【CLグループF展望】ドルトムント本命、1枠を懸けラツィオとゼニトが激突

2020.10.20 18:00 Tue
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◆編集部予想
◎本命:ドルトムント
○対抗:ラツィオ
△連下:ゼニト
☆大穴:クラブ・ブルージュ
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グループFは昨季ベスト16でCL常連のドルトムントが本命、実に12シーズンぶりの本戦出場となるラツィオと2季連続のCL出場となるロシア王者ゼニトがもう1枠を懸けて争うことになりそうだ。3季連続出場のベルギー王者クラブ・ブルージュではあるが、戦力的に厳しい戦いが待っているだろう。◆若手スターが牽引~ドルトムント~
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FWハーランド、MFサンチョらを筆頭に若手スター選手がチームを牽引するドルトムントが突破の本命だ。昨季はファイナリストとなったパリ・サンジェルマンの前に逆転でのベスト16敗退となった中、新たに逸材MFベリンガムが加入。伸び盛りの若手たちが躍動して勢いに乗れば、グループを突破するのは容易いはずだ。3季目を迎えたファブレ監督の下、成熟さも増したドルトムントがグループFを牽引する。
◆12季ぶり出場で実力発揮なるか~ラツィオ~
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昨季はユベントスとスクデット争いを繰り広げた後、コロナ明けの失速で4位に終わったものの、12シーズンぶりとなるCL本戦への出場を決めた。そのラツィオは6季目を迎えたS・インザーギ監督の下、主力の流出なく新シーズンに臨めている。堅守速攻に磨きをかけるチームは、CLでのプレー経験が少ない主力選手が多い点が気がかりだが、欧州最高峰の舞台で本来の実力を発揮しきれれば、グループステージを突破できるチーム力は有しているはずだ。

◆経験値で上回れるか~ゼニト~
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ロシアリーグ2連覇を果たしたゼニトは、昨季のCLでは実力伯仲と思われたグループに組み込まれた中、ベスト4と躍進したライプツィヒとリヨンが同居したグループでベンフィカと共に敗退に終わった。新戦力ではリバプールからDFロブレンを獲得。守備力の向上を図った中、チームのストロングポイントであるFWアズムンとFWジューバの走力に長けた両アタッカーが躍動すれば、5季ぶりのグループステージ突破が見えてくる。
◆3季連続出場のベルギー王者~クラブ・ブルージュ~
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昨季はコロナによりシーズン途中で中止となったベルギーリーグで2季ぶりに優勝を果たしたクラブ・ブルージュ。元リバプールGKミニョレが守護神を務めるチームは昨季、パリ・サンジェルマンとレアル・マドリーが同居したグループでガラタサライと共に未勝利に終わり、3位で終えた。まずは2シーズンぶりの勝利を目指し、3季連続出場の経験値の差を見せたい。


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