もう総仕上げの時期なんだけど…/原ゆみこのマドリッド
2020.06.07 19:30 Sun
「ちょっと怠け気味かもしれない」そんな風に私が眉をしかめていたのは土曜日、アトレティコが週末2日間を練習休みにしたのを知った時のことでした。いやあ、リーガの各クラブが活動を再開して早4週間が経過。今週はいよいよチーム全員揃ってのセッションも可能となり、いよいよ来週末の試合に向けて、どこもラストスパートに入ったはずなんですけどね。来週日曜の対戦相手、アスレティックも土曜にはサン・マメスで秘密特訓をしている中、これまでシメオネ監督が欠かさず続けてきた水曜定休に加え、土日も休養日にするって、一体どういう余裕なのでしょう。
まあ、どちらにしろ、この新型コロナウィルス流行によるparon(パロン/リーガの中断期間)後のプレシーズン練習はかなり特殊で、足慣らしの親善試合もまったくありませんからね。それどころか、いきなり実戦に突入した後は週末、ミッドウィークと怒涛の展開となり、11節を7月19日までに一気に消化。幸い国内の感染状況も収まってきたため、リーガ再開の計画段階で言われていた事前1週間の合宿や、終了までの1カ月半ぶっ続けという長期合宿の案はいつの間にか、立ち消えになっていたんですが、もしや一旦始まると、選手たちもおいおい休めないとあっての温情だった?
だってえ、お隣のレアル・マドリーなどはこの土曜、来週日曜午後7時30分からのエイバル戦を想定して、同じ時刻にエスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノで紅白戦をやっていたんですよ。ええ、試合が中断したのを利用して、3月から絶賛改装工事中のサンティアゴ・ベルナベウについてはどうやら、スタンドにファンを入れての興行が可能となるのは早くても10月だろうとクラブは計算。今季終了までの5試合はバルデベバス(バラハス空港の近く)の敷地内にあるRMカスティージャのホームで開催することにしたため、あまりここのピッチに慣れてない選手たちにそびえ立つスタンドに遮られない夕方の日差しや、TV中継に備えて増強した照明、この時間帯の暑さなどを体験させる必要があったんだと思いますけどね。
金曜にはフットバレーを楽しんだマドリーではもう、負傷で欠けているメンバーは練習再開前、自宅で踵を骨折したヨビッチだけ。3月にダラスで受けた足首の手術から完全回復したアザールなども早速、partidillo(パルティディージョ/ミニゲーム)でgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を披露していましたし、チーム全員が首位バルサとの勝ち点2差を引っくり返し、3年ぶりのリーガ優勝をゲットしてやろうと意欲満々なのは、ファンにとっても喜ばしい限りかと。
一方、アトレティコより勝ち点1多くて、5位にいる弟分のヘタフェも土曜にはコリセウム・アルフォンソ・ペレスの近くにある練習場でミッチリとトレーニング。こちらは火曜からマルベジャ(スペイン南部のビーチリゾート)でキャンプを張っているグラナダと来週金曜に対戦とあって、アルバセテとの中断試合の後半部分を火曜に繰り上げられたラージョ程ではなくとも、他より早く準備しないといけないんですが、今頃になって、30代FWトリオの一角、マタが累積警告で出場停止になることが発覚するとは!いやまあ、ホルヘ・モリーナもアンヘルも健在ですし、3カ月近く間が空いたおかげで、ヘタフェも負傷者が一人もいなくなったんですけどね。
いやまあ、バルセロナはマドリッドと一緒でやっとフェーズ2になるんですが、この段階でも闘牛場などは人数を制限しつつ、観客が入れるみたいですし、とにかく1部残留を争っているチームにとっては、ファンの応援があるとないのでは大違いですからね。当然、現在19位で残り11節に懸けているレガネスも4000人弱でもいいから、ブタルケのスタンドにサポーターを呼びたいんじゃないかと思いましたが、入場前の検温やソーシャルディスタンスを守った席配置などの面倒を嫌ったか、クラブは今季中、スタジアムの門戸をファンに開く気はないそう。
うーん、CSD(スポーツ上級委員会)のイレーネ・ロサノ委員長も感染第2波防止の方を重視、とりあえず最初の2節は全て無観客試合にするように言っていましたけどね。実際、金曜にスタジアムツアーを再開したものの、始めの2試合がアウェイ戦でワンダ・メトロポリターノには来週末まで戻って来ないせいか、アトレティコからはスタンド解放のかの字も聞こえてこないんですが、「Tiene que haber igualdad/ティエネ・ケ・アベール・イグアリダッド(公平であるべきだよ)。どこかのスタジアムにファンがいたら、他のとこにもいないとね」というコケの意見ももっともかと。
