アタランタが新生トリノ相手に白星発進! パプ・ゴメスの1G2Aなど今季も破壊力抜群《セリエA》
2020.09.27 00:05 Sun
セリエA第2節、トリノvsアタランタが26日に行われ、アウェイのアタランタが4-2で勝利した。
前ミラン指揮官のジャンパオロ新監督を迎えたトリノと、昨季チャンピオンズリーグ(CL)でベスト8に躍進したアタランタによる、今季のセリエA初陣。
ジャンパオロ得意の[4-3-1-2]の布陣で臨んだトリノに対して、アタランタは昨季の躍進を支えた主力が並ぶ[3-4-1-2]の布陣で今季初戦に臨んだ。
昨季、セリエA最多ゴールを記録したアタランタの試合らしく立ち上がりから激しい打ち合いとなる。まずは11分、相手陣内左のハーフスペースで縦に運んだリンコンからのスルーパスに反応したベロッティがボックス左角度のないところから右足のシュートを流し込む。
しかし、打ち合い上等のアウェイチームは失点からわずか2分後にペナルティアーク付近でパスを受けたカピターノのパプ・ゴメスが強烈な右足のミドルシュートをゴール右下隅に突き刺し、すぐさま同点に追いつく。
これでアタランタのゴールショー幕開けかに思われたが、トリノも意地を見せる。失点直後に右サイドのヴォイヴォダがアーリー気味に入れたクロスをゴール前のDFがクリアし損ねると、ファーに流れたボールをベロッティが頭で合わせ、後半に望みを繋ぐドッピエッタとした。
後半も1点リードを守りに行くことなく立ち上がりから攻撃に人数をかけるアタランタは、55分に後半最初のゴールを挙げる。ボックス右でキープしたムリエルが、3列目からの走り込みでボックス中央に侵入したデ・ルーンに速度、タイミング共に申し分ない絶妙な横パスを送ると、オランダ代表MFが難なくダイレクトで蹴り込んだ。
その後、互いに積極的に交代カードを切っていくが、2点のリードを手にして余裕が見えるアタランタがきっちり主導権を掴んで離さない。試合終盤にかけては殊勲のカピターノやゴセンズ、サパタを下げてモヒカ、ラマースと新戦力を試運転させる。
一方、ホームで意地を見せたいトリノだが、ハムストリングを痛めたリンコンが交代を余儀なくされるなど、徐々にパワーダウンし、前半のように相手ゴールへ迫る場面を作れない。
そして、試合はこのまま4-2のスコアでタイムアップを迎え、今季の初陣から4ゴールを挙げる破壊力を見せつけたアタランタが、白星スタートを飾った。
前ミラン指揮官のジャンパオロ新監督を迎えたトリノと、昨季チャンピオンズリーグ(CL)でベスト8に躍進したアタランタによる、今季のセリエA初陣。
ジャンパオロ得意の[4-3-1-2]の布陣で臨んだトリノに対して、アタランタは昨季の躍進を支えた主力が並ぶ[3-4-1-2]の布陣で今季初戦に臨んだ。
しかし、打ち合い上等のアウェイチームは失点からわずか2分後にペナルティアーク付近でパスを受けたカピターノのパプ・ゴメスが強烈な右足のミドルシュートをゴール右下隅に突き刺し、すぐさま同点に追いつく。
畳みかけるアタランタは21分にもゴメスからの浮き球のパスに反応したムリエルがボックス右角度のないところから、腰の捻りを利かせた見事な右足のダイレクトシュートを叩き込み、早々に逆転。その後も攻勢を強める中、42分には再びゴメスの絶妙な浮き球パスに反応した右ウイングバックのハテブールが右足インサイドを使ったボレーシュートを決めた。
これでアタランタのゴールショー幕開けかに思われたが、トリノも意地を見せる。失点直後に右サイドのヴォイヴォダがアーリー気味に入れたクロスをゴール前のDFがクリアし損ねると、ファーに流れたボールをベロッティが頭で合わせ、後半に望みを繋ぐドッピエッタとした。
後半も1点リードを守りに行くことなく立ち上がりから攻撃に人数をかけるアタランタは、55分に後半最初のゴールを挙げる。ボックス右でキープしたムリエルが、3列目からの走り込みでボックス中央に侵入したデ・ルーンに速度、タイミング共に申し分ない絶妙な横パスを送ると、オランダ代表MFが難なくダイレクトで蹴り込んだ。
その後、互いに積極的に交代カードを切っていくが、2点のリードを手にして余裕が見えるアタランタがきっちり主導権を掴んで離さない。試合終盤にかけては殊勲のカピターノやゴセンズ、サパタを下げてモヒカ、ラマースと新戦力を試運転させる。
一方、ホームで意地を見せたいトリノだが、ハムストリングを痛めたリンコンが交代を余儀なくされるなど、徐々にパワーダウンし、前半のように相手ゴールへ迫る場面を作れない。
そして、試合はこのまま4-2のスコアでタイムアップを迎え、今季の初陣から4ゴールを挙げる破壊力を見せつけたアタランタが、白星スタートを飾った。
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