ローマ&スモーリングに朗報! ユナイテッドが移籍金引き下げを了承か?

2020.05.25 16:00 Mon
Getty Images
ローマが元イングランド代表DFクリス・スモーリング(30)の買い取りに向け、マンチェスター・ユナイテッドの譲歩を引き出したようだ。イタリア『Il Tempo』が報じている。
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今夏、ユナイテッドから300万ユーロ(約3億5000万円)の有償レンタルで加入したスモーリング。前評判は決して高くなかったものの、圧倒的な球際の強さと、“守備の国”で磨きをかけるプレーリードを武器に、ここまで公式戦28試合に出場するなど、新ディフェンスリーダーとして印象的な活躍を続けている。スモーリング自身がイタリアの地で“ルネサンス”を楽しんでいることもあり、ローマと選手双方の願いは完全移籍への移行だ。
しかし、元々の財政難に加え、新型コロナウイルスによってアメリカ『フリードキン・グループ』へのクラブ所有権の譲渡交渉が完全に停滞しており、クラブの財政状況はひっ迫している。

その状況下において、ユナイテッドが移籍金を2500万ユーロ(約29億3000万円)という強気な金額に設定しているため、プレミアリーグの複数クラブも関心を寄せるベテランDFの買い取りは非常に困難だと言われている。
しかし、今回『Il Tempo』が伝えるところによれば、ユナイテッドはローマ残留を切に願うスモーリングの要望を聞き入れる形で、移籍金の減額を検討しているという。

そして、現時点では1800万~2000万ユーロ(約21億~23億4000万円)での売却を計画しており、ローマがその金額を支払う可能性は高いとのことだ。

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