低調オランダ、ボスニア・Hにゴールレスドロー《UEFAネーションズリーグ》

2020.10.12 02:59 Mon
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UEFAネーションズリーグ2020-21 リーグA グループ1第3節のボスニア・ヘルツェゴビナ代表vsオランダ代表が11日に行われ、0-0で引き分けた。

1分け1敗スタートのボスニア・Hと1勝1敗スタートのオランダの一戦。

3日前に行われたユーロ2020予選プレーオフ準決勝でPK戦の末、北アイルランドに敗れたボスニア・Hは、ジェコやコラシナツがベンチスタートとなり、ピャニッチが先発となった。

一方、F・デ・ブール監督の初陣となった4日前の親善試合メキシコ代表戦を0-1で敗れたオランダは、引き続きファン・ダイクやデ・フライ、ワイナルドゥムらがスタメンとなり、ベンチスタートだったF・デ・ヨングやL・デ・ヨング、デ・ルーンらが先発となった。

3トップに右からマレン、L・デ・ヨング、プロメスと並べたオランダが押し込む入りとなったものの、なかなかシュートに持ち込めない。

静かな展開で推移する中、前半終盤の43分にCKからデ・フライのヘディングシュートでゴールに迫ったオランダだったが、0-0で前半を終えた。

迎えた後半もオランダがハーフコートで試合を進める中、ボスニア・Hは61分にジェコを投入。すると69分にチャンス。カウンターに転じた流れからジェコのラストパスを受けたピャニッチがボックス右から枠内シュートを放ったが、GKシレッセンのセーブに阻まれた。

ひやりとしたオランダは78分に決定機。しかし、右CKを頭で合わせたL・デ・ヨングのシュートはGKシュヒッチのビッグセーブに阻まれた。

終盤にかけては互いにチャンスなくゴールレスでタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。



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UEFAネーションズリーグ2022-23の組み合わせが決定! ユーロ王者イタリアはドイツ、イングランド、ハンガリーと対戦

欧州サッカー連盟(UEFA)は16日、2022年6月にスタートするUEFAネーションズリーグ2022-23のグループリーグ分け抽選会を行った。 2022年11月に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)の影響で、例年より早い6月~9月に開催されるUEFAネイションズリーグ。既に、レギュレーションや出場する55カ国のリーグ分けが発表されており、今回はリーグ内でのグループ分けが決められた。 最上位のリーグAでは、前回王者フランスがデンマークやクロアチア、オーストリアと同じグループ1に入り、グループ2には初代王者のポルトガル、スペイン、スイス、チェコが同居。 また、グループ3に入ったユーロ2020王者イタリアは、ユーロ準優勝のイングランドやドイツ、ハンガリーと同居。FIFAランク首位のベルギーは、オランダ、ポーランド、ウェールズと同じグループ4に入った。 試合は2022年6月から9月の間にホーム&アウェイで試合が6試合が開催される。また、リーグB、C、Dの各グループ首位チームは1つ上のリーグに昇格。リーグA、B、Cのグループ最下位は1つ下のリーグに降格。 リーグCについてはリーグDから昇格するチームが2チームのため、リーグC最下位4チームによるホーム&アウェイの降格プレーオフを行ない降格2チームを決定する。各リーグ内のグループ分けは以下のとおり。 【リーグA】 ◆グループ1 フランス、デンマーク、クロアチア、オーストリア ◆グループ2 スペイン、ポルトガル、スイス、チェコ ◆グループ3 イタリア、ドイツ、イングランド、ハンガリー ◆グループ4 ベルギー、オランダ、ポーランド、ウェールズ 【リーグB】 ◆グループ1 ウクライナ、スコットランド、アイルランド、アルメニア ◆グループ2 アイスランド、ロシア、イスラエル、アルバニア ◆グループ3 ボスニア・ヘルツェゴビナ、フィンランド、ルーマニア、モンテネグロ ◆グループ4 スウェーデン、ノルウェー、セルビア、スロベニア 【リーグC】 ◆グループ1 トルコ、ルクセンブルク、リトアニア、フェロー諸島 ◆グループ2 北アイルランド、ギリシャ、コソボ、キプロスorエストニア ◆グループ3 スロバキア、ベラルーシ、アゼルバイジャン、カザフスタンorモルドバ ◆グループ4 ブルガリア、北マケドニア、ジョージア、ジブラルタル 【リーグD】 ◆グループ1 リヒテンシュタインカザフスタンorモルドバ、アンドラ、ラトビア、リヒテンシュタイン ◆グループ2 マルタ、キプロスorエストニア、サンマリノ ※2020-21シーズンでリーグCの最下位となったカザフスタン、モルドバ、キプロス、エストニアについては2022年3月に行われる降格プレーアウトでリーグC残留かリーグD降格かが決定する。 2021.12.17 02:52 Fri
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ベンゼマのスーパーゴールがUNL最優秀ゴールに選出!

