R・セセニョンがドイツで人種差別被害に「最悪なのは僕がそれほど驚いてないということ」
2020.11.03 20:50 Tue
ホッフェンハイムのイングランド人MFライアン・セセニョンが人種差別の対象になってしまったようだ。
ホッフェンハイムも公式ツイッターを通じて「ホッフェンハイムは寛大、統合、そして尊重を強調します。我々はすべての差別を否定し、『NoToRacism』を叫び続けます」と声明を発表している。
その一連の流れでR・セセニョンが気になるコメントを残している。
同選手の言う通り、今日ではサッカー界だけでなく、世界中で人種差別がはびこり、そういった発言や行動が珍しくなくなってしまっている。R・セセニョンの発言は、そんな情勢を一言で皮肉るとともに示唆に富んだものとなった。
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今夏の移籍市場最終日に、トッテナムからホッフェンハイムへのレンタル移籍が決まったR・セセニョン。加入後はここまで公式戦全5試合に出場しており、新天地で印象的なスタートを切っている。しかし、そんなR・セセニョンに看過できない事態が起こっているようだ。同選手は先日、自身の公式インスタグラムを通じて、自分宛に届いた誹謗中傷のコメントを公開。一部モザイクがかけられているものの、いわゆる俗語が並んでいた。その一連の流れでR・セセニョンが気になるコメントを残している。
「本当に信じられない。でも最悪なのは、僕がそれほど驚いていないということだ。気味が悪いね」
同選手の言う通り、今日ではサッカー界だけでなく、世界中で人種差別がはびこり、そういった発言や行動が珍しくなくなってしまっている。R・セセニョンの発言は、そんな情勢を一言で皮肉るとともに示唆に富んだものとなった。
Today, our player @RyanSessegnon was the target of horrific online racist abuse.#TSG stands for tolerance, integration and respect. We reject all forms of racism, discrimination and exclusion and say #NoToRacism! pic.twitter.com/mb6yvSk4Yg
— TSG Hoffenheim EN (@tsghoffenheimEN) November 2, 2020
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