あっという間にリーガが戻って来た…/原ゆみこのマドリッド

2020.09.12 17:00 Sat
「文句が出るのは当然よね」そんな風に私が同意していたのは金曜日、ベティスのペレグリーニ新監督が、今週末の開幕アラベス戦の日程が月曜から、日曜に変更になったことについて、手厳しく批判しているのを聞いた時のことでした。いやあ、まさに彼が「no puede ser que a tres días del primer partido cambien la hora y el día/ノー・プエデ・セル・ケ・ア・トレス・ディアス・デル・プリメール・パルティードー・カンビエン・ラ・オラ・イ・エル・ディア(開幕戦の3日前に日付と時間を変えることなどあり得ない)」と言っていた通り、水曜に競技委員会がサッカー協会の「週末のリーガ戦は金曜と月曜には開催しない」という主張を支持し、ラ・リーガが用意した1節、2節の時間割から、平日予定だったカードが急遽、土日に押し込まれることになったんですけどね。

といってもマドリッドの1部3チームは8月にCL、ELの1試合があったために開幕が遅れ、どこもこの1節はプレーせず、金曜予定だったグラナダvsアスレティック戦が土曜になったのも含め、あまり関係ないかなと思ったものですが、それは私の早とちり。実は今季は2部のマドリッド勢にも注目で、それはもちろん、昨季はデポルティーボでプレーしていた柴崎岳選手がレガネスに入団したから。ええ、彼らも金曜午後9時からに設定されていたラス・パルマス戦を土曜午後6時30分(日本時間翌午前1時30分)に変えられてしまったんですよ。

まあ、こちらは準備の時間が増えたのだから、別にいいじゃないかという見方もできますけどね。前日記者会見で話したマルティ新監督も「理解できない。とにかく気温32度の中、プレーするというのはいい選択とは言えない」と、いや、私も先日、この夕刻の時間帯、ブタルケの正面スタンドをモロに直撃する西日の中、マスク着用でラージョとのプレシーズンマッチを観戦するという苦行を経験していたため、その心配もわからなくもないんですけどね。ただ、ピッチは日影でしたし、新型コロナウィルスによるparon(パロン/リーガの中断期間)の後、恒例になった前、後半30分にあるお水休憩、交代枠5人というのも続くため、その辺は許容範囲じゃないでしょうか。
そしてこの月曜に入団プレゼンしたばかりの柴崎選手がベンチ入りできるのかという点に関しては、監督はとりあえず、全員がプレー可能であることを保証。ただ、筋肉痛などを抱えている選手もいるため、招集リストは試合当日に出す予定だそうですが、いい機会なので、ここでちょっと、あまり馴染みのない日本のファンにレガネスのことを紹介しておくと。私がこのチームの存在を知ったのは2004年頃のコパ・デル・レイで、マドリッド勢の総大将であるレアル・マドリーとの対戦をブタルケに見に行ったんですが、その頃の彼らは2部B所属。

当然のようにマドリーが勝った後、別にレガネスがお隣さんのヘタフェ同様、移民や工場労働者の多い衛星都市だからという訳ではないでしょうが、帰り道、ガラの悪い地元のファンに絡まれるという嫌な思い出も。おかげで2013年に就任したアシエル・ガリターノ監督(昨季はアラベス率いて、シーズン終盤に解任)の下、2部Bから2部へ、2部から1部へと3年間で躍進し、2016-17シーズンから、晴れてマドリッド勢1部の弟分となった時には最初、ちょっと試合を見に行くのが怖かったりしたんですが、全然、大丈夫。
ええ、メトロのアルーチェ駅から、491、492、493、482番のバスに乗り、Centro commercial Plaza Nueva(セントロ・コメルシアル・プラサ・ヌエバ)で下車すれば、セルカニアス(国鉄近郊路線)C-5線のZaraquemada(サラケマダ)駅から歩くより、楽にブタルケに着けることを発見したのも大きかったんですが、今ではレガネスのサポーターもクラブの格に合わせて、リーガでも模範的なレベルになっていますしね。ガリターノ監督下の1部、1年目と2年目は17位での残留達成だったものの、リーガの放映権料のおかげもあり、ブタルケも正面入り口やオフィシャルショップなどをキレイに改装しています。

