【会見全文】「等々力には神様がいる」川崎F一筋で引退する中村憲剛が残した言葉「サポーターなしでは今の僕は100%いない」
2020.11.01 16:35 Sun
川崎フロンターレの元日本代表MF中村憲剛(40)は1日、今シーズン限りでの現役引退を発表した。
──初めて引退を発表した感想は
「正直ホッとしているというか、いつかはこの言葉を言う日が来るんだろうと思っていましたし、それを色々な人に事前に伝えて、チームメイトには今日伝えて、今日皆さんにこのような形で話ができて、自分の中では凄く溜めているものがあったので、ホッとしているというか、スッキリしているというか、そういう気持ちです」
「最終的に判断したのは35歳を過ぎた時に、もともと30歳を過ぎた時に、選手としての終わり方、引退をどうするかを漠然と誰しもが考えることで、僕もそのうちの1人でした」
「30歳を過ぎた時に1回35まで頑張ろうと考えていました。35の時はちょうど風間さんが2012年に監督に就任してサッカー感が変わり、チームも右肩上がりで伸びながら、僕自身も伸びていたので、35でやめるという発想は、33、34の時にはなかったです」
「35の誕生日を迎えた時に妻と次は40まで。一般的には40歳を過ぎてまでやっているJリーガーはあまりいませんし、本当に一握りなので僕自身がどうなるかはわかりませんでしたが、40で区切りをつける。残り5年を、とにかく目の前の1年1年を勝負に頑張ろうとここまでやってきました」
「35で決めてから36でMVPをもらい、37で初優勝して、次の年は連覇して、去年はルヴァンカップ。本当に、終わりが決まったからこそというか、どんどんどんどんそれまでの苦労が嘘のようにタイトルが手に入って、自分の中で40で終わるという終着点というのが見えてきたところで、ルヴァンカップの去年優勝して、その2日後に誕生日が来て、その次の最初の試合で前十字(じん帯)を切りました。リミットを自分で決めた段階で前十字を切ったので、何としても復帰してなんとかみなさんにプレーを見せて、引退するんだと」
「39という年齢で前十字を切って、そこからのリハビリを耐えて試合に戻るという前例がないものに対してのもともとモチベーション高かったですが、今シーズンで終わると決めていたので、1日でも早く戻りたいという気持ちが、より厳しいリハビリを耐える、等々力でみんなの前でプレーをすると言う目標が強くなりました」
「戻ってきて鬼さん(鬼木達監督)とも話しながら、徐々に試合のプレーする時間も増えて、昨日40歳の誕生日に試合で、自分が点を取って勝つという自分でも言葉にならないようなパワーが、ここで自分が引退するんだという強い気持ちがあったからこそ、ここまでの5年で色々なことが引き寄せられたと思いますし、自分だけでなく、周りのチームメイトもスタッフもそうですし、多くのサポートがあってのことです。そう言う意味では、色々なものが今シーズンの終わりに向かって集約されていっているイメージがあります」
──奥さんには5年前に伝えていたとのことだが子供にはいつ伝えたか
「今週の月曜日です。チームが休みの日でした。一番正直伝えるのが辛いと言うか、彼らのリアクションがわかっていたので、手紙を書いて妻と。それを2人に渡しました」
「直接話をしたら話せる自信がなかったので、手紙を渡してから上の2人に話しました。一番下の子は寝ていました。長男は小6で長女は小4なので、もう理解はしていましたし、凄く残念というか、寂しいという話はしましたが、しっかりと話をしました。今も理解も納得もしていないと思いますが、それを受け入れようと日々してくれているので、感謝しかないです」
──チームメイトにはいつ伝えたのか
「火曜日ですね。年長者の選手と長くやっている選手、ソンリョンと家長(昭博)と小林(悠)、登里(享平)、谷口(彰悟)、大島(僚太)、安藤(駿介)には直接呼び出して話をさせてもらいました」
「全員全く同じリアクションだったんですけど、「えっ」って言う。「今じゃないでしょ」。「なんでっ」て。今のような説明をして、彼らと話をしながら、色々な話をして、人それぞれ、自分の想いは伝えられましたし、彼らも話を受け入れてはくれたので。本当にすごく、伝えるのが重いと言うか、みんなのリアクションが暖かく重かったので、体調崩しかけました」
「僕自身もすごく勇気がいりましたし、受け入れる側は急に言われたと思うので、その時間を申し訳ないなと思いつつ、みんなが良い言葉をかけてくれて、僕自身も伝えたいことを伝えられたので、面と向かって言えてよかったなと思います」
──その他の選手や若い選手が聞いたのは
「今日です。ミーティングを鬼さんに集めてもらって、全選手と全スタッフが集まって、そこで話をさせてもらいました」
「みんなビックリしていたので、それに関しては本当にそれだけの話だと自分でも痛感しています。ただ、いつか言わなくてはいけない話なので、逆にギリギリになって言うよりも2カ月あるので、試合も残っていますし、しっかりやっていきたいと言う話を伝えました。残り2カ月なので」
──リーグ戦は9試合、天皇杯も2試合と戦う時間はあるが、この11試合が残った状態で発表した理由は
「鬼木監督に話をしたのが先週の話で、そこから色々なことが動いたので、今回の会見も1日に設定してもらいました」
「サポーターのみなさんにギリギリまで黙っていて、お別れの話をしてから試合がないというのは自分ではないなと思っていましたし、長くずっと一緒にやってきたスタッフもサポーターには話を告げてからプレーをする期間があってもいいのではと言われて、話をしたら鬼さんにも日にちはいつでも良いって言われましたし、強化部にもその話はしてもらいました。今日にしてもらいました」
「ずっと連戦だったので、ずっと過密日程の中でチームは走っていて、僕もリハビリが長かったですし、やっと戻ってこれて、名古屋戦にスタメンで出られてチームに貢献できたことで、選手としてちゃんと話ができる状態になったかんと。それと同時に2週間ぐらい空いたので、そこで鬼さんにちゃんと話そうと。話出したタイミングと周りの方のアドバイスを含めて、そして40歳を迎えた翌日ということで、このタイミングに決めさせてもらいました」
──怪我をした瞬間、この1年後の姿は想像できたか
「正直できていないというか、こういう形でしたかったですけど、難しいだろうなと最初は思いました」
「でも、終わりが今年で決まっていましたし、何としてもリハビリをしっかりやって戻って、戻るだけじゃなくて。復帰したエスパルス戦の後にも話させてもらいましたが、チームの勝利に貢献できるところまで頑張るという話をしていたので、昨日もそうですけど、前十字を切るっていうのはすごく難しいことで、色々な話を周りから聞いていました。逆にそれがモチベーションにもなりましたし、「中村憲剛やるじゃん」、「すげぇ」って思ってもらえるような形まで戻したかったというのが自分にもありました」
「そういう意味では、切った時はそういう風に思わなかったですが、リハビリを重ねて、トレーニングに戻って、試合に戻っていくうちに、どんどんそういう自分でありたいというか、それを期待している自分がいたので、それを今日話す前の昨日の試合で見せられたのはすごく嬉しく思っていますし、周りのみんなに改めて感謝しかないなと痛感する1年となりました」
──復帰の清水戦ではケガした左足でループシュート、昨日の名古屋戦も左足でゴールでした
「考えられないというか、誰かが何か操作しているんじゃないかっていう出来事が起きすぎて、正直自分でもビックリしていますし。こんなにこの年齢で起きるのか、起きていいのかと自分でも思うところです」
