G大阪が鬼門攻略で6連勝! アデミウソンPK弾でFC東京との上位戦制す《J1》

2020.10.10 16:00 Sat
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©︎J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第21節の1試合が10日に味の素スタジアムで行われ、アウェイのガンバ大阪がFC東京に1-0で勝利した。川崎フロンターレとのルヴァンカップ準決勝を制してファイナル進出を決めた2位FC東京は今季2度目のリーグ戦3連勝がかかる今節だが、渡辺と永井が欠場。アダイウトンやレアンドロ、ディエゴ・オリヴェイラの強力アタッカー陣を先発から起用して、上位対決を迎えた。対する4位G大阪は6連勝がかかる一番だが、19年間未勝利のジンクスがつきまとう敵地での一戦に。真価が問われる一戦に向け、宇佐美、アデミウソン、パトリックを今季初めてスタートから送り出して、鬼門攻略を目指した。


両者ともに中2日での一戦は雨が降りしきる影響でボールが止まりやすいピッチコンディションのなかでスタート。劣悪なピッチ条件で互いに狙って攻撃の形を作り出しづらい状況が続くが、ロングボールを用いてセカンドボールの回収率を高めたG大阪がやや序盤のペースを掴む。ただ、FC東京も18分に敵陣右サイドで獲得したFKのチャンスから三田のクロスにジョアン・オマリがヘッドで合わせてG大阪のゴールマウスを強襲。セカンドボールを拾う場面も増やして、徐々に盛り返す展開となる。

そうした戦況が続くなか、41分にスコアを動く。敵陣左サイドで獲得したFKこそシュートシーンに繋がらなかったG大阪だが、ボックス手前の敵陣右サイド寄りでセカンドボールに反応した井手口が右足ダイレクトでゴール前にクロスを上げなおすと、ファーサイドのアデミウソンがヘッドで合わせたボールが三田の腕に当たり、先制機となるPKのチャンス。キッカーに名乗りを上げたアデミウソンが右足シュートを落ち着いてゴール右に決め切り、アウェイのG大阪が先手を奪ってみせる。

追うFC東京は後半の開始早々から宇佐美に決定機を許したが、GK林の好守で凌ぐと、アダイウトン、レアンドロ、ディエゴ・オリヴェイラが絡む攻撃を転じた47分にアルトゥール・シルバがフィニッシュ。その2分後にもバイタルエリア右から森重が右足の際どいミドルシュートでG大阪のゴールマウスに襲いかかったが、いずれも相手の守備網に阻まれ、追いつけない。すると、その後も前がかったFC東京は63分、中村拓海と田川亨介を投入。続く75分に高萩の交代カードも切り、攻勢ムードを強める。

ゼロリスクの戦いを徹底してリードした展開で終盤を迎えたG大阪も75分に宇佐美とアデミウソンを下げ、小野瀬と渡邉を送り込み、テコ入れを図るが、78分にFC東京がバイタルエリア左の位置でFKのチャンスを獲得。今季3本の直接FKを成功させるレアンドロがキッカーを務めたが、ゴール右に外して、このチャンスも同点ゴールに結び付けられない。続く83分にはディエゴ・オリヴェイラを下げて矢島輝一を送り出して、より前に圧力をかけていくが、G大阪もタイトな守りを際立たせる。

後半アディショナルタイムにもバイタルエリア左の位置でFKのチャンスを獲得したFC東京だったが、再びキッカーに名乗りを上げたレアンドロの右足シュートは惜しくもゴール左に外れると、右サイドからのクロスに反応した矢島の鋭い反転からの左足フィニッシュもGK東口の正面。逃げ切ったG大阪が2001年以来の味の素スタジアム攻略を成し遂げ、2018年以来の6連勝で上位をさらに追走した。

FC東京 0-1 ガンバ大阪
【G大阪】
アデミウソン(前41[PK])
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【J1開幕直前ガイド|ガンバ大阪】本気度伝わる“攻めの補強”で10個目の星を目指す

