元日本代表監督のアギーレ氏、新天地について語る「日本とアメリカでは私の名前が挙がっている」

2020.10.22 13:30 Thu
Getty Images
かつて日本代表を指揮し、現在はフリーとなっているハビエル・アギーレ氏(61)が、新天地についてコメントした。『ESPN』が伝えた。

これまで、オサスナ、アトレティコ・マドリー、レアル・サラゴサ、エスパニョールなどスペインクラブで指揮を執った他、メキシコ代表や日本代表、エジプト代表など代表チームでも経験があるアギーレ監督。

2019-20シーズン途中にレガネスの監督に就任するも、チームを立て直しきれず。リーグ戦26戦7勝10分け9敗の成績で、チームはあと一歩のところで降格し、その責任をとって退任していた。
そのアギーレ監督には、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のクラブや日本のクラブが招へいに興味を持っているとされる中、『ESPN』でその件について言及。アメリカと日本での指揮の可能性を語った。

「MLSに惹かれるか?そうだね。連絡は取った。アメリカには何人か知り合いがいて、可能性もあり、私の名前も挙がっていた。彼らは他の選択肢を選んだが、日本とアメリカでは私の名前がまだ挙がっている」
一方で、母国のメキシコに戻る気は無いと改めてコメント。若手指揮官に道を譲るべきだと見解を示した。

「私の決断は固い。今ではその資格があると思わない。マザトランの試合を観ていたが、22人の選手を誰も知らないし、リーグ戦を毎日フォローしているわけではないので、申し訳ないと思う」

「私よりも良い準備をしている若い監督に道を譲らなければいけないし、それも人生の一部だ。オファーもないし、10月や11月になれば、どこかのチームで調子が悪いという人は多くいるものだ」

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