「エスパルス戦も昨日もそうですが、等々力には神様がいると思っていて、改めてそういう存在、スピリチュアルな話になりますが、感じざるを得ないというすごい話だなと自分のことですが信じられないです」
──等々力の神様とはサポーターだと思うが、サポーターについて
「サポーターの存在なしでは今の僕は100%いないと断言できます。それぐらいフロンターレのサポーターには後押しをし続けてもらったというか、ずっと支えられっぱなしだったので。入団して、初めて優勝できた時は、フロンターレのサポーターが日本一だと思っているので、そのみなさんに優勝をプレゼントできたのは、今でも一生忘れない思い出ですし、感謝しかないです」
──引退を惜しむ声もあり、鬼木監督からも「引退を止めろ」と言われている。もう悔いはないか
「正直、鬼さんのコメントが僕にとっては一番の賛辞です。周りの皆さんもそうですが、この年齢でそこまで求められる選手のままで引退したいというのがあったので」
「前十字のリハビリをしている間に始まった今シーズンのフロンターレの成績。僕がいなくても後輩たちが成長して立派な成績を残しましたし、それを上から見て、頼もしさ、タフさを感じていました」
「自分がいなくてもという言い方はおかしいですが、十分戦えるんだということを示してくれましたし、逆に戻るという意味ではすごく自分ではハードルが上がって、普通にリハビリをして普通にトレーニングしただけでは戻れないような集団になっていたので、逆を言えばリミットがある僕にとっては、プロサッカー人生の中で一番ハードルが高い期間だったと思います」
「それを乗り越えて試合に出られた時は、今までの中で一番の感覚でやり出せているのがあります。そういう意味では後輩たちには感謝しかないですし、自を使ってくれた鬼さんにも感謝しかないです」
──残された試合で何をすべきが
「選手たちの前で話もさせてもらいましたが、みんなとサッカーできるのは最長でもあと2カ月なので、その時間をとにかく1日でも無駄にしたくないですし、楽しみたいです。みんなとタイトルを獲りたいので、引退はしますけどここから2カ月、競争は始まりますし、僕自身も試合に出続けたいので、みんなと切磋琢磨して、フロンターレが連勝を続けているのでそれに貢献するようにやるだけですし、タイトルを獲りたいという気持ちが今までで一番強いです」
「ただ、それが強すぎてみんなの負担になりすぎてはいけないので、しっかりと声を掛けながら、自分の役割、立ち位置を考えながら、今までと同様にやっていきたいと思います」
──フロンターレのサポーターへ一言
「まずはこのタイミングで、このような形で自分の引退を発表させてもらうということにビックリされたことは多いと思いますし、申し訳ないと思っています」
「ただ、逆に僕自身はギリギリで話はしたくなかったですし、プレーできる状態でこの形で引退を発表したかったので、この後まだまだリーグは続きますし、リーグで上位に入れば天皇杯もあるので、皆さんと等々力でもアウェイでも戦えることを楽しみにしています」
「2003年に入団してから、2003年より前からサポーターの方もいらっしゃいますし、ここ2、3年でサポーターになった方もいると思います。そういう全ての皆さんの支えがあって、ここまで走ってこれました。感謝してもしきれません。ありがとうございました」
「コロナの状況でなかなかサポーターも無観客だったり、人数が制限されたり、声が出せなかったりという中で、引退してもいいのかという思いは、正直決めていたとはいえちょっとありました。自分の思いはそういうことではなく、今シーズンでみんなの前でしっかりやめるという気持ちは固まっていたので、そこに関しては申し訳なく思っています」
「引退するというこういう形、スタジアムの状況、練習場でファンサービスができない中で、最後の挨拶がなかなかできない可能性がある中で、引退の発表をさせていただくことを申し訳なく思っています」
「しっかりプレーで見せていきたいですし、昨日のようにみんなで喜べる等々力で最後まで戦いたいと思いますので、引き続き最後まで応援よろしくお願いいたします」
──Jリーグの他クラブのサポーターやサッカーファンにもメッセージを
「他のクラブのサポーターの皆さんも僕がケガした時にたくさんコメントをいただいて、なんて自分は幸せ者なんだと改めて感じることができました。改めて感謝したいと思います。ありがとうございました」
「僕自身はフロンターレの人間で、対戦するときは憎き中村憲剛だと思いますが、僕自身はJリーグに育ててもらいましたし、これだけ素晴らしく暖かいリーグというのは世界を見渡してもどこにもないと思うので、誇れることだと思います」
「僕はフロンターレの人間ですが、Jリーグ大好きなので、感謝しかありません。フロンターレに育ててもらって、Jリーグに育ててもらって、日本サッカーのサポーターのみなさんに支えてもらって、応援してもらってここまでこれたので、今後とも日本サッカーの発展に貢献したいと思いますし、引き続き温かい目で見守って欲しいなと思います。ありがとうございました」
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2003年に中央大学から川崎Fに入団し、ここまで一筋でプレーを続けてきた中村。2004年にチームをJ2リーグ優勝に導くと、シルバーコレクターと言われ続けた2017年にはJ1初優勝。さらに2018年には連覇を達成するなど、チームを牽引した。2019年にはYBCルヴァンカップで初優勝し、今シーズンもJ1優勝に近づいている中での引退発表となった。突然の引退発表となった中、中村は引退についてコメント。川崎フロンターレクラブ特命大使の中西哲生氏の質問に応対した。「正直ホッとしているというか、いつかはこの言葉を言う日が来るんだろうと思っていましたし、それを色々な人に事前に伝えて、チームメイトには今日伝えて、今日皆さんにこのような形で話ができて、自分の中では凄く溜めているものがあったので、ホッとしているというか、スッキリしているというか、そういう気持ちです」
──実際に引退をすると決めたのはいつか
「最終的に判断したのは35歳を過ぎた時に、もともと30歳を過ぎた時に、選手としての終わり方、引退をどうするかを漠然と誰しもが考えることで、僕もそのうちの1人でした」
「30歳を過ぎた時に1回35まで頑張ろうと考えていました。35の時はちょうど風間さんが2012年に監督に就任してサッカー感が変わり、チームも右肩上がりで伸びながら、僕自身も伸びていたので、35でやめるという発想は、33、34の時にはなかったです」
「35の誕生日を迎えた時に妻と次は40まで。一般的には40歳を過ぎてまでやっているJリーガーはあまりいませんし、本当に一握りなので僕自身がどうなるかはわかりませんでしたが、40で区切りをつける。残り5年を、とにかく目の前の1年1年を勝負に頑張ろうとここまでやってきました」
「35で決めてから36でMVPをもらい、37で初優勝して、次の年は連覇して、去年はルヴァンカップ。本当に、終わりが決まったからこそというか、どんどんどんどんそれまでの苦労が嘘のようにタイトルが手に入って、自分の中で40で終わるという終着点というのが見えてきたところで、ルヴァンカップの去年優勝して、その2日後に誕生日が来て、その次の最初の試合で前十字(じん帯)を切りました。リミットを自分で決めた段階で前十字を切ったので、何としても復帰してなんとかみなさんにプレーを見せて、引退するんだと」
