根性があるのは確かみたい…/原ゆみこのマドリッド
2020.09.06 20:02 Sun
「残念、ニアミスだったわね」そんな風に私が嘆いていたのは金曜日、今季は2部で戦うことになったマドリッドの弟分、レガネスに柴崎岳選手が加入したという報を聞いた時のことでした。いやあ、水曜には半年ぶりにブタルケに赴き、ラージョとのプレシーズンマッチを見てきたばかりだったんですけどね。もうちょっと早ければ、コロナ感染防止策の一環でロッカールームが使えない折り、柴崎選手もチームメートに混じって、ピッチの隅で着替えていたかもしれないというのはともかく、まさか、昨季プレーしたデポルティーボが2部B降格となった後、その前の2年間、在籍したヘタフェから、車で10分のお隣さんにやって来るとは一体、誰が想像した?
まあ、聞くと、アギーレ監督を引き継いで今季からレガネスを率いることになったマルティ監督は2017年1月、初めて彼がスペインでプレーしたテネリフェ(2部)時代の知り合いで、実はそのシーズン、昇格プレーオフ決勝でそれこそ、当人がその夏、入団することになったヘタフェに負け、1部には上がれなかったんですけどね。11日のラス・パルマスとの2部開幕戦前、プレシーズン最後となる土曜のアルバセテ戦でもスコアレスドローとまだまだ、攻撃力が発揮できてない感のあるレガネスなだけに、柴崎選手の力を借りて、1部最短Uターンを果たすことができるといいのですが、さて。とりあえず、プレゼンの方は週明けらしいので、今は奥さん同伴でブタルケやインスタラシオン・デポルティーボ・ブタルケ(練習場)を見学する当人の姿を楽しんでもらえればいいかと思います。
え、それよりスペイン代表の試合はどうだったのかって?いやあ、このネーションズリーグの初戦、シュツットガルトでのドイツ戦はクロースとセルヒオ・ラモス、レアル・マドリーの2人がキャプテン対決となったんですが、前半に目を引いたのはGKデ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)のparadon(パラドン/スーパーセーブ)連発。ケーレン(PSG)、ドラクスラー(PSG)、レロイ・サネ(マンチェスター・シティから今季バイエルンに移籍)らのシュートを弾いてくれたため、バケーションから直接出向した選手が7人も先発し、今イチ、攻撃に精彩を欠いていたスペインも0-0のまま、ハーフタイムを迎えることに。
後半頭からはカルバハル(マドリー)、ヘスス・ナバス(セビージャ)と、まるでヘタフェのように、右サイドをダブルSB固めしていたルイス・エンリケ監督が考えを改め、34才のナバスから、17才の新鋭、これが代表デビューとなるアンス・ファティ(バルサ)に代えたんですが、先手を取ったのはドイツでした。ええ、ギュンドアン(マンチェスター・シティ)の大きなパスをエリア内左でゴセンス(アタランタ)がベルナー(チェルシー)に送ったところ、そのシュートがDF陣の間を抜けて、ゴールになってしまうんですから、まったく。8月のCL準々決勝時に彼がすでにライプツィヒにいなかったのは本当にアトレティコにとって、恩恵のはずだったのに…というのは置いておいて。
実際、後でレーブ監督も「ネーションズリーグだけ、交代枠3人のままなのは理解できない。ウチにはまだほんの少ししか、練習していない選手もいたのに90分間、プレーしなければならなかった」と文句を言っていたんですけどね。そのせいもあってか、リードを奪ったドイツは、どこぞのお馴染みのチームのように一歩引いて、カウンターを狙うように。それでもスピードのあるベルナーやレロイ・サネのせいで、時折、ピンチを迎えていたスペインですが、そこはデ・ヘアがとことん死守。
そして46分、フェラン・トーレス(バレンシアから今季マンチェスター・シティに移籍)のクロスからヘッドでゴールが決まった時には、「またしてもnoventa y Ramos/ノベンタ・イ・ラモス(90分とラモス)弾が出たか」と思った私でしたが、それは単なる勘違い。実はアンス・ファティが決めていたんですが、その前で敵DFと戦っていたラモスがファールを取られ、スペインの得点が認められないって、あんまりじゃないですか。まあ、相手はバイエルン勢が何人も欠けているとはいえ、強豪ドイツですし、後半にはブスケツからミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)、ファビアン・ルイス(ナポリ)に代わって、セビージャ入団が決まったばかりのオスカル(マドリーからのレンタルで2シーズン、レガネスでプレー)も代表デビューができましたし、来年に延期されたユーロの出場権は得ているとなれば、別に負けても構わなかったんですが…。
