サラー、2018年にレアルから好条件のオファーを蹴っていた

2020.05.17 15:50 Sun
Getty Images
リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、レアル・マドリーからのオファーを過去に断っていたようだ。スペイン『アス』が伝えた。

2017年夏に加入したリバプールでワールドクラスのアタッカーに成長を遂げたサラー。昨季はクラブをチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導き、今季は30年ぶりのリーグタイトルがほぼ確実なチームの原動力として、抜群の存在感を誇っている。

そんなサラーは以前からマドリー移籍が取り沙汰されている。そうしたなか、エジプト代表でアシスタントコーチを務めたハニー・ラムジー氏が『OnTime Sports』で、マドリーからオファーが届いていたことを明らかにし、リバプールへの残留理由についても述べている。
「(当時のエジプト代表監督の)エクトル・クーペルと仕事をしていた時、我々は2018年の3月にスイスでトレーニングを行ていた。その時、サラーと話をしていてレアル・マドリーからオファーが来たと言っていた」

「好条件のオファーだったが、サラーは私とクーペル監督と話し合い、リバプールで居心地が良かったから残留することに決めた」
サラーへマドリーがオファーを出していたのは、リバプールとマドリーがCL決勝で対戦する数カ月前だった。しかし、決勝ではスペイン代表DFセルヒオ・ラモスと競り合った際に肩を負傷。チームもCL優勝を逃していた。

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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu

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