「夢が叶う」新型コロナ感染で合流が遅れていたピャニッチがバルセロナに到着
2020.09.11 11:05 Fri
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチがついにバルセロナへ到着。新天地への意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。
その後、2度のPCR検査を受けた結果、陰性が確認。そして10日にバルセロナへと到着した。
バルセロナのエル・プラット空港に到着したピャニッチは、早速第一声。バルセロナへ加入することに喜びを語った。
「今日は僕にとって特別な日であり、とても幸せだ。このクラブでプレーできることを光栄に思う」
「夢が叶うね。僕はすでに父に話したけど、このことを本当に誇りに思っているし、このクラブに加入することは僕のキャリアの夢だった。応援してくれるみんな、ぜひカンプ・ノウに来て欲しい」
これからチームに合流することになるピャニッチ。シーズン開幕は今週末に控えているが、バルセロナは第1節、第2節が延期となっているため、初戦までにチームにフィットする時間はある状況だ。
ピャニッチは今シーズンに向けて意気込みをコメント。タイトル獲得を目標に掲げ、バルセロナでのプレーが待ち切れないと意気込みを語った。
「最も重要なことはタイトルを勝ち取ることだ。僕はテクニカルプレーヤーなので、今年はこのチームでのプレーを本当に楽しみたい」
「彼らのプレーは本当に信じられないし、ここのサッカーが大好きだ。僕はピッチに立ち、全てのチームと対戦するのが待ちきれない。僕は準備ができている。このクラブのために全てを捧げるつもりだ」
また、新型コロナウイルスに感染し隔離されていたピャニッチだが、すでに回復し、コンディション維持に努めたとした。
「準備もできているし、回復したと感じている。自宅で数週間過ごしたけど、健康を維持することに努めた。グループに加わることを楽しみにしているよ」
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ピャニッチは、ブラジル代表MFアルトゥールとトレードという形で6月下旬にユベントスから完全移籍で加入することが決定。しかし、合流前の8月22日に受けたPCR検査の結果、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染していることが確認。その後。自宅隔離措置がとられ、合流が叶っていなかった。◆バルセロナ到着のピャニッチが第一声
その後、2度のPCR検査を受けた結果、陰性が確認。そして10日にバルセロナへと到着した。
「今日は僕にとって特別な日であり、とても幸せだ。このクラブでプレーできることを光栄に思う」
「新しいチームメイトに会うのが待ちきれない。新シーズンを本当に楽しみにしている。チームが多くのタイトルを獲得するのを助けたいと思っている」
「夢が叶うね。僕はすでに父に話したけど、このことを本当に誇りに思っているし、このクラブに加入することは僕のキャリアの夢だった。応援してくれるみんな、ぜひカンプ・ノウに来て欲しい」
これからチームに合流することになるピャニッチ。シーズン開幕は今週末に控えているが、バルセロナは第1節、第2節が延期となっているため、初戦までにチームにフィットする時間はある状況だ。
ピャニッチは今シーズンに向けて意気込みをコメント。タイトル獲得を目標に掲げ、バルセロナでのプレーが待ち切れないと意気込みを語った。
「最も重要なことはタイトルを勝ち取ることだ。僕はテクニカルプレーヤーなので、今年はこのチームでのプレーを本当に楽しみたい」
「彼らのプレーは本当に信じられないし、ここのサッカーが大好きだ。僕はピッチに立ち、全てのチームと対戦するのが待ちきれない。僕は準備ができている。このクラブのために全てを捧げるつもりだ」
また、新型コロナウイルスに感染し隔離されていたピャニッチだが、すでに回復し、コンディション維持に努めたとした。
「準備もできているし、回復したと感じている。自宅で数週間過ごしたけど、健康を維持することに努めた。グループに加わることを楽しみにしているよ」
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