リヨンで開花した元チェルシーFWベルトラン・トラオレの豪快FK【ビューティフル・フリーキック】

2020.09.01 21:30 Tue
Getty Images
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。
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この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。今回は、リヨンに所属するブルキナファソ代表FWベルトラン・トラオレが決めたフリーキックだ。
◆元チェルシーFWベルトラン・トラオレの豪快FK

2010年にオセールの下部組織からチェルシーの下部組織へ移籍したトラオレは、2014年1月にファーストチームに昇格。しかし、定位置を確保できず、2017年の夏にリヨンへ完全移籍を果たすと、在籍3シーズンで公式戦125試合に出場し33ゴール17アシストをマークしている。

2017年8月19日に行われたリーグ・アン第3節のボルドー戦では、その左足から見事な直接FKも沈めている。
2-1とリヨンリードで迎えた75分、ゴール正面の位置でFKを獲得する。キッカーのトラオレが豪快に左足を振り抜くと、スピードのあるシュートはゴール左へ。相手GKがやや逆サイドに寄っていたこともあり、そのままゴールへと突き刺さった。

トラオレにとってこれがリヨンでの初ゴール。サポーターたちにそのポテンシャルの高さを見せつけた。

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