え、そのコケがラジオに話していたインタビューでは珍しく、独創的な発言もあったんじゃないかって?いやあ、私が驚かされたのは、「Si se suspende todo, este año somos campeones de la Champions/シー・セ・ススペンデ・トードー、エステ・アーニョ・ソモス・カンペオネス・デ・ラ・チャンピオンズ(もし打ち切りになったら、ウチは今季のCL王者さ)。だってボクシングみたいにボクらは現チャンピオンを倒したんだから」という意見で、いえ、確かにアトレティコは中断前、最後の試合となった、CL16強対決2ndレグでリバプールに勝利。
アンフィールドで2ゴールを挙げ、その直後に始まった自宅待機期間には、「通しては2回程、延長戦は3、4回見たかな。Cada vez que lo veo se me pone la piel de gallina/カーダ・ベス・ケ・ロ・ベオ・セ・メ・ポネ・ラ・ピエル・デ・ガジーナ(見る度に鳥肌が立つよ)」とマルコス・ジョレンテも言っていたように、昨年の6月1日にワンダでトロフィーを掲げ、プレミアリーグが今月半ばに再開次第、今季のリーグ優勝も決まりそうな相手を2連勝で退けるという、見事な試合ではありましたが、でもそんなのもう、3ケ月も昔のことですからね。
おまけにCL、ELは複数の国のチームが残っているため、大会の再開は全ての国でコロナによる国境封鎖が解け、自由に行き来できるようになってからが大前提。一応、8月に再開予定とは言われているものの、準々決勝以降を一発勝負にするエクスプレス方式を採用するのか、CL決勝予定地のイスタンブールから無観客試合では採算が取れないという文句が出ているのもあり、他の都市でファイナルフォー開催となるのか、まだ全然、予測がつかないんですよ。
もちろん、この水曜に今季限りでのアトレティコ退団を発表。同じアルゼンチン人でチームメートとしても一緒にプレー、2011年からは二人三脚で働いていたシメオネ監督の下を離れ、独り立ちする”モノ”・ブルゴス第2監督の「Me quiero retirar del Atlético siendo campeón/メ・キエロ・レティラール・デル・アトレティコ・シエンドー・カンペオン(チャンピオンになって、アトレティコから引退したい)。最後までCL優勝という夢を追い求めるよ」という野望が叶えられるなら、それに越したことはないんですけどね。
とはいえ、アトレティコが準々決勝進出を決める1日前にはメスタジャでの16強対決2ndレグが無観客で開催。1stレグ4-1の大敗に続き、3-4で連敗した上、相手アタランタのガスペリーニ監督がその試合中もコロナ感染の症状があったことを先日認め、その後、バレンシアのスタッフ、選手に何人も感染者が発生する結果になったなど、今季のCLはとにかく、イレギュラーなことが多すぎてねえ。
そんなシーズンにアトレティコが優勝しても、とりわけ通算13回のCL制覇歴を誇るお隣さんなどには鼻で笑われてしまうような気がしないではないんですが、まあそれはそれ。今はサウールも「Pensé muchas veces que no se acabaría esta Liga/ペンセ・ムーチャス・ベセス・ケ・ノー・セ・アカバリア・エスタ・リーガ(今季のリーガは最後までやらないんじゃないかと何度も考えた)」と告白していましたが、6位のまま、打ち切られるのは幸い回避。せっかく残り試合でクラブの最低目標である4位以上、来季のCL出場権獲得を果たすチャンスが巡ってきたのですから、ここはまずリーガに集中してもらわないと。
ちなみに今回のプレシーズン中にケガをしたジョアン・フェリックス、そしてコレアも金曜にはグラウンドでの個人練習を始めたアトレティコなんですが、アスレティック戦での先発メンバーはほぼ固まっているよう。GKオブラクにDF陣はトリピアー、サビッチ、ヒメネス、ロディ、前線はモラタとジエゴ・コスタ。中盤は不動のカンテラーノトリオ、コケ、サウール、トマスに加え、残り一席をコレア、ビトロ、カラスコ、レマル、エレーラで争っているのだとか。何せ、ここに来て、最初は来週日曜午後1時からとなっていたにも関わらず、ビルバオ(スペイン北部)の予想気温が26度と、あまり高くなかったせいか、いきなり午後2時キックオフに変更されていましたからね。それでも湿度が結構あるため、体感温度は30度近くになるそうですが、この再開リーガは天気予報によって、開始時間が移動するため、お気に入りのチームの試合生中継を楽しみにしているファンは小まめに情報をチェックしておいた方がいいですよ。
まあ、どちらにしろ、この新型コロナウィルス流行によるparon(パロン/リーガの中断期間)後のプレシーズン練習はかなり特殊で、足慣らしの親善試合もまったくありませんからね。それどころか、いきなり実戦に突入した後は週末、ミッドウィークと怒涛の展開となり、11節を7月19日までに一気に消化。幸い国内の感染状況も収まってきたため、リーガ再開の計画段階で言われていた事前1週間の合宿や、終了までの1カ月半ぶっ続けという長期合宿の案はいつの間にか、立ち消えになっていたんですが、もしや一旦始まると、選手たちもおいおい休めないとあっての温情だった?