「39という年齢で前十字を切って、そこからのリハビリを耐えて試合に戻るという前例がないものに対してのもともとモチベーション高かったですが、今シーズンで終わると決めていたので、1日でも早く戻りたいという気持ちが、より厳しいリハビリを耐える、等々力でみんなの前でプレーをすると言う目標が強くなりました」
「戻ってきて鬼さん(鬼木達監督)とも話しながら、徐々に試合のプレーする時間も増えて、昨日40歳の誕生日に試合で、自分が点を取って勝つという自分でも言葉にならないようなパワーが、ここで自分が引退するんだという強い気持ちがあったからこそ、ここまでの5年で色々なことが引き寄せられたと思いますし、自分だけでなく、周りのチームメイトもスタッフもそうですし、多くのサポートがあってのことです。そう言う意味では、色々なものが今シーズンの終わりに向かって集約されていっているイメージがあります」
──奥さんには5年前に伝えていたとのことだが子供にはいつ伝えたか
「今週の月曜日です。チームが休みの日でした。一番正直伝えるのが辛いと言うか、彼らのリアクションがわかっていたので、手紙を書いて妻と。それを2人に渡しました」
「直接話をしたら話せる自信がなかったので、手紙を渡してから上の2人に話しました。一番下の子は寝ていました。長男は小6で長女は小4なので、もう理解はしていましたし、凄く残念というか、寂しいという話はしましたが、しっかりと話をしました。今も理解も納得もしていないと思いますが、それを受け入れようと日々してくれているので、感謝しかないです」
──チームメイトにはいつ伝えたのか
「火曜日ですね。年長者の選手と長くやっている選手、ソンリョンと家長(昭博)と小林(悠)、登里(享平)、谷口(彰悟)、大島(僚太)、安藤(駿介)には直接呼び出して話をさせてもらいました」
「全員全く同じリアクションだったんですけど、「えっ」って言う。「今じゃないでしょ」。「なんでっ」て。今のような説明をして、彼らと話をしながら、色々な話をして、人それぞれ、自分の想いは伝えられましたし、彼らも話を受け入れてはくれたので。本当にすごく、伝えるのが重いと言うか、みんなのリアクションが暖かく重かったので、体調崩しかけました」
「僕自身もすごく勇気がいりましたし、受け入れる側は急に言われたと思うので、その時間を申し訳ないなと思いつつ、みんなが良い言葉をかけてくれて、僕自身も伝えたいことを伝えられたので、面と向かって言えてよかったなと思います」
──その他の選手や若い選手が聞いたのは
「今日です。ミーティングを鬼さんに集めてもらって、全選手と全スタッフが集まって、そこで話をさせてもらいました」
「みんなビックリしていたので、それに関しては本当にそれだけの話だと自分でも痛感しています。ただ、いつか言わなくてはいけない話なので、逆にギリギリになって言うよりも2カ月あるので、試合も残っていますし、しっかりやっていきたいと言う話を伝えました。残り2カ月なので」
──リーグ戦は9試合、天皇杯も2試合と戦う時間はあるが、この11試合が残った状態で発表した理由は
「鬼木監督に話をしたのが先週の話で、そこから色々なことが動いたので、今回の会見も1日に設定してもらいました」
「サポーターのみなさんにギリギリまで黙っていて、お別れの話をしてから試合がないというのは自分ではないなと思っていましたし、長くずっと一緒にやってきたスタッフもサポーターには話を告げてからプレーをする期間があってもいいのではと言われて、話をしたら鬼さんにも日にちはいつでも良いって言われましたし、強化部にもその話はしてもらいました。今日にしてもらいました」
「ずっと連戦だったので、ずっと過密日程の中でチームは走っていて、僕もリハビリが長かったですし、やっと戻ってこれて、名古屋戦にスタメンで出られてチームに貢献できたことで、選手としてちゃんと話ができる状態になったかんと。それと同時に2週間ぐらい空いたので、そこで鬼さんにちゃんと話そうと。話出したタイミングと周りの方のアドバイスを含めて、そして40歳を迎えた翌日ということで、このタイミングに決めさせてもらいました」
──怪我をした瞬間、この1年後の姿は想像できたか
「正直できていないというか、こういう形でしたかったですけど、難しいだろうなと最初は思いました」
「でも、終わりが今年で決まっていましたし、何としてもリハビリをしっかりやって戻って、戻るだけじゃなくて。復帰したエスパルス戦の後にも話させてもらいましたが、チームの勝利に貢献できるところまで頑張るという話をしていたので、昨日もそうですけど、前十字を切るっていうのはすごく難しいことで、色々な話を周りから聞いていました。逆にそれがモチベーションにもなりましたし、「中村憲剛やるじゃん」、「すげぇ」って思ってもらえるような形まで戻したかったというのが自分にもありました」
「そういう意味では、切った時はそういう風に思わなかったですが、リハビリを重ねて、トレーニングに戻って、試合に戻っていくうちに、どんどんそういう自分でありたいというか、それを期待している自分がいたので、それを今日話す前の昨日の試合で見せられたのはすごく嬉しく思っていますし、周りのみんなに改めて感謝しかないなと痛感する1年となりました」
──復帰の清水戦ではケガした左足でループシュート、昨日の名古屋戦も左足でゴールでした
「考えられないというか、誰かが何か操作しているんじゃないかっていう出来事が起きすぎて、正直自分でもビックリしていますし。こんなにこの年齢で起きるのか、起きていいのかと自分でも思うところです」
「エスパルス戦も昨日もそうですが、等々力には神様がいると思っていて、改めてそういう存在、スピリチュアルな話になりますが、感じざるを得ないというすごい話だなと自分のことですが信じられないです」
──等々力の神様とはサポーターだと思うが、サポーターについて
「サポーターの存在なしでは今の僕は100%いないと断言できます。それぐらいフロンターレのサポーターには後押しをし続けてもらったというか、ずっと支えられっぱなしだったので。入団して、初めて優勝できた時は、フロンターレのサポーターが日本一だと思っているので、そのみなさんに優勝をプレゼントできたのは、今でも一生忘れない思い出ですし、感謝しかないです」
──引退を惜しむ声もあり、鬼木監督からも「引退を止めろ」と言われている。もう悔いはないか
「正直、鬼さんのコメントが僕にとっては一番の賛辞です。周りの皆さんもそうですが、この年齢でそこまで求められる選手のままで引退したいというのがあったので」
「前十字のリハビリをしている間に始まった今シーズンのフロンターレの成績。僕がいなくても後輩たちが成長して立派な成績を残しましたし、それを上から見て、頼もしさ、タフさを感じていました」
「自分がいなくてもという言い方はおかしいですが、十分戦えるんだということを示してくれましたし、逆に戻るという意味ではすごく自分ではハードルが上がって、普通にリハビリをして普通にトレーニングしただけでは戻れないような集団になっていたので、逆を言えばリミットがある僕にとっては、プロサッカー人生の中で一番ハードルが高い期間だったと思います」
「それを乗り越えて試合に出られた時は、今までの中で一番の感覚でやり出せているのがあります。そういう意味では後輩たちには感謝しかないですし、自を使ってくれた鬼さんにも感謝しかないです」
──残された試合で何をすべきが
