ミラン破談のラングニックを、新体制となったローマが注視

2020.10.09 16:53 Fri
Getty Images
セリエAのローマが、スポーツディレクター(SD)の候補としてラルフ・ラングニック氏をリストアップしているようだ。ドイツ『キッカー』が伝えている。

ラングニック氏は2012年7月にRBライプツィヒとレッドブル・ザルツブルクの統括スポーツディレクターに就任。2015-16シーズンからはSDとしての仕事をライプツィヒ一本に絞り、同クラブの監督も兼任した。

就任当時はドイツ2部に所属していたチームを1シーズンで昇格させると、その後は監督業を退きスポーツディレクターに専念。ライプツィヒをブンデスリーガの強豪クラブに育て上げる一翼を担った。
その後、2020年7月にレッドブル・グループのサッカー開発部門の責任者という立場から退職したラングニック氏は、一時期ミランでのテクニカルディレクター(TD)兼監督への就任が決定的と報じられていたが、土壇場で破断している。そんなラングニック氏を、ローマが注視しているようだ。

8月にアメリカ『フリードキン・グループ』に買収され、新体制となったローマにとって、ラングニック氏の持つSDとしての経験や才能は、魅力的に映るだろう。
イタリア『Il Messaggero』によると、ラングニック氏は8月中旬にローマの新オーナーであるダン・フリードキン氏と対面しており、今も交流は継続されているという。敏腕SDの新天地がローマになるのか、今後に注目したい。

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【セリエA第13節プレビュー】ナポリvsローマ、ミランvsユベントスの注目2試合開催

代表ウィーク前の前節はインテルとナポリによる首位攻防戦が行われ、1-1の引き分け決着となりナポリが首位をキープした。迎える第13節、ナポリvsローマ、ミランvsユベントスのビッグマッチ2試合が組まれている。 まずは日曜開催の首位ナポリ(勝ち点26)vs12位ローマ(勝ち点13)。ナポリは敵地でのインテル戦、MFマクトミネイのゴールで先制する展開としたが守勢を強いられ、最終的には御の字のドローで首位をキープした。FWルカクが完璧に抑えられて苦戦したが、2戦連続の古巣対決となる主砲は恩返し弾を見舞うことはできるか。 対するローマは前節ボローニャ戦、2-3で打ち負けてユリッチ監督がついに解任に。老将ラニエリ監督が3度目の就任を果たした中、首位チーム相手に勝ち点をもぎ取れるか。ルカクに代わって得点源となっているFWドフビクの活躍に期待が懸かる。 続いて土曜開催の7位ミラン(勝ち点18)vs6位ユベントス(勝ち点24)。ミランは前節カリアリ戦、打ち合いの末3-3の引き分けに持ち込まれた。スタメン落ちが続いていたFWレオンがレアル・マドリー戦に続く先発起用でドッピエッタの活躍を見せたが、格下相手に痛い引き分けとなった。ユベントス戦では古巣対決となるFWモラタが先発復帰予想。レオンと共に攻撃陣を牽引できるか。 対するユベントスは前節トリノとのダービーを2-0で快勝。2連勝で首位ナポリに2ポイント差に迫った。ただ、代表ウィークでDFカバルが長期離脱となる大ケガを負い、主砲FWヴラホビッチも負傷で欠場と、主力がまた欠けることになった。苦しい台所事情が続く中、モッタ監督の手腕が一層試されることになりそうだ。 ナポリとの首位攻防戦を勝ちきれなかった4位インテル(勝ち点25)は14位ヴェローナ(勝ち点12)と対戦。ナポリ戦ではMFチャルハノールの豪快ミドル弾もPK失敗で引き分け止まりとなってしまった。逆転のチャンスが十分にあった優勢の試合を演じた中、ここは必勝としてナポリにプレッシャーをかけたい。 そしてGK鈴木彩艶の13位パルマ(勝ち点12)は2位アタランタ(勝ち点25)と対戦。パルマは前節ヴェネツィアとの昇格組対決を制して2勝目を挙げた。日本代表に合流していた守護神・彩艶はインドネシア代表戦でも好守を見せた中、FWルックマン、FWレテギと強力なアタッカーを擁するアタランタ相手にインパクトを残せるかに注目だ。 ◆セリエA第13節 ▽11/23(土) 《23:00》 ヴェローナvsインテル 《26:00》 ミランvsユベントス 《28:45》 パルマvsアタランタ ▽11/24(日) 《20:30》 ジェノアvsカリアリ 《23:00》 トリノvsモンツァ コモvsフィオレンティーナ 《26:00》 ナポリvsローマ 《28:45》 ラツィオvsボローニャ ▽11/25(月) 《26:30》 エンポリvsウディネーゼ 《28:45》 ヴェネツィアvsレッチェ 2024.11.23 07:30 Sat

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