やはり若い新人のメンバーが増えたからでしょうか、このスペインはネーションズリーグの試合でも最後まで諦めず。ロスタイム4分を越えた後、50分にまさかの同点ゴールが生まれたんですから、私も驚いたの何のって。ええ、ミケル・メリーノが落としたボールを再び、フェラン・トーレスが右奥から上げたところ、ロドリゴ(バレンシアから今季リーズに移籍)が頭でゴール前にいたガヤ(バレンシア)送り、そこからvolea(ボレア/ボレーシュート)が炸裂。いやあ、明らかにガヤはオフサイドの位置にいましたから、ゴールが決まるやいなや、ドイツの選手たちは揃って手を挙げ、審判にアピールしたものの…いやもう、フェランを止めに行ったゴセンスがゴールラインの外で倒れているのを発見した時のクロースの表情には、私もつくづく、この世の不条理さを感じましたっけ。
おかげで1-1と引分け、ルイス・エンリケ監督の復帰初戦を黒星にしないで済んだスペインだったんですが、ラモスも「Hay cosas que seguir mejorando/アイ・コーサス・ケ・セギール・メホランドー(改善し続けないといけないことがある)。シーズンが始まったばかりで、ボクらはフィジカル的に最高の状態にはない」と言っていましたしね。ただ、私見では彼を始め、バケーション中も筋トレや坂道ダッシュなど、体を鍛えるのに熱心な選手が多いこともあり、むしろ課題はパスなどのチームプレー。ルイス・エンリケ監督も「Hoy a nivel futbolístico me habría gustado no perder tantos balones/オイ・ア・ニベル・フトボリスティコ・メ・アブリア・グスタードー・ノー・ペルデル・タントス・バロネス(今日のサッカー的なレベルとしては、あれ程のボールロストはない方が好ましかったろう)」という意見でしたし、こればっかりは集団で練習しないと上達しませんからね。
そして彼らは金曜早朝にはラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設に戻り、ネーションズリーグの2節、初戦でスイスに2-1と勝って現在、グループ首位に立つウクライナとの試合に備えて練習を始めたんですが、同日、2度目のPCR検査をクリアしたアダム・トラオレ(ウォルバーハンプトン)がイギリスを離れ、チームに合流するという嬉しいニュースも。ただねえ、飛行機に乗るには問題のなかったこの検査結果なんですが、UEFAに言わせると、完全に陰性という訳ではなかったようで、土曜夜になってから、当人の試合会場入りは勧められないって、まったくもって、コロナ検査は一筋縄ではいかない。
まだそれを知る前、その日午前中のセッションでは、当人は「小さい頃はよく練習したけど、最近はほとんどしない」と言っているものの、昨季もレガネスで圧巻のFKゴール4本を決めているオスカルに蹴り方の秘訣を訊いていたルイス・エンリケ監督は記者会見で、「自分は全員が満足して帰れるよう、気遣ったりしない。Veremos cuantos repiten/ベレモス・クアントス・レピテン(何人、リピートするか、見てみよう)」と、日曜午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)から、今度はどの選手がエスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノ(RMカスティージャのホーム)のピッチにスタメンとして立つのか、明言してませんけどね。
