ミラン、ダロトの買い取りは不可能? ユナイテッドは将来に期待

2020.10.30 21:54 Fri
Getty Images
ミランがU-21ポルトガル代表DFジオゴ・ダロト(21)を完全移籍で買い取ることは厳しいようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ ロマーノ氏が主張している。

ポルト下部組織出身のダロトは2018年夏にマンチェスター・ユナイテッド入り。昨シーズンはイングランド代表DFアーロン・ワン=ビサカの加入や度重なる負傷の影響もあり、公式戦11試合の出場にとどまっていた。

そういった事情もあり、出場機会を求めるダロトは今夏の移籍市場締め切り間近の今月4日にミランへ1年間のレンタル移籍で加入した。
そして、ヨーロッパリーグ(EL)グループH第1節のセルティック戦でデビューを飾ると、29日に行われたEL第2節のスパルタ・プラハ戦ではミランでの初ゴールを含む1得点1アシストの活躍をみせ、3-0の勝利の立役者となった。

セルティック戦では右サイドバック、スパルタ・プラハでは左サイドバックで印象的な活躍をみせ、早くもミラニスタの心を掴んだダロトだが、ミラノでの滞在は短い期間になる模様だ。
ロマーノ氏によると、ダロトの将来性を高く評価しているユナイテッドは、ミランとの交渉時に、ミランサイドが望んだ買い取りオプションを契約に盛り込むことを拒否していたという。

そのため、現時点では今シーズン終了後にユナイテッドへレンタルバックすることが既定路線となっている。

ただ、ダロトが今後もスパルタ・プラハ戦のような活躍を続け、ミランが来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できるようなことになれば、同選手の意向、ユナイテッドの要求額次第ではミラノでの長期滞在の可能性は十分にあるかもしれない。

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「解任を取り消します」ネスタ氏がモンツァ指揮官に1カ月ちょっとで再登板…クラブ発表「頑張ってくれアレッサンドロ!」

モンツァが10日、アレッサンドロ・ネスタ氏(48)の指揮官復職を発表した。 現役時代は黄金期セリエAで世界最高のセンターバックと称えられたネスタ氏。ラツィオ、ミランでスクデットに輝き、チャンピオンズリーグ(CL)優勝は通算2回…イタリア代表としては2006年ドイツW杯の優勝メンバーである。 指導者業転身を経て、今季からアドリアーノ・ガッリアーニ氏が牽引するモンツァの指揮官となったが、開幕からうだつの上がらぬ戦いが続き、昨年12月23日に解任の憂き目に。 ところがモンツァは、ネスタ氏の後任となったサルバトーレ・ボッケッティ監督体制でも巻き返せず、現在残留ラインと勝ち点「8」差の最下位。迎えた10日、ボッケッティ監督の解任、ネスタ氏の再登板が、同時に発表された。 俗に言う「イタリアでしか起きないこと」。 おそらく契約が残っていたのであろうネスタ氏は2カ月足らずで復職することとなり、モンツァは「“解任”を取り消しました。頑張ってくれ、アレッサンドロ!」という形で発表した。 2025.02.10 20:48 Mon

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