2013-14シーズンの“オサスナ事件”で有罪判決! 当時ベティス在籍のアマヤとシャビ・トーレスに1年の禁固刑

2020.04.24 20:25 Fri
Getty Images
2013-14シーズンのラ・リーガで起こった八百長事件で主犯格の11人のうち9人に禁固刑が科されることになった。スペイン『エル・ムンド』など複数メディアが報じている。

スペイン国内で“オサスナ事件”として知られる八百長事件は、2013-14シーズンのラ・リーガで残留を争っていたオサスナのクラブ幹部主導の下、当時のベティスに所属していた現役選手ら合計27名が容疑者となった事件だ。

当時、オサスナのクラブ幹部だったアンドレ・ビスカイ主導の下、オサスナは降格回避のため当時ベティスに所属していたDFアントニオ・アマヤ、MFシャビ・トーレスらに金銭と引き換えに八百長を持ち掛けていた。
そして、2013-14シーズンのラ・リーガ第37節のベティスvsバジャドリー(ベティスが4-3で勝利)、最終節のオサスナvsベティス(オサスナが2-1で勝利)の2試合で試合操作が行われたことが確認されていた。

ナバーラ地方裁判所の第二審は今月24日、その“オサスナ事件”に関して主犯格のビスカイ被告には横領や虚偽文書作成罪、詐欺罪など複数の罪状により禁固8年8カ月を言い渡し、その他の4人のクラブ幹部に対しても厳しい処分が科された。
さらに、アマヤとシャビ・トーレスの2選手に関しては1年の禁固刑という有罪判決が下された。

なお、スペインにおいて八百長事件で実刑が下されるのは今回が初めてだという。

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