せっかく、コロナ陽性で来られなくなったオジャルサバル(レアル・ソシエダ)の代わりに昨季のスペイン人選手のピチチ(得点王)、ジェラール・モレノ(ビジャレアル)を呼んだのですから、今度はもっとガンガン、ゴールを決める代表チームを見たいというファンの期待が叶えられるといいかと。会場が会場なだけに、懐かしい古巣でプレーできる、オスカルやレギロン(マドリーからのレンタルで昨季はセビージャでプレー)、そして今季はマドリーに戻ることが決まったウクライナのGKルニン(昨季はバジャドリー、オビエドにレンタル移籍)などは、とりわけ張り切っていると思いますよ。
そして同じバルデベバス(バラハス空港の近く)の敷地内で今週月曜から、ずっとプレシーズン練習に励んできたマドリーはというと。いやあ、金曜には立て続けにセバージョスが2年連続アーセナル、ブライムもミランへのレンタル移籍が決まり、放出要員の整理がつき始めた彼らだったんですが、一番の問題児、ベイルには相変わらず、オファーがまったく来ないという状況は変わらず。木曜にはウェールズのフィンランド戦前半だけプレーした当人は、「自分はサッカーをしたいが、マドリーが全てコントロールしている。昨年も移籍しようとしたんだけど、最後の最後までクラブが邪魔して、行かせてもらえなかった」と、1500万ユーロ(約19億円)x2年分の高給を一銭も諦めず、マドリッドでのゴルフ三昧生活を満喫しているという世間の批判をかわそうとしていましたけどね。いやだって、いくら太っ腹のマドリーとはいえ、1憶ユーロ(約126億円)の移籍金で獲った選手をタダで中国に行かす訳にはいかないのでは?
まあ、この夏の市場は10月5日まで開いているため、その辺は代表戦週間が終わってからでも何とかなるんですけどね。ちなみに金曜にはベルギー代表でのPCR検査で陽性を疑われ、結局、ロベルト・マルティネス監督は感染してないと断言したものの、試合に出ずにクルトワが帰って来るという不思議な現象も。いよいよ、来週水曜にはラージョと、15日にはヘタフェと、ディ・ステファノで親善試合をすることが決まったマドリーなので、クルトワも異常がないのであれば、その辺りで姿を見ることができるんじゃないでしょうか。
そしてこの木曜にはようやく、お隣さんのアトレティコもマハダオンダ(マドリッド近郊)でプレシーズンをスタートさせたんですが、前日の全員一斉PCR検査とは別に、バケーション先で検査をしたジエゴ・コスタとアリアスの2人が陽性となり、自宅隔離に。他は8人程の各国代表選手以外、全員揃って、お馴染みのフィジカルトレーニングを始めていますが、何よりの朗報はネーションズリーグ、土曜のクロアチア戦でジョアン・フェリックスがエリア外から弾丸シュートを決めて、ポルトガルの4-1の勝利に貢献したことでしょうか。いあや、何せ昨季のゴール不足から、FWの補強が囁かれて止まないシメオネ監督のチームですが、まだ、折しもクロアチアのベンチで、クリスチーノ・ロナウド抜きのポルトガルにgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)されるのを見守っていたGKゲルビッチしか、新規加入選手いない状態ですからね。
2年目となるジョアンには大いにゴール増の期待が懸かっているだけに、幸先がいい代表戦でしたが、来週から、チームは恒例のロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)で地獄の1週間ミニキャンプに入ることに。今回はバケーションも3週間弱と例年より短いため、それ程、体調を整えるのに苦労はないんじゃないかと思いますけどね。こちらの親善試合の予定はまず、15日にカランサ杯(カディス主催の夏の親善大会)、そしてアルメリア(2部)ともプレーするようなことを聞いていますが、さすがリーガ3節目からの参戦とあって、予定がはっきりするのにもちょっと、他より時間がかかっているようです。
一方、マドリーと同じ2節からのスタートとなる弟分のヘタフェはこの木曜から土曜の3日間、カンポアモール(スペイン南西部)でキャンプをしているため、あまり様子がわからないんですが、木曜には今季、RMカスティージャにレンタル移籍することが決まったカンテラーノ(ヘタフェBの選手)、ウーゴ・ドゥーロが初招集されたスペインU21代表のユーロ予選、マケドニア戦でPKによる初ゴールを挙げ、チームを0-1の勝利に導いたなんてことも。