「選手たちの前で話もさせてもらいましたが、みんなとサッカーできるのは最長でもあと2カ月なので、その時間をとにかく1日でも無駄にしたくないですし、楽しみたいです。みんなとタイトルを獲りたいので、引退はしますけどここから2カ月、競争は始まりますし、僕自身も試合に出続けたいので、みんなと切磋琢磨して、フロンターレが連勝を続けているのでそれに貢献するようにやるだけですし、タイトルを獲りたいという気持ちが今までで一番強いです」
「ただ、それが強すぎてみんなの負担になりすぎてはいけないので、しっかりと声を掛けながら、自分の役割、立ち位置を考えながら、今までと同様にやっていきたいと思います」
──フロンターレのサポーターへ一言
「まずはこのタイミングで、このような形で自分の引退を発表させてもらうということにビックリされたことは多いと思いますし、申し訳ないと思っています」
「ただ、逆に僕自身はギリギリで話はしたくなかったですし、プレーできる状態でこの形で引退を発表したかったので、この後まだまだリーグは続きますし、リーグで上位に入れば天皇杯もあるので、皆さんと等々力でもアウェイでも戦えることを楽しみにしています」
「2003年に入団してから、2003年より前からサポーターの方もいらっしゃいますし、ここ2、3年でサポーターになった方もいると思います。そういう全ての皆さんの支えがあって、ここまで走ってこれました。感謝してもしきれません。ありがとうございました」
「コロナの状況でなかなかサポーターも無観客だったり、人数が制限されたり、声が出せなかったりという中で、引退してもいいのかという思いは、正直決めていたとはいえちょっとありました。自分の思いはそういうことではなく、今シーズンでみんなの前でしっかりやめるという気持ちは固まっていたので、そこに関しては申し訳なく思っています」
「引退するというこういう形、スタジアムの状況、練習場でファンサービスができない中で、最後の挨拶がなかなかできない可能性がある中で、引退の発表をさせていただくことを申し訳なく思っています」
「しっかりプレーで見せていきたいですし、昨日のようにみんなで喜べる等々力で最後まで戦いたいと思いますので、引き続き最後まで応援よろしくお願いいたします」
──Jリーグの他クラブのサポーターやサッカーファンにもメッセージを
「他のクラブのサポーターの皆さんも僕がケガした時にたくさんコメントをいただいて、なんて自分は幸せ者なんだと改めて感じることができました。改めて感謝したいと思います。ありがとうございました」
「僕自身はフロンターレの人間で、対戦するときは憎き中村憲剛だと思いますが、僕自身はJリーグに育ててもらいましたし、これだけ素晴らしく暖かいリーグというのは世界を見渡してもどこにもないと思うので、誇れることだと思います」
「僕はフロンターレの人間ですが、Jリーグ大好きなので、感謝しかありません。フロンターレに育ててもらって、Jリーグに育ててもらって、日本サッカーのサポーターのみなさんに支えてもらって、応援してもらってここまでこれたので、今後とも日本サッカーの発展に貢献したいと思いますし、引き続き温かい目で見守って欲しいなと思います。ありがとうございました」
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中村憲剛の引退試合は「今までにないものに」、「前夜祭」や「けんござんまい」などイベント盛り沢山、ユニフォームは『キングダム』の原泰久先生書き下ろしイラスト
20日、2020年に現役を引退した中村憲剛氏が、自身の引退試合についての記者会見を実施。前例のない引退試合の概要を発表した。 2003年に中央大学から川崎フロンターレに加入した中村。当初はトップ下でのプレーとなった中、すぐにボランチへコンバート。当時J2を戦っていた川崎Fを優勝に導き、J1昇格を果たした。 類い稀なる才能をプロ1年目から見せていた中村は、J1の舞台でも遜色ないパフォーマンスを見せると、2006年にイビチャ・オシム監督の下で日本代表初招集。その後も川崎F一筋でプレーを続け2020年限りで現役を引退した。 シルバーコレクターと言われ続けてきたキャリアだったが、晩年にはJ1で3回、リーグカップ、天皇杯で1回ずつ優勝し、国内3大タイトルを獲得。個人としても2016年にJリーグMVPに輝くと、Jリーグベストイレブンには8回選出されるなど、輝かしい功績を残した。 今回の引退試合にはJリーグのタイトルパートナーでもある「明治安田生命保険相互会社」が冠協賛となるなか、中村氏は引退から4年経過しての引退試合開催への想いを語った。 「2020年に引退した時には、引退セレモニーも大きなものをしてもらいましたし、試合も最後まで出たので、やるつもりはなかったのが正直なところでした。2020年がコロナ禍で人数制限だったり、サポーターの方が声を出してはいけない、チャントが歌えないという中で引退をしたんですが、しょうがないと思っていました」 「制限も無くなった今シーズン、最初に等々力を訪れた時に、ファン・サポーターがチャントを歌ってくれた時に鳥肌が立って、僕は気持ちを封印していたんだなと。気持ち良く送り出される試合をしたいという気持ちが芽生えたので、話が進んでいきました」 「封じていた想いが一気に湧き出てしまって、もう1回みなさんの前で等々力で試合をする中でチャントを歌ってもらいたいなと思いました。そして、川崎市の市政100周年を一緒に楽しんでもらえるように、川崎に育ててもらったので、恩返しのつもりでやりたいです」 川崎一筋18年のキャリアを歩んだ中村氏らしい思いを持っての引退試合。今までの引退試合とは一線を画す企画だらけとなった。 引退試合は12月14日(土)の14時から、Uvance とどろきスタジアム by Fujitsuで開催。前半は日本代表でプレーした選手たちを集めたJAPANフレンズ同士の戦いに。そして後半は、川崎Fのメンバーを揃えたKAWASAKIフレンズ同士の戦いとなり、現役選手たちも出場する予定だという。 前後半で別のチーム同士が戦うということも異例だが、後半25分以降は「中村憲剛のガチプレーTIME」として、現役選手たちの中で中村氏がガチでプレーする時間になるとのこと。一線を退いて4年が経過している中でのプレーに「コンディションを整えています」と、トレーニングに励んでいることを明かした。 JAPANフレンズには川崎Fでも共にプレーした山瀬功治、大久保嘉人、我那覇和樹らも参加。内田篤人や小野伸二、長友佑都らも参加する予定だ。 また、KAWASAKIフレンズは1名だけ参加予定選手が明かされ、中村と共に数多くのゴールを決めたジュニーニョ氏が来場するという。 ただ、普通の引退試合ではない。なんと、引退試合の前にエキシビジョンマッチも開催。「ケンゴフレンズ」として繋がりのある著名人が参加する一方で、対戦相手はまさかの「なでしこフレンズ」。小学生時代に所属した府ロクサッカー少年団の先輩に当たり、なでしこジャパンのレジェンドでもある澤穂希さんが率いるチームは、2011年の女子ワールドカップで優勝したメンバーを中心に構成。宮間あや、海堀あゆみ、鮫島彩、永里優季らも参加する。こちらの試合は13時からスタートする。 ただ、こんなものでは終わらない。超異例となる「前夜祭」が開催。引退試合前日の13日(金)の19時からは、Uvance とどろきスタジアム by FujitsuにてKAWASAKIフレンズの公式練習が実施されることに。さらに、多くのイベントも予定されているという。 さらに、試合当日は「けんござんまい」として、中村氏の大学の先輩にもあたる木村清社長の株式会社喜代村が手がける寿司チェーン「すしざんまい」がイベントパートナーとして全面協力したイベントが開催。