【2022年カタールへ期待の選手㊹】東京五輪1年延期を前向きに捉える名門の新10番。J再開白紙の中、自分をどう高めるか?/森島司(サンフレッチェ広島/MF)
2020.05.01 18:00 Fri
「東京五輪延期で年齢制限の問題が起きる?まあ心配っていうか、ルールは『1997年(生まれ)』って書いてあるって誰かが言ってたし、問題ないかなと思いますけどね」
3月24日に1年延期が正式決定した東京五輪。その時点では「U-23」というサッカー男子代表の出場資格がどうなるかハッキリしていなかった。97年4月25日生まれの森島は微妙な立場に置かれていたが、本人は冒頭の発言通り、全てを楽観的に捉えていた。
「1年延びたってことで、今シーズン強いチームにいて、試合に出続けることがすごい大事になると考えています。むしろ海外でやるよりは、こっち(Jリーグ)で1位を取って出続ける方がいいかもしれないし。国内にいる限りはその状況を狙っていきたい。五輪のことはあまり深く考えてないですけど、選ばれればいいかなと思っています」とまずはサンフレッチェ広島での結果と自身のパフォーマンスに強くこだわる姿勢を鮮明にしていた。結局、4月に入って国際サッカー連盟(FIFA)がU-24とすることで、97年生まれの選手は救済されることになった。森島も目指すところがより明確になったことだろう。
ただ、同じシャドウのポジションに久保建英(マジョルカ)や堂安律(PSV)、三好康児(アントワープ)らが実力者が並んでいるだけに、18人に生き残るのは簡単なことではない。それは本人もよく分かっているはずだ。それでも、森島には森保一監督の戦術をよく理解しているという大きなメリットがある。新型コロナウイルス感染拡大の影響で長期間代表活動ができない中、森保監督の兼任体制が続くのか、A代表か東京五輪代表のいずれかに専念するのかは未知数ではあるが、チーム体制継続前提なら森島のアドバンテージは大きい。活動期間が限られる分、「自分のサッカーを理解している選手を呼びたい」という指揮官の思いは強まるからだ。
そんな意向が顕著に表れたのが、昨年12月のEAFF E-1選手権(釜山)だった。森島は初めてのA代表招集だったが、初戦・中国戦から非常にスムーズな動きを披露。ボランチと左アウトサイドと1トップを連動させるリンクマン的な仕事を確実に果たし、鈴木武蔵(札幌)の先制ゴールを巧みにアシスト。自らも輝いて見せた。
本人の自己評価は低かったが、ほとんど準備期間のない中、彼らしいひらめきあるプレーを発揮できたという事実は大きな財産になる。そういう選手ゆえに、森保監督も抜擢に踏み切ったのだ。今後も自身のストロングポイントを研ぎ澄ませながら、広島で絶対的な存在になっていくことができれば、東京五輪のみならず、A代表に滑り込む道も見えてくる。そうなるように地道な努力を続けていくしかない。
広島では今季からエースナンバー10を背負い、攻撃陣をリードする役割を託されている。2月23日の鹿島アントラーズ戦では自身のゴールを含めて華々しいスタートを切り、森島自身も手ごたえを感じていた様子だ。それから予期せぬ中断に入り、早くも2カ月が経過している。コロナ収束が見えないため、Jリーグ再開は早くても7月以降ではないかという憶測も流れている。強度を上げたり下げたりを繰り返してきた選手にしてみれば、再びトップフォームに戻すのは至難の業に違いない。だが、そこにトライしていくしか、輝かしい未来は開けてこない。
「再開がいつになるか分からないけど、連戦になるのは間違いないから『勢いに乗った者勝ち』だと思いますし、2チーム分選手が必要になってくる。自分も含めて全員がいいプレーをしていかないとタイトルが取れないので、みんなが結果にこだわることが大事かなと。タイトルを取る力は十分あると思うんで、狙っていくつもりです」
過去にないイレギュラーなシーズンを乗り越え、広島に5年ぶりの栄冠をもたらした先に東京五輪が待っている……。そんな理想的なシナリオを現実にできれば、森島は同じ四日市中央工業出身でエースナンバー10の先輩・浅野拓磨(パルチザン)を超えるキャリアを築けるかもしれない。「浅野があと一歩で涙を飲んだワールドカップの大舞台に立ってほしい」と願うチームスタッフや四中工関係者も少なくないだろう。本人は浅野に関するコメントは出していないが、心のどこかで意識している可能性はある。日頃は野心をあまり表に出さない森島だが、秘めた闘争心を武器に成り上がってほしいものだ。
3月24日に1年延期が正式決定した東京五輪。その時点では「U-23」というサッカー男子代表の出場資格がどうなるかハッキリしていなかった。97年4月25日生まれの森島は微妙な立場に置かれていたが、本人は冒頭の発言通り、全てを楽観的に捉えていた。
「1年延びたってことで、今シーズン強いチームにいて、試合に出続けることがすごい大事になると考えています。むしろ海外でやるよりは、こっち(Jリーグ)で1位を取って出続ける方がいいかもしれないし。国内にいる限りはその状況を狙っていきたい。五輪のことはあまり深く考えてないですけど、選ばれればいいかなと思っています」とまずはサンフレッチェ広島での結果と自身のパフォーマンスに強くこだわる姿勢を鮮明にしていた。結局、4月に入って国際サッカー連盟(FIFA)がU-24とすることで、97年生まれの選手は救済されることになった。森島も目指すところがより明確になったことだろう。