近隣の市営総合スポーツ施設内にあった、古株の選手によると、夜には野ウサギの遊び場と化していたらしい練習用グラウンドも、いやあ、初めて私が訪れた時など、すぐ横の区画で市民のテニスサークルがプレーしていて、驚かされたんですけどね。ロッカールームのある建物も、今にも倒れそうなぐらいボロボロだったんですが、2017年夏には敷地を区切って、ジムや個室も完備されている快適なクラブハウスと2面のピッチを備えたインスタラシオン・デポルティーボ・ブタルケがオープン。柴崎選手もこれなら、1年前までの2シーズン、在籍した車で10分のお隣さん、ヘタフェのようにコリセウム・アルフォンソ・ペレスのロッカールームで着替え、公道を通って練習場入りと、時にはファンに呼び止められながら、行き来することがないため、却って気が楽かも。

その2017-18シーズンは再びコパでマドリーと対戦し、今度は準々決勝1stレグのブタルケで0-1と負けながら、サンティアゴ・ベルナベウでの2ndレグで1-2と勝利。逆転勝ち抜けで準決勝に進出したことで、マドリッド第4のチームとしての名を高めたレガネスですが、翌シーズンはペレグリーノ監督が就任し、13位でフィニッシュと急成長することに。1部では10年以上、先行されているお隣さんへのライバル意識の強いファンもEurogeta/エウロヘタ(ヨーロッパの大会に出場するヘタフェのこと)に続いて、いよいよEurolega/エウロレガの時代も近いに違いないと期待していたんですが…。

昨季は開幕から不振が続き、2年目を迎えたペレグリーノ監督は10月に解任、その後、アギーレ監督が来てくれたんですが、冬にビッグクラブが契約解除金を払って、2人のエースを奪っていくとは、血も涙もない仕打ちとはまさにこのこと!ええ、1月の移籍市場ではレガネス2年目で、成長著しかった22才のエン・ネシリをセビージャが2000万ユーロ(約25億円)払って獲得。更に2月にも、今度はデンベレを長期負傷で失ったバルサがスペイン・サッカー協会の特例条項を利用して、1800万ユーロ(約23億円)でブライトワイテをさらっていくって、こんな不条理がどうして許されるんでしょう。おかげで元々、ゴール不足だったレガネスの困窮ぶりに拍車がかかり、いえ、リーガ再開後は健闘して、最終節に勝利すれば、残留できるところまで迫ったんですけどね。

すでに前節にはリーガ優勝を決めていたとて、相手が兄貴分のマドリーだったのが運の尽き。ええ、セルヒオ・ラモスの先制点にはブライアン・ヒル(レンタルを終えてセビージャに帰還)、アセンシオの勝ち越し点にはアサレ(同ヤング・ボーイズ)のゴールで追いついたものの、そこが限界でした。先日、スペイン代表でデビューした後、今では堂々、セビージャの一員となっている、マドリーから2年のレンタル移籍をしていたオスカル・ロドリゲスの最後のシュートも外れ、2-2で引き分けた彼らは17位のセルタに勝ち点1及ばず、5年ぶりの2部に戻ることに。

まあ、柴崎選手が加入したのはこういうチームなんですが、残念なのは今季もおそらく、年内は無観客試合が続くこと。というのも、マドリッドにはセルカニアスの路線は違うものの、郊外南部に横に並ぶ2部のチームが他にもあって、1つはすでに10年間、このカテゴリーで揉まれているアルコルコン。もう1つは昨季、初めての2部での戦いでありながら、最終節まで1部昇格プレーオフ出場権を争ったフエンラブラダで、ここに1部復帰を目指して2年目のシーズンに入るラージョを加えれば、計4チームになりますからね。つまりブタルケでのホームゲームだけでなく、ダービーのアウェイ戦でも柴崎選手を応援する機会がマドリッドを訪れるファンにはあったはずだったんですが、はあ。

嘆いていても仕方ないので、とりあえず、昨季から、18人が退団し、8人の補強選手が入った新生レガネスの開幕戦はTVで見てもらうことにして、ええ、今週末の1部では日曜午後6時30分から、いきなり久保建英選手と岡崎慎司選手の日本人対決となる、ビジャレアルvsウエスカというカードもありますからね。ちなみにレスターシティから移籍した昨季はチームの1部最昇格という目的を見事に果たし、このプレシーズンマッチでも2得点と好調が続いている岡崎選手は、クラブのオフィシャルサイトに出た記者会見ビデオで、「日本人対決とか、開幕戦とかは結構、相性がいいんで、ゴールを挙げて勝てたらと思う」と意欲をアピール。果たしてどちらに軍配が挙がるのか、ちょっと楽しみですよね。