2021シーズンの明治安田生命J1リーグは2月26日に開幕。昨シーズンは降格がなくなったため、今シーズンは史上初の20チームでのJ1リーグとなる。 昨シーズンに引き続きコロナ禍でのリーグ戦開催となるなか、各クラブは積極的な補強や、チームの改革を行っている。 そこで、開幕を前に超ワールドサッカー編集部がチームのノルマや補強達成度、イチオシ新戦力、そしてJリーグの開幕キャッチコピーとして発表された「#2021のヒーローになれ」にあやかり、今シーズンのヒーローになるべき選手をピックアップした。 第19弾は昨季J1・2位のガンバ大阪を紹介する。 <div id="cws_ad">◆基本布陣(予想)[4-3-3]</div><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021gambaosaka_1_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©CWSBrains,LTD.<hr></div> ◆補強動向《A》※最低E~最高S 【IN】 GK林瑞輝(24)←レノファ山口FC/期限付き移籍終了 DF佐藤瑶大(22)←明治大学/新加入 MFチュ・セジョン(30)←FCソウル(韓国)/完全移籍 FWレアンドロ・ペレイラ(29)←松本山雅FC/完全移籍 FWチアゴ・アウベス(28)←サガン鳥栖/完全移籍 FW一美和成(23)←横浜FC/期限付き移籍終了 【OUT】 GK谷晃生(20)→湘南ベルマーレ/期限付き移籍 GK猿田遥己(21)→柏レイソル/期限付き移籍終了 GKイ・ユノ(21)→ベガルタ仙台/期限付き移籍終了 DF山口竜弥(21)→東京ヴェルディ/完全移籍 DF松田陸(21)→ツエーゲン金沢/完全移籍 DFタビナス・ジェファーソン(22)→川崎フロンターレ/期限付き移籍終了 DF新里亮(30)→ジュビロ磐田/期限付き移籍終了 MF高宇洋(22)→アルビレックス新潟/完全移籍 MF高江麗央(22)→FC町田ゼルビア/完全移籍 MF市丸瑞希(23)→FC琉球/完全移籍 MF芝本蓮(21)→SC相模原/期限付き移籍 MF遠藤保仁(41)→ジュビロ磐田/期限付き移籍 FW高木大輔(25)→レノファ山口FC/完全移籍 FW高木彰人(23)→ザスパクサツ群馬/完全移籍 FW渡邉千真(34)→横浜FC/完全移籍 FWアデミウソン(27)→無所属/契約解除 FW中村敬斗(20)→FCジュニアーズ(オーストリア)/期限付き移籍 昨季も無冠に終わり、圧倒的な強さでJ1リーグを制した川崎フロンターレに大きな差をつけられたものの、2位に食い込み、天皇杯でも準優勝という成績を収めたG大阪。今オフはG大阪にとっても例外でない新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経営的な難しさがあったはずだが、その躍進をさらなる復権の足がかりにしようとする姿勢が補強からひしひしと伝わってくるものとなった。 その補強では迫力不足を如実に露呈した攻撃面を徹底的に強化。得点ランキング3位の15ゴールを挙げたFWレアンドロ・ペレイラをはじめ、鋭い仕掛けや強烈な左足を持つFWチアゴ・アウベス、長短の展開力に秀でた現役韓国代表MFのチュ・セジョンを獲得したほか、2年間の武者修行で確かな成長曲線を描くFW一美和成もレンタルバック。近年になき積極的かつ好補強を施した。 既存メンバーからも不祥事で契約解除のFWアデミウソンや横浜FCに旅立ったFW渡邉千真以外に主力からの流失なし。穴は埋まったどころか、パワーアップを感じさせ、さらにフルミネンセからMFウェリントン・シウバの加入も決定的と報じられている。昨季限りで活動終了のU-23を主戦場にした将来性溢れる選手の移籍は残念だが、タイトルを狙う上での陣容は整ったといえるだろう。 欲を言うと、DF高尾瑠以外に本職がいない右サイドバックも補強できれば申し分なしだったが、宮本恒靖監督は先のFUJI XEROX SUPER CUP 2021でMF小野瀬康介をそのポジションで起用。右サイドバックとしてのプレー実績があるMF福田湧矢、MF奥野耕平もいる。スペシャリストでないだけに、脆さも懸念されるが、駒不足の問題に関してはローテーションでうまく補填できそうだ。 そのなかで、攻撃力アップを目指して今季から[4-3-3]の布陣にも挑戦しており、初の公式戦だったFUJI XEROX SUPER CUP 2021の川崎F戦でお披露目。結果的に2-3で打ち負けたものの、一時0-2から追いついてみせるなど、リーグ戦に向けて“ひと味違う姿”を披露した。火力アップに期待が持てる陣容は揃っただけに、あとは宮本監督の手腕、新たな戦い方の浸透具合がカギになる。 ◆目標:優勝争い<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021gambaosaka_2_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©J.LEAGUE<hr></div>今季の目標はもちろん、2014年以来のJ1覇権奪回だ。上述のとおり、G大阪は今オフ、コロナ禍で難しい立ち回りを強いられるなか、課題の攻撃陣をピンポイント補強。しかも、質も伴う補強となり、今季に期待が持てる陣容が整い、宮本監督にとっても選択肢が昨季以上に増えた。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を並行して戦うシーズンとだけあって、より選手管理も大事になるが、陣容を見ると、J1リーグでも優勝を目指さないわけにいかない。 ◆超WS編集部イチオシ新戦力 FWレアンドロ・ペレイラ(29)<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021gambaosaka_3_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©J.LEAGUE<hr></div>攻撃力アップに特化した補強を重点的に施した今オフの目玉はやはりレアンドロ・ペレイラだろう。昨季のG大阪は躍進を遂げた一方で、攻撃陣は4年ぶりに二桁得点選手がゼロ。最多はFWパトリックの9得点にとどまり、絶対的なスコアラーを欠き続けたG大阪からしてみれば、この上ない新戦力と言って良い。 そんなレアンドロ・ペレイラは身長190cmの大型ストライカー。ただ、エアバトルだけでなく、足元も器用で、レンタル先のサンフレッチェ広島で昨季に記録した15ゴールのうち、両足で6得点ずつを奪ったようにバランスの良さも併せ持つ。G大阪にとって、待望のボックスで勝負できるフィニッシャーだ。 政府による来日後の自主隔離義務により、キャンプ途中から合流と出遅れた感こそあるが、Jリーグでの実績は十分。もちろん、昨季6得点にとどまったエースのFW宇佐美貴史にも奮起したいところだが、このブラジル人ストライカーが得点源として早々に馴染めば、チームとして悲願の10個目となる星も近づくはずだ。 ◆2021年期待のヒーロー MF井手口陽介(24)<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021gambaosaka_4_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©J.LEAGUE<hr></div>ヒーローに推したい選手が数多くいるG大阪だが、最も代えが効かない部分を考慮すると、MF井手口陽介にかかる期待はより大きい。太もものトラブルで昨年11月初旬のセレッソ大阪戦後から天皇杯決勝までを全休したが、今季開幕に向けて全快。キャンプもフルメニューを消化した。 大卒ルーキーだった昨季に新たな司令塔に名乗りを上げたMF山本悠樹に続いて、今季も新たにチュ・セジョンという実力者が加わった中盤のポジション争いは熾烈さを極めるが、井手口のダイナモぶりは依然、異彩。先のFUJI XEROX SUPER CUP 2021でそれを遺憾なく発揮した。 チームが今季から新たに導入する[4-3-3]の右インサイドハーフに入った井手口は守りの局面で鋭い出足を武器に狩人役を担いつつ、攻めの局面に切り替わると、前線のスペースを突く動き出しでボールの引き出し役に。アンカーに入る山本の脇を埋める役割も遂行して、躍動した。 インサイドハーフでのプレーは中盤でどっしりと構えるよりも向かっていく方が持ち味を発揮していける井手口にとって、うってつけの役割。チームとして昨季の躍進に繋がった[4-4-2]も併用して戦っていきそうな今季、井手口の存在はタイトルを狙う上でどの布陣でも不可欠だ。 2021.02.26 14:15 Fri
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ACLのマッチスケジュールが決定! 山東泰山の出場資格剥奪により川崎Fのグループの組み分けが変更《ACL2021》

