同胞のレジェンドSBロベルト・カルロス氏も絶賛の実力者!ユナイテッドが獲得を狙うアレックス・テレスはどんな選手?
2020.09.29 17:30 Tue
複数のメディアがマンチェスター・ユナイテッドへの個人合意に至ったと報じ、移籍が近づいているとされるポルトのブラジル代表DFアレックス・テレス(27)。
移籍が成立すれば、待望の即戦力を獲得することになるが、そのテレスとはどんな選手なのだろうか。
◆5年前にはインテルで長友佑都と争う
2010年、母国ブラジルのジュベントゥージでプロデビューを果たしたテレスは、2013年に強豪グレミオに移籍。2014年1月にトルコのガラタサライに加入したことを機に、攻撃的SBとしてヨーロッパでその名を知られるようになった。
2015年夏には、インテルにレンタル移籍で加入。一時は日本代表DF長友佑都(現マルセイユ)から左SBのポジションを奪っていた。さらに、2016年夏に完全移籍を果たしたポルトで、超攻撃的SBとしての才能を開花させている。
テレスは、フィジカルを生かした十分な守備力を持ちながらも、攻撃参加を好み、左サイドでの激しい上下動を厭わない現代的なサイドバックだ。また、高い水準のクロス精度も持つテレスだが、最も特筆すべき点は、その中長距離から放たれるシュートの破壊力だ。ボックス外からでも積極的にゴールを狙っていくテレスは、その左足から放たれるパンチのあるシュートを最大の武器にしている。
2019年11月10日に行われたプリメイラ・リーガ第11節のボアビスタ戦で見せたボックス外からの強烈な左足シュートはまさに象徴的なゴールだった。
テレスの攻撃面での貢献度は、昨シーズン残した13ゴール12アシストというSBとしては驚異的な数字が物語っている。昨季のプレミアリーグ王者リバプールの左SBを務めるスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンも昨シーズンは公式戦12アシストを記録しているが、リーグは違えど、ロバートソンと同数のアシストを記録した上で、自らも13ゴールを決めているというのだから恐ろしい選手だ。
◆ロベルト・カルロス氏の後継者とまで言われた
パンチ力のある左足を持ったブラジル出身のSBと言われて、多くの人の頭に思い浮かぶのは、元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏だろう。
そのプレースタイルの他に、インテルでも短期間のプレー経験を持つなど、テレスと共通点の多いロベルト・カルロス氏だが、2016年にはテレスについて「アレックス(・テレス)は驚くべき選手だ。代表チームで長く活躍する選手になるだろう」と称賛のコメントを送っている。
レアル・マドリーのDFマルセロやバルセロナなどで活躍したDFダニエウ・アウベス、そしてインテルで活躍したDFマイコンなど、多くの攻撃的SBを輩出してきたブラジルだが、その系譜を継ぐテレスの獲得に成功すれば、ユナイテッドにとっては念願の最終ラインの補強となるはずだ。
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ユナイテッドは左サイドバックの人材として、イングランド代表DFルーク・ショーとU-21イングランド代表DFブランドン・ウィリアムズを擁しているが、この夏を通して左SBの補強に動いている。◆テレスがボアビスタ戦で見せた強烈なロングシュート
◆5年前にはインテルで長友佑都と争う
2010年、母国ブラジルのジュベントゥージでプロデビューを果たしたテレスは、2013年に強豪グレミオに移籍。2014年1月にトルコのガラタサライに加入したことを機に、攻撃的SBとしてヨーロッパでその名を知られるようになった。
2015年夏には、インテルにレンタル移籍で加入。一時は日本代表DF長友佑都(現マルセイユ)から左SBのポジションを奪っていた。さらに、2016年夏に完全移籍を果たしたポルトで、超攻撃的SBとしての才能を開花させている。
◆昨季は49試合で13得点12アシストと躍動
テレスは、フィジカルを生かした十分な守備力を持ちながらも、攻撃参加を好み、左サイドでの激しい上下動を厭わない現代的なサイドバックだ。また、高い水準のクロス精度も持つテレスだが、最も特筆すべき点は、その中長距離から放たれるシュートの破壊力だ。ボックス外からでも積極的にゴールを狙っていくテレスは、その左足から放たれるパンチのあるシュートを最大の武器にしている。
2019年11月10日に行われたプリメイラ・リーガ第11節のボアビスタ戦で見せたボックス外からの強烈な左足シュートはまさに象徴的なゴールだった。
テレスの攻撃面での貢献度は、昨シーズン残した13ゴール12アシストというSBとしては驚異的な数字が物語っている。昨季のプレミアリーグ王者リバプールの左SBを務めるスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンも昨シーズンは公式戦12アシストを記録しているが、リーグは違えど、ロバートソンと同数のアシストを記録した上で、自らも13ゴールを決めているというのだから恐ろしい選手だ。
◆ロベルト・カルロス氏の後継者とまで言われた
パンチ力のある左足を持ったブラジル出身のSBと言われて、多くの人の頭に思い浮かぶのは、元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏だろう。
そのプレースタイルの他に、インテルでも短期間のプレー経験を持つなど、テレスと共通点の多いロベルト・カルロス氏だが、2016年にはテレスについて「アレックス(・テレス)は驚くべき選手だ。代表チームで長く活躍する選手になるだろう」と称賛のコメントを送っている。
レアル・マドリーのDFマルセロやバルセロナなどで活躍したDFダニエウ・アウベス、そしてインテルで活躍したDFマイコンなど、多くの攻撃的SBを輩出してきたブラジルだが、その系譜を継ぐテレスの獲得に成功すれば、ユナイテッドにとっては念願の最終ラインの補強となるはずだ。
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