200kg級のマグロの解体ショーやマグロづくし寿司販売が開催。また、木村社長の決めポーズでもある「すしざんまいポーズ」での撮影会や、始球式も実施。始球式では、中村氏がキッカーを務め、木村社長がGKを務めることになるという。 イベント以外にも注目点は盛り沢山。JAPANフレンズのユニフォームデザインは、人気漫画『キングダム』の作者である原泰久先生が書き下ろした中村氏のイラストがデザインされ、映像監督のチェンコ塚越氏がデザイン。武将になった中村氏をデザインしたユニフォームは「KENGODOM」ユニフォームとされている。 また、KAWASAKIフレンズのユニフォームデザインは、菅野朔太郎さんが手がけることに。陸前高田市出身の菅野さんは、小学生だった頃の2011年東日本大震災の際に復興支援で訪れた川崎Fに出会いファンとなり、その後上京して美術大学に入学すると同時に川崎Fのオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」でアルバイトスタッフとして勤務。その後デザイナーとなった中、夢であったフロンターレのユニフォームデザインを叶えるべく、中村氏がオファー。「僕の最後のユニフォームを、朔太郎の最初のデザインにしたい」と中村氏の思いもあって叶うこととなった。 試合当日には、来場者全員に「”みんなとつくる”中村憲剛メモリアルフォトブック」が配布。こちらは、株式会社ニコンとの協力で行っている「フォトサポ」のサービスでファンからの中村氏の写真を募集し、中村氏らが選定した写真が集まったフォトブックとなる。 まだまだ未定なものもたくさんある引退試合。中村氏は「今回の引退試合は、皆様に恩返しさせていただく気持ちが強いです。川崎市の皆さんに育てていただいた気持ちが強いです。収益を川崎のスポーツのために寄付したいと考えています」と、引退試合での収益を還元するとし、川崎市のスポーツ環境の改善に力を貸したいとした。 <span class="paragraph-title">【写真】『キングダム』の原先生のイラストがデザインされた特別ユニフォームなど</span> <span data-other-div="movie"></span> <span class="paragraph-subtitle">◆引退試合エンブレム</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw0.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2020年12月に実施した引退セレモニーのタイトルは「One Four Kengo」。今回のイベントのコンセプトは「Nakamura Kengo Final」。エンブレムを制作するあたり、その頭文字をとって「NKF」と表現。NKの後に続く「F]というワードには「Final」の他にも・Family ・Friends ・Fun ・Fan などケンゴが大事にしてきた言葉の頭文字でもあるので「NKF」はシンプルながら凝縮された言葉になっております。そのNKFをベースに4年前の「One Four Kengo」の際にもロゴデザインを手がけました大塚いちおさんにデザインをお願いいたしました。 <span class="paragraph-subtitle">◆JAPANフレンズユニフォーム</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 大人気漫画KINGDOMの作者「原泰久先生」が書き下ろした中村憲剛を映像監督のチェンコ塚越氏がデザイン。製作はスポーツブランド「ミズノ株式会社」 KINGDOMの時代に”武将”として君臨する中村憲剛イラストをデザインした【KENGODOM】ユニ完成! <span class="paragraph-subtitle">◆KAWASAKIフレンズユニフォーム</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 完全オリジナルデザイン。2011年時には小学生だった菅野朔太郎さん。フロンターレとの交流がきっかけでフロンターレが大好きになり、美術大学入学と同時にオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」でアルバイトスタッフとして勤務。彼の将来の夢はフロンターレのユニフォームをデザインするということ。今回その話を聞いたケンゴから朔太郎へオファー。制作スケジュール、表現したいことなどの都合で完全オリジナルの商品となっております。 <span class="paragraph-subtitle">◆けんござんまい</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2024.09.21 12:20 Sat2
今週のJリーグ的に一番大きな話題の一つはこれで間違いないでしょ?!の巻/倉井史也のJリーグ
そりゃ物事には始まりがあるんだから終わりもあるんですよ。ってのは分かってるんですけどね。残り5試合、鬼木達監督には頑張ってもらおうじゃありませんか。前任者の風間八宏監督から引き継いだのが2017年。そこまでにできた「止める・蹴る」のベースを生かしつつ、「守る」を加えていきなり成績を出しました。 2017年:リーグ戦1位/リーグカップ2位 2018年:リーグ戦1位/ゼロックスカップ2位 2019年:リーグカップ1位/ゼロックスカップ2位 2020年:リーグ戦1位/天皇杯1位 2021年:リーグ戦1位/ゼロックスカップ1位 2022年:リーグ戦2位/フジフイルムカップ2位 2023年:天皇杯1位 って、どんだけタイトル取ってるんですか。でもってこの中でも特筆すべきは2021年。このときも今年と同じ20チーム編成でした。38試合を28勝8分2敗、勝点92得点81失点28で得失点差53というとんでもない成績で終わってるんです。ちなみにこのときの2位は横浜FMで、こちらは勝点79。 これがどれくらいすごいかというのは、現在首位の広島が勝点65だから、残り5試合全部勝っても勝点80なんですよ。横浜FMがそれくらいのラインにいたのに、そこからさらに勝点13上積みしてるんです。そして同じく現在の広島が65得点ですから、川崎の81得点に到達しようと思ったら1試合平均3点取ってもまだ足りない。さらに言えば、28失点は現在J1で最少失点の町田とG大阪が28失点なので、残り5試合全部無失点でやっと失点数は同じ成績ってことになります。 かわいそうだったのは新型コロナウイルスの影響で、2020年の賞金は規定の50パーセント、優勝賞金1億5000万円だったこと。もしもあのとき満額もらえていたら、さらにすごい戦力が整ったのかもしれません。 もっともこの間、川崎にはいい選手も揃っていました。代表クラスで言えば加入したのがこんな選手たちでした。 2017年:田中碧 2018年:守田英正、脇坂泰斗、齋藤学、大久保嘉人 2019年:レアンドロ・ダミアン 2020年:山根視来、旗手怜央、三笘薫 でもって、重要なのはいなくなった選手。 2019年:板倉滉(マンチェスター・シティ) 2020年:三好康児(アントワープ) 2021年:守田英正(サンタ・クララ)、中村憲剛(引退) 2022年:旗手怜央(セルティック)、三笘薫(ブライトン)、田中碧(デュッセルドルフ) 2023年:谷口彰悟(アル・ラーヤン) 2024年:山根視来(ギャラクシー) 10月の日本代表見ていたら11人中5人が元川崎じゃないですか。確かに素材のいい選手も集めてたけど、ちゃんと成長させてたってのが、2006年に引退してすぐにトップコーチの監督になったわけじゃなくて、育成コーチなども経験してきた鬼木監督の功績の一つでもあるんです。 これだけの監督ですからね、引く手数多なのは間違いないでしょう。もしかしたらヨーロッパで指揮、なんてことも想像しちゃいますよ。残念だけどまだJFAのコーチライセンスはUEFAのライセンスと互換性がないけど、もしかしたら来年からできるかも、っていう話もあるんで、そうなったら呼ばれてもおかしくない!! と思いたい!! それにしてもさ、ACLの途中で監督退任って、なんかすごく残念……って思うんですけど、どうかこれから先の監督人生にも幸あってほしいと思う、とても人間のできた監督でした。 2024.10.18 12:15 Fri3