そんな意向が顕著に表れたのが、昨年12月のEAFF E-1選手権(釜山)だった。森島は初めてのA代表招集だったが、初戦・中国戦から非常にスムーズな動きを披露。ボランチと左アウトサイドと1トップを連動させるリンクマン的な仕事を確実に果たし、鈴木武蔵(札幌)の先制ゴールを巧みにアシスト。自らも輝いて見せた。
「あれは相手が弱かっただけなんで。韓国戦になったら全然だった。全体的なスピード感とかが全然違ったので、慣れが必要だなと感じました。フィジカルのパワーもすごかったけど、そこはもうムリ(苦笑)。パワーはつけますけど、勝てるとは思ってないんで、違うところで勝てればいいかなと。判断とか技術を磨いていきたいですね」
本人の自己評価は低かったが、ほとんど準備期間のない中、彼らしいひらめきあるプレーを発揮できたという事実は大きな財産になる。そういう選手ゆえに、森保監督も抜擢に踏み切ったのだ。今後も自身のストロングポイントを研ぎ澄ませながら、広島で絶対的な存在になっていくことができれば、東京五輪のみならず、A代表に滑り込む道も見えてくる。そうなるように地道な努力を続けていくしかない。
広島では今季からエースナンバー10を背負い、攻撃陣をリードする役割を託されている。2月23日の鹿島アントラーズ戦では自身のゴールを含めて華々しいスタートを切り、森島自身も手ごたえを感じていた様子だ。それから予期せぬ中断に入り、早くも2カ月が経過している。コロナ収束が見えないため、Jリーグ再開は早くても7月以降ではないかという憶測も流れている。強度を上げたり下げたりを繰り返してきた選手にしてみれば、再びトップフォームに戻すのは至難の業に違いない。だが、そこにトライしていくしか、輝かしい未来は開けてこない。
「再開がいつになるか分からないけど、連戦になるのは間違いないから『勢いに乗った者勝ち』だと思いますし、2チーム分選手が必要になってくる。自分も含めて全員がいいプレーをしていかないとタイトルが取れないので、みんなが結果にこだわることが大事かなと。タイトルを取る力は十分あると思うんで、狙っていくつもりです」
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ヒジ打ちで一発退場の広島FWジャーメイン良がACL2で3試合の出場停止処分に…アル・ナスル戦で退場の横浜FM・渡辺皓太は1試合の出場停止
アジアサッカー連盟(AFC)は、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)に関する処分を発表した。 ACLEでは横浜F・マリノスのMF渡辺皓太が、準々決勝のアル・ナスル戦で2度の警告を受けて退場。すでにチームは敗退しているが、ACLEで1試合の出場停止処分が残るという。 また、罰金1500ドル(約21万8000円)の処分も科されるとのことだ。 ACL2ではサンフレッチェ広島のFWジャーメイン良に処分が。ジャーメインは3月12日に行われたACL2準々決勝2ndレグのライオン・シティ・セーラーズ戦に先発出場。しかし、51分にベイリー・ライトとのポジション争いで小競り合い。主審はジャーメインのヒジ打ちを取ってジャーメイン良にレッドカードを出して一発退場の処分を下していた。 AFCはレッドカードによる1試合の出場停止に加えて、合計3試合の出場停止となることを発表。また1500ドルの罰金も併せて支払うこととなる。 また、繰り返しの違反があった場合は、さらに厳しい処分が下される可能性もあると忠告されている。 <span class="paragraph-title">【動画】ジャーメイン良の退場シーン…相手と小競り合い</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="HGE7Au_LWIs";var video_start = 241;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.02 14:40 Fri3
誹謗中傷も「自分への意見はもちろん理解」、新潟から広島へ電撃移籍した新井直人が改めて言及「妻や家族を巻き込んで意見をするのはやめて」