いやあ、昨季のヘタフェは、リーガ最終戦のレバンテ戦ではマタのPK失敗で2季連続EL出場の夢が絶たれ、EL16強対決インテル戦ではホルヘ・モリーナ(グラナダに移籍)のPK失敗で準々決勝進出の望みが絶たれるという悲劇は彼にもトラウマになったかと思うんですけどね。「Pedi al mister el penalti, me vi con confianza y nadie puso pegas/ペディ・アル・ミステル・エル・ペナルティ、メ・ビ・コン・コンフィアンサ・イ・ナディエ・プソ・ペガス(監督にPKを蹴るのを頼んだ。自信があったし、誰も文句を言わなかったから)」(ウーゴ・ドゥーロ)とはかなりの度胸。できれば、ラウール監督の下で大きく成長してヘタフェに戻って来てもらいたいものですが、あちらもカテゴリーは2部Bなんですよ。今季開幕も10月18日と遅いため、ドゥーロも今年はU21代表に再び、呼ばれる可能性があるのかどうか…正直、これは目的がよくわからないレンタル移籍だったのは否定できないですねえ。
まあ、聞くと、アギーレ監督を引き継いで今季からレガネスを率いることになったマルティ監督は2017年1月、初めて彼がスペインでプレーしたテネリフェ(2部)時代の知り合いで、実はそのシーズン、昇格プレーオフ決勝でそれこそ、当人がその夏、入団することになったヘタフェに負け、1部には上がれなかったんですけどね。11日のラス・パルマスとの2部開幕戦前、プレシーズン最後となる土曜のアルバセテ戦でもスコアレスドローとまだまだ、攻撃力が発揮できてない感のあるレガネスなだけに、柴崎選手の力を借りて、1部最短Uターンを果たすことができるといいのですが、さて。とりあえず、プレゼンの方は週明けらしいので、今は奥さん同伴でブタルケやインスタラシオン・デポルティーボ・ブタルケ(練習場)を見学する当人の姿を楽しんでもらえればいいかと思います。
え、それよりスペイン代表の試合はどうだったのかって?いやあ、このネーションズリーグの初戦、シュツットガルトでのドイツ戦はクロースとセルヒオ・ラモス、レアル・マドリーの2人がキャプテン対決となったんですが、前半に目を引いたのはGKデ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)のparadon(パラドン/スーパーセーブ)連発。ケーレン(PSG)、ドラクスラー(PSG)、レロイ・サネ(マンチェスター・シティから今季バイエルンに移籍)らのシュートを弾いてくれたため、バケーションから直接出向した選手が7人も先発し、今イチ、攻撃に精彩を欠いていたスペインも0-0のまま、ハーフタイムを迎えることに。
実際、後でレーブ監督も「ネーションズリーグだけ、交代枠3人のままなのは理解できない。ウチにはまだほんの少ししか、練習していない選手もいたのに90分間、プレーしなければならなかった」と文句を言っていたんですけどね。そのせいもあってか、リードを奪ったドイツは、どこぞのお馴染みのチームのように一歩引いて、カウンターを狙うように。それでもスピードのあるベルナーやレロイ・サネのせいで、時折、ピンチを迎えていたスペインですが、そこはデ・ヘアがとことん死守。
ええ、ルイス・エンリケ監督も「あの見事な試合ぶりには、deberíamos estar diciendo vaya porterazo que temenos/デビアモス・エスタル・ディシエンドー・バジャ・ポルテラソ・ケ・テネモス(ウチには最高のGKがいると言うべきだ)」と、カシージャス(この夏、ポルトで引退)の後を継いで代表正GKになってから、ユーロやW杯での大チョンボのせいで、昨今ではスペインが試合をする度、スタメンを疑問視されている当人に自信をつけたかったんでしょうかね。大袈裟な程、褒めなくっていましたが、確かに彼らが1点差を保ったまま、後半ロスタイムに入れたのはデ・ヘアのおかげと言っていいかと。
