チュポ=モティングが起死回生の後半AT弾! 劇的逆転勝利を飾ったPSGがベスト4進出《CL》
2020.08.13 06:13 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のアタランタvsパリ・サンジェルマン(PSG)が12日に行われ、1-2でPSGが勝利した。この結果、PSGが準決勝進出を決めた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で準々決勝から中立地ポルトガルでの一発勝負形式に変更となったCL。この試合もベンフィカの本拠地エスタディオ・ダ・ルスで開催された。
クラブ史上初のCLを戦っているアタランタは、ラウンド16でバレンシアを2戦合計スコア8-4で撃破。フランス王者との一戦に向けてガスペリーニ監督は、D・サパタやアレハンドロ・ゴメス、パシャリッチなど主力をスタメンで起用。セリエA最終節のインテル戦で負傷した守護神のゴッリーニの代わりにはスポルティエッロが起用された。
一方、ドルトムントとのラウンド16を2戦合計スコア3-2で突破したPSGは、12日前に行われたリヨンとのクープ・ドゥ・ラ・リーグ決勝をPK戦の末に制して国内3冠を達成。ベスト4進出に向けて、ネイマールやイカルディ、チアゴ・シウバ、マルキーニョスなどこちらも主力を固めた。なお、クープ・ドゥ・フランス決勝で悪質なタックルを受けて負傷したムバッペはベンチスタートとなった。
試合は開始早々の3分、PSGは中盤のパス交換でDFの裏に抜け出したネイマールがドリブルで中央を突破。そのままボックス内まで切り込みGKとの一対一を迎えたが、シュートはわずかにゴール右に逸れた。
その後は切れ間なく緊張感のある攻防が続く。そんな中、アタランタは27分にペナルティアーク手前でパスを受けたD・サパタの仕掛けのルーズボールをボックス中央右のパシャリッチがダイレクトシュートをゴール左に突き刺した。
先制を許したPSGだが、すぐに反撃。28分、左サイドからドリブルで仕掛けたネイマールがカットインでペナルティアーク内まで切り込みシュート。ゴール左隅を狙ったシュートはわずかに左に逸れた。
さらに42分には、ハテボエルのバックパスを敵陣でカットしたネイマールがそのままボックス左まで持ち上がりシュート。しかし、これは枠の左に大きく外れ、前半はアタランタの1点リードで終了した。
迎えた後半、先にチャンスを最初のチャンスはアタランタに生まれる。58分、左サイドでのリスタートをショートパスで繋ぐと、これを受けたフロイラーがクロスを供給。ファーサイドのトロイが頭で折り返したボールを、最後は走り込んだディムスティが左足ボレーで合わせたが、これは枠を外した。
1点を追うPSGは、60分にサラビアを下げてムバッペを投入。すると74分、パレデスのパスで左サイドを抜け出したムバッペがボックス左から侵入しシュート。しかし、これはGKスポルティエッロが右足でブロック。さらに80分にも、パレデスのパスでDFと入れ替わったムバッペが決定機を迎えたが、シュートはパロミーノのスライディングブロックに阻まれた。
このまま試合終了かと思われたが、PSGが粘りを見せる。90分、チュポ=モティングの右クロスをボックス左のネイマールがワントラップから早いタイミングで折り返すと、これをマルキーニョスが押し込み土壇場で同点に追いつく。
同点弾で勢いづくPSGは、後半アディショナルタイムにドラマを生み出す。93分、ネイマールの縦パスでボックス左に抜け出したムバッペがダイレクトで折り返すと、中央のチュポ=モティングがすべり込みながら流し込んだ。
結局、試合はそのまま1-2で終了。苦しみながらも終盤の2ゴールで逆転勝利を飾ったPSGが、1994-95シーズン以来のベスト4進出を決めた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で準々決勝から中立地ポルトガルでの一発勝負形式に変更となったCL。この試合もベンフィカの本拠地エスタディオ・ダ・ルスで開催された。
クラブ史上初のCLを戦っているアタランタは、ラウンド16でバレンシアを2戦合計スコア8-4で撃破。フランス王者との一戦に向けてガスペリーニ監督は、D・サパタやアレハンドロ・ゴメス、パシャリッチなど主力をスタメンで起用。セリエA最終節のインテル戦で負傷した守護神のゴッリーニの代わりにはスポルティエッロが起用された。
試合は開始早々の3分、PSGは中盤のパス交換でDFの裏に抜け出したネイマールがドリブルで中央を突破。そのままボックス内まで切り込みGKとの一対一を迎えたが、シュートはわずかにゴール右に逸れた。
対するアタランタは、11分に決定機。アレハンドロ・ゴメスの左クロスをファーサイドから走り込んだハテボエルがヘディングシュートで合わせたが、これはGKケイロル・ナバスが左手一本でファインセーブ。
