伏兵・浅野雄也がJ1初ゴール! L・ぺレイラも2得点で広島が神戸に完勝!《J1》
2020.07.04 21:25 Sat
明治安田生命J1リーグ第2節、ヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島が4日にノエビアスタジアム神戸で行われ、3-0で広島が勝利した。新型コロナウイルスによる約4カ月の中断期間を経て、ついに再開に漕ぎ着けたJ1。だが、無観客試合や交代枠拡大など通常通りとはいかず、コロナ余波はもうしばらく続きそうだ。
そんな中行われる第2節。神戸は2月8日に行われたスーパーカップで横浜F・マリノスを下し、早くもタイトルを獲得。その後もアジア・チャンピオンズリーグのグループステージで開幕2連勝を収めるなど好調だった。しかし、J1開幕戦では昇格組の横浜FCと1-1でドロー。初勝利を目指して広島を迎え撃つ。
対する広島は、開幕戦で鹿島アントラーズを3-0で破っており、城福浩体制3年目でさらなる円熟味を見せた。神戸とは2015年4月の対戦を最後に負けなしで、昨シーズンはホームで6ゴール、アウェイデ4ゴールを挙げてシーズンダブル。相性の良い相手に開幕連勝を狙う。
試合は大方の予想通り、神戸がボールを保持する展開に。だが広島は10分、森島が得たFKから攻撃のチャンスを迎えると、青山が左サイドから入れたクロスを野上がヘディングシュート。山なりのシュートはわずかに枠を越えた。
思わぬアクシデントに見舞われた広島だが、その直後に川辺のラストパスを受けたドウグラス・ヴィエイラがチャンスに。ボックス右に抜け出しシュートを放ったが、GK飯倉に止められた。
33分のイニエスタのドリブルシュートを防いだ広島は35分、左CKを森島が上げると、ニアでハイネルが逸らしたところをレアンドロ・ペレイラが押し込んで先制に成功した。
その後、神戸は推進力を上げて広島のゴールへ迫るが、GK大迫を脅かすまでには至らず、試合はアウェイの広島のリードで折り返した。
後半の立ち上がりにドウグラスのシュートを許しヒヤリとした広島だが48分、左サイドのスペースでボールを呼び込んだドウグラス・ヴィエイラを起点に中央に戻すと、川辺の相手の股を抜く見事なスルーパスに右から抜け出した浅野が追加点。兄・拓磨を彷彿とさせるフリーランからJ1初ゴールを記録した。
2点を追う神戸は55分に渡部を下げて小川を投入。広島も61分にドウグラス・ヴィエイラに代わって東が起用された。
その後は神戸の攻勢が続くが、徹底した守りを見せる広島が危なげなく攻撃を跳ね返していく。一度GK大迫のキックミスでピンチを迎えるが、78分にはイニエスタのミドルシュートを弾く好プレーでゴールを死守。
すると81分、相手のクリアボールを跳ね返し攻撃に転じた広島は、東のスルーパスでボックス右に抜け出したレアンドロ・ペレイラがゴール。勝利を大きく手繰り寄せる3点目が決まった。
終盤には大崎のヘディングシュートと途中出場の田中のボレーシュートに脅かされるも、GK大迫のビッグセーブも飛び出し試合終了。鹿島戦に続く3得点完封で開幕2連勝を収めた。
ヴィッセル神戸 0-3 サンフレッチェ広島
【広島】
レアンドロ・ペレイラ(前35、後36)
浅野雄也(後3)
対する広島は、開幕戦で鹿島アントラーズを3-0で破っており、城福浩体制3年目でさらなる円熟味を見せた。神戸とは2015年4月の対戦を最後に負けなしで、昨シーズンはホームで6ゴール、アウェイデ4ゴールを挙げてシーズンダブル。相性の良い相手に開幕連勝を狙う。
試合は大方の予想通り、神戸がボールを保持する展開に。だが広島は10分、森島が得たFKから攻撃のチャンスを迎えると、青山が左サイドから入れたクロスを野上がヘディングシュート。山なりのシュートはわずかに枠を越えた。
集中した守りで神戸の攻撃を跳ね返す広島だが、20分に柏が太ももを痛めて交代を要求。急遽浅野をピッチへ送ったが、昨シーズンの最多得点者を早くも欠くことに。
思わぬアクシデントに見舞われた広島だが、その直後に川辺のラストパスを受けたドウグラス・ヴィエイラがチャンスに。ボックス右に抜け出しシュートを放ったが、GK飯倉に止められた。
33分のイニエスタのドリブルシュートを防いだ広島は35分、左CKを森島が上げると、ニアでハイネルが逸らしたところをレアンドロ・ペレイラが押し込んで先制に成功した。
その後、神戸は推進力を上げて広島のゴールへ迫るが、GK大迫を脅かすまでには至らず、試合はアウェイの広島のリードで折り返した。
後半の立ち上がりにドウグラスのシュートを許しヒヤリとした広島だが48分、左サイドのスペースでボールを呼び込んだドウグラス・ヴィエイラを起点に中央に戻すと、川辺の相手の股を抜く見事なスルーパスに右から抜け出した浅野が追加点。兄・拓磨を彷彿とさせるフリーランからJ1初ゴールを記録した。
2点を追う神戸は55分に渡部を下げて小川を投入。広島も61分にドウグラス・ヴィエイラに代わって東が起用された。
その後は神戸の攻勢が続くが、徹底した守りを見せる広島が危なげなく攻撃を跳ね返していく。一度GK大迫のキックミスでピンチを迎えるが、78分にはイニエスタのミドルシュートを弾く好プレーでゴールを死守。
すると81分、相手のクリアボールを跳ね返し攻撃に転じた広島は、東のスルーパスでボックス右に抜け出したレアンドロ・ペレイラがゴール。勝利を大きく手繰り寄せる3点目が決まった。
終盤には大崎のヘディングシュートと途中出場の田中のボレーシュートに脅かされるも、GK大迫のビッグセーブも飛び出し試合終了。鹿島戦に続く3得点完封で開幕2連勝を収めた。
ヴィッセル神戸 0-3 サンフレッチェ広島
【広島】
レアンドロ・ペレイラ(前35、後36)
浅野雄也(後3)
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