2021シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージのマッチスケジュールが決定した。 2021シーズンのACLは出場クラブ数が8チーム増え、過去最多の40チームが参加。西地区と東地区はそれぞれ6グループになった。 そんな中、グループ分けが決定したのちに、中国の山東泰山が出場資格を剥奪。その結果、グループ分けに変更が生じた。 セレッソ大阪が勝ち上がった場合にグループJで同組だったが、グループJには広州FC(元広州恒大)が入ることに。一方で、川崎フロンターレのグループIには広州FCの代わりに北京FC(元北京国安)が入ることとなった。 また、マッチスケジュールも全て決定。集中開催となるグループステージは4月21日から5月7日にかけて6試合が行われる。 【グループG】 ①江蘇(中国)、②名古屋グランパス(日本)、③ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)、④東地区プレーオフ勝者3[浦項スティーラーズ(韓国) vs ラチャブリFC(タイ)] ▽4月21日(水) ジョホール・ダルル・タクジム vs 名古屋グランパス ▽4月24日(土) 名古屋グランパス vs 江蘇 ▽4月27日(火) 東地区プレーオフ勝者3 vs 名古屋グランパス ▽4月30日(金) 名古屋グランパス vs 東地区プレーオフ勝者3 ▽5月3日(月) 名古屋グランパス vs ジョホール・ダルル・タクジム ▽5月6日(木) 江蘇 vs 名古屋グランパス 【グループH】 ①全北現代モータース(韓国)、②ガンバ大阪(日本)、③タンピネス・ローバーズFC(シンガポール)、④シドニーFC(オーストラリア) ▽4月22日(木) タンピネス・ローバーズFC vs ガンバ大阪 ▽4月25日(日) ガンバ大阪 vs 全北現代モータース ▽4月28日(水) シドニーFC vs ガンバ大阪 ▽5月1日(土) ガンバ大阪 vs シドニーFC ▽5月4日(火) ガンバ大阪 vs タンピネス・ローバーズFC ▽5月7日(金) 全北現代モータース vs ガンバ大阪 【グループI】 ①川崎フロンターレ(日本)、②北京FC(中国)、③ユナイテッド・シティFC(フィリピン)、④東地区プレーオフ勝者4※[大邱FC(韓国) vs チェンライ・ユナイテッド(タイ)] ▽4月21日(水) 川崎フロンターレ vs 東地区プレーオフ勝者4 ▽4月24日(土) 北京FC vs 川崎フロンターレ ▽4月27日(火) 川崎フロンターレ vs ユナイテッド・シティFC ▽4月30日(金) ユナイテッド・シティFC vs 川崎フロンターレ ▽5月3日(月) 東地区プレーオフ勝者4 vs 川崎フロンターレ ▽5月6日(木) 川崎フロンターレ vs 北京FC 【グループJ】 ①広州FC(中国)、②ポートFC(タイ)、③傑志(香港)、④東地区プレーオフ勝者2※セレッソ大阪(日本) vs [メルボルン・シティ(オーストラリア) vs シャン・ユナイテッド(ミャンマー)の勝者] ▽4月22日(木) 広州FC vs 東地区プレーオフ勝者2 ▽4月25日(日) 東地区プレーオフ勝者2 vs 傑志 ▽4月28日(水) 東地区プレーオフ勝者2 vs ポートFC ▽5月1日(土) ポートFC vs 東地区プレーオフ勝者2 ▽5月4日(火) 東地区プレーオフ勝者2 vs 広州FC ▽5月7日(金) 傑志 vs 東地区プレーオフ勝者2 2021.02.25 11:45 Thu
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昨季は2位フィニッシュのG大阪、宮本恒靖監督は「結果につながるサッカーをしたい」