え、それでマドリッドの1部勢は今週、どうしていたのかって?いやあ、水曜にはエスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノ(RMカスティージャのホーム)にラージョを迎え、マドリーがこのプレシーズン最初の親善試合、というか、クラブによると、非公開の練習試合をやる予定だったんですが、相手に前日、コロナ陽性疑いの選手がいることが発覚して中止に。その間に各国代表に招集されていた選手たちも新シーズンが始まって初めて、バルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場に出勤してきたんですが、いえ、ウェールズ代表のネーションズリーグの2試合目で90分プレーした後、ベイルがジムに籠ってしまったのは、どこかに打撲を受けたという情報はあるものの、いつものことですから、別にいいんですけどね。

心配なのはアザールで、合宿初日にベルギー代表に顔を出し、挨拶だけですぐ戻ってきたクルトワとは違い、ネーションズリーグの2試合に帯同したものの、結局、ピッチには1度も立たず。「彼はまだセッションを14回しかしていなくて、90分プレーするには60回、こなす必要がある」という、ロベルト・マルティネス代表監督の言葉も何か、謎めいていて、気になりますが、もう巷では胴体周りがふくよかな当人の写真も出回っており、昨夏、バケーション中に理想体重を8キロオーバーしたまま、マドリーにやって来るという過ちを再び犯している恐れもなきにしろあらず。

それがなくても昨季は足首の負傷が祟り、コロナによる中断で時間を稼いだものの、最後までチェルシー時代の卓越したプレーを披露することはできず、ええ、アザールは移籍金1憶ユーロ(約126億円)のギャラクティコ補強ですからね。とにかく今季は違いを見せてもらわないといけないんですが、こちらもスペイン代表のウクライナ戦でネンザしたレギロン(昨季はセビージャにレンタル、今も移籍先を探している)、昨年手術したヒザを腫らして早々に代表離脱したアセンシオ、セッション中にネンザしたイスコらと一緒にジムでリハビリしているって、やっぱりまだ足首の調子が良くない?

そんな彼らは来週火曜にヘタフェをディ・ステファノに迎え、いよいよ、プレシーズン最初で最後の練習試合を行い、20日のレアル・ソシエダ戦で開幕となるんですが、ボルダラス監督のチームも練習再開が遅かったため、まだプレシーズンマッチは水曜にご近所さんのフエンラブラダと相まみえた一戦だけ。ただ、こちらは前半にファンマのロングシュートで先制されながら、後半にククレジャとマタがゴールを挙げて逆転勝利と、いやもう、昨季のリーガ再開後は8月のEL16強対決インテル戦を含め、12試合で1勝しかできなかった彼らですからね。終盤、マジョルカから移籍したクチョのcodazo(コダソ/肘打ち)が原因でtangana(タンガナ/小競り合い)が始まった時には、「これ、本当に親善試合?」と目が丸くなったりもしたものの、敵の倍の数のファールをして、ガツガツ勝ちに行くヘタフェが戻って来たのはある意味、朗報ですよね。

そしてマドリッドのもう1つの兄貴分、アトレティコは今週、ロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)で恒例、真夏の地獄キャンプの縮小版をやっていたんですが、金曜になって、コロナ陽性者が1人発生。いえ、選手やコーチ陣ではなく、外部の練習補助要員だったらしんですが、チームのメンバーと接触があったことから、急遽、土曜までの予定を1日切り上げて、マハダオンダ(マドリッド近郊)に戻ることに。今は新たに受けたPCR検査の結果を待っているところだとか。まあ、ジエゴ・コスタとアリアスもまだ自宅隔離中ですし、最近は陽性者が出ても、他の選手たちはすぐ練習に戻りますからね。

リーガも新シーズンを始めるにあたって、コロナ感染で選手を失っても13人、うちトップチームの選手5人が健康であれば、試合の開催を認めていますし、逆に被害がそれ以上になって、延期を許されるのは各チーム1試合のみという規定を導入。以降は放棄試合で敗戦扱いになるそうで、まあ、昨季最終節で感染者28人というクラスターに見舞われたフエンラブラダとデポルティーボの試合など、8月に入って、ようやく開かれましたからね。その轍は2度と踏まないということでしょうが、ホント、リーガの金曜開幕がズレたのは関係ないとはいえ、何かとコロナ時代は予定が立てにくいのが欠点でしょうか。