そして46分、フェラン・トーレス(バレンシアから今季マンチェスター・シティに移籍)のクロスからヘッドでゴールが決まった時には、「またしてもnoventa y Ramos/ノベンタ・イ・ラモス(90分とラモス)弾が出たか」と思った私でしたが、それは単なる勘違い。実はアンス・ファティが決めていたんですが、その前で敵DFと戦っていたラモスがファールを取られ、スペインの得点が認められないって、あんまりじゃないですか。まあ、相手はバイエルン勢が何人も欠けているとはいえ、強豪ドイツですし、後半にはブスケツからミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)、ファビアン・ルイス(ナポリ)に代わって、セビージャ入団が決まったばかりのオスカル(マドリーからのレンタルで2シーズン、レガネスでプレー)も代表デビューができましたし、来年に延期されたユーロの出場権は得ているとなれば、別に負けても構わなかったんですが…。
やはり若い新人のメンバーが増えたからでしょうか、このスペインはネーションズリーグの試合でも最後まで諦めず。ロスタイム4分を越えた後、50分にまさかの同点ゴールが生まれたんですから、私も驚いたの何のって。ええ、ミケル・メリーノが落としたボールを再び、フェラン・トーレスが右奥から上げたところ、ロドリゴ(バレンシアから今季リーズに移籍)が頭でゴール前にいたガヤ(バレンシア)送り、そこからvolea(ボレア/ボレーシュート)が炸裂。いやあ、明らかにガヤはオフサイドの位置にいましたから、ゴールが決まるやいなや、ドイツの選手たちは揃って手を挙げ、審判にアピールしたものの…いやもう、フェランを止めに行ったゴセンスがゴールラインの外で倒れているのを発見した時のクロースの表情には、私もつくづく、この世の不条理さを感じましたっけ。
おかげで1-1と引分け、ルイス・エンリケ監督の復帰初戦を黒星にしないで済んだスペインだったんですが、ラモスも「Hay cosas que seguir mejorando/アイ・コーサス・ケ・セギール・メホランドー(改善し続けないといけないことがある)。シーズンが始まったばかりで、ボクらはフィジカル的に最高の状態にはない」と言っていましたしね。ただ、私見では彼を始め、バケーション中も筋トレや坂道ダッシュなど、体を鍛えるのに熱心な選手が多いこともあり、むしろ課題はパスなどのチームプレー。ルイス・エンリケ監督も「Hoy a nivel futbolístico me habría gustado no perder tantos balones/オイ・ア・ニベル・フトボリスティコ・メ・アブリア・グスタードー・ノー・ペルデル・タントス・バロネス(今日のサッカー的なレベルとしては、あれ程のボールロストはない方が好ましかったろう)」という意見でしたし、こればっかりは集団で練習しないと上達しませんからね。
そして彼らは金曜早朝にはラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設に戻り、ネーションズリーグの2節、初戦でスイスに2-1と勝って現在、グループ首位に立つウクライナとの試合に備えて練習を始めたんですが、同日、2度目のPCR検査をクリアしたアダム・トラオレ(ウォルバーハンプトン)がイギリスを離れ、チームに合流するという嬉しいニュースも。ただねえ、飛行機に乗るには問題のなかったこの検査結果なんですが、UEFAに言わせると、完全に陰性という訳ではなかったようで、土曜夜になってから、当人の試合会場入りは勧められないって、まったくもって、コロナ検査は一筋縄ではいかない。
まだそれを知る前、その日午前中のセッションでは、当人は「小さい頃はよく練習したけど、最近はほとんどしない」と言っているものの、昨季もレガネスで圧巻のFKゴール4本を決めているオスカルに蹴り方の秘訣を訊いていたルイス・エンリケ監督は記者会見で、「自分は全員が満足して帰れるよう、気遣ったりしない。Veremos cuantos repiten/ベレモス・クアントス・レピテン(何人、リピートするか、見てみよう)」と、日曜午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)から、今度はどの選手がエスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノ(RMカスティージャのホーム)のピッチにスタメンとして立つのか、明言してませんけどね。