だってえ、お隣のレアル・マドリーなどはこの土曜、来週日曜午後7時30分からのエイバル戦を想定して、同じ時刻にエスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノで紅白戦をやっていたんですよ。ええ、試合が中断したのを利用して、3月から絶賛改装工事中のサンティアゴ・ベルナベウについてはどうやら、スタンドにファンを入れての興行が可能となるのは早くても10月だろうとクラブは計算。今季終了までの5試合はバルデベバス(バラハス空港の近く)の敷地内にあるRMカスティージャのホームで開催することにしたため、あまりここのピッチに慣れてない選手たちにそびえ立つスタンドに遮られない夕方の日差しや、TV中継に備えて増強した照明、この時間帯の暑さなどを体験させる必要があったんだと思いますけどね。
一方、アトレティコより勝ち点1多くて、5位にいる弟分のヘタフェも土曜にはコリセウム・アルフォンソ・ペレスの近くにある練習場でミッチリとトレーニング。こちらは火曜からマルベジャ(スペイン南部のビーチリゾート)でキャンプを張っているグラナダと来週金曜に対戦とあって、アルバセテとの中断試合の後半部分を火曜に繰り上げられたラージョ程ではなくとも、他より早く準備しないといけないんですが、今頃になって、30代FWトリオの一角、マタが累積警告で出場停止になることが発覚するとは!いやまあ、ホルヘ・モリーナもアンヘルも健在ですし、3カ月近く間が空いたおかげで、ヘタフェも負傷者が一人もいなくなったんですけどね。
同様に2年間の長きに渡って、苦しんできたヒザのケガの最終リハビリをしているシマノフスキ以外、今週はタリンとルイバルも練習に復帰したお隣さんのレガネスも土日返上でセッションを開催。木曜に続いて、日曜にも試合開始時間に近い午後7時にブタルケで来週土曜のバジャドリー戦に向けたリハーサルをするんですが、意外だったのはここ数日、来週からスペイン全土の70%近くが警戒事態緩和フェーズ3に移行することが決まったのを受け、2部のラス・パルマス、オビエド、サラゴサ、そして1部でも最下位のエスパニョールがスタジアムの収容人員3割の観客を入れることを要請。
いやまあ、バルセロナはマドリッドと一緒でやっとフェーズ2になるんですが、この段階でも闘牛場などは人数を制限しつつ、観客が入れるみたいですし、とにかく1部残留を争っているチームにとっては、ファンの応援があるとないのでは大違いですからね。当然、現在19位で残り11節に懸けているレガネスも4000人弱でもいいから、ブタルケのスタンドにサポーターを呼びたいんじゃないかと思いましたが、入場前の検温やソーシャルディスタンスを守った席配置などの面倒を嫌ったか、クラブは今季中、スタジアムの門戸をファンに開く気はないそう。
うーん、CSD(スポーツ上級委員会)のイレーネ・ロサノ委員長も感染第2波防止の方を重視、とりあえず最初の2節は全て無観客試合にするように言っていましたけどね。実際、金曜にスタジアムツアーを再開したものの、始めの2試合がアウェイ戦でワンダ・メトロポリターノには来週末まで戻って来ないせいか、アトレティコからはスタンド解放のかの字も聞こえてこないんですが、「Tiene que haber igualdad/ティエネ・ケ・アベール・イグアリダッド(公平であるべきだよ)。どこかのスタジアムにファンがいたら、他のとこにもいないとね」というコケの意見ももっともかと。
え、そのコケがラジオに話していたインタビューでは珍しく、独創的な発言もあったんじゃないかって?いやあ、私が驚かされたのは、「Si se suspende todo, este año somos campeones de la Champions/シー・セ・ススペンデ・トードー、エステ・アーニョ・ソモス・カンペオネス・デ・ラ・チャンピオンズ(もし打ち切りになったら、ウチは今季のCL王者さ)。だってボクシングみたいにボクらは現チャンピオンを倒したんだから」という意見で、いえ、確かにアトレティコは中断前、最後の試合となった、CL16強対決2ndレグでリバプールに勝利。
アンフィールドで2ゴールを挙げ、その直後に始まった自宅待機期間には、「通しては2回程、延長戦は3、4回見たかな。Cada vez que lo veo se me pone la piel de gallina/カーダ・ベス・ケ・ロ・ベオ・セ・メ・ポネ・ラ・ピエル・デ・ガジーナ(見る度に鳥肌が立つよ)」とマルコス・ジョレンテも言っていたように、昨年の6月1日にワンダでトロフィーを掲げ、プレミアリーグが今月半ばに再開次第、今季のリーグ優勝も決まりそうな相手を2連勝で退けるという、見事な試合ではありましたが、でもそんなのもう、3ケ月も昔のことですからね。
