今季のチェルシーはやはり厳しい? シーズン10敗はアブラモビッチ体制で2番目の多さ

2020.07.02 12:25 Thu
Getty Images
今シーズンのチェルシーは、順位とは裏腹に難しいシーズンを送っているようだ。
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チェルシーは1日、プレミアリーグ第32節でウェストハムと対戦。先制しながらも点の取り合いとなり、3-2で逆転負けを喫していた。
◆チェルシーの新ユニフォームはこれだ

チェルシーは現在リーグで4位に位置し、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っている状況だが、ウェストハム戦の敗戦によりプレミアリーグでの敗戦が「10」に。これは、ロマン・アブラモビッチ氏がオーナーになった2003-04シーズン以降で2番目に悪い成績となってしまった。

この17シーズンで順位として最も低かったのは2015-16シーズンの10位。当時は、12敗を喫しておりワースト記録となっている。

シーズン10敗は2011-12シーズンにも喫しているものの、そのシーズンはFAカップとCLの2つのタイトルを獲得していた。
チェルシーの残り試合は6試合。レジェンドであるフランク・ランパード監督の下、補強禁止処分などもあった中では結果を残しているが、トップ4フィニッシュに向けては負けられない試合が続く。果たしてどのような結末となるだろうか。

◆2003-04シーズン以降のチェルシー成績

2003-04:24勝7分け7敗/2位
2004-05:29勝8分け1敗/優勝
2005-06:29勝4分け5敗/優勝
2006-07:24勝11分け3敗/2位
2007-08:25勝10分け3敗/2位
2008-09:25勝8分け5敗/3位
2009-10:27勝5分け6敗/優勝
2010-11:21勝8分け9敗/2位
2011-12:18勝10分け10敗/6位
2012-13:22勝9分け7敗/3位
2013-14:25勝7分け6敗/3位
2014-15:26勝9分け3敗/優勝
2015-16:12勝14分け12敗/10位
2016-17:30勝3分け5敗/優勝
2017-18:21勝7分け10敗/5位
2018-19:21勝9分け8敗/3位
2019-20:16勝6分け10敗/4位※残り6節

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