そんな調子なので、アトレティコも検査をパスした選手たちだけ連れて、来週火曜にはプレシーズン最初の親善試合、久々に1部復帰を果たしたカディスとのカランサ杯に挑むはずですが、最近、完全なる混迷状態に入ってしまったようなのが、ファンも期待して待っているストライカーの補強。いやあ、どうやら候補の1人だったチミ・アビラ(オサスナ)が先日、昨季の半分を棒に振ったのとは反対のヒザの靭帯断裂を起こし、移籍ができなくなってしまったせいもあるんでしょうが、それぞれのマスコミがカバーニ(PSGを退団してフリー)だの、ルイス・スアレル(バルサのクーマン監督から戦力外通告を受けた)だの、果てはラウール・デ・トマス(昨季の冬にベンフィカからエスパニョールに移籍もチームは2部降格)だのと、好き勝手な名前を挙げているんですから、もう何がなにやら。モラタのユベントス移籍疑惑もまだ解消していませんしね。3節までリーガに参戦しないシメオネ監督のチームだけに当分、こういった補強関連話題は続くんでしょうね。

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予選3試合連続出番なしの柴崎岳、巻き返しに意気込むも「日本代表というものが成果を残し続けることが一番幸せ」

日本代表MF柴崎岳(レガネス)、ベトナム代表戦を前にメディアのオンライン取材に応じた。 日本は24日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第9戦でオーストラリア代表で勝利し、7大会連続7度目のW杯出場を決めていた。 29日には最終戦でベトナムと対戦する日本。ここからベスト8に向けてスタートする中、ここ3試合出番がない柴崎がオンライン取材でW杯出場について言及した。 「繋いできた歴史を繋ぐことができて、個人的には達成感よりは安心感の方が多かった感覚はあります」 「試合は出られなかったですが、ベンチから見ていて、日本代表の戦いぶりを見て勝利に値する、突破に値するパフォーマンスだったと思います」 これで3試合連続で出番がなかった柴崎。「そういった状況にもありましたが、1人の選手として試合に対して最善の準備をしていくことに変わりなくやっていたので、プレータイムが得られた時に自分のプレーを出せればと思います」とコメント。チームのために準備をしてきたことは変わっていないという。 27日のトレーニングではアンカーに入っていたが「どのポジションになってもチームが機能する上での役割を求められると思います。普段は(遠藤)航がそこのポジションを務めていますが、どんなポジションでも自分らしいプレーをピッチの中で見せたいと思います」とコメント。ベトナム戦でのアンカー起用の可能性も問題ないとした。 今回の予選では主軸を務めていながら徐々に出番が減る厳しいものに。心境としては「自分としては毎回代表に呼ばれたり、試合に出たり、最善の準備をしてその時できるパフォーマンスをしようと考えていました。そのパフォーマンスが良かろうと悪かろうと、それを受け入れる覚悟でいました」とコメント。「すべては代表チームとしてのパフォーマンスがどうであるかというところ。自分のプレータイムが少なくてもチームが良い方向に進むためにということを念頭に置いて過ごしていました」とコメント、出られな悔しさはありながらも、チーム第一という考えがずっとあったとした。 W杯に向けては「代表チームでプレーできることは常に誇りに思っていますし、ピッチで良いプレーをする、チームの勝利のためにプレーし続けるという気持ちは持ち続けたいと思います」とコメント。「と同時に、W杯が決まって、近々相手も決まって、大きくは相手によってメンバー構成にも影響してくると思います」とメンバー構成についげ言及し、「色々な想定をしたメンバーになると思いますけど、またそこのメンバーに入っていけるように個人としては努力したいと思っていますし、代表にとっては個人の思いはありますけど、日本代表というものが成果を残し続けることが一番幸せ、目指すべき姿だと思っているので、そこに貢献できるように一個人として頑張っていきたいと思います」とコメント。メンバーに選ばれることを考えながら、代表チームにとって最善の策を自分も取りたいとした。 その本大会に向けてはコンディション調整も大事になってくる。柴崎は「未来のことは願望はあっても予想はできないので、その通りに行くかはわからないですが、その時点で自チームで試合に出続けて、コンディションを保つ」とコメント。「今回は11月後半から12月にかけての大会なので、今までとは違うかなと思いますが、個人的には良いパフォーマンスを続けて、コンディションの良い状態で臨みたいと思います」と、チームで良いコンディションを保ちたいとし、「代表チームとしても準備期間が短いと思うので、どれだけできるかわからないですが、いつものような感じにはならないと思うので、1つ1つの活動を大切にしたいと思います」と、今後の活動でしっかりと積み上げていきたいとした。 4年前は悔しい終わり方をした柴崎。そのリベンジという気持ちも強いはずだ。 W杯については「アジア予選とは打って変わって、世界の強豪国しか集まらない特殊な大会で、前大会も予選は相当厳しい、突破できなくてもおかしくないようなグループに入って、突破できたのは、少ないチャンスをモノにしたからベスト16で試合ができたというのもあります」とコメント。「厳しい戦いがそこにあるということを自覚するとともに、オン・ザ・ピッチも大事ですがオフ・ザ・ピッチでのチームマネジメントも大事なので、チームの勢い、コミュニケーション、日々の空気感が試合に影響する部分もあるので、ピッチ外も1つの自分たちの戦いと考えて、これからも活動していきたいと思います」と語り、ピッチ内だけではなく、ピッチ外でもしっかりとやっていきたいとした。 2022.03.28 16:22 Mon
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「もう5年目になるけど…」真野恵里菜さんが開幕戦をスタンド観戦し「心がジーン」、夫・柴崎岳への想い「夫やチームの応援も全力でしよう」