「素敵な家族写真」GK川島永嗣が妻と3人の子供と39歳誕生日を祝う! 戦友は「代表戦も頑張ってなあ」とエール
ストラスブールの日本代表GK川島永嗣が39歳の誕生日を迎えた。 大宮アルディージャでプロキャリアをスタートさせた川島は、2004年1月に名古屋グランパスへと完全移籍。その後、川崎フロンターレへと移籍して正守護神となると、日本代表でのポジションを獲得した。 2010年7月に海を渡りベルギーのリールセへと完全移籍すると、その後はスタンダール・リエージュ、ダンディー・ユナイテッド、メスへと移籍を繰り返し、2018年8月にストラスブールへと加入。正守護神の座を奪取する時期もあった中、今季は第2GKとして公式戦2試合に出場している。 日本代表としてはこれまで国際Aマッチ93試合に出場。カタール・ワールドカップ(W杯)出場権を懸けた3月のアジア最終予選メンバーにも選出されている川島は、代表合流前の22日に自身のインスタグラムを更新。妻と3人の子供たちとの写真を添え、20日に39歳の誕生日を迎えたことを報告した。 「39th Birthday アウェイの試合から帰ってきて遅かったのにも関わらず、子供も頑張って起きててくれて一緒にお祝いできました」 「39歳。これまでの事も、これからの事も、考え過ぎずに、今与えられたものに日々感謝して、素晴らしい今を積み重ねていけたらなと思います。沢山の誕生日メッセージありがとうございます」 これには、元日本代表MF中村憲剛氏も「川島さん、おめでとう」と反応。また、元日本代表MF松井大輔(Y.S.C.C.横浜)も「サンキュー39の歳になったんや。おめでとう 代表戦も頑張ってなあ」と祝福のメッセージを贈っているほか、ファンからも「これからも応援しています!」、「素敵な家族写真」、「いつの間にか三児のパパとは!」、「いつかまた代表戦で川島選手のキーパー姿を見れることを楽しみに応援しています」といった言葉が贈られている。 <span class="paragraph-title">【写真】川島永嗣が妻&子供3人と素敵な家族ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CbX6Svhv4Ow/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CbX6Svhv4Ow/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CbX6Svhv4Ow/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">川島永嗣 Eiji Kawashima(@eijikawashima01)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.03.22 11:56 Tue4
「怒鳴られまくった」新潟FW鄭大世、リスペクトする中村憲剛の引退に「心の裏には常に中村憲剛がいます」
アルビレックス新潟の元北朝鮮代表FW鄭大世が、川崎フロンターレの元日本代表MF中村憲剛(40)の引退にコメントした。 中村は、1日に今シーズン限りで現役引退を発表。緊急会見をオンライン上で実施し、多くのファン・サポーターがその言葉を受け取っていた。 鄭大世は、新潟の一員として14時キックオフの明治安田生命J2リーグ第30節の東京ヴェルディ戦に先発出場。引退会見をリアルタイムでは聞けなかったものの、試合では0-1で迎えた36分に同点ゴールを記録。チームは2-2の引き分けに終わっていた。 2003年に中央大学から川崎Fへ入団した中村から遅れること3年、鄭大世は2006年に朝鮮大学校から川崎Fへ入団。2010年にボーフムへと移籍するまで、4年半をチームメイトとして過ごし、多くのことを中村から学んだという。 試合後のメディア対応で鄭大世は、中村の引退についてコメント。川崎Fの発表で引退を予感したと言い、これまで自身の支えとなった中村へ感謝のコメントを送った。 「3時から会見って出ていたので、そうかなと思っていました。ウォーミングアップの時に、憲剛さんに「まさか。お疲れ様でした」って言ったら、「えって」なって。(試合が)終わったらLINEが来てました」 「僕のキャリアは中村憲剛さんに怒鳴られ続けて1年目から始まりました。その記憶はずっと忘れなくて、今も下手くそだけど、あの時はもっと下手で、シュート以外、ゴールを取るっていう能力以外は、足元収まらないし、チームの助けになる能力がなかったです」 「すぐボールを失うし、練習中から怒鳴られまくって、それがあったからとは言わないですが、そこから始まったキャリアで、キャリアの事あるごとに憲剛さんに話していたし、憲剛さんに相談してスッキリするし、次の試合結果出るし。今日もまさにそうで、昨日のゴールを見て」 「前のハットトリックの時も、憲剛さんのDAZNの映像を見てゴールを決められて。いつも僕のキャリアのそばには、やべっちFCもそうでしたが、中村憲剛という存在は常にそばにいました。心の拠り所じゃないけど、本当に苦しい時は憲剛さんにいつもLINEしているし。内田篤人もそういう存在だったんですけど。2人が今年引退してしまうという事で」 「見事なキャリアでした。圧巻のキャリアだったと思います。憲剛さんをずっと目標にしてやっていたけど、足下も見えなかったし、最後の終わらせ方も脱帽だし、これを真似できる人はそうそういないと思います」 「終わった後のロッカールームでも、「いやまだできるでしょ」って全員が口を揃えていう事、惜しまれながらの引退という決断できる状態にある中村憲剛という人間が素直に羨ましいです」 「自分がやっぱり泥水啜ってでも現役でやりたい、どっかのチームにこだわるというより自分を選手として評価してくれるところでやりたいという思うのは、やっぱり自分がずっといたチームがなくて、ワンクラブマンじゃないから」 「でも、色々なところに行っている自分としては、1つのチームでああやってレジェンド、ミスターフロンターレって、そのクラブが苦しい時も嬉しい時も全てを経験して、優勝までさせて、今はJリーグ史上最強のチームと言っても過言じゃないぐらいの川崎フロンターレで引退して」 「川崎フロンターレ=中村憲剛という風になっているので、そこで引退を決断できることの素晴らしさは脱帽です。圧巻です」 「自分にはそれができないけど、僕がずっと憲剛さんに言っていたのは、「憲剛さんより先には引退しません」とずっと言っていたので、その目標は達成できました」 「これからもツイッターのヘッダー写真は中村憲剛の最初の優勝から変える気もないし、自分のキャリアに凄まじい影響を与えた選手だったので、自分が成長したと思えた心の裏には中村憲剛さんの一言だったり、そういう言葉を添えられた時に、憲剛さんがああいうこと言っていたなと常に自分の先導者というか、宣教師だったと思います」 「自分の活躍をこれからも見てもらいたいし、カテゴリは1つ下がっちゃいましたけど、こんな素晴らしいクラブでできているし、今日もJ2なのにこんなに多くのサポーターと一緒にできているので、今は幸せだし、久々に今日は点を決めて、スタメンで出て点を決めて、チームの主力で出られることの幸せを憲剛さんにも「テセ頑張っているな」と思って欲しいし。自分の心の裏には常に中村憲剛がいます。本当にお疲れ様でしたと言いたいです」 2020.11.01 18:53 Sun5
