元イングランド代表監督カペッロは給与カットに賛成? 反対?「お金の問題ではない」

2020.04.25 15:00 Sat
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元イングランド代表監督のファビオ・カペッロ氏が、給与カットの是非を問うた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
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新型コロナウイルスが二次災害として引き起こしている財政難。サッカーが中断されたことにより、チケットの売り上げや放映権料から利益を得られなくなり、多くのクラブが火の車となっている。その解決策のひとつとして広まっているのが給与カット。選手やコーチングスタッフの給与を一部減らす、もしくは支払いを後ろ倒しにして、経営資金に充てるクラブが増えている。
これに関して各方面から是非を問う様々な意見が上がっているが、カペッロ監督は善悪の判断は付けかねるとしている。

「今現在、多くの国でフットボーラーの給与カットに関する議論が行われているね」
「だが私は給与カットが良いのか悪いのかはっきりわからない。プロサッカー選手が今日に莫大な賃金を得ていることはもちろん周知の事実だ」

「彼らはそれを幸運であると認識しなければならない。このような困難な状況で、自分の周りだけでもいい、手に届く人々の支えになることが大切なんだと思う。そしてそれはお金だけの話ではない」

「今はお返しする機会なんだ。選手たちがその能力のおかげで得た利益や祝福をね。社会に対して積極的な人間であるべきだ」

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