レガネスの日本代表MF柴崎岳の妻である女優の真野恵里菜さんがシーズン開幕を受けて心境を綴った。 真野さんは2013年にハロー!プロジェクトを卒業後、女優として活躍。2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)後に柴崎と結婚。スペインでプレーする柴崎を支えている。 インスタグラムなどを通じて柴崎が撮影した写真をアップしたり、日頃の生活を伝える真野さん。今回もインスタグラムでカフェを巡った際の写真を投稿。チャイラテとカフェラテを持つ手の写真をアップした。 「最近はインスタなどでカフェを検索して気になったところに行ってみることにハマってます!この間は「tomacafe に。ここのチャイラテ、チャイの味が濃くて美味しかった。ちなみに岳さんはいつもだいたいカフェラテ」 柴崎がカフェラテ好きという情報も入れ込む中、今年は柴崎にとって大事なW杯イヤーのシーズンに。セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)も開幕を迎えた中、妻として、家族としての想いを綴った。 「そしてスペインリーグが開幕しました。常に勝ち負けのある世界にいる夫と日々を共にするようになってもう5年目になるけど・・・嬉しかったり悔しかったり悲しかったり毎試合いろいろな感情が湧き出てくるのでそんな自分の気持ちと向き合うのが意外と大変だったりします」 「でも1人でスタジアムに行くたびにサポーターの皆さんの熱い応援を見て私もすごくワクワクするし、近くに座ってるすっかり顔馴染みのサポーターの方々と目を合わせて喜んだり悔しがったりっていう瞬間は、みんなこうして同じ気持ちで戦ってるんだ!って心がジーンとします」 「開幕戦はホームだったこともありそんな気持ちを早くもたくさん味わって、今シーズンも私なりにサポート出来ることはして、夫やチームの応援も全力でしようと強く思いました!」 「あまりこういうことは書かないできたけど、こうやって書くことでより一層心を強く持てたりもするから家族としての私の想いを書いてみました!#頑張ろう」 サッカーのことについてはほとんど触れて来なかった真野さん。ただ、この生活も5年目を迎え、夫にとっての大事なシーズンということもあったのか、自身の想いを明かした。 これにはファンも「遠いスペインで頑張ってる柴崎選手も、支えている真野さんも、尊敬ですし素敵です」、「お二人を応援しています」、「理想の夫婦像」、「めちゃくちゃ素敵な夫婦」と共感するコメントが集まった。 柴崎はプレシーズンで好調を維持し、ホームでの開幕戦もフル出場。チームは残念ながら敗れたが、今シーズンのこれからの活躍が期待される。 <span class="paragraph-title">【写真】真野さんのチャイラテと柴崎のカフェラテを持つ2つの手</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/ChRuEzCj6Uy/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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