せっかく、コロナ陽性で来られなくなったオジャルサバル(レアル・ソシエダ)の代わりに昨季のスペイン人選手のピチチ(得点王)、ジェラール・モレノ(ビジャレアル)を呼んだのですから、今度はもっとガンガン、ゴールを決める代表チームを見たいというファンの期待が叶えられるといいかと。会場が会場なだけに、懐かしい古巣でプレーできる、オスカルやレギロン(マドリーからのレンタルで昨季はセビージャでプレー)、そして今季はマドリーに戻ることが決まったウクライナのGKルニン(昨季はバジャドリー、オビエドにレンタル移籍)などは、とりわけ張り切っていると思いますよ。
そして同じバルデベバス(バラハス空港の近く)の敷地内で今週月曜から、ずっとプレシーズン練習に励んできたマドリーはというと。いやあ、金曜には立て続けにセバージョスが2年連続アーセナル、ブライムもミランへのレンタル移籍が決まり、放出要員の整理がつき始めた彼らだったんですが、一番の問題児、ベイルには相変わらず、オファーがまったく来ないという状況は変わらず。木曜にはウェールズのフィンランド戦前半だけプレーした当人は、「自分はサッカーをしたいが、マドリーが全てコントロールしている。昨年も移籍しようとしたんだけど、最後の最後までクラブが邪魔して、行かせてもらえなかった」と、1500万ユーロ(約19億円)x2年分の高給を一銭も諦めず、マドリッドでのゴルフ三昧生活を満喫しているという世間の批判をかわそうとしていましたけどね。いやだって、いくら太っ腹のマドリーとはいえ、1憶ユーロ(約126億円)の移籍金で獲った選手をタダで中国に行かす訳にはいかないのでは?
まあ、この夏の市場は10月5日まで開いているため、その辺は代表戦週間が終わってからでも何とかなるんですけどね。ちなみに金曜にはベルギー代表でのPCR検査で陽性を疑われ、結局、ロベルト・マルティネス監督は感染してないと断言したものの、試合に出ずにクルトワが帰って来るという不思議な現象も。いよいよ、来週水曜にはラージョと、15日にはヘタフェと、ディ・ステファノで親善試合をすることが決まったマドリーなので、クルトワも異常がないのであれば、その辺りで姿を見ることができるんじゃないでしょうか。
そしてこの木曜にはようやく、お隣さんのアトレティコもマハダオンダ(マドリッド近郊)でプレシーズンをスタートさせたんですが、前日の全員一斉PCR検査とは別に、バケーション先で検査をしたジエゴ・コスタとアリアスの2人が陽性となり、自宅隔離に。他は8人程の各国代表選手以外、全員揃って、お馴染みのフィジカルトレーニングを始めていますが、何よりの朗報はネーションズリーグ、土曜のクロアチア戦でジョアン・フェリックスがエリア外から弾丸シュートを決めて、ポルトガルの4-1の勝利に貢献したことでしょうか。いあや、何せ昨季のゴール不足から、FWの補強が囁かれて止まないシメオネ監督のチームですが、まだ、折しもクロアチアのベンチで、クリスチーノ・ロナウド抜きのポルトガルにgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)されるのを見守っていたGKゲルビッチしか、新規加入選手いない状態ですからね。
2年目となるジョアンには大いにゴール増の期待が懸かっているだけに、幸先がいい代表戦でしたが、来週から、チームは恒例のロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)で地獄の1週間ミニキャンプに入ることに。今回はバケーションも3週間弱と例年より短いため、それ程、体調を整えるのに苦労はないんじゃないかと思いますけどね。こちらの親善試合の予定はまず、15日にカランサ杯(カディス主催の夏の親善大会)、そしてアルメリア(2部)ともプレーするようなことを聞いていますが、さすがリーガ3節目からの参戦とあって、予定がはっきりするのにもちょっと、他より時間がかかっているようです。
一方、マドリーと同じ2節からのスタートとなる弟分のヘタフェはこの木曜から土曜の3日間、カンポアモール(スペイン南西部)でキャンプをしているため、あまり様子がわからないんですが、木曜には今季、RMカスティージャにレンタル移籍することが決まったカンテラーノ(ヘタフェBの選手)、ウーゴ・ドゥーロが初招集されたスペインU21代表のユーロ予選、マケドニア戦でPKによる初ゴールを挙げ、チームを0-1の勝利に導いたなんてことも。