アルビレックス新潟から電撃的にサンフレッチェ広島へと完全移籍したDF新井直人が、改めて今回の移籍について言及した。 新井は2019年に新潟経営大学から新潟に加入。2021年にセレッソ大阪へと完全移籍するも、2023年に復帰していた。 今シーズンは副キャプテンにも就任し、明治安田J1で3試合1得点を記録。開幕戦でゴールを記録するなどしていたが、直近の2試合は先発していなかった。 そんな中、21日に電撃的に広島への完全移籍が発表。シーズン開幕後の出来事に大きな批判が生まれSNS上では新井や広島に対して誹謗中傷の投稿が大量に発生。新潟が声明を出すまでに至っていた。 サッカー選手に移籍はつきものであり、ファン・サポーターが裏切られた気持ちになることは十分に理解できるが、互いの合意がない限りは成立しないもの事実。選手や相手チームに誹謗中傷を送るのはお門違いというものだ。 そんな中、新井本人は自身のX(旧ツイッター/@naotoarai_)を更新。改めて今回の移籍について言及し、批判を受ける覚悟はあったものの、自分以外を巻き込まないでもらいたいとお願いした。 「皆さんの応援や愛情、期待があったからこそ、このタイミングでの移籍に色々な意見があるのも分かっていた上で決断しました。特にユニフォームなどを買って自分自身を応援して頂いていた方々には特に辛く悲しい想いをさせてしまい申し訳なく思っています」 「この決断を理解できない人が多くいることも分かっていますし、当然時間もかかることだと思っています」 「ですが、このタイミングでの移籍にも関わらず、自分の決断を尊重し、応援の言葉をかけてくださっている方々に感謝をお伝えしたいです」 「そして、クラブに関わっている方々や、社長、強化部をはじめ、選手、スタッフの皆さんにも本当に感謝をしています」 「チャレンジする事への批判はプロとして必ずあると思いますし、自分への意見はもちろん理解しています。ですが、これ以上、妻や家族を巻き込んで意見をするのはやめていただきたいと思います」 「最後にはなりますが、誰になにを言われようとアルビレックス新潟を心から応援しています」 <span class="paragraph-title">【写真】新井直人が改めて移籍について言及</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="zxx" dir="ltr"><a href="https://t.co/WjTdIfrjGa">pic.twitter.com/WjTdIfrjGa</a></p>— 新井直人 / NAOTO ARAI (@naotoarai_) <a href="https://twitter.com/naotoarai_/status/1772912831857639427?ref_src=twsrc%5Etfw">March 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.27 21:15 Wed4
「良い色」「初めて知った」愛媛の夏季限定ユニは「紫」に! 原点回帰の“サンフレッチェ愛媛”「そんな歴史が」
愛媛FCは25日、2025シーズンの夏季限定ユニフォームデザインを発表。そのカラーリングとコンセプトが話題だ。 今シーズンはJ2で苦戦が続いている愛媛。Jリーグ昇格20周年を迎えるシーズンは“原点回帰”として、チームの最初のユニフォームである「紫色」を夏季限定ユニフォームに採用した。 愛媛は今回の夏季限定ユニフォームについて説明している。 ーーーーー 今年でJリーグ昇格20年目を迎えた愛媛FC。 その萌芽はどのようなものだったのでしょうか。 たくさんの人が種をまいた中で、Jリーグクラブ サンフレッチェ広島の提携スクールとして「サンフレッチェ愛媛」が活動したことは、大いなる未来へ向けたきっかけの一つになったと考えます。 そうした繋がりの中で誕生した愛媛FC、その最初のユニフォームは紫色でした。 時を超え、ここまで多くの力で紡いできた歴史へのリスペクトとして、今夏ジョガボーラにより復刻されます。 そのデザインには、県民クラブとして愛媛県の皆さまの想いが積み重なることで形作られた愛媛FCの歩みを、多くのシェイプが組み合わさるカモフラージュ柄で表現。 愛媛県全20市町形をモチーフとしたシルエットもレイアウトすることで、背中に背負う愛媛県形と合わせ、愛媛FCが次の20年もホームタウンでたくさんの笑顔を咲かせていくという決意を込めました。 記念のシーズンだからこそ着用する特別ユニフォーム。熱い夏を、共に! ーーーーー サンフレッチェ広島の提携スクールだった当時から、現在はJ2を戦い、「オレンジ」がチームカラーとなっている愛媛。原点回帰となり、FPはパープル、GKはグリーンに決定した。価格はどちらも1万7600円(税込)となる。 なお、この夏季限定ユニフォームは、8月10日(日)の明治安田J2リーグ第25節のサガン鳥栖戦、8月17日(日)の第26節のRB大宮アルディージャ戦、8月31日(日)の第28節のベガルタ仙台戦で着用される。 ファンは「コンセプト素晴らしい」、「かっこいい!」、「そんな歴史初めて知った」、「そんな繋がりあったの知らなかった」、「良い色!」、「これは欲しいな」とコメントが寄せられている。 今シーズンは広島からMF細谷航平が期限付き移籍で加入中。過去にも多くの選手が期限付き移籍でプレーしていたが、両クラブのつながりは今なお続いている。 <span class="paragraph-title">【動画】愛媛が「紫」に! J昇格20周年で「サンフレッチェ愛媛」になる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="EgiQ5hoqUH8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.25 18:50 Fri5
