シメオネが鮮烈デビューのスアレスを評価「彼の存在が競争を生み出す」

2020.09.28 17:09 Mon
Getty Images
アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督が6-1で大勝したグラナダ戦を振り返っている。スペイン『マルカ』が伝えている。アトレティコは27日、ラ・リーガ第3節でグラナダと対戦。昨季のチャンピオンズリーグ決勝トーナメントが8月に行われたことを考慮して、開幕節と第2節が延期されていたアトレティコはこれが今季初戦となった。

試合は開始早々のFWジエゴ・コスタのゴールで1点リードのまま折り返すと、後半にゴールラッシュ。47分のFWアンヘル・コレアのゴールに始まり、FWジョアン・フェリックスやMFマルコス・ジョレンテら前線の選手が揃ってネットを揺らし、後半途中から出場した新加入のFWルイス・スアレスは、M・ジョレンテのアシストと2ゴールを挙げて勝利に貢献した。
だがシメオネ監督は、ド派手なデビューとなったスアレスをゴール以外の面でも評価。世界的ストライカーの加入でチーム内に確かな競争が生まれたことに満足しているようだ。

「プレッシングやジョアンとコスタの関係性という面から前半戦は満足のいくものとなった。試合を軌道に乗せるために得点やPKのチャンスはあったが、そこは上手く行かなかった」
「後半はグラナダも仕掛けてきたが、我々はスペースの支配、パス、ゲーム作りを上手く行い、素晴らしいゴールを揚げることが出来た。選手たちのハードワーク、ヒエラルキー、そして守備意識の賜物だ」

「スアレスは期待通りのプレーをしてくれたが、私は彼の活躍を2ゴールだけにとどめておくことはしない。アシストやオフ・ザ・ボールの動き方も評価しなければならない。彼の加入は非常に良い内部競争を生み出し、全選手23人が彼のプレー時間を受け入れれば、我々はきっと良質な競争をすることができる」

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