26日に2021シーズンの開幕を控える明治安田生命J1リーグ。その開幕を前に、全20チームの監督と代表選手がオンラインでのメディア取材に応じた。 例年であれば、選手や監督が一堂に会して開幕前に「Jリーグキックオフカンファレンス」が行われる中、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響も踏まえてオンラインで実施。開幕カードごとに監督、選手が登場して取材に応対した。 ガンバ大阪を率いて4年目を迎える宮本恒靖監督。すでに富士ゼロックス・スーパーカップを戦い公式戦はスタートしている状況だ。 宮本監督は「ゼロックスを1つ戦って公式戦はスタートしましたが、まだまだ詰めないといけないところはあります」とコメント。「そういったところを意識しながら、シーズンの立ち上がりからやってきたことを開幕戦でも出せるようにしたいです」と語った。 また「リーグ戦の開幕を楽しみにされているファンの方がたくさんいると思うので、そういった人たちにサッカーは良いなと改めて思ってもらえるような試合を展開できればと思います」とコメント。アウェイでの開幕となるが「我々はアウェイですけれどもしっかりと良い準備をして、結果につながるサッカーをしたいと思っています」と語った。 G大阪は開幕戦でヴィッセル神戸と対戦。今シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場するが、ここまでの手応えについては「ケガ人がいたり外国人選手の再入国で隔離期間があったりと、メンバーが揃わない中でのプレシーズン、キャンプになりました」とコメント。「その中でも選手たちが今年やろうとしていることをしっかりと取り組んでくれたというのはあると思います」と意欲高く選手たちが臨んでくれていると語った。 また、「仕上がりというのは、もっともっと上げていかないといけませんが、体のコンディションとしてはそれぞれが良い状態にあるとみています」とし、「パワーアップした点というには、新加入選手も少しずつチームになれてきてコミュニケーションも取れていると思いますし、しっかりと長いシーズンでパワーを出していってもらいたいと思います」と、選手のコンディションも整い、良い状態であると語った。 開幕戦の相手である神戸については「個人の力で試合を動かせる選手が前線に揃っていると思います。もちろん中盤でボールを動かせる選手、ハードワークできる選手がいる。ディフェンスラインにはしっかりとした強さ、高さのある選手が揃っている。バランスが取れたチームだとみています」と高い評価を与えた。 また、「昨年のACLの戦いを通してチームとしての経験も積んでいると思うので、そのチームに対して我々がどう戦いを挑んでいけるのかを考えて開幕戦を迎えたいと思います」と語り、かなり警戒して神戸戦に臨むとした。 この日は神戸の三浦淳寛監督との合同会見だったが、S級ライセンスの同期であり、現役時代は日本代表としても共に戦った仲だ。 三浦監督については「S級もそうでしたし、選手としてもいろいろな時間を共有させていただいた先輩で、アツさんが最初は強化担当という立場にいらっしゃったのが監督ということで、仕事内容に関してどういうものだろうというのは見せてもらいました」と昨シーズンの仕事ぶりをチェックしていたとのこと。 「アツさんの普段から出しているようなコミュニケーションを上手にとりながら若い選手であっても、ベテランの選手であっても、うまくチーム作りをされているなという印象は受けました」と選手との関係が非常に良いと語った。 また、「ACLという難しい大会でもチームに一体感を持たせた試合運びだったり采配をされていると見ています。アツさんがお話ししてくれましたが、お互いがお互いを意識することは間違いないと思いますし、そういった中で自分が取り入れられるものは取り入れたいと常日頃から思っています。そういった先輩であるのは間違いないです」と、三浦監督に続いて宮本監督も相手をべた褒めした。 2021.02.25 07:05 Thu
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イニエスタを欠いてのシーズン序盤戦、神戸の三浦淳寛監督がG大阪の「圧倒的な攻撃力」を警戒