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あと一歩が足りなかった…/原ゆみこのマドリッド

「今頃、ペレス会長はこの夏にエムバペを獲れなかったのを後悔しているかも」そんな風に私が考えていたのは火曜日、久々の国外旅行となった1週間のイタリア滞在を終え、自宅でくつろいでいる時のことでした。いやあ、世間一般にはイタリア語とスペイン語は似ているように思われているんですが、あちらはイントネーションが派手なせいですかね。やっぱり耳に入る分にはスペイン語の方が落ち着いていていいと実感していたのはともかく、せっかく2012年ユーロ優勝以来となる国際代表大会の決勝でルイス・エンリケ監督のチームはトロフィーに手が届かず。それもベンゼマ、エムバペ揃い踏みのゴールでフランスが優勝したとなれば、もし今季のレアル・マドリーで2人が一緒にプレーしていたらと地団太を踏んでいるのは絶対、アンチェロッティ監督だけではない? え、ネーションズリーグ・ファイナルフォーでの活躍で評価が赤丸急上昇したベンゼマだからって、彼をバロンドール本命に挙げるのは、いくら何でも持ち上げすぎじゃないかって?うーん、確かに今年は絶対的な候補がおらず、通常だったら、昨季CLと夏のユーロでdoblete(ドブレテ/2冠優勝のこと)を達成した、チェルシーのイタリア代表選手が来そうなものですけどね。それに該当するのはジョルジーニョだけで、一応、UEFA年間最優秀選手賞は受賞したものの、当人はキャプテンでもなく、ボランチとあって、少々地味な感じは否めず。一方、ベンゼマも久々に復帰したフランス代表でのユーロは16強止まり、マドリーもCLは準決勝でチェルシーに敗退、リーガはお隣さんに及ばず2位と、獲得タイトルはネーションズリーグだけですからね。 2021年に限った得点数でも彼は34(アシスト15)で、レバンドフスキ(バイエルン)50(同5)、メッシ(バルサからPSGに移籍)42(同17)、ハーランド(ドルトムント)42(同14)、クリスチアーノ・ロナウド(ユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍)36(同9)と上には何人もの選手が。そうなると、何となく、バロンドールに関しては、3年前のロペテギ監督(現セビージャ)、昨年のジダン監督2期をなぞるように、ここ3試合白星なし。CLシェリフ戦とエスパニョール戦では連敗となり、アンチェロッティ監督の下でも10月のクライシスが始まったかのようなマドリーに華やかな話題を提供しないといけないという、クラブとスペインマスコミの使命感によるキャンペーンにも思えますが…。 まあ、そんなことはともかく、日曜のネーションズリーグの試合がどうだったのか、お伝えしていくことにすると。同日は午後3時から、ユベントス・スタジアムで3位決定戦があったんですが、何せ木曜のベルギーvsフランスの準決勝の後、終バスが行ってしまったことに1時間近く気づかず、街中の宿まで帰るのに難儀した経験がありましたからね。トリノーミラノ間は急行電車でも1時間ちょっとかかることもあって、とても8時45分にサン・シーロに着いている自信がなかったため、私はパスしたんですが、こちらは開催国が意地を見せたか、イタリアが後半にバレッラ(インテル)のゴールとベラルディ(サッスオーロ)のPKで2点をリード。ベルギーも41分にはデ・ケテラエレ(クラブ・ブルージュ)が1点を返したものの、2-1でイタリアが勝つことに。 ただ、この結果には気が収まらなかった選手が1人いて、それはGKクルトワ(マドリー)。ええ、準決勝のフランス戦でも3失点と、別に当人の責任ではないんですが、この大会で計5点も奪われたのがムカついたのか、試合後には「この3位決定戦はお金のためだけの試合。UEFAがエキストラマネーを稼ぐためにボクらはプレーした。もしこれが決勝だったら、違う選手が出ていただろう」とインタビューでぶちまけていたから、驚いたの何のって。更に批判は昨今の試合数過多にも及び、「今度は毎年、ユーロかW杯をやるようになるみたいだけど、そしたらボクらはいつ休む?来年は11月にW杯があって、リーガは6月末までになる。皆、ケガしちゃうよ。