おまけにCL、ELは複数の国のチームが残っているため、大会の再開は全ての国でコロナによる国境封鎖が解け、自由に行き来できるようになってからが大前提。一応、8月に再開予定とは言われているものの、準々決勝以降を一発勝負にするエクスプレス方式を採用するのか、CL決勝予定地のイスタンブールから無観客試合では採算が取れないという文句が出ているのもあり、他の都市でファイナルフォー開催となるのか、まだ全然、予測がつかないんですよ。
もちろん、この水曜に今季限りでのアトレティコ退団を発表。同じアルゼンチン人でチームメートとしても一緒にプレー、2011年からは二人三脚で働いていたシメオネ監督の下を離れ、独り立ちする”モノ”・ブルゴス第2監督の「Me quiero retirar del Atlético siendo campeón/メ・キエロ・レティラール・デル・アトレティコ・シエンドー・カンペオン(チャンピオンになって、アトレティコから引退したい)。最後までCL優勝という夢を追い求めるよ」という野望が叶えられるなら、それに越したことはないんですけどね。
とはいえ、アトレティコが準々決勝進出を決める1日前にはメスタジャでの16強対決2ndレグが無観客で開催。1stレグ4-1の大敗に続き、3-4で連敗した上、相手アタランタのガスペリーニ監督がその試合中もコロナ感染の症状があったことを先日認め、その後、バレンシアのスタッフ、選手に何人も感染者が発生する結果になったなど、今季のCLはとにかく、イレギュラーなことが多すぎてねえ。
そんなシーズンにアトレティコが優勝しても、とりわけ通算13回のCL制覇歴を誇るお隣さんなどには鼻で笑われてしまうような気がしないではないんですが、まあそれはそれ。今はサウールも「Pensé muchas veces que no se acabaría esta Liga/ペンセ・ムーチャス・ベセス・ケ・ノー・セ・アカバリア・エスタ・リーガ(今季のリーガは最後までやらないんじゃないかと何度も考えた)」と告白していましたが、6位のまま、打ち切られるのは幸い回避。せっかく残り試合でクラブの最低目標である4位以上、来季のCL出場権獲得を果たすチャンスが巡ってきたのですから、ここはまずリーガに集中してもらわないと。
ちなみに今回のプレシーズン中にケガをしたジョアン・フェリックス、そしてコレアも金曜にはグラウンドでの個人練習を始めたアトレティコなんですが、アスレティック戦での先発メンバーはほぼ固まっているよう。GKオブラクにDF陣はトリピアー、サビッチ、ヒメネス、ロディ、前線はモラタとジエゴ・コスタ。中盤は不動のカンテラーノトリオ、コケ、サウール、トマスに加え、残り一席をコレア、ビトロ、カラスコ、レマル、エレーラで争っているのだとか。何せ、ここに来て、最初は来週日曜午後1時からとなっていたにも関わらず、ビルバオ(スペイン北部)の予想気温が26度と、あまり高くなかったせいか、いきなり午後2時キックオフに変更されていましたからね。それでも湿度が結構あるため、体感温度は30度近くになるそうですが、この再開リーガは天気予報によって、開始時間が移動するため、お気に入りのチームの試合生中継を楽しみにしているファンは小まめに情報をチェックしておいた方がいいですよ。
アトレティコ・マドリーの関連記事
|
アトレティコ・マドリーの人気記事ランキング
1
【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat2
ガスペリーニ監督直々のご指名…アタランタがアルゼンチン代表CBバレルディに関心