S級ライセンスに7名が認定、鹿島の岩政大樹監督ら
日本サッカー協会(JFA)は9日、7名に対してS級コーチライセンスを認定したことを発表した。 日本国内のすべてのサッカーチームの指導が可能となるS級コーチのライセンス。Jリーグクラブや日本代表などを指揮する際に必要となる。 2023年度は元日本代表の内田篤人氏(34)や中村憲剛氏(42)らが講習を受講することになっている中、これまでに受講していた7名に対して認定することとなった。 今回認定されたのは、鹿島アントラーズの岩政大樹監督(41)、高知ユナイテッドSCの吉本岳史監督(44)、FC 東京ユースカテゴリーのインディビデュアルコーチを務める白井裕之氏(45)、ヴァンラーレ八戸のヘッドコーチを務める高橋勇菊氏(44)、愛媛FCのコーチを務める青野慎也氏(43)、カターレ富山のコーチを務める長山一也氏(40)、ベガルタ仙台のコーチを務める村上和弘氏(42)となった。 これによりS級コーチライセンスを保持する者は514名となった。 ◆2020年度受講者 6名/16名 岩政大樹氏(41) 鹿島アントラーズ監督 2020 年 A 級コーチジェネラルライセンス取得 ◆2021年度受講者 9名/16名 吉本岳史氏(44) 高知ユナイテッドSC監督 2017 年 A 級コーチジェネラルライセンス取得 白井裕之氏(45) FC 東京ユースカテゴリー インディビデュアルコーチ 2020 年 A 級コーチジェネラルライセンス取得 高橋勇菊氏(44) ヴァンラーレ八戸 トップチームヘッドコーチ 2010 年 A 級コーチジェネラルライセンス取得 ◆2022年度受講者 3名/20名 青野慎也氏(43) 愛媛 FC トップチーム コーチ 2013 年 A 級コーチジェネラルライセンス取得 長山一也氏(40) カターレ富山 トップチーム コーチ 2018 年 A 級コーチジェネラルライセンス取得 村上和弘氏(42) ベガルタ仙台トップチーム コーチ 2019 年 A 級コーチジェネラルライセンス取得 2023.02.09 19:25 Thu川崎フロンターレの人気記事ランキング
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【Jリーグ出場停止情報】J1は横浜FM・FW西村拓真、京都FWマルコ・トゥーリオが出場停止、最終節のJ3は大宮FW杉本健勇と相模原MF岩上祐三が「反スポーツ的行為」で出場停止
Jリーグは18日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1リーグでは週末試合があったチームから新たに2選手が追加。横浜F・マリノスのFW西村拓真と京都サンガF.C.のFWマルコ・トゥーリオが累積警告により次節出場停止となった。 J3リーグでは8名が出場停止に。大宮アルディージャのFW杉本健勇は16日に行われたFC岐阜戦で一発退場。「至近距離から相手競技者に向かってボールを投げつけた行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分が下されている。 また、SC相模原のMF岩上祐三は15日に行われたFC大阪戦で一発退場。「ボールとは関係の無いところで相手競技者を突き飛ばし押し倒した行為は、『選手等対する反スポーツ的な行為』に該当する」と判断され、こちらも1試合の出場停止処分となった。 【明治安田J1リーグ】 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW西村拓真(横浜F・マリノス) 第37節 vs湘南ベルマーレ(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルコ・トゥーリオ(京都サンガF.C.) 第37節 vsFC町田ゼルビア(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF田中駿汰(セレッソ大阪) 第37節 vs鹿島アントラーズ(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF原田亘(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J3リーグ】 DF浦上仁騎(大宮アルディージャ) 第38節 vsカターレ富山(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW杉本健勇(大宮アルディージャ) 第38節 vsカターレ富山(11/24) 今回の停止:1試合停止 MF奥村晃司(Y.S.C.C.横浜) 第38節 vsギラヴァンツ北九州(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF岩上祐三(SC相模原) 第38節 vsガイナーレ鳥取(11/24) 今回の停止:1試合停止 DF山本義道(ツエーゲン金沢) 第38節 vs奈良クラブ(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWウェズレイ・タンキ(FC今治) 第38節 vsテゲバジャーロ宮崎(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF福森直也(FC今治) 第38節 vsテゲバジャーロ宮崎(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF阿野真拓(テゲバジャーロ宮崎) 第38節 vsFC今治(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.11.18 21:06 Mon2
小林悠が同点弾の川崎Fが3カ月経て後半から再開の一戦をドローに持ち込む! 浦和は中断前のリード活かせず…【明治安田J1第28節】
