マルセイユが誇る名手パイエが絶妙のタイミングで出した極上スルーパス【ベスト・アシスト】

2020.10.26 22:00 Mon
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サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。
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今回はマルセイユのフランス代表MFディミトリ・パイエが記録したアシストだ。
◆パイエがベネデットに送った絶妙スルーパス

サンテチェンヌでブレイクを果たしたパイエは、その後のリールやマルセイユで活躍し、リーグ屈指のMFとしての評価を得て2015年夏にウェストハムに加入。プレミアリーグでも素晴らしい活躍を見せ、2017年1月にマルセイユに復帰している。
優れたテクニックと相手の脅威になるFKを武器に名手として知られるパイエだが、2019年11月24日に行われたリーグ・アン第14節のトゥールーズ戦では、美しいアシストを記録している。

0-0と膠着状態が続く中で迎えた76分、ボックス前の混戦からパイエにボールが渡る。すると、パイエは相手のプレスをかわしながら、裏へ走り出したFWダリオ・ベネデットの動きを見て、絶妙のタイミングでスルーパスを出す。
このパスをボックス内でフリーで受けたベネデットが、冷静にGKをかわした後にゴールを決め、見事な先制点となった。このゴールで均衡が破れると、直後にマルセイユが追加点。2-0で勝利している。

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