その後は切れ間なく緊張感のある攻防が続く。そんな中、アタランタは27分にペナルティアーク手前でパスを受けたD・サパタの仕掛けのルーズボールをボックス中央右のパシャリッチがダイレクトシュートをゴール左に突き刺した。
先制を許したPSGだが、すぐに反撃。28分、左サイドからドリブルで仕掛けたネイマールがカットインでペナルティアーク内まで切り込みシュート。ゴール左隅を狙ったシュートはわずかに左に逸れた。
さらに42分には、ハテボエルのバックパスを敵陣でカットしたネイマールがそのままボックス左まで持ち上がりシュート。しかし、これは枠の左に大きく外れ、前半はアタランタの1点リードで終了した。
迎えた後半、先にチャンスを最初のチャンスはアタランタに生まれる。58分、左サイドでのリスタートをショートパスで繋ぐと、これを受けたフロイラーがクロスを供給。ファーサイドのトロイが頭で折り返したボールを、最後は走り込んだディムスティが左足ボレーで合わせたが、これは枠を外した。
1点を追うPSGは、60分にサラビアを下げてムバッペを投入。すると74分、パレデスのパスで左サイドを抜け出したムバッペがボックス左から侵入しシュート。しかし、これはGKスポルティエッロが右足でブロック。さらに80分にも、パレデスのパスでDFと入れ替わったムバッペが決定機を迎えたが、シュートはパロミーノのスライディングブロックに阻まれた。
このまま試合終了かと思われたが、PSGが粘りを見せる。90分、チュポ=モティングの右クロスをボックス左のネイマールがワントラップから早いタイミングで折り返すと、これをマルキーニョスが押し込み土壇場で同点に追いつく。
同点弾で勢いづくPSGは、後半アディショナルタイムにドラマを生み出す。93分、ネイマールの縦パスでボックス左に抜け出したムバッペがダイレクトで折り返すと、中央のチュポ=モティングがすべり込みながら流し込んだ。
結局、試合はそのまま1-2で終了。苦しみながらも終盤の2ゴールで逆転勝利を飾ったPSGが、1994-95シーズン以来のベスト4進出を決めた。
パリ・サンジェルマンの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
パリ・サンジェルマンの人気記事ランキング
1
PSGやリバプールから関心のクワラツヘリア、コンテ監督に退団の意思を明言
パリ・サンジェルマン(PSG)やリバプールが獲得に迫っているナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)が、アントニオ・コンテ監督に退団の意思を伝えた。 12日に行われるセリエA第20節ヴェローナ戦前日会見に臨んだコンテ監督は、残留を願いながらも退団する決意を固めたクワラツヘリアに失望している。 「彼は言葉を濁さず、クラブに自分を売却をするよう要請したと私に伝えてきた。個人的に非常に残念だ。なぜならこの6カ月、クヴィチャにはプロジェクトの中心に居ると感じてもらうよう努め、彼と協力して何か素晴らしいことを成し遂げられることを示し、クラブと契約更新に向けて努力してきたからだ」 「私にとっては大きな失望だ。今日、私は一歩後退しなければならない。移籍を望む選手を縛り付けておくことはできない。私は夏以降、解決策を見つけるために全ての関係者を説得するために6カ月動いていた。このニュースが突然の出来事だったことは承知しているが、今は一歩引いてクラブと彼の代理人が状況を解決するのを待ちたい。クヴィチャはヴェローナ戦でプレーしない。重要な選手を失うことになるが、今はヴェローナ戦に集中しよう」 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏ら複数メディアによると、PSGとナポリは8000万ユーロ(約130億円)前後の金額での交渉を行っており、選手サイドとはナポリで受け取る現行給与の4倍近くの好条件を掲示されているようだ。 2025.01.12 10:20 Sun2
クワラツヘリアのPSG移籍が今週半ばにも決定か、移籍金は100億円超えの模様
パリ・サンジェルマン(PSG)が今週半ばにもナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)を獲得する可能性が高まっているようだ。フランス『レキップ』が報じている。 11日にナポリを率いるアントニオ・コンテ監督がクワラツヘリアの退団希望を明かしていた中、12日に行われたセリエA第20節ヴェローナ戦では招集外となったクワラツヘリア。 『レキップ』によると今週半ばにも移籍金6500万ユーロ(約104億8000万円)から7000万ユーロ(約112億8000万円)の間でPSGとナポリが合意に達すると報じている。 無名の存在だった中、2022年夏にディナモ・バトゥミからナポリに加入したクワラツヘリアは公式戦107試合30ゴール29アシストを記録。移籍初年度の2022-23シーズンにはナポリを33季ぶりのスクデットに導いていた。今季もここまでセリエA17試合5ゴール3アシストを記録し、首位に立つナポリを牽引していた。 一方、PSGではフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)がユベントス、ドルトムントへの移籍が報じられている。 2025.01.13 12:00 Mon3
PSGがクワラツヘリア獲得へ本腰! クラブ間・個人間で交渉が進行中
パリ・サンジェルマン(PSG)がジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)獲得の動きを本格化させている。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏ら複数メディアが報じている。 ナポリとの契約が2027年夏までとなっている23歳は、昨年から契約延長交渉が行われている一方、昨夏の段階からPSGから熱視線が注がれていた。さらに、ここにきてマンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグのクラブも獲得レースに参戦の構えを見せている。 そんななか、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)の今冬退団が濃厚とみられるPSGは、前線補強を画策。昨夏からのターゲット獲得へ本腰を入れ始めている。 報道によると、PSGとナポリは8000万ユーロ(約130億円)前後の金額での交渉を行っており、選手サイドとはナポリで受け取る現行給与の4倍近くの好条件を掲示。クラブ間・個人間の双方で交渉を進めている段階だ。 なお、一部ではPSGが構想外であるスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の譲渡を契約に盛り込むことで、移籍金の減額を目指しているとの報道もあるが、ナポリ側はあくまで前述の移籍金を売却条件に設定している模様だ。 また、クワラツヘリアの流出を覚悟するナポリでは、リールのコソボ代表FWエドン・シェグロヴァ(25)、トッテナムのスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ(24)、ユベントスからリバプールにレンタル中のイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)らを後釜候補としてリストアップしているという。 2025.01.10 15:16 Fri4
コロ・ムアニがトリノ到着、ユベントスのメディカルチェック受診へ
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)が15日、ユベントスのメディカルチェックを受診するためトリノに到着した。トリノのカゼッレ空港を後にする姿がXに投稿された。 イタリア『スカイ』によると16日にメディカルチェックを受診し、今季終了までとなる買い取りオプションなしのレンタル契約を結ぶとのこと。その間の給与はユベントスが全額負担するとされている。 2023年夏にフランクフルトから移籍金9500万ユーロでPSGに加入したコロ・ムアニは昨季、公式戦39試合出場9ゴールとフランクフルト時代の輝きは見せられず。 そして今季もルイス・エンリケ監督の信頼を得られず公式戦14試合出場2ゴール1アシストに留まっていた。 18日にはミランとのビッグマッチを控えるユベントスだが、PSGで1カ月以上試合に出場していないためコロ・ムアニのデビューはまだ先になると見られている。 <span class="paragraph-title">【動画】ロマーノ氏がコロ・ムアニの現地入り動画伝える</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="in" dir="ltr"> Randal Kolo Muani has just landed in Turin to join Juventus! <a href="https://t.co/P7XYS3STcd">pic.twitter.com/P7XYS3STcd</a></p>— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) <a href="https://twitter.com/FabrizioRomano/status/1879601503964659845?ref_src=twsrc%5Etfw">January 15, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.16 07:45 Thu5