バケーションが3週間だけじゃ、12カ月間、最高レベルのパフォーマンスを見せるには十分じゃないんだ」とはごもっとも。 私も今年の夏などは、ユーロと東京オリンピックを梯子して、バケーションが細切れ単位になった選手たちのことを心配していましたけどね。世の中には色んな意見があるもので、いつも新聞を買うキオスコのオジさんなど、「あれだけの給料をもらえたら、何年か、休みがなくたって、自分は全然、構わない」そう。フランス戦でハムストリングに筋肉痛を起こし、イタリア戦は欠場となったアザール(マドリー)など、数試合出るたびに負傷して、結局はかなり長い期間、休んでいるような気もしますし、とりあえず、後半43分までプレーしたカラスコ(アトレティコ)には特に異変はなかったため、今はこの発言でクルトワがUEFAから迫害を受けないことを祈るばかりでしょうか。 そしてサン・シーロの決勝の方は、いやあ、準決勝の日とは違い、天気も良かったため、先日のCLミラン戦の時にはアトレティコファンが大量に集まっていたドゥオモ(大聖堂)前広場にスペイン人サポーターがいないか、昼間には立ち寄ってみたんですけどね。ネーションズリーグのトロフィーを展示したUEFAのテントには列ができていたものの、国旗や赤のユニを身に着けた人は少なく、今ではコロナ禍前のように観光客でごった返しているのに閉口して、早々に退散することに。スタジアムへの入場や、幾つか、私が行った博物館などではグリーンパス(ワクチン接種完了証明)の提示を要求されたんですが、1年半前にはロックダウンで死に絶えた街のようになっていたミラノが、今ではこれ程、賑わっているとは予想もしませんでしたっけ。 それでもサン・シーロには3000人程のスペインサポーターがいたようで、フランス側に負けじと熱心に応援する中、いよいよキックオフとなったんですが、ルイス・エンリケ監督はイタリア戦から、コケ(アトレティコ)をロドリ(マンチェスター・シティ)に、パウ・トーレス(ビジャレアル)をエリック・ガルシア(バルサ)に代えただけで、足の甲のケガが心配されたフェラン・トーレス(マンチェスター・シティ)も無事回復して、あとは同じメンバーでスタート。立ち上がりこそ、いきなりベンゼマが1人、エリア内に現れてドッキリさせられたものの、折り返しのパスをクリアして何とか凌いだところ、前半はそのまま膠着状態に。ボールはスペインが持っていたとはいえ、どちらのチームもほとんどシュートがなく、43分にはバラン(マンチェスター・ユナイテッド)がケガをして、ウパメカーノ(バイエルン)と交代したぐらいが、特筆すべきことでしょうか。 それとは対照的だったのが後半で、いやあ、サラビア(スポルティングCP)がジェレミー・ピノ(ビジャレアル)と代わり、ガビ(バルサ)と2人ティーンエイジャー体制になったスペインが19分、ブスケツ(バルサ)のスルーパスを受けたオジャルサバル(レアル・ソシエダ)がウパメカーノをかわし、先制ゴールを挙げた時にはこれは行けると私も思ったもんですけどね。まさか、「La pena es que no hemos podido disfrutar ni meterles el miedo durante más de 30 segundos/ラ・ペナ・エス・ケ・ノー・エモス・ポディードー・ディスルフルタル・ニ・メテールレス・エル・ミエードー・ドゥランテ・マス・デ・トレインタ・セグンドス(残念なのは30秒以上、ウチがリードを満喫も、相手に恐れを抱かせるのもできなかったこと)」とルイス・エンリケ監督も言っていた通り、もう2分後にはエムバペのパスを受けたベンゼマに、「蹴った途端、自分にはゴールに入るとわかった」シュートを決められてしまうとは情けない。 1-1でガス欠となったガビと代わり、コケがピッチ入ったのを見た時は何とも、2回目のマドリーダービーとなった2016年CL決勝延長、PK戦が頭をよぎって、帰りの足が不安になった私ですが、大丈夫。それより全然早く、35分にはその日、1つ年上の兄、ルカ(バイエルン)を差し置いて、2試合連続先発となったテオ・エルナンデス(ミラン)が送ったスルーパスにエムバペが反応。というか、彼は明らかにオフサイドの位置でスタートしたんですが、ボールが届く前にクリアしようとしたエリック・ガルシアのスパイクが当たったのが運の尽きだったんですよ。