22日、前半のみで中断していた明治安田J1リーグ第28節の浦和レッズvs川崎フロンターレが埼玉スタジアム2002で後半から行われ、1-1の引き分けに終わった。 8月24日に開催されるも、激しい雷雨によりハーフタイムで中断された一戦。浦和が渡邊凌磨のゴールで1点リードして折り返したなか、3カ月を経て後半が行われた。 基本的には中断時のメンバーで再開となるが、ケガなどにより出場が困難な場合は当時ベンチ入りしていた選手が代わって出場。浦和は負傷の大久保智明に代わり松尾佑介がピッチに立ち、チアゴ・サンタナが新たにベンチ入り。指揮官はペア・マティアス・ヘグモ監督からマチェイ・スコルジャ監督に代わっている。 一方の川崎Fも脇坂泰斗が負傷により欠場。代わって小林悠が出場し、ジェジエウがベンチ入り。累積警告で出場停止だった高井幸大は引き続き出場停止となった。 来シーズンもJ1で戦うことは確定し、少しでも上位でフィニッシュしたい両チーム。直近3試合負けなしの浦和は12位、3試合勝ちなしの川崎Fは14位で再開戦に臨んだ。 関根貴大が右ウイングに回り、松尾が左ウイングに入った浦和。対する川崎Fは小林が山田新と2トップを組むと、50分には小林のゴール前への浮き球のパスに山田が合わせていく。 すると55分、攻め立てる川崎Fに同点弾。FKの二次攻撃から左サイドで受けた三浦颯太がアーリークロスを上げると、合わせたのは小林。ニアで競り勝って合わせたヘディングシュートが、GK西川周作の手が届かないループ気味の軌道でネットを揺らした。 追いついた川崎Fは直後、大島僚太を下げて河原創を投入。再開から11分で中盤を入れ替える。 攻めあぐねる浦和に対し、逆転ゴールへ迫る川崎F。代わって入った河原の左クロスから再び小林が飛び込んでいく。 なかなかファイナルサードを攻略できない浦和だったが、中央で素早く縦に繋ぐと、ボックス手前でかわした渡邊が左足を振る。低弾道の鋭いシュートが枠を捉えたが、GKチョン・ソンリョンがしっかり弾き出した。 浦和はリズムに乗り始めると、リンセンに代えてチアゴ・サンタナで最初の選手交代。続いて川崎Fも遠野大弥を送り込み、積極的に交代カードを切っていく。 79分には右サイドへ移った渡邊が持ち上がり、トップ下へスライドした松尾が折り返しをワンタッチシュート。丁寧にゴール左隅を狙ったが、ポストに嫌われてしまう。 その後も両チーム選手を入れ替えながら、ハイペースで終盤へ。余力を残すまいと激しい攻防が繰り広げられたが、結局1-1のまま試合は終了した。 川崎Fは逆転こそできなかったものの、中断前のビハインドを跳ね返し2試合負けなしに。追いつかれた浦和も4試合負けなしとしている。 浦和レッズ 1-1 川崎フロンターレ 【浦和】 渡邊凌磨(前23) 【川崎F】 小林悠(後10) <span class="paragraph-title">【動画】小林悠の上を狙うヘディング弾で川崎Fが同点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>"3ヶ月のハーフタイム"明けの同点ゴール<br>\<br><br>頼りなる川崎のNo.11<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E6%82%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#小林悠</a> 頭でねじ込んだ<br><br>明治安田J1リーグ第28節<br>浦和×川崎F<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E5%B7%9D%E5%B4%8EF?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和川崎F</a> <a href="https://t.co/cnxuHdZ7SE">pic.twitter.com/cnxuHdZ7SE</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1859911472119423034?ref_src=twsrc%5Etfw">November 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.22 19:56 Fri3
【Jリーグ出場停止情報】報復退場の鈴木優磨が“反スポーツ的な行為”で1試合出場停止 千葉DF松田陸の処分は持ち越さず
Jリーグは11日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1リーグからは8選手が対象に。ファウルで止めにかかった名古屋グランパスMF椎橋慧也に胸をぶつけ、乱暴な行為で一発退場の鹿島アントラーズFW鈴木優磨は1試合停止が確定した。Jリーグは「ボールとは関係の無いところで相手競技者を突き飛ばし押し倒した行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と説明した。 また、J1残留争いのジュビロ磐田からDF鈴木海音が次節の横浜F・マリノス戦で警告の累積による1試合停止となるほか、川崎フロンターレDF高井幸大や、セレッソ大阪MF田中駿汰らも次戦の欠場が決まった。 そして、先週末にレギュラーシーズン終了のJ2リーグではジェフユナイテッド千葉DF松田陸が最終節のモンテディオ山形戦で一発退場。Jリーグは1試合の出場停止としつつ、扱いについて「出場停止処分の対象となる同レベルの大会がないこと、また停止処分となる対象試合が1試合で翌シーズンへ繰り越さないことから、同選手の出場停止試合は無しとする」と記した。 【明治安田J1リーグ】 FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 第29節 vs京都サンガF.C.(11/17) 今回の停止:1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF渡邊泰基(横浜F・マリノス) 第29節 vsジュビロ磐田(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF鈴木海音(ジュビロ磐田) 第29節 vs横浜F・マリノス(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFアピアタウィア久(京都サンガF.C.) 第29節 vs鹿島アントラーズ(11/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF田中駿汰(セレッソ大阪) 第37節 vs鹿島アントラーズ(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF原田亘(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J3リーグ】 FWシラス(いわてグルージャ盛岡) 第37節 vs奈良クラブ(11/17) 今回の停止:1試合停止 DF齊藤隆成(FC大阪) 第37節 vsSC相模原(11/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF金浦真樹(ガイナーレ鳥取) 第37節 vsツエーゲン金沢(11/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF内田瑞己(カマタマーレ讃岐) 第37節 vsツエーゲン金沢(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span class="paragraph-title">【動画】鈴木優磨の報復退場シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ncLfF5odAJM";var video_start = 315;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.11 18:44 Mon4
G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!
9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat5