パトリックが起死回生の後半AT弾! 役者揃ったG大阪が横浜FCに劇的勝利《J1》
2020.08.08 21:02 Sat
明治安田生命J1リーグ第9節のガンバ大阪vs横浜FCが8日にパナソニック スタジアム 吹田で行われ、ホームのG大阪が2-1で勝利した。
前節の川崎フロンターレ戦を落として4連勝がストップした3位G大阪は負傷欠場が続いたアデミウソンが4試合ぶりの先発復帰。先のルヴァンカップで移籍後初出場の昌子も引き続き先発入りして、三浦、キム・ヨングォンと3バックを形成した。一方、リーグ戦4連敗中で5戦未勝利の17位横浜FCは前節から3枚が入れ替わり、G大阪からレンタル加入の一美が契約上の問題で欠場。伊野波、カルフィン・ヨン・ア・ピン、瀬古をスタートからピッチに送り出した。
試合は開幕から9試合目にして、ついに現状のベストメンバーともいえる顔ぶれが先発に出揃ったG大阪が立ち上がりから攻撃の主導権を握る展開で推移。セットプレーのチャンスも生かしながら4分、7分、17分とフィニッシュの形も作り出していったG大阪が守りを固める横浜FC陣内に攻め入る時間を続ける。守りでもハイラインのスペースを突こうとする横浜FCの反攻に対して、昌子が好カバーリングで食い止めるなど、試合巧者に回るが、無得点が続く。
それでも、34分に左サイドから中にドリブルを仕掛けた小野が相手を引きつけ、右方向にパスを供給すると、バイタルエリア中央で反応した小野瀬が迷いなく右足を一閃。これがボールの軌道上にいたアデミウソンに当たり、そのままゴール右に吸い込まれ、G大阪が先制に成功する。均衡を破った後は攻めの姿勢を強めた横浜FCに反撃を許したが、41分の松尾、44分の斉藤が放ったシュートはGK東口が阻止。アデミウソンのゴールで手にしたリードを守る。
1点リードで試合を折り返したG大阪はその勢いのまま追加点を挙げたいところだったが、攻撃のギアを上げ、巻き返した横浜FCが同点に追いつく。60分、左ウィングバックの藤春が自陣深い位置でバックパスを試みるが、当たりが弱く、皆川がボールをかっさらい、GK東口と一対一の構図に。相手GKに間合いを詰められ、シュートチャンスを逸するが、ゴール前の斉藤がこぼれ球を押し込み、相手のミスを生かした横浜FCが試合を振り出しに戻してみせる。
このまま終了の頭によぎったG大阪だが、左CKのチャンスを獲得した最終盤の後半アディショナルタイム4分にドラマ。キッカーの井手口がインスイングのクロスを上げると、ゴール前のパトリックがヘッドで合わせる。これが豪快にゴールネットに突き刺さり、G大阪が土壇場で勝ち越した。試合はこのままタイムアップ。パトリックの起死回生となる今季リーグ初得点が決勝ゴールとなり、G大阪が2試合ぶりの白星を手にして、上位を追走した。
前節の川崎フロンターレ戦を落として4連勝がストップした3位G大阪は負傷欠場が続いたアデミウソンが4試合ぶりの先発復帰。先のルヴァンカップで移籍後初出場の昌子も引き続き先発入りして、三浦、キム・ヨングォンと3バックを形成した。一方、リーグ戦4連敗中で5戦未勝利の17位横浜FCは前節から3枚が入れ替わり、G大阪からレンタル加入の一美が契約上の問題で欠場。伊野波、カルフィン・ヨン・ア・ピン、瀬古をスタートからピッチに送り出した。
試合は開幕から9試合目にして、ついに現状のベストメンバーともいえる顔ぶれが先発に出揃ったG大阪が立ち上がりから攻撃の主導権を握る展開で推移。セットプレーのチャンスも生かしながら4分、7分、17分とフィニッシュの形も作り出していったG大阪が守りを固める横浜FC陣内に攻め入る時間を続ける。守りでもハイラインのスペースを突こうとする横浜FCの反攻に対して、昌子が好カバーリングで食い止めるなど、試合巧者に回るが、無得点が続く。
1点リードで試合を折り返したG大阪はその勢いのまま追加点を挙げたいところだったが、攻撃のギアを上げ、巻き返した横浜FCが同点に追いつく。60分、左ウィングバックの藤春が自陣深い位置でバックパスを試みるが、当たりが弱く、皆川がボールをかっさらい、GK東口と一対一の構図に。相手GKに間合いを詰められ、シュートチャンスを逸するが、ゴール前の斉藤がこぼれ球を押し込み、相手のミスを生かした横浜FCが試合を振り出しに戻してみせる。
追いつかれてしまったG大阪は62分にパトリックと倉田を投入するが、74分にレアンドロ・ドミンゲスと草野を送り出してきた横浜FCに苦戦する。83分に右サイドからのクロスにパトリックが頭で合わせ、ゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定でノーゴール。最後の交代カードで宇佐美を下げて渡邉を送り込み、勝負を仕掛けるが、終盤に転じたパワープレー気味の戦いも精度を欠いて、なかなか決定打を見いだせない。
このまま終了の頭によぎったG大阪だが、左CKのチャンスを獲得した最終盤の後半アディショナルタイム4分にドラマ。キッカーの井手口がインスイングのクロスを上げると、ゴール前のパトリックがヘッドで合わせる。これが豪快にゴールネットに突き刺さり、G大阪が土壇場で勝ち越した。試合はこのままタイムアップ。パトリックの起死回生となる今季リーグ初得点が決勝ゴールとなり、G大阪が2試合ぶりの白星を手にして、上位を追走した。
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