いやあ、昨季のヘタフェは、リーガ最終戦のレバンテ戦ではマタのPK失敗で2季連続EL出場の夢が絶たれ、EL16強対決インテル戦ではホルヘ・モリーナ(グラナダに移籍)のPK失敗で準々決勝進出の望みが絶たれるという悲劇は彼にもトラウマになったかと思うんですけどね。「Pedi al mister el penalti, me vi con confianza y nadie puso pegas/ペディ・アル・ミステル・エル・ペナルティ、メ・ビ・コン・コンフィアンサ・イ・ナディエ・プソ・ペガス(監督にPKを蹴るのを頼んだ。自信があったし、誰も文句を言わなかったから)」(ウーゴ・ドゥーロ)とはかなりの度胸。できれば、ラウール監督の下で大きく成長してヘタフェに戻って来てもらいたいものですが、あちらもカテゴリーは2部Bなんですよ。今季開幕も10月18日と遅いため、ドゥーロも今年はU21代表に再び、呼ばれる可能性があるのかどうか…正直、これは目的がよくわからないレンタル移籍だったのは否定できないですねえ。
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スアレスが親友の“世界記録保持者”と親睦、過去には子供の名付けまで
アトレティコ・マドリーのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが元ウルグアイ代表FWセバスティアン・アブレウの家族と親睦を深めた。 1995年に母国のデフェンソールでプロキャリアをスタートしたアブレウは、1996年にサン・ロレンソ(アルゼンチン)へキャリア初の移籍を行う。その後、22年間のキャリアで9カ国、23クラブを渡り歩き、移籍回数の世界記録(28回)を樹立した。 この世界記録樹立後はさらに8クラブ、8度の移籍を経験したが、今年6月に現役引退を表明していた。 ウルグアイ代表として通算70試合に出場し、26ゴールという数字を残したアブレウは、2011年のコパ・アメリカでスアレスとともに優勝に貢献。2人は強い絆で結ばれている。ウルグアイ『Ovacion』によると、スアレスはアブレウの子供たちの名付け親だという。 アブレウは両ファミリーの集合写真を自身のインスタグラムに投稿し、新シーズン開幕を迎えたスアレスを激励していたが、その後マドリッドにも訪れたようで、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督らとの写真も投稿している。 現役引退後、母国のボストン・リーベルのテクニカル・ディレクターに就任したアブレウだが、旧友たちの助けを借りながら第2の人生の道を歩んでいるようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】スアレスとアブレウがそっくりすぎてびっくり!お互いの家族の集合写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CSj6RB-nflW/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="13" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CSj6RB-nflW/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CSj6RB-nflW/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Loco 13 Abreu(@loco13com)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.08.17 12:15 Tue3
「彼は完全に正しかった」頂点に上り詰めたロドリ、シティ移籍時にブスケッツから受けた言葉明かす…シメオネ&ペップの両指揮官から得た学びも