26日に2021シーズンの開幕を控える明治安田生命J1リーグ。その開幕を前に、全20チームの監督と代表選手がオンラインでのメディア取材に応じた。 例年であれば、選手や監督が一堂に会して開幕前に「Jリーグキックオフカンファレンス」が行われる中、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響も踏まえてオンラインで実施。開幕カードごとに監督、選手が登場して取材に応対した。 2020シーズンの途中から監督に就任し、2シーズン目を迎える三浦淳寛監督。ヴィッセル神戸はリーグ戦では14位と低迷した一方で、初出場となったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではベスト4に勝ち残っていた。 チームの中心である元スペイン代表Mfアンドレス・イニエスタがACLでのケガの影響で手術。シーズン序盤を欠場することが確定している状況だ。 チームの状態について三浦監督は「シーズンの立ち上げから沖縄キャンプを通じて、仕上がり具合は当然ながら100%ではありませんが、守備も攻撃もある程度、我々のやりたいことを落とし込みとしてできていると思っています」と一定の手応えを感じていると語った。 また「もう少し試合を重ねるごとに良くなっていくと思います。開幕なので、選手も我々も含めて緊張感があるので、思った試合展開になるかわかりませんが、やろうとしていることは選手は理解していると思います」と語り、開幕戦に向けて緊張感が高まっていると語った。 積み上げの部分については「これはやってみないと分からないです。もちろん補強の部分もありますが、当然ながらキャプテンであるアンドレス・イニエスタがいないという中で、どういったサッカーをするのか、パワーアップに繋がるかどうかは試合をしてみないと分からないと思います」と語り、チームとしてパワーアップできているかわ現時点ではわからないと語った。 開幕戦では同じ関西のガンバ大阪と対戦。“阪神ダービー”となる中、G大阪で一番警戒するものについては「やはり、ガンバさんの選手たちのポテンシャルは非常に高いですから、もちろん強固な守備っていうのも昨シーズンしっかり示していますし、そこを崩していく攻撃ってのは本当にたやすくないと思っています」とコメント。堅守と攻撃力のどちらも警戒した。 さらに「もちろん、得点源であるパトリック選手含め、新しく入ったレアンドロ・ペレイラ選手、もちろん宇佐美選手もいますし、そこの圧倒的な攻撃力にはやはり我々はしっかりと対策を練る必要があると思います」とし、強力な攻撃陣への対応が必要だと語った。 また、現役時代は日本代表としてもプレーした宮本恒靖監督のイメージについては「ツネはもちろん、人間性を含めS級の同期でもありますし、代表でも一緒だったんで。チームをしっかりとまとめ上げる力というのは非常に優れている監督だなと思います」と語り、「昨シーズンの結果を含めて、ツネらしい采配を何度も見てきましたし、私自身参考になることがたくさんあります」と先輩でありながらも、後輩の宮本監督から学ぶことがあるとした。 さらに「もちろんチームの戦術の落とし込みっていうのが我々外から見ていても、しっかりと理解できてますから、そこの落とし込みの力っていうのは、僕よりもツネは2つも年下ですが、非常に評価してます」とコメント。しかし、改めて「評価するって言ったら上から目線かな。素晴らしいと思います」と言い直しながらも、後輩にあたる指揮官をべた褒めしていた。 2021.02.25 06:45 Thu
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川崎Fが小林の後半AT決勝弾でまず1冠! G大阪は2点差追いつくも最後に散る《FUJI XEROX SUPER CUP》

