【プレミア注目プレビュー】次節頂上対決控えるシティ、ブルーズ撃破で今節の優勝阻めるか
2020.06.25 19:00 Thu
プレミアリーグ第31節、チェルシーvsマンチェスター・シティが日本時間25日28:15にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。独走リバプールの優勝が懸かる激戦必至のビッグマッチだ。
とはいえ、今節を先に終えている5位のマンチェスター・ユナイテッドと6位のウォルバーハンプトンが、共に勝ち点49で迫ってきており、全く油断できない状況が続く。そして、ビラ戦から中3日で迎える今節は再開後絶好調のシティとの重要なホームゲームに臨む。
一方、リーグ再開後、アーセナル、バーンリーを相手に合計8ゴール、被枠内シュート0に抑え込む完璧な戦いを見せている2位のシティ(勝ち点63)。ただ、前日に行われた試合で勝利した首位のリバプール(勝ち点86)がリーグ制覇に王手をかけており、今節チェルシーに敗れると、7月2日に予定される直接対決を前に優勝が決まってしまう。現時点でのプライオリティーは今週末のFAカップ準々決勝となるが、リーグ連覇中の王者としての意地を見せたいところだ。
なお、昨年11月にエティハド・スタジアムで行われた前回対戦ではMFカンテに先制点を奪われたものの、MFデ・ブライネ、FWマフレズのゴールにより、ホームのシティが2-1で勝利している。
▽チェルシー予想スタメン
GK:ケパ
DF:アスピリクエタ、リュディガー、ズマ、マルコス・アロンソ
MF:コバチッチ、カンテ、マウント
FW:ウィリアン、ジルー、プリシッチ
負傷者:DFトモリ、MFファン・ヒンケル、FWハドソン=オドイ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しても主力に目立った離脱者はいない。
前節のビラ戦から中3日での過密日程となるため、幾つかのポジションでローテーションの採用が見込まれる。その中でシティの前線のスピード対策でズマがセンターバックに復帰する見込みだ。中盤は出場停止明けのジョルジーニョの復帰の可能性もあるが、コバチッチとカンテ、マウントの継続を予想。
前線に関してはエイブラハムの起用も考えられるが、ビラ戦で結果を残したジルーの継続起用を予想する。
▽マンチェスター・シティ予想スタメン
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、フェルナンジーニョ、ラポルテ、メンディ
MF:デ・ブライネ、ロドリ、ギュンドアン
FW:スターリング、ガブリエウ・ジェズス、フォーデン
負傷者:DFエリック・ガルシア、ストーンズ、FWアグエロ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはエリック・ガルシア、ストーンズのセンターバック2選手に加え、バーンリー戦での負傷によりヒザの手術に踏み切ったエースのアグエロが不在となる。
スタメンに関してはE・ガルシアを除き快勝したアーセナル戦を踏襲する形も考えられるが、難敵チェルシーとのアウェイマッチという状況もあり、より攻守のバランスに長けた前述のスタメン起用を予想する。注目はマフレズとハイレベルのポジション争いを続けるフォーデンの起用法だ。グアルディオラ監督は20歳の若武者をリーグ戦で2試合連続先発起用したことはないが、そろそろ抜擢してくるはずだ。
★注目選手
◆チェルシー:FWクリスチャン・プリシッチ
チェルシーの注目プレーヤーは、ゲームチェンジャーとしてビラ戦での勝利に大きく貢献したプリシッチだ。今季ここまでは公式戦24試合7ゴール6アシストと、スタッツ上ではまずまずの戦績を残しているが、絶対的エースだったMFアザールの後継者としての触れ込みもあり、ピッチ上での存在感は今一つだ。とりわけ、プレミアリーグにおいては選手評価の基準のひとつにもなるビッグ6相手のパフォーマンスではケガの影響もあり出場機会自体が少ないが、起用を見送られたことも含め、出場試合の出来はパッとしない。
来季に向けては直接ポジションは重ならないものの、すでに加入が決定したMFジイェフやFWヴェルナーに加え、後輩サンチョやハフェルツといった新たなライバルの到来が見込まれる。そのため、アピールの場として申し分ないシティ相手に、直近のビラ戦やハットトリックを達成したバーンリー戦のようなハイパフォーマンスを期待したい。
◆マンチェスター・シティ:MFフィル・フォーデン
シティの注目プレーヤーは、来季からシルバの後継を担うフォーデンだ。以前からそのとてつもない才能は国内外で知られるところだが、シティの分厚い選手層やグアルディオラ監督の慎重な起用法もあり、その活躍は限定的だ。しかし、リーグ再開後の2試合ではいずれもキャリア初となる2試合連続ゴール、1試合2ゴールと鮮烈な活躍を見せている。そのため、先発か途中出場かは不明だが、チェルシー戦でアピールの場が与えられる可能性は高い。
プリシッチと異なり、昨季のトッテナム戦で決勝点を記録し、今季2度のアーセナルとの対戦で1ゴール1アシストの数字を残すなど、ビッグマッチでも存在感を示す20歳の若武者は、同じロンドン勢のチェルシー相手にリーグ3戦連続ゴールを挙げることができるか…。