スペイン代表MFロドリがマンチェスター・シティ移籍の裏側や、指導を受けたディエゴ・シメオネ監督、ジョゼップ・グアルディオラ監督について語った。 今や世界最高のアンカーとして知れ渡るロドリ。昨シーズンはシティで前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成すると、今夏はユーロ2024を制し、大会最優秀選手にも選ばれた。 先日発表された2023-24シーズンのバロンドール候補30名にも入った28歳は、『The Players’ Tribune』に自らの半生を寄稿。そのなかでビジャレアルからアトレティコ・マドリーへ移籍した18-19シーズンを振り返り、シメオネ監督からの教えを明かしている。 「古巣のアトレティコに1シーズン戻った時、競争心の本当の意味を学んだ。ビジャレアルにいた時は足元のボール扱いが得意だったけど、少し軟弱だった。シメオネの下、悪者になることがどういうことかを学んだ。ピッチ上で少し嫌な奴になること。本気でタックルすること。90分間相手チームを苦しめること。これもまた重要な要素だった」 また、アトレティコからシティへ移籍した2019年夏も回想。バルセロナ時代にグアルディオラ監督から指導を受けた元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(インテル・マイアミ)にアドバイスをもらっていたという。 「翌年の夏にシティへ移籍するチャンスがあって、僕にとっては夢のようなことだった。移籍合意前にブスケッツと話し、彼はこう言った。『ペップ? 彼は君をもっと良い選手にしてくれるだろう。だけど君を追い込むことを決してやめないはずだ。君に決して終わりはない、とね』」 「セルヒオはペップの下で(僕と)同じ役割を担い、多くの偉業を成し遂げたから、彼の言葉は大いに信頼している。そして、彼は完全に正しかった」 さらに、実際に時間を共にして感じたグアルディオラ監督の強みにも言及。自身の進化も止めないことが成功の秘訣だと理解したようだ。 「僕が思うペップのユニークなところは、常に一歩先を行くところだ。彼は周囲のゲームが進化するより前に、常に進化している。彼は昨シーズンと全く同じプレーのままでいることに決して満足しない。なぜなら、ライバルは常に昨シーズンを分析しているからだ」 「立ち止まっていては、プレミアリーグのタイトルを4年連続で獲得することはできない。自分自身を一新させるか、死ぬかのどちらかだ」 2024.09.07 20:05 Sat4
ライプツィヒが19歳の主力、ベルギー代表MFフェルメーレンの完全移籍を発表! アトレティコからの買取義務OP発動
RBライプツィヒは17日、アトレティコ・マドリーからレンタル移籍加入しているベルギー代表MFアーサー・フェルメーレン(19)の完全移籍加入を発表した。 なお、今回は特定の条件を満たしたことにより、レンタル加入時に定められていた買い取り義務オプションが発動。契約期間は2029年6月までとなる。 また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は2000万ユーロ(約32億1000万円)となった。 フェルメーレンは2022-23シーズン途中から母国ベルギーのアントワープでレギュラーに定着。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)優勝やチャンピオンズリーグ(CL)を経験した。 2024年1月にアトレティコへ完全移籍。しかし、ディエゴ・シメオネ監督からはほとんど起用されず、2024年8月にライプツィヒへ買い取りオプション義務付きのレンタル移籍を果たした。 ドイツでは立ち位置を確保し、ここまでブンデスリーガで15試合1アシストを記録。CLとDFBポカールも含め、公式戦22試合に出場している。 ライプツィヒに完全移籍することとなった19歳MFは、クラブを通じて喜びを語った。 「RBLに長くいられることをとても嬉しく思っている。ライプツィヒに来た初日から居心地の良さを感じていた。選手としての成長という観点では、夏の契約時にクラブが言っていた通りの展開になっている。試合にたくさん出てさらに成長し、ピッチでチームに貢献する機会を得られた」 「RBライプツィヒは大きな可能性を秘めたクラブとして評判が高い。若い選手が最高レベルで実力を証明し、自らの成長における次のステップに進むことができる。一緒に達成したいことがまだたくさんある。今後が本当に楽しみだ!」 2025.01.17 20:48 Fri5