チェルシーの伝説的守護神、チェフがアルシャビンの決定的なチャンスを阻止!【アンビリーバブル・セーブス】
2020.08.31 18:30 Mon
たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。
今回は、元チェコ代表GKペトル・チェフ氏がチェルシー時代に見せたセーブだ。
母国クラブでデビューしたチェフは、2002年に移籍したレンヌで頭角を現すと、2004年にチェルシーへ加入。すぐさま守護神に定着し、連続無失点のプレミア新記録を打ち立てるなど、世界屈指のGKとして評価を得た。
1-0とチェルシーリードの17分、MFセスク・ファブレガスから絶妙な浮き球のパスをボックス内で受けたFWアンドレイ・アルシャビンがDFの裏でボールを受け、決定的チャンスを得る。アルシャビンは低くコントロールされたダイレクトボレーを放つが、チェフが素早く反応し、足でセーブ。ハーフウェイライン付近までボールを跳ね返し、クリアしてみせた。
試合は、チェフの活躍もあり、アーセナル相手に無失点に抑えたチェルシーが2-0で勝利している。
母国クラブでデビューしたチェフは、2002年に移籍したレンヌで頭角を現すと、2004年にチェルシーへ加入。すぐさま守護神に定着し、連続無失点のプレミア新記録を打ち立てるなど、世界屈指のGKとして評価を得た。
抜群の安定感と頭部の負傷以来着用したヘッドギアをトレードマークに、ファンから人気を誇ったチェフだが、2010年2月7日に行われた、プレミアリーグ第25節、アーセナル戦ではファインセーブでピンチを救っている。
1-0とチェルシーリードの17分、MFセスク・ファブレガスから絶妙な浮き球のパスをボックス内で受けたFWアンドレイ・アルシャビンがDFの裏でボールを受け、決定的チャンスを得る。アルシャビンは低くコントロールされたダイレクトボレーを放つが、チェフが素早く反応し、足でセーブ。ハーフウェイライン付近までボールを跳ね返し、クリアしてみせた。
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