2007-08シーズンのブンデス得点王 大型FWルカ・トニのゴールへの嗅覚【ハットトリック・ヒーローズ】
2020.09.04 12:00 Fri
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)
今回は、元イタリア代表FWルカ・トニ氏がバイエルン時代に決めたハットトリックだ。
モデナでプロキャリアをスタートさせたトニ氏は、パレルモでブレイク。2005年夏に移籍したフィオレンティーナでも31ゴールを挙げて得点王に輝くなど活躍したトニは、2006年ドイツ・ワールドカップのメンバーに選出され、優勝を経験。
その後、バイエルンに活躍の場を移したトニは、移籍初年度で24ゴールを挙げ、ブンデスリーガでも得点王に輝いたが、2008年2月17日に行われたブンデスリーガ第20節のハノーファー戦ではハットトリックを達成している。
さらに64分には左サイドのMFバスティアン・シュバインシュタイガーのスルーパスに反応したトニがGKとの1対1を制し、ゴール右へと流し込む。
そして82分、再びシュバインシュタイガーのスルーパスに反応したトニだったが、シュートは相手GKの体に当たってしまう。それでも真上に飛んだこぼれ球を得意の頭で押し込み、ハットトリックとした。
2010年にバイエルンを離れたトニ氏は2013年夏に移籍したヴェローナで復活。2014-15シーズンには22ゴールを挙げ、史上最年長(38歳)でのセリエA得点王に輝いている。
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サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。◆大型FWルカ・トニがゴールへの嗅覚と決定力を見せる
モデナでプロキャリアをスタートさせたトニ氏は、パレルモでブレイク。2005年夏に移籍したフィオレンティーナでも31ゴールを挙げて得点王に輝くなど活躍したトニは、2006年ドイツ・ワールドカップのメンバーに選出され、優勝を経験。
その後、バイエルンに活躍の場を移したトニは、移籍初年度で24ゴールを挙げ、ブンデスリーガでも得点王に輝いたが、2008年2月17日に行われたブンデスリーガ第20節のハノーファー戦ではハットトリックを達成している。
ハノーファーのホームに乗り込んだ首位バイエルンだったが前半をゴールレスで折り返す。それでも58分、波状攻撃からボックス手前でMFマルク・ファン・ボメルがハイボールの競り合いに勝つと、ボールはオフサイドラインぎりぎりにいたトニのもとへ。落ち着いて胸でトラップすると、反転しながらボレーシュートを蹴り込んだ。
さらに64分には左サイドのMFバスティアン・シュバインシュタイガーのスルーパスに反応したトニがGKとの1対1を制し、ゴール右へと流し込む。
そして82分、再びシュバインシュタイガーのスルーパスに反応したトニだったが、シュートは相手GKの体に当たってしまう。それでも真上に飛んだこぼれ球を得意の頭で押し込み、ハットトリックとした。
2010年にバイエルンを離れたトニ氏は2013年夏に移籍したヴェローナで復活。2014-15シーズンには22ゴールを挙げ、史上最年長(38歳)でのセリエA得点王に輝いている。
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