼ・ケアン(24歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:11/出場時間:1398分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントスで燻っていたストライカーがフィオレンティーナで花開いた。前半戦を終えて11ゴール。元ストライカーのパッラディーノ監督の下、フィオレンティーナで決定力が開花。古巣相手に恩返し弾も決めるなど、華々しい活躍が続いている。 FWアデモラ・ルックマン(27歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:13)/得点数:9/出場時間:1036分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デ・ケテラエル、レテギと共に魅惑のアタッキングメロディーを奏でた。とりわけ個での打開が光るルックマンは局面をこじ開ける際のキーマンとなっており、欠かせないピースとなっている。 2025.01.09 18:01 Thu3
重傷から復帰のアタランタDFスカルヴィーニが肩の手術成功…CLバルセロナ戦で負傷
アタランタは5日、イタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニの手術成功を発表した。 スカルヴィーニは、2024年6月に行われたシーズン最終戦のフィオレンティーナ戦で左ヒザの前十字じん帯を損傷。長期離脱となっていた。 2024年11月に復帰すると、今年に入ってからはコンスタントにプレーしていたが、1月29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ最終節のバルセロナ戦で途中出場を果たすと、試合終盤に負傷。ストレッチャーに乗せられてピッチを後にしていた。 左肩を痛めていたスカルヴィーニは、5日に左肩関節上腕骨安定化手術を受け無事に成功。すでにリハビリのプログラムを行っているという。 負傷続きとなってしまったスカルヴィーニ。しっかりと治して復帰してもらいたいものだ。 2025.02.06 12:10 Thu4
全盛期は世界最強クラスの韋駄天…36歳クアドラードが欧州に別れ? 盟友所属のメキシコ1部クラブが獲得へ本腰に
元コロンビア代表MFフアン・クアドラード(36)が欧州を去る可能性もあるようだ。 2009年に21歳で欧州上陸のクアドラード。 “若手の登竜門”ウディネーゼが欧州への橋渡しとなり、以後、フィオレンティーナ、チェルシー、ユベントス、インテルに在籍。チェルシーでのプレミアリーグ優勝を経て、ユーベ&インテルで通算6回のセリエA優勝も。今季からはアタランタでバックアッパーを務めている。 そんななか、イタリア『カルチョメルカート』によると、メキシコ1部・リーガMXのクラブ・レオンがクアドラード獲得に本腰。メキシコは移籍市場が3月まで開いており、これからじっくりアタランタと交渉する時間があるようだ。 クラブ・レオンはクラブW杯2025を見据えて積極補強中。クアドラードの盟友たるコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスも1月に獲得し、同選手はすでに主将兼エースとして活躍中だ。クラブW杯のグループステージではチェルシー、フラメンゴ、エスペランスと対戦する。 2025.02.06 11:21 Thu5