ベイルが趣味のゴルフ批判に反論! NBAスターを引き合いに出し正当化「試合日の朝にもゴルフするらしい」

レアル・マドリーに所属するウェールズ代表MFガレス・ベイルが、自身に向けられる批判について言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。2013年夏にトッテナムから加わったベイルだが、獲得に要した多額の移籍金に対し、相次ぐケガで稼働率が悪く、ピッチ外の話題も含めて矢面に立たされている。

ラ・リーガ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を経験した一方で、熱心なゴルフ愛好家としての一面や、代表活動中に「ウェールズ、ゴルフ、マドリー。これが優先順位」と記された巨大なフラッグを掲げるなどのクラブを軽視するかのような言動がさらに反感を集めることとなった。

しかし、ベイルはその声に反論。サポーターであるなら選手を支えるべきだと、映画『Adventures in Golf』を製作した映画プロデューサーのエリック・アンダース・ラング氏とのポッドキャストで語った。
「僕たちはすべての試合で多くのプレッシャーにさらされる。上手くプレーできないと、追及される。上手くプレーできなかったときは、スタジアムの8万人からブーイングされる。何度か経験したことがある。それは良くないし、自信も失う」

「それは最大の質問であり、僕は今も理解できていない。ピッチで楽しい時間を過ごせない場合は、ファンは後ろから支え、より良くなるよう助けるでしょう。だが、彼らは反対のことをしているようだ。彼らがブーイングをすれば、結果として選手は気分を害し、自身をなくし、プレーは悪化し、彼らはさらに怒る」「フットボールでは、5試合得点していなくても、素晴らしいプレーをしていることがある。彼らは酷いプレーだと言ってくるがね。人々はゴールとアシスト、そしてあっと驚くようなものが好きだが、それらが常に起こるとは限らない」

また、度々批判に合う自身のゴルフ好きについては、NBAのスーパースターを引き合いに出し、過剰反応だと述べた。

「多くの人が、僕がゴルフをすることで問題を抱えていると言う。僕は医者とも話しているし、誰もがそれで問題ないから、彼らが何を理由に言ってくるのかは分からない。メディアは、それは僕にとって良くないという認識を持っている。あなたは休養すべき、それはあなたにケガを引き起こす可能性がある、とね」

「(NBA選手の)ステフィン・カリーは試合の日の朝にもゴルフするらしい。もし僕が試合の2日前にゴルフをすれば、「彼は何をしているんだ?」と言われる」

「コースに参加して、すべてから離れることは素晴らしいことだ。僕は数人の友達と遊んだり、時には一人で遊んだり、音楽をかけたり、18ホールをプレーして、リラックスしてすべてから離れるようにしている。特にフットボールがうまくいかないときは、サッカーについて考える必要はない」