そのままエムバペがエリアに持ち込んで、立ちふさがるGKウナイ・シモン(アスレティック)をモノともせずに決めたゴールがVAR(ビデオ審判)に認められてしまったから、さあ大変! うーん、これには英語の得意な元マンチェスター・シティのエリック、アスピリクエタ、ミケル・アロンソ(チェルシー)らがテイラー主審を囲んで猛抗議したんですけどね。「El árbitro dice que tengo intención de jugar el balón/エル・アルビトロ・ディセ・ケ・テンゴ・インテンシオン・デ・フガール・エル・バロン(ボクにはボールをプレーする意志があったと審判は言うんだ)。足を出さず、エムバペにコントロールさせるべきだったって」(エリック)そうで、いや、「un defensa nunca en la vida se puede apartar/ウン・デフェンサ・ヌンカ・エン・ラ・ビダ・セ・プエデ・アパルタル(何があったって、DFが見過ごすなんてありえないよ)」というのは正論でしょう。ただ、これはプレー規則通りの解釈で、テオのパスにエリックが触れたため、敵からのボールを受けたことになるエムバペはオフサイドにはならないのだとか。 そうなると、「この規則を作った奴はサッカーをプレーしたことがないんだろう。Eric no quiere jugar, quiere despejar/エリック・ノー・キエレ・フガール、キエレ・デスペハール(エリックはプレーしたかったんじゃない。クリアしたかったんだ)」(オジャルサバル)とか、「Eric solo quiere cortar, no falla en el control/エリック・ソロ・キエレ・コルタル、ノー・ファジャ・エン・エル・コントロル(エリックはカットしたかっただけで、ボールコントロールに失敗した訳じゃない)」(ブスケツ)とか言われてもちょっと、屁理屈に聞こえてしまうんですが、まあ、その規則自体がおかしいとしても今更、変える訳にはいきませんからね。結局、このエムバペのゴールはスコアに上がり、フェラン、ロドリをフォルナルス(ウェストハム)、ミケル・メリノ(レアル・ソシエダ)に代えたスペインは残り時間で必死に同点を目指したんですが…。 ダメでした。終盤にはオジャルサバルやピノがシュートを至近距離から撃ったんですが、GKロリス(トッテナム)にparadon(パラドン/スーパーセーブ)されてしまい、フランスが2試合連続で逆転勝利。第1回のポルトガルを継いで、2代目ネーションズリーグ王者となった彼らは、サン・シーロまで駆けつけたフランス人ファンたちの前で盛大にお祝いしていたんですが…ま、これがユーロやW杯の決勝でないのは不幸中の幸いだったかと。一応、ルイス・エンリケ監督も「ウチはユーロ王者(イタリア)に勝ったし、hemos competido de tú a tú contra el campeón del mundo/エモス・コンペティードー・デ・トゥ・ア・トゥ・コントラ・エル・カンペオン・デル・ムンド(世界王者と互角に戦うことができた)」と言っていたように、最近のスペインにしては健闘した方だった? ただ、11月にはまだ大事な試合が残っていて、このネーションズリーグ・ファイナルフォー期間中にドイツやデンマークなど、W杯出場を決めたチームがあるのとは対照的に、スペインはギリシャ、スウェーデンとの予選残り2試合で突破を決めないといけないんですよ。それもこの火曜にはスウェーデンがギリシャに勝って、現在、勝ち点差2で首位に立たれているため、2連勝が必要かもしれないんですが、同時に次の招集リストはかなりの激戦区になりそうな。何せ、今回はモラタ(ユベントス)、ジェラール・モレノ(ビジャレアル)、ペドリ、ジョルディ・アルバ(バルサ)、カルロス・ソレル、ガヤ(バレンシア)、マルコス・ジョレンテ(アトレティコ)と負傷で呼べない選手が沢山いましたからね。ガビやピノら初招集組、3年ぶりに復帰したマルコス・アロンソもいい働きをしているだけに、ネーションズリーグ準優勝のメダルをもらった後、チームと別れ、家族としばらくイタリア滞在を楽しむことにしたルイス・エンリケ監督の選択もかなり吟味されたものになるかと。 まあ、その辺はまた試合が近くなってから、考えればいいんですが、ちょっとマドリッド勢のクラブの様子も見ておくと。2018年W杯優勝時には呼ばれていなかったフランス代表で念願の初タイトルを獲得して、意気揚々とベンゼマが戻って来たマドリーでは、マルセロ、イスコ、メンディらが負傷から、すでに回復してチームに合流。週末のアスレティック戦は延期されたため、次は来週火曜のCLシャフタール戦になりますが、アザール、そしてparon(パロン/リーガの停止期間)直前のエスパニョール戦で左足を痛めながら、フランスU21代表に行ったカマビンガは試合に出ずに戻って来たため、出場は微妙かと。歯の痛みでブラジル代表を早退したカセミロは大丈夫なようですが、この日曜にはゴルフのスペインオープンを観戦に行っていたベイルにもそろそろ復帰してほしいところですよね。 一方、アトレティコはあまりネーションズリーグでは目立つシーンがなかったものの、ベンゼマ、エムバペの2弾頭をトップ下として支えたグリーズマンが自信をつけてきたのが朗報で、いや、ま、コケは可哀そうでしたけどね。ウルグアイ代表からヒメネスが太もものケガで帰還したのは、こちらも初戦となるCLリバプール戦ではサビッチがまだ出場停止処分中のため、シメオネ監督のお気に入り、CB3人制に支障が出そうですが、ここはエルモーソとフェリペに頑張ってもらうしかないかと。今回の代表戦にはレマルとジョアン・フェリックスは呼ばれていないため、2人が体力十分で挑めるのも良かったですし、あとは木曜にW杯予選3試合目をこなさないといけないルイス・スアレス(ウルグアイ)、コレア、デ・パウル(アルゼンチン)らが無事に帰還してくれることを待つばかりかと。 そして日曜にリーガ戦のある弟分たちはラージョがエルチェ戦。月曜にドイツに0-4のgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)を喰らったGKディミトリエフスキ(マケドニア)が落ち込んでいないかも心配ですが、やはり一番の懸念はファルカオ(コロンビア)の到着が間に合うかどうか。2期目は成功しなかったミチェル監督から、3期目となるキケ・サンチェス・フローレス監督に代わって、今季初勝利を目指すヘタフェは、こちらもパコ・ロペス監督を解任し、河南嵩山龍門からハビエル・ペレイラ監督を迎えるレバンテと対戦しますが、何せ選手たちは同じですからね。この2週間で負傷者が減って、気分的に上向いてくれていることを期待しています。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2021.10.13 17:00 Wed
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UNL優勝のフランスが約14億円の賞金獲得! コロナ禍において大きな収入に

UEFAネーションズリーグで初優勝を果たしたフランス代表は、少なくない収入を得ることになった。フランス『レキップ』が伝えている。 フランスは10日にミラノで行われたUEFAネーションズリーグ・ファイナルズ決勝でスペイン代表に2-1の逆転勝利を収め、大会初優勝を果たした。 ディディエ・デシャン体制では2018年ロシア・ワールドカップに次ぐ2つ目のタイトルとなり、ベスト16敗退となったユーロ2020での失態を払しょくする重要な成果となった。だが、今回の優勝はそれだけでなく、コロナ禍において財政難に陥るフランスサッカー連盟(FFF)にとって財政面でも大きな助けとなったようだ。 『レキップ』が伝えるところによれば、フランスは今回の優勝によって1050万ユーロ(約13億7000万円)の収入を得ることになったという。その内訳は優勝賞金600万ユーロと、決勝進出チームが受け取る450万ユーロ。 さらに、フランスは今大会参加国に支給される225万ユーロと、トップカテゴリーのAグループに所属するボーナス225万ユーロの総額450万ユーロ(約5億9000万円)を別途受け取る。 2021.10.11 22:38 Mon
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