アタランタがマルセイユのアルゼンチン代表DFレオナルド・バレルディ(25)に関心を寄せ始めたようだ。 バレルディは最新のアルゼンチン代表メンバーに名を連ねるセンターバック。19歳で加入したドルトムントには定着できず、20-21シーズンからマルセイユへ移り、今季はヨーロッパリーグ(EL)準決勝・アタランタ戦に出場した。 左右両足を遜色なく操るビルドアップ能力、対人能力、リーダーシップ等はいま欧州で高く評価されているようで、つい先日にはフランス国内で「バレルディにアトレティコ・マドリーから関心」との報道も。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやらアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、自らの目で確かめた上でバレルディを気に入った様子。具体的な情報はないが、大変大きな感銘を受けた様子と伝えられる。 イタリア系でパスポートも保有するバレルディの市場価値は推定2000万ユーロ(約33.9億円)、マルセイユとの契約は2026年6月までとなっている。 2024.06.13 13:55 Thu3
「絶対こっちの方がカッコいい」ベッカムと瓜二つの奇抜なヘアスタイルだったデ・パウル、新ヘアスタイルもベッカム風に「完璧だ」
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルが再びイメージチェンジしている。 世界王者アルゼンチン代表で主力を担うデ・パウル。所属するアトレティコでもセントラルハーフの主力としてプレーしている。 頻繁にヘアスタイルを変えることでも知られているデ・パウルは、2023年12月から金髪を頭の形に沿って編み込むコーンロウと呼ばれる髪型に挑戦し、そのいかつい印象で大きな注目を集めていたが、その髪型とは早くもお別れをしている。 28日のラ・リーガ第22節バレンシア戦に先発出場したデ・パウルは、つけていたエクステを外して編み込みもなくし、金髪と黒髪が混ざったヘアスタイルに変貌。ヘアバンドを着けて額を出す以前のヘアスタイルへと戻していた。 『ESPN』は、以前の髪型も新しい髪型も元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏の現役時代のヘアスタイルとそっくりなことに注目。「デ・パウルの最新のヘアスタイルは、デイビッド・ベッカムの象徴的な髪型を思い出させる」と伝えており、ファンからも「絶対こっちの方がカッコいいです」、「お、、かっけえ」、「完璧だ」とコメントが寄せられていた。 <span class="paragraph-title">【写真】現役時代のベッカムそっくり?デ・パウルの最新ヘアスタイル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C2sDMmTLI-2/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C2sDMmTLI-2/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C2sDMmTLI-2/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">ESPN FC(@espnfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.01.30 17:30 Tue4
アトレティコSDベルタ氏が退団へ…10年以上勤務もクラブの内部抗争に敗れて存在希薄に
アトレティコ・マドリーでスポーツディレクター(SD)を務めるアンドレア・ベルタ氏が今シーズン限りでクラブを去る見込みだ。 イタリア出身のベルタ氏は、パルマとジェノアでSD職を歴任し、2013年にアトレティコ入り。テクニカルディレクターを経て2017年からSDに就任すると、ディエゴ・シメオネ監督やエンリケ・セレソ会長と連携しながらリクルート部門を取り仕切ってきた。 クラブ内では常に高い評価を得てきたが、スペイン『レレボ』によれば、クラブ内で「内部抗争に敗れた」ことで、契約が満了する今季限りでクラブを離れる見込みだという。 前バルセロナのマテウ・アレマニー氏の招へいはならなかったが、現在クラブの首脳陣は今年1月にフットボール・マネージングディレクターとして招へいしたカルロス・ブセロ氏がクラブ内で存在感を示しており、ベルタ氏の存在感は希薄に。 シメオネ監督や選手たちに加え、これまで後ろ盾となっていたミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOの信頼も薄れており、現状の解決策はクラブを離れて新天地を求めることのみだという。 これまでプレミアリーグやサウジアラビアからのオファーを固辞してきたベルタ氏だが、来夏に向けた補強戦略に絡む可能性は低く、より早い段階でクラブを去る可能性が高まっている。 2024.10.31 09:36 Thu5