ローマが敏腕SDペトラーキ氏と契約解除、後任はデ・サンクティスか

2020.06.19 02:30 Fri
Getty Images
ローマは18日、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるジャンルカ・ペトラーキ氏(51)との契約を解除したことを発表した。

2019年6月にトリノから引き抜かれる形でローマのSDに就任したペトラーキ氏。DFダニーロ・ダンブロージオやMFブルーノ・ペレス、DFマッテオ・ダルミアン、DFカミル・グリク、FWアンドレア・ベロッティらを発掘し、FWチーロ・インモービレの高額な売却オペレーションを主導するなど、セリエA屈指の敏腕SDとの評価を確立していた。

そのペトラーキ氏とローマは2022年6月まで契約を結んでいたが、ジェームズ・パロッタ会長との確執によりクラブを去る形となったようだ。
イタリアメディアでは新型コロナウイルス(COVID-19)による減益により、選手売却へシフトしたいパロッタ会長と、戦力維持を求めるペトラーキ氏の間で確執が生まれたと報じている。

なお、暫定的にSDはCEOのグイド・フィエンガ氏が務めることになるようだが、3年前に現役を引退し、現在ローマのチームマネージャーを務める元イタリア代表GKモルガン・デ・サンクティス氏(43)が今後正式に就任するとのことだ。
デ・サンクティス氏はこれまでSDの経験はなく、パロッタ会長の意向に沿った売却路線にシフトすると見られている。

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