FUJI XEROX SUPER CUP 2021の川崎フロンターレvsガンバ大阪が20日に埼玉スタジアム2002で開催。川崎Fが3-2の勝利を収め、まず1冠目を手にした。 J1リーグと天皇杯の2冠王者として今季を迎える川崎Fは今オフの新戦力で唯一、名古屋から加入のジョアン・シミッチがアンカーの位置で先発。レンタルバック組の遠野や大卒ルーキーの橘田、松本から加入の塚川がサブからスタートした。 一方、昨季を通じて川崎Fの壁にぶち当たり、J1リーグ2位と天皇杯準優勝のG大阪は宇佐美が負傷欠場。復帰の一美や新戦力のレアンドロ・ペレイラ、チアゴ・アウベス、チュ・セジョンをベンチに置き、取り組む[4-3-3]の布陣で挑んだ。 シーズンの幕開けを告げる一戦は昨季の対川崎F戦3戦全敗で雪辱を期すG大阪が立ち上がりからラインを下げることなく、真っ向勝負。井手口、山本、倉田の中盤3枚がアクセントをつけ、川崎F陣内に攻め入っていく。 ただ、成熟度で上回る川崎Fも開始早々から三笘が立て続けにゴールに迫れば、右CKのチャンスからもジョアン・シミッチがヘディングシュート。GK東口の好守がなければ得点という際どい場面を作り出して、G大阪を脅かす。 そんな試合は29分に動く。敵陣左サイドでボールをキープした田中が自身を追い越す動き出しでフォローに入った三笘にスルーパス。そのままボックス左から右足シュートでゴールネットを揺らして、川崎Fが先制する。 こじ開けた川崎Fはその3分後にも三笘が躍動。菅沼が左サイドからのクロスを頭でクリアすると、逆サイドの山根が右足ダイレクトで合わせる。左ポスト前の三笘がシュート性のボールを右足で押し込み、追加点を手にする。 悪くない戦いのなかで連続失点を喫して試合を折り返したG大阪だが、リズムに乗り始めた60分に反撃。バイタルエリア中央の山本がセカンドボールを頭で繋ぎ直すと、ゴール前の矢島が左足シュートを叩き込み、1点を返す。 この勢いに乗じて同点まで持っていきたいG大阪は66分、19歳の川崎がボックス左で叩いたボールが対応に入った山根のハンドを誘ってPKのチャンスを獲得。キッカーのパトリックが右足シュートをねじ込み、一気に追いついた。 2失点目を喫する前に新戦力の塚川と橘田を入れ、修正に転じたものの、追いつかれてしまった川崎F。続く交代で小林と長谷川を送り込むと、最後のカードでレンタルバックの遠野も投入して、勝利への執着をみせる。 畳みかけたいG大阪もレアンドロ・ペレイラとチアゴ・アウベスの新加入組や3年ぶりに復帰の一美、そして高尾も送り込み、勝負をかけるが、塚川の負傷交代に見舞われた川崎FがPK戦もちらつくなかで底力を見せつける。 カウンターに転じた後半アディショナルタイム6分、自陣中央の田中からボールを受けた遠野が前線にスルーパスを出すと、小林が反応。ボックス右から右足グラウンダーのシュートをゴール左下に突き刺して、勝ち越した。 エース小林の一発がこのまま決勝点となり、川崎FがG大阪との激戦を勝利。2年ぶり2度目の優勝を果たした。 川崎フロンターレ 3-2 ガンバ大阪 【川崎F】 三笘薫(前29、前32) 小林悠(後45+6) 【G大阪】 矢島慎也(後15) パトリック(後22) 2021.02.20 15:40 Sat
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