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来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指す4位のチェルシー(勝ち点51)は、リーグ再開初戦となった前節のアストン・ビラを2-1で逆転勝利。残留を争う格下相手に先制を許す苦しい展開も、FWプリシッチの投入で流れを変え、辛くも白星で再スタートを切った。一方、リーグ再開後、アーセナル、バーンリーを相手に合計8ゴール、被枠内シュート0に抑え込む完璧な戦いを見せている2位のシティ(勝ち点63)。ただ、前日に行われた試合で勝利した首位のリバプール(勝ち点86)がリーグ制覇に王手をかけており、今節チェルシーに敗れると、7月2日に予定される直接対決を前に優勝が決まってしまう。現時点でのプライオリティーは今週末のFAカップ準々決勝となるが、リーグ連覇中の王者としての意地を見せたいところだ。
なお、昨年11月にエティハド・スタジアムで行われた前回対戦ではMFカンテに先制点を奪われたものの、MFデ・ブライネ、FWマフレズのゴールにより、ホームのシティが2-1で勝利している。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽チェルシー予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ケパ
DF:アスピリクエタ、リュディガー、ズマ、マルコス・アロンソ
MF:コバチッチ、カンテ、マウント
FW:ウィリアン、ジルー、プリシッチ
負傷者:DFトモリ、MFファン・ヒンケル、FWハドソン=オドイ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しても主力に目立った離脱者はいない。
前節のビラ戦から中3日での過密日程となるため、幾つかのポジションでローテーションの採用が見込まれる。その中でシティの前線のスピード対策でズマがセンターバックに復帰する見込みだ。中盤は出場停止明けのジョルジーニョの復帰の可能性もあるが、コバチッチとカンテ、マウントの継続を予想。
前線に関してはエイブラハムの起用も考えられるが、ビラ戦で結果を残したジルーの継続起用を予想する。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽マンチェスター・シティ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、フェルナンジーニョ、ラポルテ、メンディ
MF:デ・ブライネ、ロドリ、ギュンドアン
FW:スターリング、ガブリエウ・ジェズス、フォーデン
負傷者:DFエリック・ガルシア、ストーンズ、FWアグエロ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはエリック・ガルシア、ストーンズのセンターバック2選手に加え、バーンリー戦での負傷によりヒザの手術に踏み切ったエースのアグエロが不在となる。
スタメンに関してはE・ガルシアを除き快勝したアーセナル戦を踏襲する形も考えられるが、難敵チェルシーとのアウェイマッチという状況もあり、より攻守のバランスに長けた前述のスタメン起用を予想する。注目はマフレズとハイレベルのポジション争いを続けるフォーデンの起用法だ。グアルディオラ監督は20歳の若武者をリーグ戦で2試合連続先発起用したことはないが、そろそろ抜擢してくるはずだ。
★注目選手
◆チェルシー:FWクリスチャン・プリシッチ
Getty Images
チェルシーの注目プレーヤーは、ゲームチェンジャーとしてビラ戦での勝利に大きく貢献したプリシッチだ。今季ここまでは公式戦24試合7ゴール6アシストと、スタッツ上ではまずまずの戦績を残しているが、絶対的エースだったMFアザールの後継者としての触れ込みもあり、ピッチ上での存在感は今一つだ。とりわけ、プレミアリーグにおいては選手評価の基準のひとつにもなるビッグ6相手のパフォーマンスではケガの影響もあり出場機会自体が少ないが、起用を見送られたことも含め、出場試合の出来はパッとしない。
来季に向けては直接ポジションは重ならないものの、すでに加入が決定したMFジイェフやFWヴェルナーに加え、後輩サンチョやハフェルツといった新たなライバルの到来が見込まれる。そのため、アピールの場として申し分ないシティ相手に、直近のビラ戦やハットトリックを達成したバーンリー戦のようなハイパフォーマンスを期待したい。
◆マンチェスター・シティ:MFフィル・フォーデン
Getty Images
シティの注目プレーヤーは、来季からシルバの後継を担うフォーデンだ。以前からそのとてつもない才能は国内外で知られるところだが、シティの分厚い選手層やグアルディオラ監督の慎重な起用法もあり、その活躍は限定的だ。しかし、リーグ再開後の2試合ではいずれもキャリア初となる2試合連続ゴール、1試合2ゴールと鮮烈な活躍を見せている。そのため、先発か途中出場かは不明だが、チェルシー戦でアピールの場が与えられる可能性は高い。
プリシッチと異なり、昨季のトッテナム戦で決勝点を記録し、今季2度のアーセナルとの対戦で1ゴール1アシストの数字を残すなど、ビッグマッチでも存在感を示す20歳の若武者は、同じロンドン勢のチェルシー相手にリーグ3戦連続ゴールを挙げることができるか…。
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